ミステリ

「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2024年1/30日分)

除名再審査山下報告の「三つの非」・7 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 志位氏が指弾されるどころか、議長職にまで登り詰める立派な合憲論*1を述べたというなら、私の合憲論が除名に値することとの整合性はどこにも存…

岡本好貴『帆船軍艦の殺人』(2023年、東京創元社)(2024年1月21日記載)

◆赤旗21日記事 【9面】 ◆岡本好貴『帆船軍艦の殺人』(2023年、東京創元社) 2023年度・鮎川哲也賞(1990年に創設された東京創元社が主催する公募の新人文学賞、第12回(2002年度)までは鮎川*1も選考委員の一人)受賞作の紹介(但し、受賞時の題名は『北海…

今日のしんぶん赤旗ニュース(2024年1月13、14日分)

◆14日記事 【8面(読書)】 江戸川乱歩(1894~1965年)が『乱歩にとってのベストワン』とまで『赤毛のレドメイン家』(創元推理文庫)を激賞し、乱歩自ら翻案小説『緑衣の鬼*1』を書いたことで昔はかなり知名度や人気もあったところ、時代の変化で「コアなミ…

今日もkojitakenに悪口する(2023年12/28日分)

「総理になりたい」野心の果てに…柿沢未途容疑者 「この選挙で勝てば」と、はやる思いの「優等生」に起きたこと(東京新聞) - kojitakenの日記 「リクルート事件で起訴された藤波官房長官(中曽根内閣)」「リクルート事件で政治的謹慎に追い込まれ、謹慎中…

テレ朝・おはよう時代劇『暴れん坊将軍3』第8話「晴れて夫婦の目安箱」(1988年放送の再放送)(2023年12月18日記載)

◆第8話「晴れて夫婦の目安箱」(2023年12月18日再放送) 第3シリーズの第3話「これぞ庶民の目安箱」の脚本家「野波静雄氏」がまた「目安箱」をネタにした作品です。 以下の通り、記事を紹介しておきます。晴れて夫婦のから「お涼の父の無実」が晴らされ「清…

珍右翼・高世仁に悪口する(2023年12/5日分)(副題:西村京太郎初期作品『愛の詩集』についてネタばらしがあります)

周庭さん、事実上の亡命宣言 - 高世仁のジャーナルな日々 あまりにも悲惨なことを見聞きして「共感うつ」になる人がいる。 「共感うつ」で思い出したことがあるのでメモしておきます。 それは西村京太郎(1930~2022年)の初期作品『愛の詩集』(「西村京太…

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年11/27日分:島田洋一の巻)

◆島田ツイート 島田洋一 トランスジェンダー・イデオロギーの危険を論じた米女性ジャーナリスト、シュライアーの名著『不可逆的なダメージ』の訳書出版をカドカワが来月に予定していたが、左*1からの圧力で中止したという。由々しき事態。 学芸ノンフィクシ…

今週の週刊漫画ゴラク(2023年11/25記載)(追記あり)(副題:松本清張『砂の器』、横溝『犬神家の一族』『病院坂の首縊りの家』の一部ネタばらしがあります)

読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の感想の形で書いています。 無茶苦茶な現場も詐欺師も、実際あるあるな話っぽいのがなんとも。>一級建築士矩子(かなこ)の…

新刊紹介:「歴史評論」2023年12月号(副題:貨物鉄道150年)

特集『日本の近代化と貨物鉄道:一五〇年*1を迎えて』 (前振り) 「貨物鉄道150年」については以下を紹介しておきます。 貨物鉄道輸送150年記念特設サイト | JR貨物 日本貨物鉄道株式会社 貨物鉄道輸送は、(ボーガス注:旅客)鉄道が開業した翌年の1873年…

今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」こと「エダシン(枝野信者)&反共分子」kojitakenに悪口する(2023年11/9日分)

「秋の褒章」東野圭吾さんや俵万智さんら684人と26団体が受章 | NHK | 文芸2023.11.2 東野*1に 松本清張『砂の器』とは似て非なる東野圭吾『真夏の方程式』の反倫理性(怒) - kojitakenの日記2021.3.13 東野圭吾『レイクサイド』ほど腐敗・堕落した糞ミステ…

新刊紹介:「前衛」2023年11月号(追記あり)(注記:松本清張『砂の器』『ゼロの焦点』について犯人と犯行動機の完全なネタバレがあります)

「前衛」11月号について「興味のある内容」のうち「俺なりに何とか紹介できそうな内容」だけ簡単に触れています。「俺の無能」のため「赤旗記事の紹介」でお茶を濁してる部分が多いです。 シリーズ『社会変革と真実の報道へ 赤旗記者ここにあり』 ◆政治「目…

今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」ことkojitakenに悪口する他(2023年10月6日記載)

谷保恵美さんの「谷保」姓は確かに珍しいが/本物のアホだった故勝谷誠彦/「ひがしの」と「とうの」 - kojitakenの日記 直木賞というと最近では2006年に東野圭吾の極悪ミステリ『容疑者Xの献身』に何の間違いか授与してしまったことが一大痛恨事だったと私…

今日のしんぶん赤旗ニュース(2023年9/21日分)(追記あり)

参院補選予定候補/オール徳島 広田氏の応援決定 「立憲主義と民主主義を取り戻し安保関連法を廃止させるオール徳島」(オール徳島)は19日、徳島市で第29回懇談会を開催し、参議院徳島・高知選挙区補欠選挙(10月5日告示・22日投票)で、無所属で前…

今日もkojitakenに悪口する(2023年9月19日)(副題:横溝『八つ墓村』の一部ネタバレがあります)

プロ野球に関するコメント特集〜阪神タイガースのリーグ優勝を中心に - kojitakenの日記 「弱者の戦法」で直ちに連想するのは戦国武将の毛利元就であって、何を隠そう小学生時代に「学習漫画」を読んだ頃から毛利びいきで信長も秀吉も家康も好みませんでした…

江戸川乱歩の海外推理小説10選(『〈新青年〉昭和12年(1937)新春増刊号』アンケート)(フィルポッツ『赤毛のレドメイン家』、乱歩『緑衣の鬼』『三角館の恐怖』の一部ネタバレがあります)

「ホラー小説の先駆け」らしいガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』(1910)も後半は冒険活劇だった - KJ's Books and Music ルルーといえばかつては江戸川乱歩選のオールタイムミステリ十傑に入った『黄色い部屋の秘密』が元祖密室トリックで名高かった 何が…

今日もkojitakenに悪口する(2023年8月26日)(松本清張『凶器』『一年半待て』等の一部ネタばらしがあります)

小川淳也・山本太郎・手塚仁雄らが仲良くつるんで海外視察。そのうち下村博文や原口一博もお仲間に加わるんじゃない? - kojitakenの日記 小川*1、手塚*2は立民の人間なので「立民の原口*3がお仲間」はあり得るでしょうが、何で「自民の下村*4」が仲間になる…

kojitakenに悪口する(2023年8/20日記載)(副題:カズオ・イシグロと宮部みゆきについて触れる)

日系イギリス人ノーベル賞作家カズオ・イシグロの代表作『日の名残り』をいつまで経っても理解できない日本人が「変わる」日は来るか - kojitakenの日記 「自分をご大層な人間だと思いあがってるkojitaken」らしい「尊大で鼻持ちならない文」ですがそれはさ…

新刊紹介:「歴史評論」2023年9月号(副題:関東大震災研究の論点と課題)

特集『関東大震災研究の論点と課題2023』 無能な小生にとって、可能な範囲で紹介します。 【前振り】 【1】 関東大震災 朝鮮人犠牲者追悼式典へ小池都知事 追悼文送らず | NHK | 地震2023.8.18 関東大震災 朝鮮人虐殺「記録ない」/官房長官 資料の存在を無視…

kojitakenに悪口する(2023年8/12日記載)(注:カー作品、クリスティ作品について一部ネタばらしがあります)(追記あり)

トルストイ「クロイツェル・ソナタ」を読む (第2回) 「クロイツェル・ソナタ」とアガサ・クリスティのとある中篇/短篇小説とシェイクスピアの『オセロ』 - KJ's Books and Music 日本でいまだにクリスティ*1をエラリー・クイーン*2やジョン・ディクスン・カ…

今週の週刊漫画ゴラク(2023年8/4記載)

読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明への感想の形で書いていきます。 (ボーガス注:貞操帯を『性豪の主人公』が『ペニスの勃起力』で中から)破壊できるんかい。…

今日の産経ニュース(2023年7/26~30日分)

処理水放出 与野党、中韓偽情報の対応割れる 立民ちぐはぐ - 産経ニュース 公明、維新、国民民主がこの問題でも自民に同調してるのは予想の範囲内です。 呆れるのは立民が「党内(党所属議員)及び支持層」が「意見が二分している」ため、党として曖昧な態度…

松本清張と森村誠一(2023年7月25日記載)(追記あり)

『人間の証明』は、『砂の器』のパクリだと思う(たぶん森村誠一は、第二の松本清張を目指したところもあったのではないか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学) とはいえ清張と森村にはいろいろと違いもあります。 1)シリーズ探偵がいる森村とシリーズ…

今日の産経ニュースほか(2023年7/24、25日分)

立民幹事長「度が過ぎる」維新代表発言を批判 - 産経ニュース さすがに反共暴言を批判する岡田ですが「もっと早く批判しろ」ですね。それにしても「第二自民党を目指す」「立民は要らない政党」とまで維新に言われては「維新との共闘が成り立たない」のは当…

映画『サンセット大通り』についていろいろ(2023年6月11日記載)(注:刑事コロンボ『忘れられたスター』のネタばらしがあります)

新刊紹介:「前衛」2023年7月号 - bogus-simotukareのブログで 文化の話題 ◆演劇『みんな一人一人素晴らしい:新国立劇場「エンジェルス・イン・アメリカ」、文学座アトリエの会「挿話(エピソード)」』(寺田忠生) (内容紹介) 新国立劇場「エンジェルス…

「刑事コロンボあるある」ツイートを見て大笑いする

サイトウナヲキ #刑事コロンボあるある その2 初めて見て「まんま古畑任三郎だ…」ってなる サイトウナヲキ #刑事コロンボあるある その6 ペンを人に借りがち サイトウナヲキ #刑事コロンボあるある その9 (ボーガス注:米国では1971年に放送された)第3話(…

原知佐子について改めて書いてみる(追記あり)

【追記】 この拙記事を堀ちえみ主演の大映ドラマ『スタア誕生』が、本日(5月8日)からCSで放送される - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)*1で紹介頂きました。いつもありがとうございます。 【追記終わり】 堀ちえみ主演の大映ドラマ『スタア誕生』が、…

kojitakenに今日も悪口する(2023年5/5日記載)

kojitakenを見ていて思うことは「この御仁ほど歪んだ権威主義者はいないのではないか」ということですね。 それは「あらゆる権威から解き放たれた俺は偉大」という「歪んだ権威主義」です。 彼が「自公、維新、国民民主」を「リベラルの立場」から批判すると…

kojitakenに今日も悪口する(2023年4/30日記載)(副題:NHKドラマ『冬の祝祭歌』のネタばらしがあります)

真犯人を知った状態で読んだ小泉喜美子『弁護側の証人』だが、それでも日本ミステリ史上に残る大傑作だと思った - kojitakenの日記 【ネタバレあり】小泉喜美子『弁護側の証人』(1963) は「映像化絶対不可能」との宣伝文句だが、1980年にNHKのドラマ『冬の祝…

kojitakenに今日も悪口する(2023年4/23日記載)(追記あり:補選での自民4勝、維新1勝にへこむ)

「これからも日本共産党を支持する」と公言する一方で「×××新選組も熱烈に応援する」島田雅彦が一番ダメなのは、権威主義から全然抜け出せていない、あるいはそもそも権威主義の克服を課題とすること自体ができていないところ - kojitakenの日記 記事タイト…

「1840年代英国の鉄道ブーム」と鉄道ミステリ

もともとは新刊紹介:「経済」2023年5月号 - bogus-simotukareのブログに書いていたのですが長くなったのでこっちに書きます。 ◆資本論の周辺(1):マルクス・エンゲルスと鉄道(上)(友寄英隆*1) (内容紹介) 7回連載予定のエッセイ。 マルクス、エンゲ…