◆いまこそ消費税減税の実現を:物価高騰から暮らしをまもり、税財政の転換へ(垣内亮*1)
(内容紹介)
消費税について「減税否定(自民)」は勿論「食料品ゼロ%(立民)」では、景気刺激策や生活困窮者対策等として効果が乏しいと批判し、共産の5%減税の正当性を主張。
消費税に代わる財源としては、「インフレ助長」「財政悪化」などの弊害が大きい国債発行(国民民主、れいわ)ではなく「応能原則」に基づき大企業、富裕層増税(いわゆる「1億円の壁」是正など)をすべきとしている。
参考
消費税減税 Q&A2025.6.3
主張/消費税の使いみち/大企業・富裕層減税の穴埋め2025.6.7
消費税減税 Q&A/社会保障を切り捨て?2025.6.8
特集「大軍拡政治にSTOPを!」
◆米国追従の大軍拡と広がる矛盾(上)(竹内真)
(内容紹介)
大軍拡は「教育、福祉予算の圧迫」「増税」と言った形で「国民との矛盾を深めていくだろう」と言う指摘です。
◆大軍拡に抗する国民のための憲法・財政法論(小沢隆一*2)
(内容紹介)
大軍拡(防衛財源確保法、防衛調達特措法、建設国債の軍事費への充当など)について「憲法や財政法の定める財政民主主義(財政議会主義)」の観点から批判がされていますが、小生の無能のため詳細な紹介は省略します。
参考
軍事費に国債あてるな/宮本氏 戦争への道 歴史の教訓/衆院予算委2023.2.2
宮本氏は、財政法4条は公共事業費、出資金、貸付金を除き国債発行を禁じていると強調。同法制定時の逐条解説では4条について、「財政を通じて戦争危険の防止を狙いとしている」「我が国の歴史を観ても公債なくして戦争の計画遂行の不可能であったこと」としていることを挙げ、「同法の立法趣旨からいって、軍事費に建設国債を充てることは許されない」と追及しました。
軍拡財源法案 小池議員の質問(要旨)/参院本会議2023.5.25
会計年度ごとに予算を作成して国会で審議する「単年度主義」=財政民主主義の破壊も大問題です。さまざまなお金をかき集め「防衛力強化資金」に注ぎ込み、防衛省が複数の年度にわたり自由に使えるようにしています。憲法86条と財政法11条に規定する予算の単年度主義を破壊するものです。戦前の教訓からも、とりわけ軍事費は厳格な民主的コントロールの下に置かれなければなりません。
軍拡財源法 井上議員の反対討論(要旨)/参院本会議2023.6.18
軍拡財源確保のため、将来にわたり国民に負担が押し付けられます。「防衛力強化資金」は複数年度にわたり自由に使え、予算の単年度主義、財政民主主義を壊します。
軍事優先財政が深刻化/山添氏批判 防衛調達法改定案可決/参院外防委2024.3.23
自衛隊の武器調達の契約期間を5年から最大10年に延長する「防衛調達特措法」を恒久化する改定法が22日の参院外交防衛委員会で、自民・公明などの賛成多数で可決しました。日本共産党、立憲民主党、沖縄の風は反対しました。
日本共産党の山添拓議員は質疑で、軍事費を特例扱いした侵略戦争の教訓に基づき採用してきた予算単年度主義を形骸化し、軍事最優先のいびつな国家財政がさらに深刻化すると批判しました。
◆大軍拡・戦争準備と「難死の思想」(小田実*3)ふたたび(吉田敏浩*4)
(内容紹介)
最新刊『ルポ軍事優先社会:暮らしの中の「戦争準備」』(2025年、岩波新書)で日本の「軍国化」を批判する筆者が『「難死」の思想』(2008年、岩波現代文庫)等で小田実が主張した「難死」概念について論じています。
「難死」とは「避けられた災難、遭難(人災)による死」と言う意味の「小田の造語」であり、「欠陥建築による道路崩壊による死亡」「冤罪による死刑」「公害や薬害による死亡」なども勿論含みますが、「原爆投下」「東京大空襲」のような「戦災死」も勿論含まれています。自民党政権の軍拡を「戦争による難死」をもたらす暴挙として厳しく批判しています。
◆軍備大増強をジェンダー平等の視点で問い直す(秋林こずえ*5)
(内容紹介)
軍隊が「性暴力(例:戦前日本の慰安婦、沖縄米兵の性犯罪など)=ジェンダー不平等」を前提にしているとの批判がされていますが、小生の無能のため詳細な紹介は省略します。
参考
“男らしさ”が軍拡競争生む/ジェンダーと安全保障テーマに講演/原水爆禁止世界大会 科学者集会2022.8.2
◆世界との共同で「トランプ関税」は全面撤回を:対等・平等の日米関係に転換し、経済主権を保障する新たな貿易ルールへ(湯浅和己)
(内容紹介)
トランプ関税を道理がないものと批判し、他国との共闘で全面撤回に追い込むことを主張。
主張/トランプ関税/一方的措置 撤回求め雇用守れ2025.4.6
◆ 第二次トランプ政権の基本政策をどう見るか:トランプ大統領の排外主義・孤立主義は、世界をどこに導くか(萩原伸次郎*6)
(内容紹介)
排外主義として移民政策に、孤立主義(他国との協調、外国への政治的関与の否定)として(他にも「温暖化協定からの脱退」「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)やラジオ・フリー・アジア(RFA)の廃止方針」などもあるが)主として「一方的な相互関税」に触れ、無法な行為として批判している。
但し「移民労働力なしでは米国経済が成立しないこと」「相互関税で輸入品物価が高騰すること(あるいは相手国が報復関税を仕掛けたり、米国製品の輸入を制限するなど報復措置を執ること)はかえって米国経済に打撃を与えかねないこと」を指摘。
トランプの政策は「トランプ自らが撤回するか」「撤回しないまま、経済が混乱するか」はともかく挫折を免れないだろうとみている。
◆戦後八〇年:沖縄戦の体験から今私たちが考えるべきこと(吉川由紀*7)
(内容紹介)
『沖縄戦を知る事典』(林博史氏らとの共著、2019年、吉川弘文館)、『続・沖縄戦を知る事典』(林博史氏らとの共著、2024年、吉川弘文館)の著書がある吉川氏が「軍は必ずしも国民を守らない(例:沖縄戦では軍が集団自決を強要)」という「沖縄戦の教訓」を論じています(これは沖縄戦に限らず、サイパンでの集団自決などもそうでしょうが)。
そして「何があろうと専守防衛にとどめる。無謀な戦争はしない」「国民を無駄に犠牲にしない」「戦前日本は間違っていた」と言えない人間」、具体的には
◆京都自民の西田昌司
→例えば自民・西田氏暴言に抗議/歴史ゆがめるな 京都府連前で連日(2025.5.9)、主張/自民・西田氏暴言再び/沖縄戦の真実否定許されない(2025.6.10)参照
◆牛島満第32軍司令官の辞世の句を、ホームページに掲載して恥じない陸上自衛隊第15旅団(沖縄駐在)
→例えば陸自HPに沖縄戦司令官 辞世の句/住民巻き添えの戦闘を美化(2024.6.6)参照
◆そんな陸自を擁護して恥じない中谷*8防衛相
→例えば主張/中谷防衛相の暴言/牛島司令官の句 美化を許すな(2025.4.24)参照
が「沖縄戦の悲劇(集団自決強要など)」をなかったことにしようとするのであり、「自民党が九条改憲を画策し、軍拡予算も組む現在」、二度とああした悲劇を繰り返さないためにも「西田、中谷、陸上自衛隊第15旅団らのような沖縄戦矮小化の言動は許されない(強く批判し、沖縄戦の悲劇を伝えていく必要がある)」との強い思いが述べられます。
なお、沖縄戦と言えば
◆『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)
◆『沖縄戦:強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)
◆『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)
◆『沖縄県知事・島田叡と沖縄戦』(共著、2024年、沖縄タイムス社)
等の著書で知られる「沖縄戦研究の第一人者」林博史・関東学院大学名誉教授が、最近、『沖縄戦:なぜ20万人が犠牲になったのか』(2025年、集英社新書)を出版されましたので紹介しておきます。
◆下水道政策の転換こそ:八潮市の県道陥没事故が示したもの(高瀬康正)
(内容紹介)
あの種の陥没事故が二度と起きないように「老朽化した下水道の補修」をきちんとやるべきだという話です。
参考
主張/道路の陥没事故/大型開発優先の抜本的転換を2025.2.13
インフラ維持へ根本転換を/道路陥没からみ伊藤議員追及2025.3.12
◆大学人と日本共産党のつどい・シンポジウム『大学・学術の危機打開の展望を語る:自民党政治の転換点のもとで』(丹羽徹*9、本田由紀*10、光本滋*11、山添拓*12ほか)
(内容紹介)
2025年4月26日に行われた大学人と日本共産党のつどい・シンポジウム『大学・学術の危機打開の展望を語る:自民党政治の転換点のもとで』の紹介。
小生の無能のため詳細な紹介は省略します(大学の交付金削減、日本学術会議問題などが論じられた)。
◆暮らしの焦点「公正取引委員会による日本郵便に対する行政指導について」(日巻直映*13)
(内容紹介)
問題発生の原因究明と再発防止策の策定を主張。なお、日巻論文では専ら「公取委の行政指導(下請法違反)」に触れられていますが、他にも「国交省の行政指導(飲酒運転問題)」「金融庁の行政指導(ゆうちょ銀行の顧客情報流用)」もあります。
参考
日本郵便 業者の価格転嫁要請に対応不十分 公取委が是正指導 | NHK | 働き方改革2025.1.8
日本郵便が、宅配便の「ゆうパック」の委託を行っている業者からコスト上昇分の価格転嫁を求められたのに十分な対応をしなかったとして、公正取引委員会が去年、下請け法違反のおそれがあるとして行政指導をしていたことが関係者への取材で分かりました。
<社説>日本郵便に指導 下請けいじめ許されぬ:東京新聞デジタル2025.1.9
日本郵便は2003年以降、集配業務の質的向上を目指して、苦情があった際、配送を委託した業者に違約金を科す制度を導入。「ゆうパック」の誤配は1件5千円、たばこ臭のクレームは1件1万円などを目安としていた。
しかし、公取委の調査では、1件数万円の違約金を設定していた郵便局があり、一部の郵便局は業者側に十分に説明をしていなかった、という。
公取委は、根拠を十分に示さない違約金の徴収が下請法に違反すると判断し、日本郵便に対して是正を求めた。
日本郵便では昨年9月、ゆうちょ銀行の顧客情報を顧客の同意を得ないまま、かんぽ生命保険の営業に流用する問題も発覚した。
郵政3事業の民営化以降も、日本郵政の株式は依然、政府が3割以上を保有する。全国一律での提供が義務付けられた「ユニバーサルサービス」を担う日本郵政グループの企業統治を厳しく問い、改善を促すことは政府の責任でもある。
違約金制度について日巻論文は
1)同業他社に同様の制度が必ずしもないこと
2)配送業者の質の向上に寄与してるか疑わしいこと
から運用改善(日本郵便の態度)ではなく「廃止すべきではないか」としている。
日本郵便 業務中や通勤時の社員の飲酒運転 4月に20件発生 | NHK | 総務省2025.5.30
郵便局の配達員に対し法令で定める飲酒の有無を確認する点呼が行われていなかった問題で、会社は4月に、業務中や通勤時の社員の飲酒運転が全国で合わせて20件発生したと明らかにしました。
日本郵便の運送事業許可 取り消す方針 不適切点呼問題で国交省 | NHK | 国土交通省2025.6.5
日本郵便が配達員に対して法令で定める飲酒の有無などを確認する点呼を適切に行っていなかった問題で、国土交通省は5日、運送事業の許可を取り消す処分を行う方針を会社側に通知しました。この処分によって日本郵便はトラックやバンタイプの車両、およそ2500台が配送に使用できなくなります。
◆論点「消費税、最悪の逆進性 応能負担の原則掘り崩す」(村髙芳樹)
(内容紹介)
内容的には◆いまこそ消費税減税の実現を:物価高騰から暮らしをまもり、税財政の転換へ(垣内亮)とかなりかぶるが、専ら逆進性(富裕層の税負担が軽いこと)の点から消費税を批判している。
メディア時評
◆テレビ「まだ続くフジテレビをめぐる騒動」(沢木啓三)
(内容紹介)
・フジテレビ第三者委員会が「中居の性加害」や「反町キャスターのハラスメント」を認定(3月末)したこと等を評価する一方で、その後の会社側の動きが鈍い(例えば反町氏がキャスターを降板した物の、懲戒処分されてないなど)と批判。
→なお、その後、「反町キャスターの契約打ち切り」「事件当時の編成部長を4段階降格する等の、関係社員への懲戒処分」「港浩一*14前社長と大多亮*15元専務を民事提訴する方針」が発表された(フジテレビが港浩一前社長、大多亮元専務を提訴へ 元編成部長ら5人を処分 - 産経ニュース(2025.6.5))が、沢木論文時点(6/8が前衛発売日なので、沢木論文の締め切りは、勿論フジ発表の6/5より前:そうでないと6/8刊行に間に合わない)では「懲戒処分等」はされておらず、いつ懲戒処分等がされる見通しかもフジから発表が無かった点に注意
・第三者委員会が「性加害」を認定したことについて中居が抗議したことを「被害者への二次加害ではないか」と批判。
・また、その後、フジ以外でも様々なハラスメント等の問題(例:生島のハラスメントを理由とした、TBSラジオ『生島ヒロシのおはよう一直線』の中止、担当ディレクターのパワハラ等を理由としたテレビ朝日『ナスD大冒険TV』の中止など)が表面化したことから、「フジ事件は氷山の一角ではないか?」「にもかかわらず同業他社(例:日本テレビ、TBS、テレビ朝日)や民放連はフジに比べ動きが鈍いのではないか?」と批判。
また、中居問題を理由に辞任した遠藤民放連会長(フジテレビ副会長)の後任会長が早川テレ朝会長であることについて
民放連新会長にテレ朝・早河洋氏 前会長はフジ・中居氏問題で辞任 | 毎日新聞2023.5.22
第三者委の調査報告書では、問題の背景として、フジで40年以上取締役を務めた日枝久氏の影響力が指摘された。会見では、テレ朝の取締役に25年以上就く早河氏にも同様の批判があるとの質問も出て
と言う記事の指摘同様、「日枝長期政権を批判する一方で、民放連会長が『テレ朝で日枝同様の長期政権を続ける早川(なお、日枝が1937年生まれ、早川が1944年生まれ)』では全く説得力が無い」と批判。
【参考:中居の抗議】
「二次加害に他ならない」 中居氏代理人の文書に女性側がコメント [フジテレビ問題]:朝日新聞2025.5.30
元タレントの中居正広氏の代理人弁護士が30日、フジテレビなどが設置した第三者委員会の委員長らに対して、調査手法などについて釈明を求める追加の文書を公表した。これを受け、被害を訴える女性の代理人弁護士は「女性に対する二次加害に他ならない」などとするコメントを出した。
【参考:フジ以外の問題】
生島ヒロシさん事務所を退所 「生島企画室」の社名も変更:朝日新聞2025.2.21
番組スタッフへのハラスメントなどを指摘されてラジオ番組を降板していたフリーアナウンサーの生島ヒロシさんが所属事務所を退所した。事務所が21日、発表した。また、事務所の社名を「生島企画室」から「FIRST AGENT」に変更するという。
生島さんは1月、「重大なコンプライアンス違反があった」として、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」のパーソナリティーを降板。
テレビ朝日 経費不適切使用などでエグゼクティブディレクターを懲戒処分 担当の「ナスD大冒険TV」打ち切り | NHK | テレビ局2025.3.19
テレビ朝日は50歳のエグゼクティブディレクターが500万円余りの経費を不適切に使用したほか、スタッフに対するパワハラがあったとして、この社員を降格の懲戒処分にしたと発表し、担当していたバラエティー番組「ナスD大冒険TV」の打ち切りを決めました。
日本テレビ 番組「月曜から夜ふかし」で不適切な編集 謝罪 | NHK | テレビ局2025.4.1
日本テレビは、3月に放送したしたバラエティー番組「月曜から夜ふかし」で、街頭インタビューに応じた中国出身の女性が「中国ではカラスを食べる」と発言したかのように意図的に編集したのは不適切だったとして、謝罪しました。
“関西テレビ元専務から性被害” 元専務は否定も辞任 | NHK | テレビ局2025.5.14
関西テレビは、(ボーガス注:週刊文春が、出張型メンズエステ嬢*16への性加害疑惑を報じた)喜多隆・元専務について、「性被害にあった」という女性からの申告を受けて調査した結果、一定の真実性があると判断して辞任を促したことを明らかにしました。元専務は、性加害を否定しているということですが「一身上の都合」を理由に、今月7日付けで辞任しました。
収録中のセクハラで精神的苦痛 フリーアナが「あいテレビ」を提訴 | 毎日新聞2025.6.6
愛媛県に本社があるTBS系列の放送局「あいテレビ」の深夜番組で、収録中に度重なるセクハラを受け、またその様子が番組として放送されたことで精神的苦痛を受けたとして、フリーアナウンサーの女性が6日、あいテレビに計4111万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
新潟総合テレビ常務ら再任辞退 11億円の所得隠し指摘に「責任感じ、申し出た」 - 産経ニュース2025.6.9
関東信越国税局から約11億円の所得隠しを指摘されたフジテレビ系列のNST新潟総合テレビは9日までに、役員人事の変更を発表した。才田剛常務と太田和宏取締役から、内定していた20日付の再任を辞退するとの申し出があった。NSTは取材に、両氏が一連の問題に「責任を感じ、申し出た」と説明した。大橋武紀会長も相談役就任を辞退した。
◆スポーツ最前線「サッカー・クラブW杯、FIFAの愚、選手犠牲の過密日程」(和泉民郎)
(内容紹介)
ネット上の記事紹介で代替。
過密日程で異議申し立て FIFAが地位乱用―欧州サッカー:時事ドットコム2024.10.15
国際プロサッカー選手協会(FIFPro)の欧州支部、欧州各国リーグが加盟する「欧州リーグ」などは14日、過密する国際試合の日程について、国際サッカー連盟(FIFA)が支配的地位を乱用して欧州連合(EU)法に違反しているとして、EUの執行機関である欧州委員会に異議を申し立てた。
クラブ世界一を争うクラブ・ワールドカップ(W杯)は来年大会から刷新され、出場チーム数が32に増えて4年に1度開催。W杯も2026年大会から拡大され、出場チーム数が32から48に増える。FIFProなどは、FIFAの規則と行為は各国リーグの経済的利益、選手の健康と安全を害していると指摘した。
選手会が過密日程についてFIFAと協議…FIFA会長は意義を強調「話し合うことができてうれしい」 | サッカーキング2025.1.31
国際プロサッカー選手会(FIFpro)が、近年問題となっている過密日程について国際サッカー連盟(FIFA)と協議を行った模様だ。現地時間30日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
各方面から度々指摘されてきたサッカー界の過密日程問題。大会フォーマット変更や大会自体の新規創設などにより、選手たちがこなす試合の数は増加の一途をたどっている。過密日程は選手の身体面および精神面にダメージを与えることが報告されており、これまで選手側がストライキを起こす可能性が浮上したこともあった。
『BBC』は「FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、同団体(FIFpro)の代表団とスイスで会談した」と報道。また、同メディアは「FIFAの『支配的地位の濫用』をめぐり、FIFproが昨年10月に訴訟を起こして以来、両者が正式な場で会談したのは今回が初めてのことだ」と伝えている。
文化の話題
◆音楽「芥川也寸志*17生誕百年」(小村公次)
(内容紹介)
ネット上の記事紹介で代替。芥川がテレビドラマ(NHK大河ドラマ『赤穂浪士』(1964年)等)、映画(『砂の器』(1974年公開)、『八甲田山』、『八つ墓村』(以上、1977年公開)等)の音楽を数多く手がけ、比較的知名度の高い作曲家であったことが分かるかと思います。
なお、芥川は
芥川也寸志 - Wikipedia
芥川にはうたごえ運動の指導者という側面もあった。
ということで左派的な立場です。
参考
#芥川也寸志#生誕100年#交響曲第1番#日本人作曲家 - 音楽枕草子*182025.4.19
今年は日本の戦後楽壇における重要な作曲家、芥川也寸志の生誕100年にあたります。
多くの人において芥川の作品は映画「八甲田山」*19、NHKのドラマ「赤穂浪士」*20、「武蔵坊弁慶*21」のテーマ音楽で耳にしていると思います。
父親はいうまでもないと思いますが、作家の芥川龍之介です*22。
東京音楽学校に入学するも太平洋戦争により学徒動員で軍楽隊に配属となりました。戦後に学校に復学した際に講師だった伊福部昭*23から大きな影響を受けます。また進駐軍の放送を通じてソ連音楽の魅力を知り作風にも影響を与えられたそうです。
ちなみに日本音楽著作権協会(JASRAC)の理事長にも就任していたので音楽家の権利や地位のために社会的な活動もしていました。
今回ご紹介する交響曲第1番は1954年に一度完成しますが、1955年に改訂し初演されました。
興味深いのは1954年に当時はまだ国交が無かった旧ソ連に密航してショスタコーヴィチやハチャトゥリアン、カバレフスキーに会っています。憧れの作曲家たちに会えた喜びもあったのでしょう、帰国後に改訂したこともうなずけます。
敗戦後10年しか経過しておらず、海外渡航も自由では無く、入ってくる音楽の情報も限られていたはずですが、自身がリスペクトしていた旧ソ連の音楽家たちの作品からの影響を受けながら、これだけモダンでチャキチャキの交響曲を作曲した芥川也寸志に敬服します。
シネマセレクション「生誕100年の映画人ー芥川也寸志・大滝秀治・阿久根巌ー」
八甲田山 | 鎌倉市川喜多映画記念館
3.18(火) 10:00、3.19(水) 13:30、3.22(土) 10:00、3.23(日) 10:00
近代における世界最大の山岳事故として知られる、日露戦争を前にした雪中行軍での遭難事件を映画化。日本映画界の総力を結集した大作として大ヒットし、芥川也寸志(音楽)、阿久根巌*24(美術)、大滝秀治*25(出演)ら(ボーガス注:2025年で)生誕100年の映画人も名を連ねる。映画は事件の苛酷さを観客に強烈に印象付けた。
ゼロの焦点 | 鎌倉市川喜多映画記念館
3.18(火) 14:00、3.20(木・祝) 10:30、3.21(金) 10:30、3.23(日) 14:00
新婚早々に失踪した夫(南原宏治)の足取りを追う妻(久我美子)が、やがて女性たちの哀しい戦後史に辿り着く。(ボーガス注:『張込み』(1958年)、『影の車』(1970年)、『砂の器』(1974年)といった)清張作品の映画化で定評のある野村芳太郎(監督)×橋本忍(脚本)のコンビに加え(ボーガス注:『影の車』(1970年)、『砂の器』(1974年)、『鬼畜』(1978年)、『わるいやつら』(1980年)、『疑惑』(1982年)といった)数々の清張映画を手がけた芥川也寸志の音楽が冬の北陸を旅情たっぷりに描く。
黒い十人の女 | 鎌倉市川喜多映画記念館
3.19(水) 10:30、3.20(木・祝) 14:00、3.21(金) 14:00、3.22(土) 14:00
草創期のテレビ業界を舞台に、浮気性のプロデューサー(船越英二)と彼をめぐる十人の女たちの攻防をスタイリッシュな映像で描く。芥川也寸志が手がけたメロディアスかつノワールな音楽も秀逸。
日本映画と音楽——生誕100年 芥川也寸志|京都国立近代美術館(2025年5月24日(土)・25日(日):既に終了)
◆白い牙 1960年 (松竹京都)(103分・35㎜・カラー)
五所平之助が井上靖の小説に取り組んだ「愛の三部作」第二作で、神戸の山の手に暮らす一家の愛憎劇。主人公の紗夷子(牧紀子)が衝動的に外国人と一夜を共にする場面の音楽は芥川が好んで映画に用いたもので、本作のほか『破戒』(市川崑、1962)『地獄変』(豊田四郎、1969)『日蓮』(中村登、1979)等で耳にすることができる。
◆東京湾 1962年 (松竹大船)(83分・35㎜・白黒)
射殺事件の捜査線上に浮かんだ左利きの狙撃手と、彼を追う刑事の攻防を描く。トランペットやアコーディオンを軸にした音楽が、作品の乾いた雰囲気を巧みに描出する。列車で犯人と刑事が鉢合わせる場面の旋律は『白い崖』(今井正、1960)等にも現れ、芥川流「衝撃のテーマ」と言える。
コンサート雑感:新交響楽団第269回定期演奏会を聴いて - かんちゃん 音楽のある日常*26
ホールはサントリーホール。サントリーホールは民間企業であるサントリーの財団法人が持っているホールなので(ボーガス注:行政のコンサートホールに比べ)借り賃は高いのです。そう簡単にアマチュアオーケストラがサントリーホールで公演を行うことはできないのです。そう考えると、今回新交響楽団さんはかなり気張ったということが言えましょう。
①芥川也寸志 オルガンとオーケストラのための「響」
芥川也寸志の作品を取り上げるのは(ボーガス注:芥川と縁のある)新交響楽団*27ならではと言えますし、さらに今年は芥川也寸志生誕100年ということでコンサートをくまれているので芥川也寸志の作品が取り上げられるのは当然と言えますが、ですがなぜ今回アマチュアとしてはハードルが高い協奏曲が二つもあることになる、この曲を選んだのかと言えば、単に芥川也寸志が新交響楽団さんと関係が深いというだけではなく、そもそもこの曲がサントリーホールのために書かれた作品だったからと言えますし、当日の冊子にもはっきり書かれてありました。
②シチェドリン ピアノ協奏曲第2番
1967年に初演された作品です。シチェドリンは日本にもゆかりがある人であり、(ボーガス注:芥川が敬愛していた)ショスタコーヴィチとも交友があった人でもありました。芥川也寸志ともシチェドリンは関係があった人だそうで、これも「芥川生誕100年」に因むものと言えます。
③ショスタコーヴィチ 交響曲第4番
1935年~36年にかけて作曲されましたが、その後「プラウダ批判」を受けて初演が中止、1961年12月30日になってようやく初演にこぎつけることができた作品です。そして、この第4番を日本で初演した団体こそ、新交響楽団さんなのです。その日本初演の指揮者こそ、芥川也寸志です。
【芥川也寸志生誕100年記念コンサート】 松竹映画『八つ墓村』の自筆楽譜発見!記念演奏会で初披露 日本アカデミー賞受賞の名作映画音楽が約半世紀ぶりに蘇る | 株式会社スリーシェルズのプレスリリース2025.6.4
作曲者の芥川也寸志が「私の映画音楽の集大成」と言い残した映画『八つ墓村*28』(1977年、野村芳太郎監督)の音楽は、第1回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞し、日本映画史に燦然と輝く傑作です。
しかし、その楽譜は、紛失されていました。
約半世紀もの間、紛失されていた幻の楽譜が発見されたのは、コロナ禍でした。芥川の知人(故人)の蔵書から発見され、芥川夫人の手元に返却されたのです。
この貴重な楽譜を使って、2025年7月20日、東京・北区で藤岡幸夫指揮、オーケストラ・トリプティークによる記念演奏会が開催されます。
◆演劇「文学座アトリエの会「リセット」」(寺田忠生)
(内容紹介)
ネット上の記事紹介で代替。
文学座3月アトリエの会『リセット』★★★★★ - ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2(2025.3.21)
安部公房っぽいと思うのはメタファーとしての「家」が書かれていて「私の家(=アイデンティティ)」にある日、見覚えのない人が侵入してくる。いつの間にか息子の部屋で息子のふりをして暮らしはじめた。息子の妻までいる。
アフタートークは社会学者の石田光規さん*29、演出の西本由香さん、司会は鵜山仁さん。
【あらすじ】
彼女(奥山美代子)はその部屋を20年もの間そのまま保存し、帰らぬ息子を待っていた。時が止まったかのようなその古家に、家の処分を迫る妹夫婦(石井麗子*30、木津誠之)や、高齢の母(赤司まり子)を介護するヘルパー(比嘉崇貴)が訪れる。
ある朝、彼女がいつものように部屋に入ると、消えたはずの息子の「聖人」だと名乗る男(塚越学)が立っていた。あの頃とは違う、大人の姿。果たして彼は本物の息子だろうか?
小柳しげる(日本共産党板橋区議)
もう千秋楽を迎えてしまいましたが、文学座アトリエの『リセット』を拝見しました。
なんか似ている!と思ったのは、折原一*31、我孫子武丸、綾辻行人*32の叙述トリックのミステリ。
ホッタタカシ
文学座アトリエ公演『リセット』(作・山崎元晴*33、演出・西元由香)の千秋楽。「失踪した息子の帰還」という設定で、(ボーガス注:失踪三部作『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』の)安部公房や別役実を引き合いに出す人もいるが、ああいう寓話ではなく、ノーマルな心理サスペンス。となるとアン・バクスター*34主演のアレ*35ではないか、と思えばはたしてオチはその通り。名作サスペンス映画と仕掛けが同じなのはかまわないが、それならもうひと工夫ほしかった。息子が消えて老老介護の現状、という設定は何かふくらませられたのではなかったか。舞台の完成度自体は高かっただけに物足りない。
黒田智栄
認知症の祖母のことを思い出し切なくなった
ゆりゆり
文学座アトリエ公演『リセット』
完全に事前知識なし!(気づいたら観劇日だった…)
「最初の方に感じた違和感」が「やはり」という感じだった。認知症を患っていた母のことを思い出すのは、やはりその違和感が現実だったからだろうか。
小柳氏のX(叙述トリック云々)、ホッタタカシ氏のX(映画『生きていた男』(1958年公開)とオチが同じ)も参考に、黒田氏、ゆりゆり氏の「認知症」云々を考えるに
◆息子は死んでいる(すみません、生きていた男 | どちらかと言えばサントラ好き。(これは映画ではなく、日本での「映画リメイク(テレビドラマ)ですが)、映画『生きていた男』ネタバレあらすじ結末と感想|映画ウォッチを見ればオチは分かるとは言え、かなり、ここで『映画のネタばらし』してますね)のに、「失踪したが生きている」と思い込んでる「認知症の母親」を案じた周囲が「ニセ息子」をでっち上げて「息子」の口から病院行きをお願いする
◆しかしエンドまでその辺りが曖昧に描かれるので、途中までは「ニセ息子」による「財産詐取のための犯罪行為」にしか見えない
◆エンドで『騙された』感がある
とかそういう話か?
「リセット」て「認知症=記憶のリセット」の隠喩でしょうか?(迷探偵「ボーガス」の迷推理)
小生的には今回に限らず「オチが分からずにモヤモヤするのは嫌」なので、中途半端にネタばらしされるよりは、むしろ完全にネタばらしして欲しい。
まあ、「リセット」が認知症ネタかどうかはともかく、認知症が当人や家族にとって深刻なこと(たとえば認知症患者の失踪や事故死)については以下を紹介しておきます。
“認知症の妻”が行方不明になってもうすぐ2年 今も探し続ける夫「どこかで元気に暮らしてくれていたら…」 全国で年間1万9000人が行方不明に【広島発】|FNNプライムオンライン2025.2.12
広島県の海田警察署が掲示板で呼びかけている行方不明者に久保しげみさんの名前がある。認知症があり、当時63歳だった2023年4月から行方がわかっていない。
夫の久保敦男さん(65)は今も妻を探し続けている。
警察庁によると、認知症や軽度認知障がいがある人で行方不明になった人の数は2023年、届け出があっただけでも全国で1万9039人に上った。これまでで最も多い数である。
高齢化が進む中、急増すると言われている認知症。そして認知症に伴う行方不明者の増加。社会はこの避けられない現実にどう向き合っていけばいいのか。家族は今も帰りを待ち続けている。
2024年の「認知症」行方不明者1万8121人 死者数の約8割が“5キロ圏内” 約半数は川や用水路、山林で死亡確認 警察庁 | TBS NEWS DIG2025.6.5
去年1年間に全国の警察に届け出のあった認知症の行方不明者は、およそ1万8000人にのぼることが警察庁のまとめでわかりました。
◆美術「パウル・クレー展」(朽木一)
(内容紹介)
ネット上の記事紹介で代替。
「パウル・クレー展――創造をめぐる星座」 他の作家との交流、作品に 美へのまなざし - 産経ニュース2025.4.28
神戸市の兵庫県立美術館で開催中の「パウル・クレー展――創造をめぐる星座」(産経新聞社など主催、5月25日まで)は、20世紀前半に独特の作品を発表し続け、孤高のイメージが強いスイスの画家、パウル・クレー(1879~1940年)が、実は同時代の作家たちの影響を受けながら生きたという軌跡を作品で紹介している。展示は6つの章からなり、圧巻はナチスに「退廃芸術」の烙印を押された後、それまでの活躍の場・ドイツを離れて帰国後に制作した最終章の作品群だ。
本展には年代を追ったクレー作品の中に、キュービスム(立体派)のピカソとブラック、抽象絵画の先駆者カンディンスキー、未来派のバッラ、シュールレアリスム(超現実主義)のエルンストとキリコら他の作家の作品も数多く展示されている。
クレーは決して気難しい人物ではなく、多くの前衛芸術家たちと交流し、彼らの優れたところを取り入れていた。
【開幕特集】パウル・クレー展 創造をめぐる星座:中日新聞しずおかWeb2025.6.3
スイス生まれの画家パウル・クレーの画業に迫る「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」(中日新聞東海本社など主催)が7日、静岡市美術館(葵区紺屋町)で開幕する。8月3日まで。
スイスのパウル・クレー・センター、バーゼル美術館ほか、日本各地の美術館からクレー作品約60点が集結。同時代の芸術家の作品を加えた約110点を紹介する。「孤高の画家」とされてきたクレーの知られざる交流を明らかにし、生涯にわたる創造の軌跡をたどる。
パウル・クレーは、日本で人気の高い画家のひとりである。これまで国内でも数多くの展覧会が開催され、谷川俊太郎による詩画集『クレーの絵本』(講談社、1995年)でなじみのある人も多いだろう。しかしその一方、クレーがどのような画家であるかを一言で説明するのは難しい。
同時代の芸術家たちの作品を加え、クレーが20世紀においてどのような立ち位置にいたのかを捉え直す。
*1:日本共産党経済・社会保障政策委員会責任者。著書『消費税が日本をダメにする』(2012年、新日本出版社)、『「安倍増税」は日本を壊す』(2019年、新日本出版社)
*2:東京慈恵会医科大学教授(菅政権に学術会議議員の任命拒否された学者の一人)。著書『予算議決権の研究:フランス第三共和制における議会と財政』(1995年、弘文堂)、『ほんとうに憲法改正していいのか?』(2002年、学習の友社)、『学問と政治:学術会議任命拒否問題とは何か』(共著、2022年、岩波新書)、『日米核軍事同盟と憲法9条』(2025年、新日本出版社)等
*3:1932~2007年。著書『世直しの倫理と論理』(1972年、岩波新書)、『何でも見てやろう』(1979年、講談社文庫)、『歴史の転換のなかで』(1980年、岩波新書)、『日本の知識人』(1980年、講談社文庫)、『世界が語りかける』(1980年、集英社文庫)、『天下大乱を行く』(1981年、集英社文庫)、『地図をつくる旅』(1981年、文春文庫)、『「ベトナム以後」を歩く』(1984年、岩波新書)、『「問題」としての人生』(1984年、講談社現代新書)、『われ=われの哲学』(1986年、岩波新書)、『私と天皇・人びとのなかの天皇』(1988年、ちくま文庫)、『「殺すな」と「共生」:大震災とともに考える』(1995年、岩波ジュニア新書)、『戦争か、平和か:「9月11日」以後の世界を考える』(2002年、大月書店)、『小田実のアジア紀行』(2003年、大月書店)、『9.11と9条:小田実・平和論集』(2006年、大月書店)、『生きる術としての哲学:小田実・最後の講義』(2007年、岩波書店)、『中流の復興』(2007年、NHK生活人新書)等
*4:著書『民間人も「戦地」へ:テロ対策特措法の現実』(2003年、岩波ブックレット)、『ルポ戦争協力拒否』(2005年、岩波新書)、『反空爆の思想』(2006年、NHKブックス)、 『密約:日米地位協定と米兵犯罪』(2010年、毎日新聞社)、 『赤紙と徴兵』(2011年、彩流社→2024年、ちくま学芸文庫)、 『沖縄:日本で最も戦場に近い場所』(2012年、毎日新聞社)、『検証・法治国家崩壊:砂川裁判と日米密約交渉』(共著、2014年、創元社)、『日米合同委員会の研究』(2016年、創元社)、『横田空域:日米合同委員会でつくられた空の壁』(2019年、角川新書)、『日米戦争同盟』(2019年、河出書房新社)、『日米安保と砂川判決の黒い霧』(2020年、彩流社)、『追跡!謎の日米合同委員会』(2021年、毎日新聞出版)等
*6:横浜国立大学名誉教授。著書『アメリカ経済政策史:戦後「ケインズ連合」の興亡』(1996年、有斐閣)、『通商産業政策』(2003年、日本経済評論社)、『世界経済と企業行動:現代アメリカ経済分析序説』(2005年、大月書店)、『米国はいかにして世界経済を支配したか』(2008年、青灯社)、『日本の構造「改革」とTPP』(2011年、新日本出版社)、『TPP:アメリカ発、第3の構造改革』(2013年、かもがわ出版)、『オバマの経済政策とアベノミクス』(2015年、学習の友社)、『新自由主義と金融覇権:現代アメリカ経済政策史』(2016年、大月書店)、『トランプ政権とアメリカ経済:危機に瀕する「中間層重視の経済政策」』(2017年、学習の友社)、『世界経済危機と「資本論」』(2018年、新日本出版社)、『金融グローバリズムの経済学』(2019年、かもがわ出版)、『「新しい資本主義」の真実』(2023年、かもがわ出版)等
*7:沖縄国際大非常勤講師
*8:小泉内閣防衛庁長官、第三次安倍内閣防衛相等を経て石破内閣防衛相
*10:東大教授。著書『若者と仕事』(2005年、東京大学出版会)、『多元化する「能力」と日本社会』(2005年、NTT出版)、『「家庭教育」の隘路』(2008年、勁草書房)、『軋む社会:教育・仕事・若者の現在』(2008年、双風舎→2011年、河出文庫)、『教育の職業的意義』(2009年、ちくま新書)、『学校の「空気」』(2011年、岩波書店)、『社会を結びなおす:教育・仕事・家族の連携へ』(2014年、岩波ブックレット)、『もじれる社会:戦後日本型循環モデルを超えて』(2014年、ちくま新書)、『教育は何を評価してきたのか』(2020年、岩波新書)、『「日本」ってどんな国?国際比較データで社会が見えてくる』(2021年、ちくまプリマー新書)等
*11:北海道大学教授。著書『危機に立つ国立大学』(2015年、クロスカルチャー出版)、『2020年の大学危機』(2021年、クロスカルチャー出版)
*12:参院議員。日本共産党政策委員長(常任幹部会委員兼務)
*13:郵政産業労働者ユニオン(郵政ユニオン)委員長
*14:フジテレビ第二制作部部長、バラエティ制作センター室長、バラエティ制作センター担当局長、常務、共同テレビ社長、フジテレビ社長等を歴任
*15:フジテレビ編成制作局次長、編成制作局ドラマ制作担当局長、デジタルコンテンツ局長、クリエイティブ事業局長、常務、専務、関西テレビ社長等を歴任
*16:勿論メンズエステ嬢(性風俗嬢)だろうと性加害が許されないのは当然の話です。
*17:1925~1989年。著書『私の音楽談義』(1956年、青木書店→1959年、音楽之友社→1991年、ちくま文庫→2025年、中公文庫)、『音楽を愛する人に:私の名曲案内』(1967年、筑摩書房→1981年、旺文社文庫→1990年、ちくま文庫)、『音楽の基礎』(1971年、岩波新書)等(芥川也寸志 - Wikipedia参照)
*18:【追記】このブログの筆者の方に、拙記事コメント欄で、御礼のコメントを頂きました。
*19:1977年公開。原作は新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』
*20:1964年放送の大河ドラマ。原作は大佛次郎『赤穂浪士』。主演(大石内蔵助)は長谷川一夫
*21:NHK「新大型時代劇」枠(1984~1986年、土曜日)で1986年に放送。原作は富田常雄『武蔵坊弁慶』。主演(武蔵坊弁慶)は二代目・中村吉右衛門
*22:そして兄が俳優の芥川比呂志(1920~1981年)です。
*23:1914~2006年。本多猪四郎監督『ゴジラ』(1954年)、市川崑監督『ビルマの竪琴』(1956年)、今井正監督『真昼の暗黒』(1956年)、熊井啓『サンダカン八番娼館 望郷』(1974年)等の映画音楽で知られる。著書『音楽入門』(1951年、要書房→2016年、角川ソフィア文庫)等(伊福部昭 - Wikipedia参照)
*24:1925~2018年。サーカス研究者としても知られ、『サーカス誕生・曲馬団物語』(1988年、ありな書房)、『元祖・玉乗曲芸大一座・浅草の見世物』(1994年、ありな書房)、『逆立ちする子供たち:角兵衛獅子の軽業を見る、聞く、読む』(2001年、小学館)等の著書がある(阿久根巌 - Wikipedia参照)
*26:【追記】このブログの筆者の方に、拙記事コメント欄で、御礼のコメントを頂きました。
*27:1956年に芥川也寸志によって結成。1955年2月に発足した労音アンサンブルが前身である。1956年3月、東京労音新交響楽団として発足し、翌1957年11月に第1回定期演奏会が開かれた。1966年3月15日、東京労音より独立した。1989年の死まで、芥川(1925~1989年)が音楽監督および常任指揮者を務めたが、それ以降は常任の役職は設置されていない。1990年に東京芸術劇場が開館して以来、ほとんどの定期演奏会が同劇場のコンサートホールで開催されている。1976年にプロのオーケストラでも演奏されることが少ない日本人作曲家の作品を積極的に取り上げた『日本の交響作品展』が評価されて第8回鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)を受賞(『日本の交響作品展』は1986年まで続いた)。1980年には伊福部昭『シンフォニア・タプカーラ』1979年改訂版の初演を、2004年には石井眞木『幻影と死』(遺作)完全版の初演を手掛けている。また、1986年にはショスタコーヴィチ『交響曲第4番』の日本初演を果たすなど、ハイレベルな演奏をするアマチュア・オーケストラの一つとして評価を得ている(新交響楽団 (アマチュア・オーケストラ) - Wikipedia参照)
*28:東宝映画『犬神家の一族』(1976年)のヒットに対抗し、松竹がスタッフに大ヒット作『砂の器』(1974年公開)を制作したメンバー(野村芳太郎(監督)、橋本忍(脚本家)、川又昂(カメラマン)、芥川也寸志(作曲家))を、主役・金田一に松竹の看板俳優・渥美清(『男はつらいよ』シリーズの寅さん)を起用し、1977年に公開し大ヒット。しかし、東宝がその後も、『悪魔の手毬唄』、『獄門島』(1977年公開)、『女王蜂』(1978年公開)、『病院坂の首縊りの家』(1979年公開)を制作したのに対し、松竹の金田一映画はこの一作で終わった。
*29:早稲田大学教授。著書『孤立の社会学:無縁社会の処方箋』(2011年、勁草書房)、『つながりづくりの隘路:地域社会は再生するのか』(2015年、勁草書房)、『孤立不安社会』(2018年、勁草書房)、『友人の社会史・1980-2010年:私たちにとって「親友」とはどのような存在だったのか』(2021年、晃洋書房)、『「友だち」から自由になる』(2021年、光文社新書)、『「人それぞれ」がさみしい:「やさしく・冷たい」人間関係を考える』(2022年、ちくまプリマー新書)、『友だちがしんどいがなくなる本』(2024年、講談社)等
*30:石井麗子 - Wikipediaによれば祖父は伊志井寛(俳優)、曾祖父が4代目三升亭小勝、高祖父(曾祖父の父)が2代目三升亭小勝。妹が石井希和(元テレビ朝日アナウンサー。現在はフリー)
*31:1951年生まれ。1995年、『沈黙の教室』(1994年、早川書房→1997年、ハヤカワ文庫JA→2009年、双葉文庫(日本推理作家協会賞受賞作全集))で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。執筆作品の多くに叙述トリックが使われることから「叙述トリックの名手」と呼ばれる(折原一 - Wikipedia参照)
*32:1960年生まれ。1992年、『時計館の殺人』(1991年、講談社ノベルス→1995年、講談社文庫→2006年、双葉文庫(日本推理作家協会賞受賞作全集)→2012年、講談社文庫(新装改訂版))で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(綾辻行人 - Wikipedia参照)
*33:ネット情報によれば山崎一氏(1957年生まれ。俳優。『劇壇ガルバ』主宰)の息子さんのようです。
*34:1923~1985年。1946年の『剃刀の刃』でアルコール中毒症の娘を演じてアカデミー助演女優賞を受賞。1950年の『イヴの総て』では、ベティ・デイヴィス(1908~1989年)が演じる大女優マーゴ・チャニングを踏み台にのし上がる新人女優イヴ・ハリントンを演じて彼女の代表作となった。この作品では共演したベティ・デイヴィスと共にアカデミー主演女優賞にノミネートされるが逃した(受賞は『ボーン・イエスタデイ』のジュディ・ホリデイ(1921~1965年))(アン・バクスター - Wikipedia参照)
*35:ググったところ『大富豪の女性(バクスター)が滞在する別荘に、事故死した兄を自称する男が現われ、彼女を混乱の渦へ巻き込んでいく物語。兄と妹、 果たしてどちらの言い分が正しいのか?(生きていた男 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画参照)』という映画『生きていた男』(1958年公開)のこと。「映画のオチ」については生きていた男 | どちらかと言えばサントラ好き。(これは映画ではなく、日本での「映画リメイク(テレビドラマ)」ですが)、映画『生きていた男』ネタバレあらすじ結末と感想|映画ウォッチ参照。リンク先を読めば「完全にオチがネタバレ」してるのでここには書きません。まあ、小生は『この映画のオチは自分には確実に見抜けない』と自信を持って言えます。まあ、現実にこんなことをやったら完全に「違法な囮捜査」に当たるでしょうし、捜査としての効率も悪い(映画やドラマのように犯人が自白する保証がない)のでこんなことはしないでしょうが。ミステリ小説、ドラマだけであり得る話です。オチはその通りというのは「オチが映画と全く一緒(だとするとかなりブラックなオチですが。またホッタ氏が言うようにバクスター映画を知ってる人間にはオチが分かってしまいます)」ということなのか、それともそうではなく、「一見、悪人(財産詐取?)のように見える自称息子夫婦」の「息子詐称」には、バクスター映画の「兄詐称(犯罪捜査が目的)」同様に「それなりに正当な理由がある(認知症の母親を説得して病院に入れたいなど)」と言うことなのか?