中北浩爾のなりすましについて&「松竹伸幸に悪口する」(2024年4/15日分)

本日の「赤旗」政治部長・3 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 「赤旗」記者のなかから弊社への就職希望が寄せられていることを書いたが、他の職種の党本部勤務員も含めると単数ではない。今後も増えていくかもしれない。
 ただ、これだけは事前に伝えておきたい。弊社では、現在の本部勤務員の給与水準は保障できない。
 だが、地方(東京を除く)の専従者の給与水準ならなんとかなると思う。自分は本の企画、編集ができると自負している地方専従者は(給与は減っても構わないと思っている本部勤務員も含め)、是非、ご連絡ください。

 「赤旗政治部長」という記事タイトルと全く本文が関係ない事に呆れますがそれはさておき。
 まるきり具体性がない上に、後述しますが「話として不自然」なので嘘でしょうね。仮にそんな人間が一部にいるとしても松竹が言うほど多くはないでしょう。
 まず第一に赤旗記者と「弊社(かもがわ出版)」では業務がかなり違う。かもがわ出版は新聞や雑誌は出してないでしょう。赤旗記者がかもがわに転職するとしたら「松竹と同じ書籍編集者」になるでしょう。これは「他の職種の党本部勤務員」も同じです。しかしそんな「過去のキャリアとまるで違う転職(一部を除き、ほとんどの党本部勤務員は書籍の編集には恐らく従事していない)」を普通しないでしょう。
 赤旗記者が転職するとしたら「新聞」「雑誌」「放送局(テレビやラジオ)」等の取材記者に転職するでしょう。
 まあ、「書籍の編集に関わる党職員」でも「書籍の編集をしている企業」は勿論かもがわ以外に山ほどあるのでかもがわに大挙するとは思いませんが。
 一方でかもがわも、大卒新採用ならともかく未経験者を中途採用は普通はしないでしょう。
 第二に松竹の文にはかもがわについて「金の話しか出てこない」。「金以外の勤務条件」「仕事の魅力」等がまるで出てこない。そもそも松竹に転職希望ウェルカムと放言できる権限がかもがわにおいてあるのかどうか。
 いずれにせよ、こんな放言を容認するかもがわはもはや「会社の方針として松竹の反党行為を支持」と見ていい。
 第三にこんなことを宣伝して、松竹や転職希望者にとって何か意味があるのか。党の反感を買うと共に、仮に転職希望者がいるとしても「党ともめることを恐れて転職を辞退する可能性」が出てくる。つまりはそんな転職希望者などほとんどいないということでしょう。そして松竹は「俺の宣伝に逆ギレした党が妨害工作した→だから転職希望者が少ない」とさらなる党誹謗を始めるのではないか。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」と言いながら賛同コメントしか掲載しない松竹には心底呆れます。

はらまこと(原誠)日本共産党・愛知県瀬戸市
 中北氏*1のなりすましです。
 中北氏はツイッターのアカウントを持っていないので、なりすましで通報できないことに目をつけたのだと思います。
◆野口周治日本共産党・北海道森町議
 #中北氏 、論文を書く人かと思っていたけど、#ヘイトスピーカーだったのですか……

野口周治・日本共産党北海道森町議
 ありがとうございます。ダマされてしまった。申し訳ないこと‼️

はらまこと(原誠)日本共産党・愛知県瀬戸市
 時間はかかるけど、すでに情報開示請求しましたからね。(ボーガス注:なりすましは)共産党の人間はどうせ何もやらないとタカをくくってるのかもしれないが、私は違いますから。せいぜい結果を楽しみに待っていなさい。

 原氏を「在日朝鮮・韓国人呼ばわりするヘイトスピーカー(中北のなりすまし:中北を何故か敵視する反共デマ右翼?)」を巡るやりとりです。
 しかし、これ、原氏が「情報開示請求」する以前に中北が名誉毀損等で提訴するように思いますが、その当たりどうなのか。
 そして

こたつぬこ*2
 みなさんのご協力のおかげで、中北浩爾氏のなりすましアカウントに一時制限がかかりました。凍結させるために引き続き通報をお願いします。

など一部を除き、「中北の共産党批判本」を持ち上げてた連中(kojitakenなど)が「中北に対するこうした迷惑行為」について俺の知る限り全く触れてないらしいのが何ともかんとも。
 「中北に興味があるんじゃなくて、共産叩き(例:中北の著書『日本共産党』(2022年、中公新書))なら何でも乗っかるだけなのか?」と言いたい。

*1:中央大学教授。著書『現代日本の政党デモクラシー』(2012年、岩波新書)、『自民党』(2017年、中公新書)、『自公政権とは何か』(2019年、ちくま新書)等

*2:勿論俺は「立民・泉シンパ」「反共右派」のこたつぬこ(木下ちがや)を政治活動家としては全く評価していませんが、「この件」に限れば「なりすまし(しかもヘイトスピーカー)」を批判する「正当な行為」です。