日付がかなりずれてますが毎日更新のかたちにしたいので。
■朝鮮新報『国際障がい者デー記念行事、合同芸術公演も』
http://chosonsinbo.com/jp/2012/12/1210ry-3/
朝鮮新報は朝鮮総連機関紙なので当然、北朝鮮には好意的ですがさすがに嘘は書いてないでしょう。
国際障がい者デー（12月3日）を記念した2012年障がい者交歓会が3日、万景台学生少年宮殿で行われた。朝鮮障がい者保護連盟中央委員会委員長である崔昌植保健相、関係者、万景台学生少年宮殿の教師、生徒、障がい者と駐朝欧州連合(EU)協力代表部をはじめ国際機構代表部、各国大使館員がこれに参加した。
（中略）
駐朝欧州連合(EU)協力代表部のジュリー・ニューテン氏は祝辞の中で、朝鮮では過去10年間に障がい者たちに対する社会的認識が高まったと述べ、とくに今年ロンドンで開催された国際障がい者五輪*1に初めて参加したことによって、スポーツを通じて障がい者たちの能力を発揮させることができたと強調した。また、11月に平壌と各道で健常者と障がい者がともに参加した卓球競技大会が行われたことについて評価した。
要するに国際社会は石原や安倍流の「北朝鮮打倒論」なんかとってないということです。もちろん祝辞の言葉はリップサービスでかなり割り引くべきでしょうがとにかく、「北朝鮮をうまく国際社会に取り込んで太陽政策的な形で改善していく」という基本姿勢なわけです。
■朝鮮新報「平壌で音声認識型の携帯が人気」
http://chosonsinbo.com/jp/2012/12/1211ry/
要するに「貧乏な北朝鮮」というのは「一面の真実」であっても一面でしかないと言うこと。携帯がそれなりに普及してるのですから都会は以前に比べればかなり豊かになってるんでしょう。打倒論なんて現実性が薄いし、それよりも「北朝鮮を豊かにしてチキンゲームをする動機をなくそう」と考える方が適切でしょう。「金持ち喧嘩せず」。北朝鮮の軍事挑発の原因は「経済支援を引っ張り出すため」でしょうから「豊かになれば」そういうこともなくなる。豊かになれば「中産階級が育って韓国や台湾がそうだったように民主化の要因」になるかもしれない。ま、要因に必ずなると断言はしませんが、打倒論よりはそういう形の民主化の方が現実的だと思います。打倒論と違って戦争などの危険性もないし。
