いつもどおりid:noharra氏に突っ込む(2/25分)(追記・訂正あり)

陰口叩いてると言われないようにidコールしておく。以下の俺の文章にid:noharraがどう応答するか楽しみ。どうせ完全無視だろうが。不誠実極まりないクズ野郎だからな。最近は「忙しいからお相手できません」なんて醜い言い訳まで始まりました。

@yot07814 岡野先生!改札口を越えてでも先生に訴えたいテーマを持っていた事を思い出しました。友人の劉燕子は、ノーベル賞を受賞する1年前に人権を訴える劉暁波の本*1を、日本語に翻訳しました。去年はチベットの人権状況をチベット人女性唯色*2が訴える本*3を翻訳。しかし彼女は最近右傾化しています。理由は日本の人権派が、誰一人彼女の訴えに耳を傾けないからです*4。社会問題としては50年以上前にピークを過ぎた在日の問題を、今焦点化するのは「国内的」ではないでしょうか。以上です。すみません。(id:noharraのツィート)

 酷いですね。このid:noharraのアホツィート。凡人の俺は思いつくことすら出来ません。「岡野先生には講演や著書において在日問題より中国問題を取り上げて欲しい*5」「中国問題の方が価値がある」なんてこんなアホツィートを「岡野先生(岡野八代*6同志社大学教授)」にして岡野先生から好意的対応がもらえるとでも思ってるんでしょうか?。それとも岡野先生に喧嘩売ってるの?(追記:岡野氏が即座にがつんとid:noharra批判するかと思いきや何もしてないようなので彼女の知性に大いに失望した。こんなだめな方の本は多分読まない)
1)「社会問題としては50年以上前にピークを過ぎた在日の問題」
 いやあ、朝鮮学校無償化除外だの、「在特会ヘイトスピーチ」だのといった問題が現在もある日本において『社会問題としては50年以上前にピークを過ぎた在日の問題』ね。大体、30年前の日立就職差別事件(1970年代)とか20年前の指紋押捺問題(1980年代*7)とかいうものをid:noharraのバカは知らないんでしょうか。
 どれほど在日に冷酷きわまりないんでしょうか、このバカは。在日の置かれた現状をどう評価するにせよ『50年前にピーク』なんて事実はありません。
 で俺が嫌みで「チベット問題の方が1988年にダライがノーベル賞もらったときがピークだろ、もう終わった問題だよ」とかいうと自分の暴言棚に上げてid:noharraは怒り出すんだろうな。
2)『今焦点化するのは「国内的」ではないでしょうか』
 国際的な問題は価値があって国内的な問題は価値が低いとでも?(外国人問題である在日問題は国際的な問題だと思うので国内問題呼ばわりすることは馬鹿げていると俺個人は思うが)。大体「両方取り上げろ」ならともかく「在日問題などたいした問題じゃない」と暴言を吐くとはid:noharraのバカは救いようがないな。
3)「彼女は最近右傾化しています。理由は日本の人権派が、誰一人彼女の訴えに耳を傾けないからです。」
 俺も劉燕子の「三浦小太郎ら日本ウヨへのこびへつらいぶり」に「バカか、あの女」「早く死ねよ、カス野郎」と思っていましたがid:noharra先生も「劉は右翼化している」とご判断の訳ですか。てっきり「劉は右翼などではない」と考えてるかと思っていました。
 それはともかく、これ、ネトウヨがよく言う「僕の意見をウヨ以外聞いてくれないから僕はウヨになったんだ」という醜い言い訳と同じですよね。そんなことが右翼化の正当理由になるとid:noharraの馬鹿は思ってるんでしょうか。
 そもそも劉の翻訳に協力している日本人(例:『天安門事件から「08憲章」へ』に序文を書いたらしい子安宣邦氏)ってのは皆右翼なんですか?。日本でチベット問題にコミットしてる人は全員「反中国の右翼さん」なんですか?*8。そうじゃないでしょうに。「人権派が耳を傾けないから劉が右傾化した」なんて醜い詭弁でしかないわけです。
 劉が右傾化したければ勝手にすればいいんじゃないですか。日本の良識派から見捨てられるだけですから。子安氏などもそのうち劉を見捨てるんじゃないか。
 劉がばかをやろうとそれを止める義務は「日本の人権派」「岡野先生」には全くないわけです。あなたが「劉の右傾化」を止めたいならどうぞどうぞ。あなたが「あなたと意思を同じくする人」と一緒に勝手にやってください。

*1:邦訳『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店

*2:オーセルを漢字表記するとこうなる

*3:邦訳『チベットの秘密』(2012年、集広舍)

*4:劉の翻訳に協力してる日本人(例:子安宣邦先生)はid:noharra的には人権派じゃないんですか?。それは知りませんでした。

*5:岡野氏がどんな取り上げ方をしたのか知りませんが

*6:著書『法の政治学』(2002年、青土社)、『シティズンシップの政治学』(2003年、現代書館)、『フェミニズム政治学』(2012年、みすず書房

*7:1980年代以前から問題があったが1980年代から日本のマスコミも取り上げるようになった

*8:もしそうなら「右翼をチベット問題から追い出す」くらいのよほどの覚悟がない限り素人はチベット問題にはコミットできませんね。「チベット問題関与=右翼支持」なんてことになりますから