日本共産党の得票と議席の後退の最大の原因は、自力の不足ではなく政党イメージの悪化と政党支持率の低下にある、田村委員長就任1年を顧みて、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その51) - 広原盛明のつれづれ日記(広原盛明)
党員の除名騒動によって共産党のイメージは「閉鎖的で抑圧的」との印象が一挙に強まり、それが政党支持率の低下にも大きな影響を与えているのである。
以上の主張には何の根拠もない。もしそれが事実ならマスコミ報道でもっと「除名された」松竹や紙屋が取り上げられてるでしょう。
そして「パワハラ斎藤(不当除名レベルではない邪悪さ)」が兵庫県知事選で再選されることもなかったでしょう。
「減税アピールするウヨ政党・国民民主党の支持増加」を考えれば、今の日本において
1)護憲、福祉などの左派的主張への支持が弱まってる
2)「とにかく減税する政党が素晴らしい。再分配とか財政再建とかどうでもいい(共産は再分配等にも目配りしており無責任な減税論には与していない)」というポピュリズムが強まっている
と考えるべきでしょう(そうした状況に対してどう対抗していくべきか小生にも妙案はありませんが)。そもそもこのように共産に悪口する広原ですが、それでも「日本最大の左翼政党」は共産です。
維新や国民民主が左派でないのは勿論、立民やれいわも左派とは言えないでしょう。まあ、最近、れいわは衆院選議席でわずかながら共産を追い越し、支持率も僅かながら共産を超えてる(小生的には勿論無念ですが)とは言え、「いつ支持率が落ちてもおかしくないポピュリズム的な代物」にすぎず「地力は共産の方が未だ上」でしょうが。
いずれにせよ広原はそんなに共産に悪口するなら「自分たちで新しい左翼政党でも作ればいい」でしょう。
志位氏が、委員長交代後もなお議長ポストに居座り続け、党を代表して数々の見解を表明するとか、外国訪問を繰り返すとか、党首交代の刷新感がいっこうに感じられないことも大きな原因になっている。
政党イメージが党首のイメージで決まることを思えば、志位議長の存在そのものが選挙で負ける大きな原因になっている
アンチ志位の広原的には「そういうことにしたい」のでしょうが、これまたそのような主張には何の根拠もない。
不破前議長が90歳を越えるまで党指導部の地位にあったこと、浜野副委員長が90歳を越えてもまだ現役であること
とはいえ、不破氏は「2006年に議長を辞めてから」は「ヒラの常任幹部会委員」にすぎませんし、浜野副委員長にしても、「山下副委員長(1960年生まれ、元書記局長、参院議員)、倉林副委員長(1960年生まれ、参院議員)」といった「より若い副委員長」に比べればメディア露出などは少ないでしょう(そもそも副委員長は複数いるし、その中で浜野氏が筆頭副委員長の訳でもない)。勿論、一方で「山添政策委員長(1984年生まれ)」のような若手登用もある。
広原がこじつけ批判をしているにすぎません。というか広原自身が「今年で87歳の老人の癖」によくもこんなことが言えたもんです。
リベラル21やちきゅう座には広原の記事が転載されていますが、この二つのサイト、どちらも「70歳以上の高齢者ばかり」「無名人ばかり(リベラル21の場合は肩書きが書いてあるからまだいいが、ちきゅう座の場合、肩書きがないので正体不明)」と言う酷さです。おまけにちきゅう座に至ってはコメント欄がない(まあリベラル21はコメント欄があっても賛成コメントしか掲載しないのですが)
共産に偉そうなことが言えるサイトではないリベラル21やちきゅう座(自民や立民どころか、共産と比べても知名度や社会的影響力は皆無)の方こそ「若手登用」に務めるべきでしょう。そして広原もこれらのサイトにそのように働きかけたらどうか。
党首公選制を実施することが、共産党の「未來」を切り開く第一歩になると思うがどうだろうか。
党首公選の社民党(とはいえ、立候補者、というか火中の栗を拾う人間が福島氏しかおらず無投票再選ですが)が共産より支持率が低いことや、党首公選でない公明が共産より支持率が高いこと(小生的には無念ですが)を広原はどう理解してるのか。広原の主張には何の根拠もないし、部外者の広原が共産に余計なことを言うくらいなら、広原らが「党首公選の左翼政党を作ればいい」でしょう。
なお、上記は広原記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自称リベラル」が全く呆れます。
前知事選比「6割」の大量得票を失った共産党兵庫県委員会幹部は責任(辞任)を取らないのか、SNSが支配した兵庫県知事選挙(2)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その46) - 広原盛明のつれづれ日記
リベラル21 共産党はいま存亡の岐路に立っている(その43)(広原盛明)
「リベラル21がタイトルをつけ間違ったからか」、何故か微妙にタイトルが違いますが記事自体は全く同じ記事です。
不愉快なので広原記事の紹介はしませんが、前回知事選とは大分性格が違い「パワハラ斎藤の再選だけは阻止したい」「申し訳ないが今回だけは最有力候補・稲村(元尼崎市長)に投票する(いつもなら共産に投票するが:ソフト支持者の俺も兵庫県民ならそうしたかもしれない)」という人間が多数いた*1でしょうから「得票減」を広原のように悪口する(記事本文だけでなくタイトルでも悪口)のは明らかに不適切です。
「パワハラ問題」がなければ、前回と比べた得票は、多少の増減があったとしても、恐らく「同程度」だったでしょう。
正直「残念ながら前回得票より減るのでは?」は十分予想できました。
勿論「それでも立てるのか」は価値観の問題であり、「稲村に問題があるからそれでも立てる」という「共産の考え」を俺個人は否定しません。
それにしても「斎藤の公選法違反疑惑」をアピールすることで「広原の共産非難」を無効化しようとは別に思いませんが、「斎藤の公選法違反疑惑」が浮上しても「百条委員会、マスコミ、捜査当局(警察、検察等)等に徹底追及して欲しい」「斎藤非難の声を強めよう、斎藤を知事辞任に追い込もう、再選挙を目指そう」等と言う言葉は全くなし。「共産への悪口」ばかりに励む「反共分子」広原には「お前はアホか」「疑惑追及や、兵庫県政正常化等より共産への悪口がそんなに大事か」と心底呆れます。
なお、上記は広原記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自称リベラル」が全く呆れます。
機関紙拡大と票読み活動はもはや時代遅れの選挙運動になったのか、SNSが支配した兵庫県知事選挙、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その45) - 広原盛明のつれづれ日記
不愉快なので広原記事の紹介はしませんが、兵庫県知事選について論じるなら「パワハラ知事斎藤が再選された」「選挙戦において立花孝志など斎藤支持派による無茶苦茶な行為が横行した」という「酷い選挙選や選挙結果」を真摯に悩むべきでしょうが、それは軽い扱いで、「共産は斎藤、稲村、維新に次ぐ4位に終わった」と共産への悪口ばかりするのだから、広原のあほさには心底呆れます。どこまで「反共分子」なのか(呆)。
勿論「共産にも色々と反省材料はある」でしょうが、「斎藤、稲村、維新」全て右派であり、共産がどうこうというより「兵庫県民が右傾化してる」と見なすべきでしょうに何で「共産に悪口雑言して話が終わる」のか。「自称左派」広原の立場なら「兵庫の右傾化」や「日本左派の力不足(共産を含むが勿論共産オンリーではない)」を真摯に悩むべきでしょうに「俺は悪くない、全て共産党が悪い」で済ませる気なのか。どこまで当事者意識がないのか。
*1:つまりは今回の共産の得票は「共産以外に投票することもありうるソフト支持層を除いたコア支持層」とみていいでしょう。