今日の朝鮮・韓国ニュース(2024年8月1日分)(副題:北朝鮮が卓球混合ダブルスで銀メダルほか)

【第1166回】米大統領選が拉致問題に与える大きな影響 « 今週の直言 « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 西岡的には「そういうことにしたい(なお、西岡はトランプ支持の極右、西岡のトランプ支持理由は、本当は拉致云々では無く恐らくLGBTや中絶など他の問題)」のでしょうが勿論誰が大統領でアレ「拉致への影響はない」でしょう。米国は当事者ではないし「ウクライナ戦争」「ガザ紛争」の方が優先度が高いからです。大体、「トランプが大統領だった時代」に拉致どころか「他の問題でも進展など無かった(トランプは金正恩と首脳会談したがその後、実質的成果は無かった)」のによくも「拉致」を理由にトランプ支持などと言えたもんです。
 勿論「トランプ以外が共和党の候補者」ならともかく、「バイデンの不正選挙デマを飛ばした上院襲撃扇動のトランプ」と言う無法者が再選など「不可」ですね。撤退したバイデンでアレ、代わりに出馬するハリスでアレ、誰でアレ「トランプよりはマシ」でしょう。


「はりひな」組破った北朝鮮ペア 会見で沈黙破る「練習は…」 | 毎日新聞2024.7.31

 世界ランキングがない「謎の北朝鮮ペア」が躍進した。
 パリ・オリンピック第5日は30日、当地のパリ南アリーナで卓球混合ダブルス決勝が行われ、北朝鮮のリ・ジョンシク選手、キム・グムヨン選手のペアが銀メダルに輝いた。1回戦で張本智和選手、早田ひな選手の「はりひな」ペアを破った勢いのままに勝ち進んだ。

 価値観は人それぞれでしょうが「銀メダルを取る強豪ペアなら張本、早田ペアが負けても仕方が無い」と「諦めが付く」と言う意味で俺は嬉しい(?)ですね。
 むしろ「張本・早田ペア」を破った直後の試合で敗退されたら「勝てたんじゃ無いか」という諦め(?)が生まれる。
 なお「予想の範囲内」ですが金メダルはやはり「中国ペア(絶対王者の中国ペア、王楚欽・孫頴莎組)」だそうです。
参考

オリンピック:卓球張本智和・早田ひな組破った北朝鮮ペア、実は「粒高」も駆使する実力者だった…[伊藤条太の目] : 読売新聞(卓球コラムニスト・伊藤条太*1)2024.7.28
 現地時間27日から始まった卓球競技。その初日、日本チームに衝撃が走った。金メダルが期待された張本智和早田ひな組が1回戦で北朝鮮の伏兵、リ・ジョンシク・キム・クンヨン組に1-4で敗れたのだ。張本・早田組はこれまで国際大会で優勝を重ねて世界ランキングを上げ、今大会は絶対王者の中国ペア、王楚欽・孫頴莎組に次ぐ第2シードでの参加。第3、第4シードの香港ペア、韓国ペアに対しても分がよいことから、メダル獲得は確実、金メダルも決して不可能ではないと見られていた中での敗戦だった。本人たちを含めた関係者のショックは計り知れない。
 こうしたシードの状況だけ見れば、格下に足をすくわれたように映るが、実際にはそうではない。
 北朝鮮ペアは恐ろしく強く、決して格下などという相手ではなかった。
 それほど強いにもかかわらずなぜシードになっていないかといえば、このぺアはコロナ禍以来国際大会に出場しておらず、二人とも世界ランキング「なし」の状態*2だったからだ。
 卓球のダブルスはテニスやバドミントンと違い、ペアの2人が必ず交互に打たなければらならない。なおかつ、どの選手のボールをどの選手が受けるのかがゲーム内で固定されており、それがゲーム毎に入れ替わるようになっている
 混合ダブルスの場合、球威のある男子のボールを女子が受ける組み合わせが不利とされており、この試合では第1、第3、第5の奇数ゲームが日本ペアにとって不利な組み合わせだった。実際に張本・早田組はこれらのゲームを落としている。一方で、有利なはずの偶数ゲームは、第2ゲームを取ったものの、第4ゲームを13-15という大接戦で落とした。ゲームポイントを何度か握りながらも決めきれず、逆転を許したのが痛かった。
 敗戦のショックを引きずらず、むしろこれを集中力と体力を温存できる好機と捉え、シングルスと団体戦での奮起を期待したい。

Yahoo!ニュース エキスパート オーサー伊藤条太さんのコメント - Yahoo!ニュース
 とにかく北朝鮮ペアのプレーが素晴らしかった。五輪本番だから日本ペアが緊張したとか、勝ちを意識したとか、ましてノーシードだったから油断したとかではまったくない。コロナ禍以来、国際大会に出ておらず世界ランクがない状態から予選を勝ち抜いて出場してきた北朝鮮ペア。そもそも北朝鮮は歴史的にも卓球強国であり、これまでも試合から遠ざかっていての突如の大活躍をしたことが度々あった。そんな北朝鮮に油断する選手など卓球界にはいない。男子のリ・ジョンシクの実力は掛け値なしの本物で、日本ペアは初球から途方もない相手だとわかったはずだ。本当に強かった。

*1:著書『ようこそ卓球地獄へ:卓球マニア養成ギプス』(2014年、卓球王国)、『卓球天国の扉:卓球マニア濃縮エキス』(2015年、卓球王国)、『卓球語辞典』(2021年、 誠文堂新光社

*2:つまりは情報がまるで無かったわけですが、あっても勝てたかどうか。むしろ「北朝鮮がシード選手」で最初に日本が当たらなければ「何とか銅メダルだったかも」感があります。