今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年10月14日分)(副題:蓮池薫に突っ込む、ほか)

ミシガン州知事拉致計画の容疑者、バージニア州知事も標的=FBI | ロイター

 米ミシガン州のウィットマー知事(民主党)の拉致を企てた疑いで13人が逮捕された事件を巡り、米連邦捜査局FBI)の捜査官は13日、一部の容疑者がウィットマー知事の頭部銃撃やバージニア州知事(民主党)の拉致についても謀議していたと証言した。

 今や「拉致」でググるとヒットするのは「日本国民の関心が薄れた」北朝鮮拉致では無く、最近発覚したホットニュース「ミシガン州知事拉致未遂」です。大統領選期間中にこんなことを計画するというのだからおよそ正気の沙汰では無い。
 それにしても「ミシガン州知事だけで無く、バージニア州知事も拉致したかった(いずれも民主党系で反トランプ)」「拉致だけで無くミシガン州知事の頭部を銃撃する気だった(頭部を銃で撃って殺意が無かったなんて通らない話であり、明らかに殺人計画の自白でしょう)」て、どんだけトランプ支持層も危ない連中なのか。さすがにトランプも「切断処理に必死(あいつらと俺は関係ない)」ですが、この事件を契機にトランプには本当に今度こそ落選し、失脚して頂きたい。


北朝鮮拉致被害者の蓮池さん講演「踏み込んだ議論を」 神埼市で拉致問題を考える県民の集い|行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE

 蓮池さんは、北朝鮮が国際的な経済制裁新型コロナウイルス、水害で厳しい状況にあると説明した。米中関係が悪化していることに触れ「中国が日本に秋波を送っている今、中国に拉致問題への協力を仰ぐなど、踏み込んだ議論もできるのでは」と解決の糸口について語った。

 「中国が日本に秋波を送っている」という「中国が日本に一方的にすり寄ってるか」のような認識は明らかにおかしい。
 日本と中国の関係はそのような「日本が一方的に上から目線を出来る関係」ではもはやないでしょう。
 むしろ「李克強首相訪日時に彼の北海道訪問に安倍が同行した日本」の方「秋波を送ってるのでは?」と思いますが『北朝鮮に対して一定の影響力のある中国』を拉致解決に使おうという主張自体は正論でしょう。正直当たり前すぎて、俺に言わせれば「踏み込んだ議論」でも何でもない(まあ、反中国ウヨの巣窟である家族会や救う会拉致議連からの予想される反発を考えれば「踏み込んだ議論」でしょうが)。
 拉致問題に対応するのに、中国と仲良くしていて損はない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と言う指摘の通りです。ただし「荒木、島田、西岡」と「反中国極右」が仕切る救う会がそう言う方向性を選択することは残念ながら無いですが。やはり拉致解決には「救う会と家族会の縁切りがまず必要だ」ですね。


新潟日報『曽我さん「こんなにも長い時間」、拉致被害者帰国18年で手記』

 新潟県佐渡市曽我ひとみさん(61)や柏崎市蓮池薫さん(63)、祐木子さん(64)夫妻ら北朝鮮による拉致被害者5人が帰国してから15日で18年を迎える。曽我さんが、帰国18年に合わせて新潟日報社に手記を寄せてくれた。

 「2020年10月15日で帰国から18年」だそうです。「俺もそうですが」、正直、ほとんどの人間は「ああ、そうなんですか、2002年10月15日に帰国したんですか?、すっかり忘れてました、ハハハ(苦笑)」でしょうね。
 たぶん「10月15日」に「帰国から18年」なんて記事も番組も、ほとんどのメディアがやらない。「拉致も本当に風化した」感がしますね。

 時間がありません。新政権になり、今まで以上にスピードを持って取り組み、拉致被害者全員が一日も早く家族の元に帰って来られるよう、心からお願いしたいと強く思います。

 「小泉訪朝から18年も経ってから今更?(呆)」ですね。


蓮池薫さん「北は日本の意志を見ている」 15日で帰国18年(1/2ページ) - 産経ニュース

 (ボーガス注:横田滋氏ら高齢化する拉致被害者家族が死去するなど)厳しい状況だが、拉致解決に向けて「好機が来ている」とみている。

 まさか蓮池薫氏が「台風直撃ガー」「コロナで外国人観光客が来なくて外貨不足ガー」「つまり北朝鮮は追い詰められている」「だから今が解決のチャンス」という荒木や西岡、島田並の与太を飛ばすようになるとは。「産経の捏造」を疑いたくなります。
 そんなに「講演しても出版しても拉致は解決せず、国民の関心も低下するばかり」に精神的に耐えられなくなってきたのか。
 むしろ「今、南北関係も米朝関係も一時期に比べたら大分良くなってる。中露はもちろん北朝鮮を支援している。今ほど拉致解決が難しい時期は無い。別に日本と交渉なんかしなくてもいくらでもやってける」が事実でしょうにねえ。

 拉致被害者家族会は、被害者全員の即時一括帰国を「譲れない一線」としており、蓮池さんも「日本政府も、その基本方針を維持するのは当然」と強調する。

 おいおいですね。そんなもん譲れない一線にしたら拉致は絶対に解決しませんよ。
 なぜなら第一に「政府認定拉致被害者の中におそらく死亡者がいる」から「全員帰国」など不可能だからです。
 たぶん横田めぐみさんは死んでるでしょう。ウンギョンさんの存在を認めながら、めぐみさんの存在を隠蔽するなんてのは不自然だからです。
 第二に「家族会、救う会」の「全員」は「政府認定拉致被害者限定」ではなく「特定失踪者」が明らかに入っていますが、国内で既に40人も発見されている特定失踪者は明らかに北朝鮮拉致では無い。
 北朝鮮拉致ではないものを「返せ」と言っても返せない。しかしこの産経記事が事実なら蓮池薫氏は気でも狂ったのか、それとも家族会や救う会に何か弱みでも握られて脅されてるのか、と聞きたくなりますね。

 蓮池さんは「北朝鮮は『まだ救出運動を続けるのか』と重圧を感じる。世論も盛り上がれば『もうごまかしきれない』と思い知るだろう。その動きはきっと北朝鮮にいる被害者にも伝わるはず」と話す。

 「はあ?」ですね。「拉致が解決しないのは拉致への関心を失い、風化させた日本国民が悪い」と他人に責任転嫁する気なのか。
 はたまた「今からまた世論を盛り上げる」とでも言う気なのか。どちらにせよ非常識の極みでしょう。