「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート90(追記・訂正あり)

産経新聞『【都知事選】朝鮮学校への補助金 3氏が「支給しない」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140208/elc14020808580000-n1.htm
 支給しないという屑が舛添、田母神、ドクター中松です(舛添、田母神は支援を受けている政党「自民・公明」「維新」が朝鮮学校差別政策実行者ですから予想通りですが)。
 当然支給するというのが宇都宮(宇都宮は朝鮮学校差別政策批判政党「共産・社民」の支援を受けていますし、日弁連が「違憲や条約違反の疑い」を主張するほど違法性の強い行為ですから、弁護士の宇都宮氏が不支給に賛同しないのは予想通りですが)。
 「今後の検討課題」と逃げてるのが細川。もちろん俺はこの件では宇都宮支持です。
 しかし「脱原発以外はあいまい」な細川なんぞ支持すると言う「自称リベラル」は何を考えてるんですかね。鎌田慧なんぞは朝鮮学校応援集会にも登壇した*1し、東京新聞の連載コラムでも「無償化除外や補助金廃止、減額には反対」と書いていたのは何だったのか?。鎌田の細川支持表明は「過去の鎌田の言動に対する裏切り」でしょう。過去の自分の文章を読んで鎌田は恥ずかしくならないのか。


id:Mukkeさんのはてなブックマークに改めて呆れる。
 まずはid:Mukkeさんのブクマ。まあ、俺個人はサーチナみたいなアホ記事が多いのはあまり読む気にもならんが。

http://b.hatena.ne.jp/entry/news.searchina.net/id/1523375
中国のネット民の反応,「お前が言うな」と返すべきか「北朝鮮批判に名を借りた体制批判だ」と捉えるべきか割と真剣に悩む*2。なお北朝鮮に対しては「お前が言うな」一択。

 つうことで俺がつけたid:Mukkeさん罵倒ブクマをまずは紹介。

http://b.hatena.ne.jp/entry/news.searchina.net/id/1523375
bogus-simotukare アホか またMukkeか 死ねばいいのに 鬼畜 ダライラマ
id:Mukke、何が一択だかわからん。北朝鮮が軍国日本の被害者だって事はどうでもいいのか。そして朴、全軍事独裁政権下韓国にも「お前が言うな」か。つうかダライこそお前が言うなと言いたくなるゲスだ(メタブへ)

アホか, またMukkeか, 死ねばいいのに, 鬼畜, ダライラマ
id:Mukke、お前はダライの悪事(例:オウムからの金銭受領)を批判してからでかい口を叩け、ゴミ野郎/ダライのせいでオウム犯罪が助長されたことを無視できるid:Mukkeの神経には脱帽。これがダライ盲従分子という奴か

 まあ、中国のネット民とやらの反応(サーチナなのでどこまで信じていいか怪しいが)について俺の感想を言えば「金正恩同志のどこがヒトラーだ!。ふざけんな」だわな。
 「アジアの独裁者=ヒトラー」だったら金正恩君に限らず「毛沢東中国共産党主席)も朴正煕(韓国大統領)もマルコス(フィリピン大統領)もスハルトインドネシア大統領)もネ・ウィン(ビルマ大統領)もサダム・フセインイラク大統領)もアサド(シリア大統領)も」何でもヒトラーになっちまう。
 ここでの問題は「安倍が靖国参拝など戦後国際秩序への反逆行為を実行=ヒトラーも同然」と言う話だから安倍がヒトラー呼ばわりされてるわけであってね。そこで「北朝鮮が独裁だ」と持ち出しても意味ない訳よ。
 むしろ「日本人ウヨの醜い居直り」としか理解されん。
 まあ、「安倍信者島田洋一もエントリ『「安倍首相はヒトラー」の多重倒錯』(http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3239565/)でid:Mukkeさんみたいな事言って北朝鮮に悪口雑言だったけど。島田のアホエントリには拙エントリ『「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(12/12分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20131212/5064208022)で突っ込んだけどまさかid:Mukkeさんが「島田の同類=低能バカウヨ」とは知らなかったわ。もう少しまともかと思ってた。
 まあ、「おまえが言うな」とか言ってるid:Mukkeさんって戦前日本が侵略した中国、朝鮮に対する贖罪意識ってねえのかなと(島田に贖罪意識がないのは言うまでもない)。俺のことを『チベットに対する植民地主義者』呼ばわりしてくれましたけどこういう態度こそ「中国、朝鮮への植民地主義」じゃねえの?。
 そして「安倍は戦前への反省が足りない、まるでヒトラーのようだ」と言う正論(俺はこの主張自体は正論だと思いますよ、ええ)を「主張者が北朝鮮だから」って理由で「おまえが言うな」と言っていいのならダライに向かっても「おまえが言うな」でいいんじゃねえの?
 ダライのバカは「オウムから金もらったり、エセ科学者・村上和雄とつきあったり」どう見てもまともじゃないから。あいつにノーベル平和賞をやったことは「非核三原則佐藤栄作*3に平和賞を与えた」位の重大なミスでこの際、佐藤と一緒に平和賞を剥奪していいんじゃないかな。
 あいつが死ねばチベット問題も解決すると思いますよ、ええ。つうかダライがバカだからそういう解決しかもうないんじゃないかな。id:Mukkeさんのようにバカみたいにダライ絶賛できる奴の気がしれん。
 まあ、id:Mukkeさんが俺に応答する事なんてかけらも期待してねえけど。バカみたいに『咲』*4とかいう漫画プッシュしてるだけならMukkeさんには何の問題もないのでそれだけやっててください。


■守る会関東学習会報告 講師:洪ヒョン「韓国は今内戦状態にある」 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01066
 まあ、ばかばかしいですね。韓国にも、もちろんいろいろな政治問題について与野党の争いはあります。これはどこの国だってそうでしょう。で、その中には北朝鮮問題を巡る争いもある。
 与党は保守で北朝鮮に割と厳しく、野党は革新で「北朝鮮に甘い」と言うと語弊があるので「金大中氏、盧武鉉氏の流れをくむ太陽政策路線」「融和路線」といっておきましょう。そして与野党に比べたら超少数派で政治的影響力はないでしょうが、「開城工業団地即時廃止」や「武力統一」を主張するような与党以上に北朝鮮に敵対的な極右もいるし、野党以上に北朝鮮に寛大というかそういう左派政治グループもある(もちろん単に融和的なだけで従北呼ばわりするなどとんでもない話です)。
 それだけの話です。内戦だなんて物騒な話じゃない。意見対立が内戦だったら世界中が「内戦国家」です。
 で極右・三浦小太郎一味(守る会一味)が呼んだ韓国人・洪ヒョンというのは「開城工業団地即時廃止」や「武力統一」を唱えるようなゴリゴリの極右。保守政権の朴クネ政権すら「北朝鮮に甘い」と罵倒するような輩です。まともな論者ではなく話を聞くだけ時間の無駄です。「田母神や石原慎太郎」に北朝鮮政策を聞くようなもんです。 

韓国はこのアジアで自由民主主義革命を実現したという誇るべき歴史を持っており

とためらいもなく言える洪とそれを拝聴できる三浦一味がすごいですね。彼らの言う自由民主主義革命って何でしょうか?。もし「朴正煕批判運動」「光州事件」「全斗煥政権から民政への移行」などを意味するのなら、そうした民主化運動を展開した一人が金大中氏(後に大統領)ですが金氏を糞味噌に罵倒してきたのが洪や三浦一味でしょう。
 また民主化運動を支持したのが日本左派で、逆に全斗煥の側についたのが三浦ら日本ウヨでしょう。
 「よくもまあ、恥知らずにも」と言うしかないですね。

今韓国内には、この北朝鮮にこそ国家の正当性があり、韓国はアメリカの傀儡であるという、まったくひどい「反韓意識」を持つ従北派が出現し、マスコミ、司法、教育界を牛耳ってきている

そんな事実は勿論ありません。単に「俺達の北朝鮮批判に調子を合わせない奴は従北」というくだらない言いがかりです。日本右翼の「日本の教育は反日左翼・日教組に牛耳られ」だの「日本のマスコミは左翼が牛耳ってる」だのの韓国版と理解すればよろしい。大体いわゆる韓国三大紙(朝鮮日報中央日報東亜日報)のどこが「従北」なんでしょうか。これらの新聞には日本版があり、一部記事はネットでも読めますがどう見ても保守派であり北朝鮮には批判的です。三大紙を「従北」だとでも言うんでしょうか。
 それとも「三大紙はマスコミではない」とでも言うんでしょうか。まあ、どちらであれ三大紙評価として馬鹿げていますが。

彼らの当面の目的は国家情報院無力化と国家保安法の形骸化・廃止

 国家情報院はスパイ機関、国家保安法は日本の治安維持法をモデルにしたと言われる共産主義運動弾圧法です。廃止を唱える人間がいてもおかしくない。というか国家保安法は「外国の共産党」も建前では摘発対象にしていますので、形式的に適用すると「日本共産党員の訪韓」すら摘発されかねないんですが(もちろんそういうことをやると問題がありすぎるのでやらないわけですが)。
 また国家保安法が「治安維持法と同様」に「共産主義でも何でもない」民主化運動の弾圧法として機能してきたこと、そのため最近、過去の「国家保安法違反有罪判決」について「再審無罪判決」が相次いでいること、そうした弾圧の実行者が国家情報院の前身である「中央情報部(朴正煕時代、略称はKCIA金大中事件の実行犯としても知られる)」「国家安全企画部(全斗煥時代)」であったことも忘れてはいけないでしょう。国家情報院時代にその種の「でっちあげ」「反政府運動弾圧」があったかしりませんが、そうした過去を持つ組織について廃止論が出るのは当然でしょう。従北なんて話じゃない。

韓国で下記記事のように「自由統一フォーラム」が結成されたこと、ここに参加したセヌリ党の国会議員たちと、自由民主主義のために闘い市民たちの連帯によって、韓国の政界を大きく変えていく可能性が生まれたことを報告しました。

まあ、極右の洪がほめるということは、「自由統一フォーラム」に参加したセヌリ党議員は日本でいえば「自民党の極右議員」でフォーラムは「日本会議」のような極右団体なんでしょう。たいした力など持てないとは思いますが、今後警戒していく必要があるのでしょう。


百田尚樹が田母神応援演説で南京事件否定論の暴言
後で、ライプツィヒの夏『田母神俊雄の「賛同者」のメンツがすごい、また安倍晋三も内心では舛添より田母神を支持していそうだ』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/1dd1b95e5cb200bb889be03a7b08a99d)のコメ欄でもコメントしようと思いますがマスコミ報道に寄れば
1)厳正中立が求められるNHK委員でありながら百田が都知事選で候補者の応援演説をした
2)しかも応援演説の相手はあの田母神
3)しかも応援演説の中で「南京事件蒋介石のでっち上げ、東京裁判南京事件認定など認めない」と放言(ただしこうした放言自体はツィートなどで百田はやっていましたが都知事選応援演説ではそのインパクトの大きさはツィートとは段違いです)
というのだから百田のアホさには頭痛がしてきます。こんなアホをNHK委員に任命した安倍もどうしようもないバカですが。安倍が百田を委員から更迭しない限り中国サイドは「安倍政権は南京事件を否定するのか」と非難するでしょう(安倍は責任問題を恐れて更迭しないでしょうが。下手をしたらあの男は百田同様、南京事件否定論者の疑いすらあります)。
安倍はどこまで外交関係を破壊すれば気が済むんでしょうが。

http://www.asahi.com/articles/ASG235VL1G23UTIL031.html
 米軍による東京大空襲*5や原爆投下を「悲惨な大虐殺」と話し、東京裁判について「これをごまかすための裁判だった」と自身の歴史観を披露。「1938年に蔣介石が日本が南京大虐殺をしたとやたら宣伝したが、世界の国は無視した*6。なぜか。そんなことはなかったからです」「極東軍事裁判で亡霊のごとく南京大虐殺が出て来たのはアメリカ軍が自分たちの罪を相殺するため」と持論を展開した。

 百田の「NHK経営委員」と言う立場を考えれば、日中関係どころか日米関係までやばくなる暴言。百田曰く「南京事件は米軍の戦争犯罪(原爆投下や東京大空襲)をごまかすための捏造」だそうですから。つうかここまで米国を誹謗する奴が「日米安保を支持する」と言うのも理解不能。いわゆる「自主防衛論」じゃないとおかしいだろう。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014020400381
 百田氏は3日に都内で演説し、特定の候補者に支持を訴えた。この際、極東国際軍事裁判について「東京大空襲、広島・長崎の悲惨な状況をごまかすための裁判だった」と主張、「蒋介石南京大虐殺を宣伝したが世界は無視した。そんなことはなかったからだ」などと語った。

 時事通信は「特定の候補者」なんてぼかさないではっきり「田母神」と書いたらどうなんですかね。
 まあ、百田が支持する候補なんて、田母神以外いませんけど。
 しかし普通の候補者、及び支持者なら「百田の発言」は迷惑以外何物でもないでしょう。そもそも南京事件がどうのこうのなんて都政と関係ない。
 けれども、田母神とその支持者連中は「よくやった」とでも思ってるのかも知りません。それにしても三浦小太郎もよく「南京事件否定論者・田母神」を「同じく南京事件否定論者の百田」と応援しながら「朝鮮学校の歴史教科書には問題がある」なんてふざけたことがいえるもんです。手前らの南京事件認識をまともなものにしてから偉そうな事は言えよ。id:noharraも「南京事件否定論者・三浦」を「副会長にする団体・守る会」に入会していて、人として、恥ずかしくないんでしょうか。

http://www.asahi.com/articles/ASG2804PRG27UHBI032.html
 NHK経営委員の百田尚樹氏が3日の東京都知事選の田母神俊雄候補の応援演説で、米軍による原爆投下や東京大空襲を批判し「東京裁判は大虐殺をごまかすための裁判だった」などと述べたことについて、米国務省の報道官は7日、「不合理な示唆だ。日本の責任ある立場の人々は地域の緊張を高めるようなコメントを避けることを望む」と反論した。

 そりゃ百田の発言「(東京裁判で事実認定された)南京事件は中国と米国の捏造」「米国はその捏造で自らの悪(原爆投下、東京大空襲)をごまかそうとした」は明らかな米国への誹謗である上に「安倍政権は百田を更迭するどころか、百田批判を何一つしていない」のだからこうなるでしょう。米国からすれば百田の発言について「ノーコメント」で逃げ続ける安倍政権には怒りを覚えてることでしょう。


■新刊紹介『北朝鮮:首領制の形成と変容:金日成*7金正日*8から金正恩*9へ』(鐸木昌之著、2014年、明石書店
 鐸木と書いて「すずき」と読むようです。「鐸=鈴」なんでしょう。鐸木氏が1992年*10に出版し、1993年に第5回アジア・太平洋賞特別賞を受賞した『北朝鮮:伝統と社会主義の共鳴』(東京大学出版会)の増補改訂版のようです。
 「それなりに権威があるらしい」アジア・太平洋賞をもらった人の本だから「日本語による北朝鮮研究の最高峰(出版社の宣伝文句)」かどうかはともかく、「ウヨ以外に相手にされていない、なんちゃって北朝鮮専門家・荒木和博や西岡力の本」よりはまともな使える本でしょう。家族会やマスコミの皆さんもこういう「まともな北朝鮮ウオッチャー」とつきあわないといけない。巣くう会の荒木や西岡なんて論外です。
 なお、アジア・太平洋賞特別賞を受賞した1993年当時の鐸木氏は『駐中国日本大使館専門調査員』で現在は『聖学院大学政治経済学部専任講師、同助教授を経て、2000年より尚美学園大学総合政策学部教授』だそうです(ウィキペ「鐸木昌之」参考)。
 何でこの本をここで取り上げたかというと今日(2014年2/3)の新聞広告に『「日本語による北朝鮮研究の最高峰」、小倉紀蔵*11推薦!』として紹介されてたので「へえ、あの小倉氏が褒める本なら機会があったら読んでみようかな」と思いメモ書きとしてここに書いてるわけです。まあ、機会があったらですけどね。
 まあ、本を読まないと何とも言えませんが
1)元・日本大使館職員が北朝鮮シンパとも思えない
2)鐸木氏が受賞したアジア・太平洋賞は別に左翼的な賞でもない。アジア・太平洋賞の主催団体「アジア調査会」の歴代会長は「アジア調査会」公式サイト曰く

http://www.aarc.or.jp/guide/guide.html
初代が吉田茂*12・元首相
2代は東大名誉教授・東畑精一
3代が太田一郎・元外務事務次官
4代は大来佐武郎・元外相*13
5代が松永信雄・元駐米大使
そして現在の6代会長は栗山尚一・元駐米大使

である。歴代受賞者*14

第2回(1990年)大賞受賞者
渡辺利夫(当時、東京工業大学教授。現在、拓殖大学総長)『西太平洋の時代:アジア新産業国家の政治経済学』(1989年、文藝春秋
第8回(1996年)特別賞受賞者
川勝平太(当時、早稲田大学政治経済学部教授。現在、静岡県知事)『富国有徳論』(1995年、紀伊國屋書店、後に2000年、中公文庫)
第20回(2008年)特別賞受賞者
水谷尚子中央大学非常勤講師)『中国を追われたウイグル人:亡命者*15が語る政治弾圧』(2007年、文春新書)
第24回(2012年)特別賞受賞
茅原郁生(元防衛庁防衛研究所研究員、拓殖大学名誉教授)『中国軍事大国の原点:トウ小平*16軍事改革の研究』(2012年、蒼蒼社)

など明らかに保守的な人間がいること
を考えれば、まあ、鐸木本は「北朝鮮万歳」的な本ではないでしょう。
 ちなみに渡辺は産経『正論』メンバーです。
 川勝は「第一次安倍内閣教育再生会議メンバーの一人」で1997年に行われた『新しい歴史教科書をつくる会(以下、つくる会)』第二回シンポジウムにシンポジストとして参加』しています。その為つくる会も川勝を「つくる会教科書支持者の一人」として宣伝してきた。
 でそう言う人なので川勝が2009年に静岡県知事選出馬を表明すると、当初「ウヨの政界進出」として一部ではかなり批判的に報じられたわけです。それに対して川勝は『違います。ああいった方々とは一線も二線も画しております』『一度もつくる会のメンバーになっておりません』と釈明しています(ウィキペ『川勝平太』参照)。つまり川勝曰く「つくる会が勝手に宣伝して迷惑してるという話」です*17
 まあ、川勝の釈明をどう理解するかはともかく保守の川勝でもある程度の常識があれば『つくる会と一緒にされてたまるか』と思うわけです。まあ、そう言う常識のない極右政治家もしますが。
・で、まあ、そういう鐸木本を評価する小倉氏も以前三浦小太郎が誹謗中傷したような「北朝鮮シンパ」のわけもない。まあ、こんなことがなくても、わかりきったことですけど。
 しかし、「訪朝経験があり韓国・朝鮮文化研究が専門」とはいえ、本来の専門は北朝鮮研究とは言い難いであろう小倉氏の「推薦の言葉」が果たして本の推薦として適切なのかなという気はします。

【追記】
 この本の最後の「張成沢粛清に対する鐸木氏の評価」の所だけ本屋で斜め読みしましたが「張が中国の意を受け核兵器開発からの撤退を画策したが故に政権内部の批判を受け粛清」と言う評価のようですね。張は親中派という見方は珍しくないですが、鐸木氏もそういう理解のようです。
 そして中国と微妙な関係になり「2014年はある種の正念場」というのが鐸木氏の理解のようです(さすがに巣くう会のように無責任に崩壊論や拉致解決進展論なんか唱えてませんが)。でこの見方が正しいかどうかはともかく、別にこういう見方は北朝鮮に好意的なわけでもないしこうした本を好意的に評価する小倉紀蔵氏も三浦小太郎が誹謗したような「北朝鮮シンパ」とはとても言えないでしょう。全部読むのは厄介そうなので早々にあきらめました。


■今日も人間のくずid:noharraに突っ込む

共和国*18非難のために朝鮮学校のいたいけな子ども達を攻撃するのは人間のクズだ、許せないと野原もまた考えている。萩原遼氏もそうだろう。(野原のツィート)

おいおい。朝鮮学校に言いがかりつけて「無償化から除外しろ」と叫ぶ萩原の行為が「子どもたちへの攻撃」じゃねえってのかよ。「在特会みたいなヘイトスピーチだけ」が「子どもたちへの攻撃」だとでも思ってるのか。ふざけんな、カス野郎。

@sawadamasayasu 「俺が払った税金がこんな学校のために使われるのは御免」というのは一つの意見。それと、子供をいじめたり、子供に(おとなでも)属性で差別して聞くに耐えない悪罵を投げつけること、は全く別。後者については右*19でも左*20でもクズと言うだろう。(野原のツィート)

前者だって悪質な差別に決まってるだろうが、ボケ。つうかそういう「無償化除外容認発言」してよく「俺(野原)は朝鮮学校無償化問題については意見保留」とかふざけたことが抜かせるな。
 しかしこんな馬鹿な事を言うようじゃid:noharraはそのうち「DVやストーカーなど女に暴力を振るうのは差別だが『女性は外で働くなど間違ってる、専業主婦が当然』というのは差別ではなく一つの意見。差別とはまったく別」とか言い出したりしてな。まあ、女性差別問題に限らずその種の珍論がid:noharra先生の文章で今後見ることができるかも知れない。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20140202

「あなた*21ネトウヨ三浦を幹部とする守る会の会員であるということ」は明らかに「アンチネトウヨ」という自称を裏切ってますよね?。

シモツカレ発言。
4月に返事しよう。

 今すぐ返事しろよ。「三浦さんはネトウヨでない、以上」だの「三浦さんはネトウヨだが偉大な人だからおつきあいしても無問題。裏切ってない、以上」という木で鼻をくくったような「まともな説明なしの返事」でもいいから(もちろん説明付を望むがまあ、まともに返答できないだろう、Mukke氏のダライ擁護みたいな詭弁炸裂が予想される)。
 「4月じゃないと返答できない」理由は何だよ。ま、お前は4月になっても返答なんかしないだろうが。「4月に改めて俺が聞かなきゃすっとぼけ」続け、「聞いても」すっとぼけるか、「別の理由を持ちだして回答拒否する」かどっちかだろ。橋下そっくりのゲスだな。前も書いたけど「二代目・橋下徹」を襲名したらどうよ。まったくid:noharra(自称チベット支持者)みたいなバカには「カルト(オウム真理教念仏宗無量寿寺)から現金もらって恥じない守銭奴ダライラマ」と一緒に焼身自殺でもしてほしい。


■酒井信彦『中共の侵略行為を容認する米国』
http://sakainobuhiko.com/2014/01/post-237.html
 何のことかと言えば「米国はチベットウイグル独立運動を支援しろ」「中国共産党政府を打倒せよ、その手始めに米国企業は中国から撤退せよ(島田洋一も似たようなこと言ってましたが)」と言う暴論です。「中国によるチベットウイグル統治への批判意見表明」「ダライやカーディルへの連帯表明」レベルでは酒井は評価しないわけです。
 そんなことは現実的に出来るわけもなければ、すべきでもないでしょう。大体、そんな無茶苦茶なことは米国に限らず「ヨーロッパ諸国(英国、フランス、ドイツ等)」だってやってないし、日本や韓国と言った隣国だってやっていません。安倍ですらそこまで馬鹿な事は言わない。
 あげく「安倍の靖国参拝河野談話への批判をする暇があったら中国打倒を米国は言え」と米国相手に逆ギレですから呆れます。本来、日本右翼が、自らの中国批判に説得力を持たせたかったら『靖国参拝で韓国と関係を悪くしたり』、『慰安婦の違法性を否定して世界中から白い目で見られたり』するのは「中国批判の説得力を落とす」愚行ですがそういう理解がないから呆れます。


■ナポレオンの母親の手紙に感動した 両角良彦著「セント・ヘレナ*22抄」(講談社)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2258

両角氏のナポレオン三部作

 両角良彦と言う人は本業は「通産省官僚(事務次官にまで出世し退官後も電源開発総裁などとして活躍。城山三郎官僚たちの夏』(新潮文庫)の牧順三のモデル)」ですが「趣味がナポレオン研究」で、ナポレオン関係の著書があるようです(若い頃は駐フランス日本大使館一等書記官としてフランス勤務経験がある)。
 三浦の言う「三部作」が何を意味するかわかりませんが、三浦の紹介する『セント・ヘレナ抄:ナポレオン遠島始末』(1985年、講談社)以外には以下のナポレオン関係書籍があります。
・『新版・東方の夢:ボナパルト、エジプトへ征く』(1992年、朝日選書)
・『新版・一八一二年の雪:モスクワからの敗走』(1993年、朝日選書)
・『反ナポレオン考:時代と人間』(1998年、朝日選書)
 なお、三浦は「講談社版」を紹介していますが『セント・ヘレナ落日:ナポレオン遠島始末』(1994年、朝日選書)のほうが入手は容易でしょう。

ナポレオン伝というのは私はエーミール・ルードウィッヒの、それも角川文庫版が大傑作と思ってます。

 何でわざわざ「角川文庫版」と言うのかは不明です(翻訳がどうこう言うのでしょうがその三浦の認識が正しいかどうかはわかりません)。ちなみに角川文庫版は1987年刊行。講談社学術文庫版というのが2004年に刊行されてますから講談社版の方が入手は容易でしょう。

日本では鶴見祐輔の戦前版がこれまた血沸き肉躍る名作

 ググったところ、鶴見『ナポレオン』(2000年、潮文庫)という復刻版があるようです(ウィキペ『鶴見祐輔』によればもともとは、1934年に大日本雄弁会講談社*23から刊行された)。
ちなみに鶴見祐輔とは次のような人です。
・戦前は米内光政*24内閣内務政務次官、戦後は鳩山一郎*25内閣厚生相を務めた政治家。
後藤新平*26の女婿。
鶴見和子*27・俊輔*28姉弟の父。

最近唱えられそれなりに広まっている毒殺説(例えば鹿島茂さんも本でそう書いています)は、やはりありえないのではないかな。

・「毒殺説」に決定的根拠が何もないこと
・ナポレオンが胃がん(ないし胃潰瘍)だったこと
・ナポレオンの死は胃がん(ないし胃潰瘍)でも説明がつくらしいこと
はウィキペ「ナポレオン」を見る限り事実のようですが、「毒殺はあり得ない」とまでは言えないんじゃないですかね。ちなみに鹿島氏の本とは『ナポレオン・フーシェ*29タレーラン*30 情念戦争 1789*31−1815*32』(2009年、講談社学術文庫)でしょうか。

イギリスのロウ提督はナポレオンを苛め抜いたかのようによく描かれます

少なくとも日本版ウィキペディア「ナポレオン」では

(注:ロー提督は)腐ったブドウ酒を振舞うなどナポレオンを徹底して愚弄

と酷い扱いをしたと書いてありますね。まあ、ウィキペディアではどこまで信用できるかと言う問題がありますが。


■書評「幻の祖国に旅立った人々 北朝鮮帰国事業の記録」(小島晴則編 高木書房)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2252
 単に「善意の産物ではあっても、結果的には帰国事業には問題があったと思う」とか「本書は帰国事業についての貴重な資料の一つだと思う」とかいうまともな書評なら突っ込む所は何一つないんですけどね。三浦の書評がそんなまともなもののわけがない。

日本の朝鮮半島統治は、現在の韓国や北朝鮮が喧伝するような過酷なものではなく、むしろ近代化と福祉を推進したことは資料によりほぼ明らかとなっている。

やれやれですね。中国のチベット支配を「近代化されていようが当事者のチベット人焼身自殺など抗議運動を起こしている」と非難する男が日本の朝鮮植民地支配について「三一独立運動のような抗議運動が起ころうが、北朝鮮、韓国が非難しようが近代化に役立ったすばらしいものだった」ですか。少しは恥を知れと言いたいですね。三浦の論理だと中国のチベット支配は非難できなくなるのですが。大体「資料」って何ですか?。まともな朝鮮史家は三浦の「植民地統治正当化論」とは全く逆のことを言ってると思いますけどね。
 つうか帰国事業について語るにおいて「日本の朝鮮植民地統治はすばらしかった」と言う必要はどこにもないんですが。
 id:noharraはこういうゲス男が「自分の入ってる守る会の副代表」で恥ずかしくないんですかね。安倍ですら「本心はともかく建前では」ここまで酷いことは言いませんよ。言ったら日韓関係は最悪の状態になりますから。それでも安倍は「靖国参拝河野談話に対する態度」で韓国や北朝鮮から非難されるわけです。

彼ら在日朝鮮人のほとんどは韓国出身であり、北朝鮮は真の故郷ではなかった。しかし彼らにとって、独立した祖国北朝鮮が、自分たちを国民として受け入れてくれるという感動は、彼らにとって失われた祖国がよみがえるような体験だった。

 まあ当時の日本での在日朝鮮人差別は酷かったし、韓国からは帰国運動はなかったわけですからね。そりゃ感動するでしょう。「韓国が在日を引き受けようとはしなかったこと」「日本の在日差別が酷かったこと」を無視して「帰国事業を非難する三浦のような態度」はあまりにも問題がありすぎでしょう。

今では北朝鮮の侵略とその失敗により、悲惨な犠牲者を出しただけだったことが分かっている朝鮮戦争も、当時は韓国及び米軍の侵略*33に、北朝鮮と、それを支援した中国という、新しいアジアの希望に向かう共産主義国家が対抗し勝利したという、ある意味70年代の北ベトナムへの幻想*34に近い意識が特に在日朝鮮人内部には強く存在していたし、これは日本人左翼にも共有されていただけでなく、ある意味、大東亜戦争の敗北によって葬られようとしていた、反米主義、親アジア主義の表れとすら言える一面を持っていた。

・やれやれですね。「大東亜戦争*35なんて代物は親アジア主義なんて立派な代物では全くないでしょうに。
 大東亜戦争なんてただの植民地争奪戦争に過ぎません。小生は「北朝鮮朝鮮戦争開戦を正当化する気は勿論ない」ですがまだ「韓国と北朝鮮は同じ民族」なんだから「朝鮮戦争は民族統一の大義を持った戦争で侵略ではない」として大東亜戦争よりは正当化出来るんじゃないですかね。もちろん極右・三浦の考えは真逆で「朝鮮戦争は侵略だが大東亜戦争大義ある戦争」だそうですが。
・そして「大東亜戦争」は「ある意味反米主義」ですがそれは別にイデオロギー的にそうなのではなく「日本の中国侵略や東南アジア侵略(フランス領インドシナ進駐)」でそれに否定的な米国と日本が対立したというだけの話に過ぎません。それが「戦前日本の反米主義」ならヒトラーポーランド侵略で「英仏と対立し、ついに戦争に至ったこと」も「ナチスドイツの反英主義・反仏主義」になるでしょう。

戦後国交が途絶えていたこともあり、この帰国事業は、中国、朝鮮半島との未来の友好や、また再び貿易や交流が復活するための大きなきっかけになるという期待もあった。財界も基本的にこの帰国事業を支持した

まあ、重要な指摘でしょうね。帰国運動は政府事業であり、単なる「左翼の運動」ではないわけです。

日本人妻の安否調査は、せめて日本政府は北朝鮮に要請すべきではないだろうか。

要請してるんじゃないですか?。つうか過去に、日本人妻の何人か日本に里帰り(一時帰国)してるしね。
大体そういうこというなら無茶苦茶な制裁路線はやめるべきだろうに。制裁しながら「安否を教えて欲しい」なんて言ったって向こうも応じないだろ。


■私がなぜ田母神候補*36を支持するのか 1月23日のポスター貼りを終えて【結構疲れた】(三浦の個人ブログ:小生の追記コメントあり)
http://miura.trycomp.net/?p=2237
 「エントリ本文も酷い内容」ですが、エントリタイトルを見るだけで三浦の非常識さに絶句ですね。三浦は都知事選に立候補した田母神の支持者として「田母神の選挙ポスター貼り」に参加したそうです。ちなみに田母神の公式サイト(http://www.tamogami-toshio.jp/page/supporter)にも三浦は「支持者の一人」として紹介されています。
 なお田母神支持者は三浦以外も
石原慎太郎*37・維新の会共同代表」
平沼赳夫*38・維新の会国会議員団長」
慰安婦への暴言であの維新の会すら党から除名にした西村眞悟
成田闘争ごね得呼ばわりして麻生内閣国交相引責辞任した中山成彬*39
南京事件否定論者の古株・阿羅健一*40
つくる会初代会長・西尾幹二」「つくる会二代目会長・田中英道」「つくる会5代目会長・小林正*41」「つくる会6代目会長・藤岡信勝
「極右放送局・チャンネル桜社長で田母神が代表を務める右翼結社『頑張れ日本!全国行動委員会』幹事長の水島総
「極右結社『日本世論の会』『正論の会』の代表・三輪和雄
「田母神が防衛省から追放されるキッカケをつくったアパ大賞主催者の元谷外志雄アパホテルグループ総帥)」などとトンデモ極右オンパレードです。
 まあ、三浦は「右も左もないと中道ぶってはいます*42」がゴリゴリの極右ですし、三浦とつきあいのあるウヨ連中(例:荒木和博、西村幸祐など)は「田母神支持」を公言してるので、「もしかしたら田母神支持を公言するかも」とは思っていましたが、本当に公言するとはびっくりです。三浦が役員を務める「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会(守る会)*43」や「アジア自由民主連帯協議会*44」の評判が悪くなる危険性がありますが、まあ、最初からあれらの団体は「会員は全てウヨ」で「支持者もウヨしか想定していない」んでしょう。
 「日本は核武装すべき」「従軍慰安婦南京事件中韓の捏造」「張作霖暗殺はコミンテルンの謀略、日本軍の犯行ではない」等と公言する「極右レイシスト」「歴史捏造主義者」田母神を支持できると公言する三浦がまともでないことは言うまでもないでしょう。「三浦が副代表を務める守る会」の会員で「自称アンチネトウヨ」のid:noharraは「三浦の田母神支持表明」について何とも思わないんでしょうか?。「それなりにまともな」舛添、細川や宇都宮ならともかく「極右レイシスト」「歴史捏造主義者」田母神支持など「三浦副代表の政治信条に我々守る会会員がどうこう言うのは越権行為、三浦副代表には政治活動の自由がある」などといってすましていられる問題ではないでしょう。「三浦を批判せず副代表に留任させ続ける」なら「守る会」とはそのレベルの右翼団体だと言う事であり、そんな団体が「朝鮮学校の歴史教科書には朝鮮戦争北朝鮮側から開戦したと書いてない(本当か知りませんが)」だのと非難するのは恥知らずにも程があるでしょう。まあ、守る会とはその程度の「ゴロツキ右翼団体」で、その会員たち(例:川人博萩原遼id:noharra)もその程度の「ゴロツキ右翼」だと俺は以前から思ってはいましたが。
 id:noharraの「私はアンチネトウヨ」という主張がまるきり嘘である事が改めて明らかになったといえるでしょう。嘘でないというなら「ネトウヨ三浦小太郎」を自ブログで批判し、また、「とっとと守る会を抗議退会して欲しい」ものですがまあ、何もしないでしょう。もちろんid:noharraがこうした小生の批判に対し何ら応答せず、すっとぼけ続けるであろうことも言うまでもありません。id:noharraは誠実さも知性もない屑であり、こうして小生に批判されてもすっとぼけ続けるほど面の皮の厚い恥知らずです。「ダライがオウム真理教無量寿寺から金をもらおうと何一つダライ批判が出来ないMukkeさん」と「三浦が田母神支持を表明しようと三浦批判が出来ないid:noharra」は「精神の下劣さ」がいい勝負です。
 なお、三浦曰く有力候補の支持順番は荒木和博や島田洋一らウヨと同様「田母神−舛添−細川−宇都宮」の順だそうです。まあ、そりゃそうでしょう。極右の三浦が「極右・三浦が嫌う」菅直人*45が支援し脱原発を主張する細川氏や「極右・三浦が嫌う」社民・共産が支持する宇都宮氏に好意的とはこちらも最初から思っていません。

 石原知事の行おうとしたことで、私がともかく全面評価しているのは(1)当時日本政府(民主党政権)ができなかった尖閣問題など対中国の強硬姿勢を、日本政府にその姿勢がないなら東京都が地方自治の範囲でできることで示したこと。

 ばかばかしい。石原のやったことは尖閣問題解決には何ら役立っていません。日中関係を悪化させただけです。あんなのを評価するのは三浦のようなバカ極右だけでしょう。
 たとえば「丹羽宇一郎氏(元伊藤忠商事会長、元経済財政諮問会議委員、元中国大使)」は経歴からわかるように、言うまでもなく左派ではなく保守ですが彼は中国大使時代に石原の行為を批判しました。まともな人間なら保守でもあんな愚挙は評価しない。評価する三浦と「そんなバカ・三浦を副代表に担いで恥じないid:noharraら守る会会員」が人間のくずであることはいうまでもありません。
 まあ、三浦は「安倍が靖国参拝で日中・日韓関係を悪化させてること」について安倍批判するどころか、中韓の言いがかりであるかのように非難するバカだからどーしよーもありませんが。
 なお、三浦が石原を評価するとしてる「都庁・尖閣購入論」以外の理由も「朝鮮学校への補助金不支給」「東京五輪招致による国威発揚」「自衛隊を防災演習に投入した事による軍事的アピール」とおよそ都民生活と関係ない「右翼的理由」であることには心底呆れます。

平和の祭典であるオリンピックを成功させるためにも、平和を守るためには軍事や警察の充実が必要です。

 言ってることが意味不明です。五輪の成功と軍拡と何の関係があるのか。そもそも「警察の充実」ならともかく「軍拡」など都知事の任務ではない。

デヴィ夫人北朝鮮認識とは私は全く逆

 デビ氏は「朝鮮学校無償化除外反対」を公言してますからね。田母神支持する理由がさっぱりわかりません。
 「平壌でのプロレス大会開催」をきっかけに何度も訪朝し、北朝鮮から「友好人士扱い」されながら「極右政党・維新の会」に所属するアントニオ猪木氏並みに意味不明です。
 デビ氏や猪木氏も変ですが「お前らみたいな北朝鮮シンパの疑いのある奴の協力などいらない」とデビ氏や猪木氏に言えない維新の会や「田母神陣営」「三浦ら田母神応援団」も変というかお粗末な連中です。

私は一度首相を務められた方*46は、表舞台に出る以外のやり方で自分の政策の実現を目指したほうがいいと思います

 一体何が根拠なんですかね。大体その理屈なら「元首相・安倍の再登板」や「元首相・麻生*47財務相就任」は支持できないはずですが支持しているのが三浦です。
 またその理屈だと首相退任後に要職に就いた「伊藤博文(首相退任後、韓国統監)」「高橋是清(若槻*48、犬養*49、斎藤*50、岡田*51内閣で蔵相)」「宮沢喜一*52(小渕*53、森*54内閣蔵相)」はどう理解されるのか。まあ、宮沢はともかく「戦前の伊藤や高橋」は戦後とは事情が違いますけどね。

うれしかったのは百田尚樹氏が、ツイッターで田母神氏に支持とみられる言葉をつぶやいた

百田は安倍の引きで「NHK経営委員」になるほどの極右でツイッターでも「南京事件慰安婦中韓の捏造」と公言するような男ですから田母神支持は不思議じゃないでしょう(なお、安倍との関係で舛添支持を表明する、あるいは自分のNHK経営委員と言う立場に配慮して発言を慎むかと思っていましたがそうではなかったわけです)。そんなことの何が嬉しいんですかね。
 なお、「百田がNHK経営委員」であることを考えれば「NHKに田母神応援報道を百田が強要するかも知れない」と疑われるようなツィートをするのは「経営委員失格」でしょう。三浦はNHK経営委員の誰かが、極右・三浦とは真逆の立場にいる「細川氏や宇都宮氏の支持」を公言したとき何とも思わないんでしょうか。まあ、百田を褒めたことを棚上げしてそのNHK経営委員を非難するご都合主義の屑が三浦でしょうが。

 ある漫画家の方がどこかで書いていたことのうろ覚えですが、ある自衛隊員は「自分たちは余計者とか税金泥棒とか言われていたほうがいい、本当に自分たちが必要とされるような時代が来たら、それは大変な時なのだから」と語ったということでした。今が危機の時代となりつつあることを日本庶民が認識し始めていること、それが安倍政権の誕生からこの選挙に至る一連の流れだと私は考えておりまして

とんでもない認識ですね。
前後の文脈から考えて「自衛官が必要とされる危機の時代=戦争」でしょうが、三浦はどこの国との戦争を想定してるのか。竹島問題で韓国か?。尖閣問題で中国か?。北方領土問題でロシアか?。はたまた巣くう会流の「北朝鮮への自衛隊投入」でも考えてるのか?。あるいは『イラク戦争やアフガン戦争での英国軍』のように日本から遠く離れた海外での『米軍との共同軍事作戦』か?(たぶん中韓を敵視しかの国々との戦争でも三浦は妄想してるのでしょうが)
 安倍ですらそんな野蛮で愚かなことはしないでしょうし、安倍支持者ですら多くは「アベノミクスに期待」してるのであって「周辺諸国との戦争」など覚悟してはいないでしょう。三浦はどれほど野蛮で事実認識が歪んでるのかという話です。こんなバカを「守る会副代表」にして恥じない「守る会会員(id:noharra萩原遼川人博ら)」はどれほど愚かなんでしょうか。
 そもそも本当に「戦争の危機」にあるのなら日本で五輪などやるべきでないし、「五輪招致でのトルコ・イスタンブールの落選理由の一つ」は明らかに「隣国シリアの内戦が飛び火する危険性」なんですが。

【追記】
 三浦のバカが「うれしい」と大絶賛の百田ツィートを赤旗が批判してるので紹介しましょう。
 id:noharraには「赤旗の百田批判」をどう思うかぜひ教えて欲しい。三浦批判になるから「赤旗は正しい」なんて言えませんか?(嘲笑)。チンカス野郎、何とか言えよ。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-26/2014012604_01_1.html
 昨年11月にNHK経営委員に就任した作家の百田尚樹氏が、都知事選告示を前にした18日、みずからのツイッターに「私が東京都民だったなら、田母神俊雄氏に投票する」と書き込んだことが問題になっています。
 放送法第1条2項は「放送の不偏不党、真実及び自律」を定めています。NHKの最高議決機関である経営委員会の委員はこの条項を誠実かつ積極的に守る必要があります。百田氏の言動は都知事選直前の時期の極めて挑発的で露骨な政治的発言です。経営委員としてふさわしくないとの批判が起こるのは当然です。
 しかし百田氏はツイッターで反論します。「『NHKの経営委員がそんなことをツイートしていいのか?』という非難のリプライが多数寄せられた。まとめて答えてやる。いいんだよ!!」。
 何とも下品で荒っぽい反論です。確かに放送法や経営委員の服務に関する準則に各委員の政治的発言を禁止する条項はありません。しかし、経営委員については放送法では「公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者」とされ、準則では「経営委員会委員は、放送が公正、不偏不党な立場に立って…健全な民主主義の発達に資する」ことを「自覚」するよう求めています。この精神に立つ限り「いいんだよ」と開き直ることはできないはずです。
 2007年経営委員長に就任した古森重隆*55(当時富士フイルム社長*56)が、自民党議員の励ます会に出席し「応援をよろしく」と述べたことが批判された事例とまさに同一です。

【関連:古森経営委員長(当時)の問題行為】

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-04-10/2008041004_01_0.html
自民議員励ます会に出席、NHK経営委員長が釈明
 古森重隆NHK経営委員長(富士フイルムホールディングス社長)は八日の経営委員会で、二月下旬に開かれた自民党武藤容治衆院議員*57を励ます会に出席したことについて、「私人としての行動だった」と報告したことを明らかにしました。
 古森委員長は「武藤議員は富士フイルムの元社員で、社長として出席した」と述べました。会のあいさつで自ら経営委員長であることに触れたことについては、「NHKをよろしくとは話したが、経営委員長として出たわけではない」と釈明しました。
 「励ます会」出席の件については、本紙三月一日付が「古森NHK経営委員長の『政治との距離』はどこに」の見出しで報じました。また三月三十一日の参院総務委員会では、日本共産党山下芳生参院議員が「不偏不党であるべきNHKを監督すべき経営委員長として、視聴者に誤解を与えることはやめるべきだ」と古森委員長を厳しく批判していました。


産経新聞朝鮮学校生が金第1書記に忠誠誓う公演…張氏粛清も影響、礼賛体制取り込み鮮明に』
 まずはこれにつけた小生のブクマ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/life/news/140121/edc14012111250002-n1.htm
で、そういうのが嫌だったらそれこそ日本政府が学校を支援すべきなんじゃないの?。/しかし「差別や捏造」の他に産経はやることがないのか。

・まあ、産経の記事では真偽自体怪しいですけどね。
・もちろん無償化や補助金は「子どもの教育権保障」が本筋であって「金正恩崇拝がどうこう」なんて関係ありませんが産経は本気でそういうことをやめてほしいならそれこそ「金銭支援した方が北朝鮮との関係が深まらなくていい」と思いますけどね。また「拉致問題」はこの問題の本筋じゃないですけど、拉致解決という意味でも「無償化除外」などの無法は交渉の妨げになるでしょう。

日本国内の朝鮮学校に対する各自治体の補助金支給の是非をめぐる議論が再燃する可能性もある。

 要するに自分が非難したいだけなのにこういう「(非難が起こる)可能性もある」云々という書き方は産経に限らずやめて欲しいですね。はっきり自分の責任で批判しろよ。どれほど卑怯者なのか?
 しかもこの件の場合「産経とその同類バカ右翼」しか騒いでない、自作自演も同然の代物ですからなおさら卑怯きわまりない。


■いつもながらid:noharraがゴミで屑過ぎる

儒教の悪口を言う明治日本人を信じてはいけない。左翼の悪口を言う元左翼を信じてはいけない。敗北した責任は自分にあると考えるべきなのに、外部に責任転嫁しているだけの奴らだからだ。(id:noharraのツィート)

 いつもながらアホツィートですね。何がid:noharraはアホかといえば「具体性がなくて意味不明」なことです。
 「儒教の悪口をいう明治日本人*58」とは一体誰なのか?。福沢諭吉*59とか内村鑑三とか具体的名前*60を挙げた上で「彼らが儒教について何を言ってるのか」「それを自分はどう思うのか」詳しく書かないのでまるきり意味不明です。
 「左翼の悪口を言う元左翼」とは一体誰なのか?。「日本共産党から除名された萩原遼や兵本達吉」「戦前は共産党員だったが戦後は右翼活動家となった田中清玄や鍋山貞親*61とか具体的な名前を出した上で「彼らが左翼について何を言ってるのか」「それを自分はどう思うのか」詳しく書かないのでまるきり意味不明です。自分の個人日記ならまだしも「他者に公開することが前提のツイッター」でここまで意味不明なことがかける馬鹿さには脱帽します。とても俺にはまねできません。しかし「左翼(つうか萩原を除名した日本共産党)の悪口を言う元左翼・萩原遼」を褒め称えてた男id:noharraが「左翼の悪口を言う元左翼を信じてはいけない」というのには、ただただ呆れますね。「左翼の悪口を言う元左翼」萩原を信用してるのはどこの誰ですか?。あなたでしょ、野原さん?。文章を書くときは少しは脳みそを使ったらどうですか?
 なお、俺個人は萩原の除名は当然であり、むしろ除名が遅すぎたと思っています。もっと早く除名すれば良かった。

@BridgeoverTrobl さんの意見、あるいは感覚をお聞きしたいのです。金正恩賛美のパフォーマンスを子供にやらせることについての。

そんな事を知ってid:noharraはどうしたいのか?
なお、俺個人の考えを言えば
1)「それが事実ならば俺個人は好ましいとは思わない*62」が
2)「基本的に親御さんと子どもの問題だと思う」
「たとえば、ライプツィヒの夏『幼稚園に安倍晋三なんか呼んで、どんな話をしてもらうんだか』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/1f181192203d86e817f4ce5c31f1289f)や flagburner's blog(仮)『教育勅語を唱えさせられる幼稚園児たちの立場は?(Sep 9, 2012)』(http://blog.goo.ne.jp/flagburner/e/ea9ea01161f843fcad4ecd5a8f6635cc)が批判する極右幼稚園・塚本幼稚園を俺はmccreary氏やflagburner氏同様、異常だと思うが、親御さんと子どもが納得してるのなら『バカだと思う』位は言うがそれ以上どうこうする気もない」
3)要するにid:noharraはこの件で「自分が入っている守る会(三浦小太郎一味)の朝鮮学校無償化除外を正当化したいのだろうがそんな事は暴論である」
4)「なおid:noharraには塚本幼稚園をどう思うかや『オウム真理教無量寿寺といったカルトから金銭受領して恥じない外道・銭ゲバ坊主のダライラマが転生霊童という馬鹿げた行為で子どもの人権を侵害してること』をどう思うのかを是非聞きたい」ものだ。ま、ダライの件については恥知らずにも確か詭弁で擁護していたと思うが。


産経新聞『アンワル氏の入国拒否か 成田空港、「事件」理由に』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140121/asi14012100450000-n1.htm

 マレーシアで野党連合を率いるアンワル*63元副首相は20日までにブログで、自身が19日朝に成田空港に到着した際、日本への入国を拒否されたと明らかにした。空港の入管当局は、アンワル氏が過去に問われた「同性愛行為」などの事件が理由と告げたという。
 東京入国管理局成田空港支局は「個人情報なので答えられない」としている。
 アンワル氏は1998年に政治腐敗を批判して当時のマハティー*64首相と対立し失脚。同性愛行為*65*66などを理由に起訴されたが、2004年に無罪が確定した。アンワル氏は08年に別の同性愛行為をしたとする罪に問われており、係争中。
 ブログによると、アンワル氏は日本財団笹川陽平会長の招きで訪日する予定だった。アンワル氏は2006年以降、3度にわたり「何の障害もなく日本に入国してきた」と説明。「日本政府の不当な措置に最も強い言葉で抗議する」としている。

 まあ、おそらくマレーシア政府の圧力で入国拒否したんでしょう。政権トップの安倍も了承しての話でしょう(まあ、「安倍の了承がない」なんてことはないでしょうが、仮に安倍が了承していないとしても安倍が「アンワルを入国させよ」と今後、政治力を行使する事は期待できないでしょう)。
 ダライや李登輝*67の過去の入国拒否(なお、最近は入国拒否はしないものの日本政府高官が彼らに公然と会ったりはしない)なんかと話は同じです。ただダライや李の件では中国を糞味噌に言ったウヨ共もこの件でマレーシアを批判はしないでしょう。連中が問題にしてるのは人権ではないからです。反日親日かが問題だから親日と見なすマレーシアは批判しないでしょう。
 まあ、この件、難しいですよね。筋論から言えばマレーシアは批判されるべきだし、アンワルは入国させるべきです。とはいえマレーシアと全面対決というのもなかなか現実的に難しい。「理想と現実をどうバランス取るか」ですが、まあウヨに限れば「マレーシア万歳」でそんな悩みは何もないでしょうね。
 しかし「中国と比べたら小国」のマレーシアに屈服し「アンワル入国を拒否する」安倍が「ダライと面会する」などして中国相手に喧嘩することはどう見ても期待できないでしょうね。


■【報告と動画】2014年1月12日 日本ウイグル協会「緊急抗議集会 中国政府は民族虐殺を止めよ」
http://freeasia2011.org/japan/archives/2974
 三浦が宣伝してる「アジア自由民主連帯協議会」に掲載された文章です(なお、三浦は協議会理事です)。

司会はアジア自由民主連帯協議会の三浦が行い、最初に「頑張れ日本!全国行動委員会幹事長」を務める水島総氏が登壇。現在中国政府が行っていることは、かってナチスが行った民族絶滅政策に他ならず、まさに平和と自由、民族自決権の敵であり「悪の帝国」であると述べました。

なんて悪口雑言はいても何がどうなるもんでもないでしょう。批判する場合でもそれなりに常識的な言葉を使ってほしいもんです。

今回の都知事選もまた、日本を変えるための重要な選挙の一つであることを述べて挨拶を終えました。

水島や三浦は「頑張れ日本!全国行動委員会代表」田母神の支持者であり、「田母神が当選すればウイグルにもいい影響が」とか抜かすんでしょう。田母神当選なんかあり得ませんが、仮に当選したとしても都知事ウイグル問題で何が出来ると言うんでしょうか。何かしたいのなら国政進出すべきでしょう。もちろん田母神に国政進出して欲しいわけではなく「外交問題は国政問題だろう」という話ですが。

今、中国ではウイグル人の小さな子供を誘拐し、そしてスリなどを覚え込ませて犯罪行為をさせる、それによってウイグル人が悪い民族で抹殺すべき存在だと漢人に偏見を持たせ、憎しみを煽るようなひどい犯罪行為を行っている

 「日本ウイグル協会代表」「世界ウイグル会議副総裁(アジア太平洋担当)」イリハム・マハムティの発言だそうです。酷い陰謀論ですね。何か根拠があるのかと聞きたくなります。まあ、「悪徳中国人が身寄りのないウイグル人の子どもをスリに仕立ててる」「あるいは誘拐したり人身売買したりして調達したウイグル人の子どもをスリに仕立ててる」というのはあるかもしれませんが、「政府の謀略として実行」ってのはねえ。あり得ない話でしょう。

このような国はいつか日本に対しても侵略の意志を明らかにするだろう

 中国がウイグルに対して何をやってるのかは知りませんが、さすがに「日本侵略」なんてないでしょう。イリハムもバカ発言も大概にして欲しい。

 かってアウン・サン*68将軍が日本で訓練を受けた30人の同志と共に立ち上がったのが現在のミャンマービルマ)独立への第一歩だったことを思う時、将来、いま日本で闘っている彼等こそが未来のアジアを作っていくだろう

 アジア自由民主連帯協議会会長ペマ・ギャルボの発言です。「アウン・サン」なんて持ち出す意味がわかりませんが、まあ、「大東亜戦争聖戦論(アジア民族解放戦争論)」にたつ日本ウヨへのこびへつらいでしょう。全くペマも困った男です。アウン・サンは最終的には連合国の側についてるんですけどね。


内モンゴルにおける抗議活動 『ザ・ディプロマット』 2013年12月19日 : 南モンゴル人権情報センター
http://freeasia2011.org/japan/archives/3027
 三浦が宣伝してる「アジア自由民主連帯協議会」に掲載された文章です(なお、三浦は協議会理事です)。

『ザ・ディプロマット』誌は、南モンゴル人権情報センターのエンフバト・トーチョグ氏にインタビューした。
記者:南(内)モンゴルへの漢人移民問題がこの地域において暴力や諸問題の原因になっていると考えていますか。
トーチョグ・エンフバト:その通りだと思います。

 「何だかなあ」って感じですね。まあ、原因と言えば原因かも知れないが、今更「漢民族内モンゴルから出て行け」ってわけにもいかないでしょう。そのあたりを「南モンゴル人権情報センター」がどう考えてるのかがこのインタビュー記事を読む限りではわかりません。
 「漢民族との平和共存、友好」を明言しなければ物事はうまくいかないと思いますね。問題はもはや「漢民族の移民それ自体」ではなく「漢民族の問題行動」でしょう。


■【報告と動画】第3回「アジアの民主化を促進する東京集会」
http://freeasia2011.org/japan/archives/2939
 三浦が宣伝してる「アジア自由民主連帯協議会」に掲載された文章です(なお、三浦は協議会理事です)。
 12/8の集会報告がやっと1/18に掲載されました。
 小生はこの報告がアップされる前に『「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート88(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081003/1307052595)で「この集会の締めの挨拶」を「極右団体・維新政党新風の代表・鈴木信行」がやったことを鈴木の個人ブログ(http://ameblo.jp/ishinsya/entry-11716791019.html)を元に指摘し、「鈴木に挨拶させるなんて非常識だ」と批判しましたが、改めてこの集会報告を元に批判します。なお、いつも通り「報告の筆者は三浦小太郎」です。三浦が毎回「ウヨ集会の報告を書く」ほど右翼と公然と癒着してることを自称「アンチネトウヨ」のid:noharraはどう釈明する気なんでしょうか。

 集会実行委員長で外交評論家の、加瀬英明*69が開会あいさつを行いました。加瀬委員長は、(中略)今年(2013年)に70周年を迎える大東亜会議の開催などを通じ、アジア諸国の独立と民族差別の撤廃に向け努力してきたが、未だに中国に於いては、共産党独裁政権により、各民族への暴虐な弾圧と、又他国に対しての覇権主義が続いている、この中国の弾圧をどうはねのけ、諸民族の独立を実現するかを、これから皆さんと一緒に考えていきたいと述べました。

呆れて物も言えません。
 先ず第一に「大東亜会議」は「日本の侵略戦争の正当化」にすぎません。「アジアの独立」なんて代物じゃない。それがよくわかるのは「この会議にはインドネシア代表がいない」ということでしょう。 当時、インドネシアスハルト(後に初代インドネシア大統領)が日本に協力していたにも関わらず、インドネシアは代表を出せなかった。それが何を意味するかといえば「日本は形式的な形ですらインドネシア独立を認める気がなかった」ということでしょう。
 また会議に参加した各国代表の内『汪兆銘(南京国民政府行政院長)』には蒋介石中華民国主席)、『チャンドラ・ボース自由インド仮政府国家主席インド国民軍最高司令官)』にはガンジーやネール(後に初代インド首相)といったライバルがおり彼らライバルたちは日本ではなく連合国の側にいました。また以前も指摘しましたがボースは「日本と手を組む前はナチスドイツと手を組もうとし、日本の敗戦がほぼ確実になると、ソ連に亡命して英国と対決しようとしたマキャベリスト」ですから日本との間に信頼関係があったわけでは全くない。
 第二に『諸民族の独立』って何を考えてるのか。チベットウイグルの独立なんて非現実的ですし、そんなことは中国に批判的な欧米諸国だって主張しません。そもそもダライラマ亡命政府や世界ウイグル会議だって少なくとも建前は「実質的自治権の保障(現状の自治権は形式的だと批判)」であって独立じゃありません。

 中国問題研究家の宮崎正弘氏がまず講演を行いました。
 宮崎氏は、現在、中国経済が成長を続け、巨大な市場であるかのような報道が未だに続いているが、それは全く現実とはかけ離れたものであって、中国経済は今後外国からの投資が減っていく*70中、輪転機を次々に回して紙幣をすり続けるようになる、そして、これは日本ではほとんど報道されていないけれど、実はそのうち20%は偽札で、それほど本質的には危うい虚構の経済だと述べました。

 実際どうなるかわかりませんが本当に中国経済が崩壊したら恐ろしいことになるでしょう。「中国に比べたらずっと小国」のギリシャの経済危機ですら大問題になったんですから、中国経済がやばくなったら世界経済への影響はものすごいでしょう。当然そういう事態は中国は勿論、国際社会も何としても封じ込めようとするでしょう。
 大体そんな事態になったら「独立云々」以前にチベットウイグルの生活が大打撃でしょう。
 そういう事態を望んでるらしい宮崎とその仲間連中には呆れます。
 なお、ウィキペ「宮崎正弘」によれば宮崎には
・『中国大分裂:日本を襲う恐怖の衝撃波』(1995年、ネスコ)
・『人民元大崩壊:中国発「世界連鎖恐慌」の衝撃』(1998年、徳間書店
・『瀕死の中国』(2005年、阪急コミュニケーションズ)
・『中国瓦解:こうして中国は自滅する』(2006年、阪急コミュニケーションズ)
・『中国は猛毒を撒きちらして自滅する:全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国』(2007年、徳間書店
・『崩壊する中国・逃げ遅れる日本:北京五輪後に始まる戦慄のシナリオ』(2008年、ベストセラーズ
・『中国分裂 七つの理由』(2009年、阪急コミュニケーションズ)
といった本があります。要するに今から18年前(1995年)から「分裂」「崩壊」『中国発「世界連鎖恐慌」』「瓦解」「自滅」とさんざん中国を罵倒してきた男が宮崎です。もはやまともな分析をしてると言うよりただの中国罵倒でしょう。18年前から「中国崩壊の危機」を叫びながら外してきた男が今も「中国崩壊の危機」を唱えられるその厚顔無恥な神経には呆れます。

 続いて外交評論家の加瀬英明氏が、自分は中国共産党政府は、2017年前後に崩壊するという予想を建てていると語り、その理由は、歴史を見ると、全体主義国家がオリンピックを開催すると、必ずその9年後に崩壊するという20世紀の前例がある、1936年、ナチスベルリンオリンピックを開催したが1945年には跡形もなく崩壊した、ソ連も、1980年モスクワオリンピックを開催し89年に崩壊した、おそらく同様に中国共産党も、2008年の北京オリンピックの9年後、2017年前後には崩壊し、南モンゴルチベットウイグルの諸民族が独立を果たせるよう、日本も積極的に彼ら民族を支援していきたい*71と述べました。

 「ナチスドイツもソ連も五輪開催後9年で崩壊したので中国も9年後の2017年当たりにそうなると思う」って、ばかばかしくて話にならない。別にナチスドイツもソ連も五輪を開催したから崩壊したわけではない。ナチスドイツの場合は「第二次大戦の敗北」が、ソ連の場合は「ヤナーエフ副大統領、クリュチコフKGB議長、プーゴ*72内相、ヤゾフ国防相、パヴロフ首相らソ連共産党保守派のゴルバチョフ大統領打倒クーデターの失敗とそれによるソ連共産党への批判の高まり」が崩壊の直接の原因です。大体、2017年というと「今から3年後」ですけど一体どこに「崩壊の兆し」があるのか。いやそもそも「内戦でも起こると困る」ので無邪気に中国崩壊希望と言える神経に呆れますが。

続いて中国研究家の黄文雄*73が、台湾について触れ、日本政府が台湾について、中国側の、台湾は国家ではない、という姿勢を無批判に受け入れてきたことが、現在中国が日本をくみしやすしと尖閣に出てきたことの背景にあると(中略)指摘しました。

ばかばかしい。日本に限らず中国と国交を結んでる国はどこも「台湾を国と認めていない」んですけど。中国は「一つの台湾、一つの中国や二つの中国は認めない」「台湾は中国の不可分の領土」という立場を受け入れることを国交樹立の条件にしていますのでね。大体尖閣がこんなにもめてるのはそういう話じゃなくて日本が「棚上げするという合意」を反故にするからでしょうが。

そして、確かに中国は崩壊に向かっているのかもしれないが、逆に最も恐ろしいのは、崩壊に向かう途中、自分だけが滅ぶのは嫌だと、他国を、アジア全体を巻き添えにするような強硬な手段に出る危険性がある、そのようなときに備えての様々な備えを万全にしておかなければならないと述べました。

ばかばかしい。どう「巻き添えにする」んですか?。どう「備える」んですか?。まあ、崩壊とやらが内戦という最悪の状態になったら周辺諸国に戦乱が飛び火するなんてことがあるかもしれませんが、そもそもそういう事態がないようにすることが一番大事でしょう。まあ、ないと思いますけど。

ここで休憩をはさみ、第二部、アジア諸民族の訴えに移り、まず、カチン民族機構副代表のラトウ・モング・ユン・ナウ氏が、現在ミャンマービルマ)では民主化が進んでいるように見えるけれども、実際にはカチンをはじめ少数民族は未だに圧迫されていること、軍事的な攻撃すら続いていることを指摘しました。その上で、日本は民主化への支援と同時に、ミャンマー政府に、この民族問題もはっきり提起してくれることを期待したいと述べました。また、国際機関も、民主化に向かっている今だからこそ、より現実を見据えた対応を呼びかけたいと述べました。

まあ、正論ですけど集会の副題『暴虐つのる中国、どう対応すべきか』とは全く関係ないところが「副題がおかしいよ」と思いますね。そしてアジア自由民主連帯協議会に話を限ればこのカチン問題紹介は「中国叩きだけやってるんじゃない」と言い訳するためのアリバイ作りに過ぎず、今後カチン問題に積極的にコミットする、たとえば「カチン問題を解決するため、ミャンマーへの経済支援を辞めろと日本政府に求める」なんてことはしないでしょう。中国相手なら平気で民族問題(例:チベット)を理由に「経済支援を辞めろ」と言うんですけどね。
しかしカチンに限らずこの種のウヨ集会に外国人が参加しても評判が落ちるだけでしょうに。どれほど常識がないのやら。

モンゴル自由連盟党のオノホルド・ダイチン氏は、中国はまさにファシスト政権というべきであり、あえて言えばヒトラーよりも凶悪な存在であることを日本人にも理解してほしい

 一般にファシズム(右翼全体主義)の特徴は「反共主義」と言われるんですけどね(左翼全体主義は普通スターリニズムという)。中国のどこがファシズムなのか。そして中国のどこが「ヒトラーよりも凶悪」なのか。

わがモンゴルは、草原も、牧畜生活*74も、言語も、宗教も、総てを奪われてしまった、このことが日本にも起きるかもしれないという現実を知ってほしいと述べました

 日本ではおきませんよ。中国に日本侵攻の意思も能力もないでしょう。

続いて在日チベット人コミュニティ前代表ロサン・イシ氏が登壇、日本ではほとんど紹介されないニュースとして、この11月18日、スペインの国家裁判所はチベットにおけるジェノサイド、人道に対する犯罪に関与した容疑で中国の元国家主席江沢民ほか5人の政府幹部に逮捕状を発行したことを紹介しました。

 江沢民*75ってとこがポイントですね。さすがに現役国家主席習近平*76には出せないんでしょう。ちなみにスペインの裁判所は以前も「虐殺容疑でピノチェト・元チリ大統領への逮捕状」を出したことがあります。

チベットで起きたことが日本でも起きようとしている、それはこの裁判が示すようにジェノサイドなのだと述べました。

 起きねえっての。どうやって中国が日本人をジェノサイドするのか。そんな意思も能力も中国にはないでしょう。こういうアホ発言を文字起こし出来る三浦にはびっくりです。こんなバカ・三浦を「守る会副代表にして恥じない守る会会員のバカ共(萩原遼川人博id:noharraなど)」にもびっくりです。
 「文字起こししただけで支持していない」と三浦は強弁するかも知れませんが普通の人間はこんなアホな発言の文字起こしは断りますよ。

続いてベトナム革新党のアウン・ミン・ユン氏は、(注:ベトナム民衆は)中国の侵略*77に対する抗議デモと共に、ベトナム一党独裁政権の腐敗と官僚主義や、ベトナム民衆の土地の強制収用などの人権侵害に対しても抗議の声を挙げはじめており、国外のわれわれも積極的に民主化支援の呼びかけを行ってきた(中略)と述べました。

 アジア自由民主連帯協議会に話を限ればこのベトナム問題紹介は「ミャンマーのカチン問題紹介」と同じで「中国叩きだけやってるんじゃない」と言い訳するためのアリバイ作りに過ぎず、今後、ベトナム問題に積極的にコミットする、なんてことはしないでしょう。

最後に、北朝鮮難民であり関東脱北者協力会代表の木下公勝氏が登壇、(中略)このような集会に来ると、顔かたちから言語に至るまで、ウイグル人やモンゴル人が中国の漢民族とは違うことが分かる、中国はどう考えてもそれぞれの民族で独立していくべきではないかと述べました。

無責任きわまりない。本当に独立して経済的にやってけるのかを真剣に考えればこんな無責任発言は放言できないでしょう。そもそも「民族問題の解決=独立」ではなく「自治権拡大」でもいいし、少なくとも建前上はダライもカーディルも自治権拡大しか主張してはいません。

*1:そう言う意味ではデビ夫人の田母神支持も意味不明です。あの人も朝鮮学校応援集会で登壇していますのでね。また朝鮮学校問題では特に発言はなかったかと思いますが「平壌でのプロレス大会開催などから北朝鮮から勲章までもらってるアントニオ猪木氏」が反北朝鮮極右政党「維新の会」所属なのも意味不明です。

*2:「体制批判」とか「おまえが言うな」とかではなく「安倍擁護か、アホか」が俺の一択だが、Mukkeさんは違うらしい

*3:吉田内閣建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*4:Mukkeさんがプッシュしてるってだけで俺は読む気ねえ。俺はそういう「アナルの小さい人間」なんで。つうかあのプッシュの仕方があまりにも、うざ過ぎるってのもあるが

*5:東京大空襲の関係者の一人カーチス・ルメイに戦後、佐藤栄作内閣が「航空自衛隊育成の功」で勲一等旭日大綬章を与えたことをどう思うか、百田には聞きたいモンです。

*6:もちろん無視などしていません

*7:国家主席朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*8:金日成の長男。国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*9:金正日の三男。国防委員長、朝鮮労働党第一書記、朝鮮人民軍最高司令官

*10:つまり約22年前、この時期はまだ金日成北朝鮮国家主席)は存命です。金丸信自民党副総裁訪朝が1990年でこの時期は後に騒がれる核開発問題とか拉致問題なんかは問題になってません。まあ、ラングーン事件とか大韓航空機爆破とかは批判されてましたけどね。

*11:著書に『韓国は一個の哲学である:「理」と「気」の社会システム』(1998年、講談社現代新書)、『韓国語はじめの一歩』(2000年、ちくま新書)、『韓国人のしくみ:<理>と<気>で読み解く文化と社会』(2001年、講談社現代新書)、『心で知る、韓国』(2012年、岩波現代文庫)、『新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮』(編著、2012年、角川書店)など

*12:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*13:第2次大平正芳内閣でのこと。なお、第1次大平内閣では福田内閣外相の園田直が引き続き外相を務めた

*14:受賞者名についてはウィキペディア『アジア・太平洋賞』を参照しました

*15:ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁のこと

*16:中国副首相、中国共産党副主席、中国人民解放軍総参謀長などを経て国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*17:川勝の主張の真偽はともかくつくる会王貞治阿川佐和子林真理子氏を「つくる会の支持者」と宣伝して後で三氏に「支持者になった覚えはない」と批判されたことは有名な話です。

*18:朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)のこと

*19:いやいや「屑と呼ばない糞右翼」はごろごろしてると思うが

*20:そもそも左の多くは前者についても「屑」と言っていますのでね

*21:id:noharraのこと

*22:ワーテルローの戦い」で敗北したナポレオンが流刑にされた島。当時も今もイギリス領

*23:講談社の前身

*24:林、近衛、平沼、小磯、鈴木、東久邇、幣原内閣で海軍大臣を歴任

*25:戦前に田中内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相を歴任

*26:満鉄総裁、桂内閣逓信相、寺内、山本内閣内務相、東京市長などを歴任

*27:上智大学名誉教授、社会学

*28:同志社大学教授、哲学者。ベ平連ベトナムに平和を!市民連合)呼びかけ人、「九条の会」呼びかけ人など市民運動でも活躍。

*29:統領政府、総裁政府、第一帝政(ナポレオン)で警察大臣

*30:総裁政府、統領政府、第一帝政(ナポレオン)、復古王政ルイ18世)で外相

*31:フランス革命のきっかけと言われるバスチーユ監獄襲撃の発生した年

*32:ナポレオンが「ワーテルローの戦い」で敗北し、第一帝政が終了、王政復古(ルイ18世)の起こった年

*33:少なくとも暫定的国境線「38度線」を越えた時点(つまり現状を変更した時点)で「米韓軍の攻撃」は「北朝鮮政権打倒」が目的であり侵略と言われても仕方のないものでしょう。おそらく三浦はそうは思わないのでしょうが。

*34:この書きぶりからは三浦が「ベトナム戦争での米軍敗北(ベトナムからの撤退)」を残念がってることが伺えます。さすがに今のベトナムに対して『反共主義からの政権転覆論』ではないでしょうが。

*35:今時カギ括弧もつけないで大東亜戦争と書ける三浦の極右性には呆れる。カギ括弧つけないのなら「太平洋戦争(あるいはアジア太平洋戦争)」と呼べよ。さすが「大東亜会議開催70年記念式典」なんて「大東亜会議を日本の偉業と称える右翼集会」に平然と参加する極右・三浦はまともではない。

*36:さすがに田母神当選なんか三浦は期待していないでしょうが、何とか2位には入りたいんですかね?。ま、惨敗を希望しますね。【2014年1/25追記】現時点の世論調査では自公の組織票がものを言い、舛添が1位。2位が細川、3位が宇都宮といったようです。要するに田母神はどんなに良くても4位であり、この状況は選挙当日もおそらく変わらないでしょう(三浦らにとっては不愉快でしょうが)。出来れば他3候補と比べ「大差の田母神惨敗」を期待したいところです。宇都宮支持者としては宇都宮陣営の巻き返し(出来れば当選、それが無理でも2位)を期待したいところです。

*37:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事を歴任

*38:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相、「たちあがれ日本」党首などを歴任

*39:小泉内閣文科相麻生内閣国交相を歴任

*40:著書『【再検証】南京で本当は何が起こったのか』(2007年、徳間書店)、『日中戦争はドイツが仕組んだ:上海戦とドイツ軍事顧問団のナゾ』(2008年、小学館

*41:ウィキペ「小林正」曰く「元・神奈川県教職員組合委員長(日教組系)」「元・社会党参院議員(神奈川選挙区選出)」だそうだが神奈川の日教組社会党とはそこまで極右だったのか?。自民議員だってここまでの極右は珍しいだろう。それとも「元共産党員」藤岡のように委員長退任、議員退任後、右転向したのだろうか?

*42:以前McCreary氏が三浦と酒を一緒に飲んだときはさすがにここまで右翼ではなかったようです。猫をかぶっていたのでしょうが安倍の参院選勝利で完全に三浦のたがが外れたようです

*43:三浦は現在、副代表

*44:三浦は現在、理事

*45:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相を経て首相

*46:都知事に立候補した細川氏のこと

*47:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相などを歴任

*48:桂、大隈内閣蔵相、加藤内閣内務相を経て首相

*49:大隈内閣文相、加藤内閣逓信相などを経て首相

*50:西園寺、桂、山本内閣海軍相、朝鮮総督などを経て首相

*51:海軍次官連合艦隊司令長官、斉藤内閣海軍相などを経て首相

*52:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相

*53:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*54:中曽根内閣文相、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*55:役職は当時。現在の経営委員長は浜田健一郎ANA総研会長

*56:現在は富士フイルム会長

*57:曾祖父が武藤嘉門(衆院議員、岐阜県知事を歴任)、祖父が武藤嘉一(衆院議員、各務原市長を歴任)、父が武藤嘉文衆院議員。大平内閣農水相、海部内閣通産相、宮沢内閣外相、橋本内閣総務庁長官などを歴任)と言う世襲議員

*58:何故「明治」に限定されるのかもさっぱりわかりませんが

*59:慶應義塾大学創設者

*60:福沢や内村の儒教理解については知りません。そう言う意味ではここで名前を挙げるのは別に新島襄同志社大学創設者)でも田中正造でも何でもいいのです。

*61:もちろんこれらの元左翼(というか元共産党員)は左翼(と言うか共産党)への悪口を言っています

*62:正直id:noharraのような差別者相手にはこういう事は差別を助長しそうで言いづらいのだが

*63:マハティール政権で農業相、教育相、財務相(副首相を兼任)など要職を歴任し「マハティールの後継者・最有力候補」と見なされたが結局はマハティールと対立し大臣から解任される。現在はマハティールと対立する野党連合の中心人物

*64:アブドゥル・ラザク内閣教育相、フセイン・オン内閣通産相(副首相兼任)などを経て首相(1981〜2003年)。著書『アジアから日本への伝言』(2000年、毎日新聞社)、『立ち上がれ日本人』(2003年、新潮新書)など

*65:イスラム国家」マレーシアでは同性愛は犯罪行為です。「同性愛が犯罪ではない」欧米から「時代錯誤」との批判がありますがマレーシアはそうした批判は無視しています。

*66:なお、アンワルは「マレーシア捜査当局によるでっちあげ」を主張していますし、刑事訴追はマハティールらマレーシア政府執行部と対立し政治的に失脚してからのことなので当然「政治謀略の可能性」は否定できません。

*67:台北市長、副総統などを経て総統、国民党主席。総統退任後は国民党を離れ「台湾団結連盟」を結成。著書『台湾の主張』(1999年、PHP研究所)、『最高指導者の条件』(2013年、PHP研究所)など

*68:バー・モウ政権国防相、反ファシスト人民自由連盟総裁を歴任

*69:極右団体・日本会議代表委員、「体罰の会」会長、「日本李登輝友の会」副会長、「南京事件の真実を検証する会」会長、「新しい歴史教科書をつくる会」顧問

*70:何を根拠に減るというのか?

*71:どう支援するつもりなんですかね?

*72:ラトビア共和国KGB議長、ラトビア共和国党委員会第一書記などを経て内相

*73:極右団体「主権回復を目指す会」顧問。著書『台湾は日本の植民地ではなかった』(2005年、ワック文庫)、『満州国は日本の植民地ではなかった』(2005年、ワック文庫)、『黄文雄大東亜戦争肯定論』(2006年、ワック)、『朝鮮半島を救った日韓併合:いつまで彼らは“被害者”を続けるのか』(2006年、徳間文庫)、『「日中戦争」は侵略ではなかった』(2011年、ワック文庫)、『「慰安婦問題」は韓国と朝日の捏造だ・100問100答』(2012年、ワック文庫)

*74:別に中国支配でなくても今時牧畜生活なんかしないでしょう。外モンゴルだって近代化が進んで牧畜しない人間が増えてるわけです

*75:電子工業部長、上海市長、上海市党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*76:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*77:何を意味するかは不明。中国、ベトナム両国が領有権を主張して争う西沙諸島問題でしょうか?