「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(8/3分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

島田洋一のツィート(2014年9/23)

中国共産党による、裁判に名を借りた国家テロだ。
■時事:ウイグル族学者に無期懲役=国家分裂罪、判決に抗議−中国新疆
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201409/2014092300225&g=int

 島田にそういうことを言う資格があるとは到底思えませんし、この男の中国非難は「人道主義」などではなく、単に「アンチ中国*1反共主義」でしかないのですが、まあ正論ではあるでしょう。この無期判決、政治的判決である可能性が否定できないと思いますね。ただここまで言う島田ですが安倍がこの件で中国批判しなくても何も言わないでしょう。これが「島田が親中派扱いしてる」福田総理辺りなら糞味噌に罵倒でしょうが。


【追記】
時事通信ウイグル族学者への判決非難=EU』

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014092300507
 欧州連合(EU)の外務省に当たる欧州対外活動庁は23日、中国新疆ウイグル自治区の裁判所が同日、ウイグル族の経済学者イリハム・トフティ氏に国家分裂罪で無期懲役判決を言い渡したことについて、「全く正当化できない」と非難し、無条件での早期釈放を求める声明を発表した。

NHK『米、ウイグル族研究者無期懲役判決を批判』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140924/k10014827091000.html
 ウイグル族の研究者、イリハム・トフティ氏は、ことし1月、中国の公安当局に拘束され、国家の分裂を図った罪に問われ23日、新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチで開かれた裁判で無期懲役とすべての財産没収の判決を言い渡されました。
 これに関連して、アメリカのオバマ大統領は23日、ニューヨークで行った講演の中で、イリハム氏をはじめ世界各国で身柄を拘束されている活動家について触れ、「彼らは自由を求めていて、釈放されるべきだ。市民社会への締めつけは厳しくなっていて民主主義の理念がむしばまれている」と述べて判決を批判しました。
 また、ケリー国務長官も声明を発表し、「平和的に意見を主張することは犯罪ではない。判決は、ウイグル族の人権擁護を求める平和的な活動に対する報復に見える」としました

 オバマ氏やEUに対して「中国に甘い」呼ばわりしてた島田ですがまあ、この程度の批判はさすがにするわけです。

枝が次々落ちるのは根が腐っているためと悟らねばならない。朴槿恵辞任を潔く決断すべきだ。
■韓国高官、違法疑惑で更迭 就任3カ月、また人事失敗 - MSN産経
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140923/kor14092300500002-n1.htm

 やれやれですね。第一次安倍内閣で「緑資源機構疑惑、事務所費疑惑の松岡*2農水相」という疑惑高官を出したあげく、更迭できず、自殺に追い込んでしまった安倍のことは島田にどう理解されてるんでしょうか。
 「疑惑高官を出すなんて朴クネは駄目だ!。やめちまえ!」というなら同じ事が「第一次安倍内閣時代の安倍」についても言えるんですが。まあ、松岡問題を理由に島田は安倍辞任論なんか口にしてないし、松岡問題を理由に安倍辞任論を口にした人間を口汚く罵倒していたわけです。今後、安倍政権で疑惑の高官*3が仮にでたとしても島田は絶対に「安倍辞任論」なんか口にしないでしょう。言うとしたらせいぜい「疑惑の大臣が悪い。安倍さんにとばっちりが行かないように早く辞めろ」だの「安倍さんの取り巻きが悪い」でしょう。
 大体朴氏を罵倒するのも「オヤジが朴チョンヒで岸先生の盟友だから安倍さんとも仲良くやっていけると思ったのに!。朴クネが俺達を裏切った!」というただの逆ギレに過ぎないわけですし。


■修復の目途が立たないというヤフー
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240773/
 すぐに修復できないヤフーがろくでもないのは当然の前提ですが島田も「福井県立大」「国家基本問題研究所」「巣くう会」と言った所属組織に頼んで「申し訳ないが一時的に使いたいので仕事上のつきあいがある人間以外にも私のメールアドレスを教えてもいいでしょうか」てわけにいかないんですかね。所属組織のメアドってのがないのか。それとも「駄目です」と言われたのか。
 まあ、こんだけブログやツイッターで宣伝*4してれば相手は「急ぎの用でなければ島田に連絡しない」「急ぎの用なら島田の携帯や自宅の電話を知ってる場合はそこにかけ、知らない場合は大学など所属組織に電話をかける」でしょうけど。


■返信なき場合は、ヤフーメールの「アクセス障害」ゆえ
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240783

私は連絡先として、主にヤフーのメール・アドレスを伝えてきたので、仕事の上でも計り知れない(文字通り、計る手段がない)支障が生じているはずだ。

 私用ならともかく、「仕事(公務)」なら所属組織「福井県立大」「国家基本問題研究所」「巣くう会」のメアドを島田が相手に伝えてるんじゃないですかね。違うんでしょうか?


■ソウルの加藤記者に大胆な抵抗を期待する
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240772/

 もう、ハンストしかないだろう。
 ソウルの日本大使館前、例の慰安婦虚像と向き合う形で座り込むといった大胆な行動に期待したい。
 その場で反日活動家らと論戦を交わせば、よい対外発信となるだろうし、韓国の跳ね上がりに殴られたり、警察に理不尽に連行・収監されたりすれば、国際的にも注目され、帰国後の発言力も増すはずだ。

 「どっか目立つ場所でハンストしろよ、加藤」「韓国の跳ね上がりにでも殴られれば、産経社内や右翼業界でのお前の格も上がるぞ」って他人事だと思っていってることが酷いですね。
 「何でお前にそんな事命令されなきゃいけないんだ」「お前が『加藤さんに連帯の意思表示だ!』て言って韓国に乗り込んでハンストでもしろよ。」「お前こそ韓国で反日活動家を挑発して殴られればいいだろ、右翼業界での格が上がるぞ(毒)」とでも加藤氏も言いたいでしょうね。まあ、島田と産経の関係を考えれば「産経退社を覚悟しない」と加藤氏もそういうことは言えないでしょうし、だからこそ島田も加藤記者を舐めて放言してるのでしょうが。


共同通信時事通信英語版の責任
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240771/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 朝日に因縁をつけるだけでは足りず共同通信時事通信にまで因縁です。まあ、基本的に「河野談話は撤回せよ」と叫ばないメディアは島田にとって全て敵の訳です。

 長年、議会調査局で日本を中心に東アジアを担当してきたラリー・ニクシュ氏(今は退職)は、北朝鮮問題では日本の保守派とおおむね認識を共有し、私も個人的に実のある意見交換を続けてきた。
 しかし、慰安婦問題については、彼の認識は、いわば「普通に偏向」している。

 島田と「北朝鮮問題」では認識を同じくするようなアンチ北朝鮮の右翼でも慰安婦問題で認識を同じくすることはまずあり得ないという当たり前の話です。偏向してるのはもちろん島田の方です。


■ソウルの吹きだまり−日韓慰安婦パフォーマンス
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240770/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 今回は「論理的批判」を装うこともできずに、単に「韓国ソウルの慰安婦支援者など社会のふきだまりの愚劣な政治パフォーマンス」「慰安婦の政治利用」と感情論爆発ですから呆れますね。
 「政治利用」「社会のふきだまりの愚劣な政治パフォーマンス」はむしろ島田ら巣くう会の家族会政治利用でしょう。利用される家族会も愚劣なので俺は全く家族会には同情していませんが。


■米議会調査局の最新報告書における「慰安婦問題」
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240767/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 もちろん米議会調査局報告書は「慰安婦性奴隷」の立場です。だからこそ第一次安倍内閣で米国下院は「慰安婦決議を可決した」し、米国各地の地方議会で慰安婦決議が可決されるわけです。
 米議会調査局報告書は「慰安婦は性奴隷」「河野談話を日本政府は今後も踏襲すべき」としながらも慰安婦問題に深入りしてごたごたに巻き込まれるのを恐れて*5でしょうが、「慰安婦問題を具体的にどう解決するかは日韓が決めるべき事」とするだけで、それ以上踏み込んではいません。それを喜ぶ島田ですが「慰安婦は性奴隷」「河野談話は踏襲せよ」が米議会調査局報告書の立場である以上、島田のように手放しで喜べる話じゃないわけです。


慰安婦問題で韓国政府に謝罪を求めよ
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240781/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 ネオナチが「ホロコーストなんてなかった、我々ドイツ人はデマ中傷して恥じないイスラエルに謝罪を求める」と言う位、馬鹿げた話です。そんなふざけた話が通用するのは島田ら「日本極右」の脳内だけの話です。

 ニューヨークでの日韓外相会談の場で、「両国の関係改善には慰安婦問題などの歴史の傷を癒やす日本側の誠意ある努力が先行すべきだ」とする韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相に対し、岸田外相が改めて河野談話を見直す考えはない旨を伝えて理解を求めたという報道には、予想通りとはいえ、情けない思いを禁じ得なかった。

 情けないも何も「内閣改造で安倍が岸田氏を外相に留任させたこと」を島田はどう考えてるんでしょうか?。「新たに女性閣僚*6が任命された法相、経産相総務相国家公安委員長」などのように変化のあった閣僚ポストもあるわけです。
 島田の立場だと「何故、河野談話踏襲を語る岸田氏を留任させた!。高市氏を総務相にするくらいなら河野談話に否定的な彼女をいっそ外相にして慰安婦問題で彼女に言いたい放題言わせたらどうか!」とでも言うべきでしょうが,安倍信者の島田はそんな事言わないわけです。
 つうか何も「河野談話踏襲」を口にしてるのは岸田氏だけではなく首相の安倍自体がそうなのですが絶対に安倍は批判しない島田です。


■愚かな在米韓国人を生む愚かな本国政権
http://island3.exblog.jp/23455461/

 (注:朝鮮日報によると朴大統領に批判的な)在米コリアンの一部がストーカーと化して、朴槿恵大統領を行く先々で(注:セウォル号問題で)誹謗中傷*7しているという。
 捏造に基づいて日本を誹謗中傷する慰安婦虚像設置を愛国行動と煽るような愚かさが生んだ徒花(あだばな)ないし鬼っ子と言える。まさに自業自得だ。

 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 慰安婦問題で日本を批判してるのは韓国だけじゃない。また、国際社会(特に米国)の「河野談話撤回などするな」という批判にびびって安倍政権は「勿論撤回しない」「談話検証作業は撤回だの骨抜きだの意味しない」「慰安婦のつらい境遇には心から同情してる」と渋々とは言え、言ってるのに島田は何抜かしてるんですかね。大体「ろくでもない政治家なら罵倒されても自業自得、朴クネの自業自得」というなら「福島の汚染水はコントロールされてる」など嘘つきの安倍を反安倍派がストーキングして「嘘つきの安倍は今すぐ死ね」などと罵倒しても島田は「自業自得」で容認するのか?。もちろん容認しないでしょうが、だったら「朴クネの自業自得」なんて馬鹿な発言は止めるべきでしょう。


■「指名委員会」の過半数OKしか立候補できず―香港行政長官
http://island3.exblog.jp/23455329/
 ただし、日本の大学学長選考制度って今これに近い制度なんですけどね。「文科省主導の大学改革」を目指す政府、自民党文科省によって大学現執行部の反対派が学長になりにくい制度に今なっています。
 その辺り島田がどう考えてるのか気になるところです。まあ、「中国の反民主主義は汚い反民主主義、日本の反民主主義はきれいなトップダウン」てのが島田でしょうけど。


■Time to hit back at international aspersions over ‘comfort women’
http://island3.exblog.jp/23450587/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 第一次安倍内閣当時、ワシントンポストに掲載した同種の広告「The facts」が失敗してるんだからこんなコトしたって国際社会に対して意味なんかありません。国際社会の日本批判が酷くなるだけです。
 というか島田らだって本当は無意味だと自覚してるでしょう。何せ掲載紙はYomiuri Japan Newsだからです。読売が発行してる「在日外国人向け英字新聞」なんかに広告掲載してどれほどの意味があるのか。そんなに国際社会相手に宣伝戦がしたければまた「ワシントンポストのような欧米の有名新聞」に広告掲載すればいいでしょう。それをやらないこと自体、島田らが「外人にも宣伝したというアリバイ作りさえできればいい」と考えてること、つまり「国際社会では勝てないことを自覚」し、「国内だけでデマが通用すればいい」と考えてることの証明でしょう。
 島田らの嘘つき、恥知らずぶりには怒りを覚えます。


■外務省OB*8の米中「鷹揚」、日本「偏狭」論
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240716
 産経新聞2014年9/25の宮家邦彦氏コラムを「中国の御用学者も恥じる内容」とまで罵倒する島田です。しかしまず気になるのは
1)産経新聞は反中国
 あの産経新聞に「中国の御用学者も恥じる内容」なんて中国びいきの内容が載るとはとても思えません。なお、ここまで宮家氏を罵倒しながら「宮家コラムを打ち切れ!。でなきゃ産経には今後協力しない」などと明言できないところはさすが「産経を敵に回せない産経文化人」の島田です。
2)島田が宮家コラムのリンクを張ってないこと
 島田は他者の文章を批判する場合、リンクを張ることが可能ならば、ほぼ100%リンクを張っています。まあ、これ自体は「島田の批判が正当かどうか確認できる」と言う意味でいいことです(確認した結果島田の方が正論だと思えることはほとんどありませんが)。ところが何故か今回は宮家コラムにリンクを張っていません。また宮家コラムについて『2014年9月25日の産経新聞コラム「宮家邦彦のワールド・ウォッチ」』と書くだけで「9/25分宮家コラムのタイトル*9」を何故か書いていません。
 これは「あのアホの島田ですら自分の宮家批判が言いがかりであると自覚しており」だからこそ読み手に宮家コラムを確認されたくないのではないか?。だからリンクも張らず、ネット検索もしてほしくないため、宮家コラムのタイトルを書かなかったのではないか
という疑問、疑惑が生じます。いつも島田がやってること「リンク貼り付け」をしなければそういう疑惑が生じるのは当然のことです(ただ「産経新聞、宮家邦彦、中国」などで検索すると割と簡単に当該コラムはヒットしますが)。
 では宮家コラムは正直な話、どうなのか?
 『【宮家邦彦のWorld Watch】中華「合衆国」という視点 米国との意外な類似性』http://sankei.jp.msn.com/world/news/140925/chn14092511510003-n1.htm
を見てみましょう。ここで宮家氏が言ってる事は「中国と米国は多民族国家と言う点で意外な共通点がある」「中国と米国を一党独裁国家と民主国家と対立的に見なすのは一面的ではないか*10」という話です。
 別に中国の少数民族統治(ウイグルチベットなど)を肯定しているわけではない。
 したがって島田が

 氏*11がこれを書く際、かたわらの新聞には、中国在住のウイグル族学者、イリハム・トフティ氏に「国家分裂罪」で無期懲役という活字が踊っていたはずだが、そうした中、(注:中国は多民族国家と言う意味で米国と共通しているという点があるという)この種の言葉を疑問なく連ねうる神経には驚くしかない。
 宥和派のジョン・ケリー国務長官ですら、「平和的な異議申し立ては犯罪ではない」、こうした「裁判」は「(注:漢民族ウイグル族の間の)緊張状態を悪化させる」と釈放を求める中共批判のコメントを出している。宮家氏は、一体どこの「ワールド」の何を「ウォッチ」しているのだろうか。

というのは言いがかりというものでしょう。それとも島田は「中国をネタに民族について触れるときは中国の少数民族統治をいついかなる時でも非難しないといけない」「非難しない奴(この場合宮家氏)は中国の少数民族統治を全面肯定してる」「当然イリハム氏の無期判決も正当な判決だと支持してる」とでも思ってるのか?。まあそう思ってれば島田も堂々と宮家コラムにリンクを張り、コラムタイトル名も書いたでしょうから、島田本人も「自分の主張が言いがかり」と自覚してるのでしょう(本気で自分の宮家批判が正当だと思ってて堂々と島田が宮家コラムにリンクを張ってたらそれもそれで嫌ですが、宮家コラムにリンクを張らない島田の卑怯者ぶりには心底呆れます)。
 「宮家コラムにリンクを張ることをしない」「ネット検索されないように宮家コラムのタイトルを書かない」ほど「自分の宮家批判を言いがかりだと自覚してる」のに「その言いがかり主張」を自ブログに掲載し宮家氏を非難する。しかし「宮家コラム」は最近の記事と言う事もあってネット検索ですぐに見つかるのですぐに島田の言いがかりはばれる、という全く馬鹿げた話です。島田のくだらなさには改めて呆れます。こんな言いがかりをつけるって事は「島田は宮家氏に含むところがある」が「それは逆恨みに近い正当性のないもの」で「それを島田本人も良く自覚してる」てことでしょうか。
 なお、「対中国融和派のケリーですら中国批判した」という島田ですが、安倍が未だにこの件で中国批判しないこと*12には見事なまでに何も言いません。
 島田の宮家氏への言いがかりを少し批判してみます。

 宮家氏は、まず「宮家さん、中華とは(注:民族ではなく)場所ですよ。……一度中華の一部になれば、もう出身地には戻れないし、そもそも戻りたくありません。中華はその内側が素晴らしいのであって、外側はゴミだからです」という、「中国の非漢族の友人」が語ったという言葉を肯定的に引用する。

 これを島田は「宮家氏はウイグルチベットをゴミ扱いしてる」と曲解しています。
 が、実際の『【宮家邦彦のWorld Watch】中華「合衆国」という視点 米国との意外な類似性』http://sankei.jp.msn.com/world/news/140925/chn14092511510003-n1.htm
を読めばそうではないことがわかります。
 そもそも島田が「……」で省略引用している部分がくせ者です。
ここは

 一度中原*13を支配すれば、遊牧民だろうが、狩猟民だろうが、誰でも中華になれる。

という文章が入ります。
つまり全文引用すると

宮家さん、中華とは場所ですよ。一度中原を支配すれば、遊牧民だろうが、狩猟民だろうが、誰でも中華になれる。一度中華の一部になれば、もう出身地には戻れないし、そもそも戻りたくありません。中華はその内側が素晴らしいのであって、外側はゴミだからです

となります。で宮家氏は、この文章の引用後「なるほど、だから元王朝モンゴル族)も、清王朝満州族)も出身地(モンゴルや満州)に戻らなかったし非漢民族なのに中華の一部になったのか」という主旨の事を書いています。これのどこが問題なんでしょうが。
 ま、島田も「全文引用すると何の問題もないことが分かる」と思って変な省略をしてるのでしょう。
 次に宮家氏への言いがかりとは関係ありませんが島田の異常な反中国ぶりが分かる文章にコメントしてみます。

 アメリカと中共エスタブリッシュメント(既存エリート層)同士が野合する場面は、過去にもあったし、これからもあるだろう。米側では、ヘンリー・キッシンジャー*14国務長官共和党)、ロバート・ルービン*15元財務長官(民主党)などが最大のブローカーであった。
 しかし彼らを動かす主要因は、何よりも経済的利権

 やれやれですね。国務長官や財務長官を「経済的利権で動く中国ブローカー」呼ばわりして何がどうなるのか。そもそも島田ほどに中国を敵視してる米国政治家は極右以外いないでしょう。何もキッシンジャー氏やルービン氏だけが島田の言う「中国ブローカー」ではありません。島田の基準では「反中国極右以外のほとんどの政治家」が中国ブローカーになります。


■脱して欲しい*16、北は「最低の少女誘拐国家」、南は「最低の女衒国家」
http://island3.exblog.jp/23434359/
 前者の「少女*17誘拐国家」はまあいいでしょう。間違いではない(そういう罵倒しても何の意味もない、拉致解決に少しも役立たないという点ではばかばかしいですが)
 後者は「慰安婦なんて公娼で性奴隷じゃない。韓国は女衒国家の癖に日本に言いがかりつけるな」というそれこそ韓国への言いがかりですからね。話になりません。韓国の方こそ「脱して欲しい、日本は『最低の嘘つき国家』」と言いたいでしょう。


■菅官房長官会見―北から拉致調査は「初期段階」と「連絡」
http://island3.exblog.jp/23430709/
 北朝鮮に舐められてると日本政府を非難する島田です。ただ批判対象として島田によって名前が明示されてるのは「外務省」「菅長官」だけで安倍の名前は挙げないという見事なまでの安倍信者ぶりです。


慰安婦問題と朴槿恵政権の「恐中」要素
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240713
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。

 日本経済新聞編集委員の鈴置高史氏は言う。氏の近著『日本と韓国は「米中代理戦争」を戦う』から引いておく。
「米国は中国を包囲するために日米韓の三国軍事協力の強化を進めています。一方、中国は韓国に加わるなと命じています。
米中の間で板挟みになった韓国は『日本の右傾化が原因で日韓関係が悪化した』との理由を掲げ、三国軍事協力から逃げ回っています。
『最悪の日韓関係』を示すためにも朴槿恵大統領は、日本の首相に絶対会うわけにはいかないのです」(引用終わり)。

 ばかばかしいですね。鈴置氏と島田は「靖国参拝河野談話否定論も日韓関係において問題じゃない」「韓国は中国の子分だから中国のいいなりなだけだ」と強弁したいようですが、そんなわけないでしょう。中国の意向など関係なく韓国は安倍の「靖国河野談話に対する態度」に不快感を感じてるでしょう。
 鈴置氏の発言「韓国は中米対立を恐れてるだけ」が事実なら、別に「日本の右傾化」なんて掲げなくても「我が国は中国が隣国でありそんな物騒な代物には参加できない」と言えば済む話でしょう。
 韓国は中国の意向に関係なく*18「日本の右傾化」には危機感を感じてるでしょう。
 つうか「中韓の主張」に関係なく「安倍は右翼」であり「安倍政権により日本は右傾化している」でしょう。そういう批判は日本国内にもある。もしそう島田や鈴置氏がそう考えないのなら彼らが安倍同様の非常識極右というだけの話です。
 というか島田が非常識極右であることは何ら意外ではありませんが、鈴置氏が非常識極右であるらしいことにはびっくりですね。「日経編集委員」ともあろう物が「中韓を敵視して日本経済がやっていけると思ってる」のか。「オバマや国連も河野談話を支持してる」のに「慰安婦問題での韓国の安倍批判は言いがかり」と思ってるのか?
 日経とはそんなにお粗末な会社なのか。米国が中国包囲なんか計画しても「そんな事は日本はできませんよ」というのがまともな人間でしょう。また安倍が河野談話撤回なんか計画したら「是非以前に政治的に無理」と言うのが普通の人間でしょう。残念ながら鈴置氏にはそうした常識は島田同様にないようです。

 安倍政権による、集団的自衛権の行使に道を開く憲法解釈変更を、ワシントンがほぼ一様に歓迎したのに対し、韓国政府が、中国共産党政権と歩調を合わせて批判に回った理由も、鈴置氏の説明は明快である。
「(韓国は日米同盟を弱体化させたいのか、との質問に)その通りです。日米同盟が強化されれば米中の対立が深まると韓国人は信じている。
そうなると二股外交の韓国は米中双方から『どっち側に付くのだ』とさらに迫られるからです」(引用終わり)。

 そもそも「米中どちらかにつく」という考え方自体が正気ではありません。米国も中国も世界の大国であり韓国に限らず日本だってヨーロッパだって「米国について中国を敵視する」「中国を敵視して米国を敵視する」、いずれも非現実的でしょう。韓国の場合、「中国が隣国だからなおさらそんな非現実的態度はとれない*19」ということはあるでしょうが。
 なお、集団的自衛権についての韓国の批判を、鈴置氏と島田は「米中対立を恐れてるから」としています。そういう要素はあるかも知れません。米中で戦争でも起こったら韓国も迷惑でしょう*20。しかし「日本の侵略を受けた韓国」が「その過去の侵略を反省しているとは思えない安倍政権が日本にできて軍事的拡大路線を主張したら」、反発するのは当然でしょう。日本側が「竹島を軍事力で取り返す」と言うバカをやる恐れすらあるわけです。まあ、さすがに安倍ですらそれはしないと思いますが「竹島を軍事力で取り返せ」と公言する極右がいること、そうした極右が安倍を支持していることは事実です。

 例えば鳩山由紀夫古賀誠*21加藤紘一*22河野洋平といった人々*23が日本の首相の座にあり続けない限り、朴槿恵的な韓国の指導者は、安心して日本との友好関係に入れないということだ。

 少なくとも安倍みたいな極右が相手では友好関係には入れないでしょうね。でそれは悪いことではない。むしろ当然の話でしょう。それにしても「民主党の鳩山氏」ならともかく自民党議員であっても「安倍ほどの極右でない」と「あいつらは自民党の汚点だ」と糞味噌に罵倒するんだから島田の極右ぶりも半端じゃありません。


■ワシントン訪問で感じたこと
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240696

 「米政府は尖閣を明確に日本領と認めるべきだ*24*25」などの発言で知られ、2016年大統領選挙に向け去就が注目される「レーガン保守」(レーガン*26元大統領の理念に共鳴する保守派)のホープ、マーコ・ルビオ上院議員(共和、フロリダ州、43歳)に極めて近い筋は、「ルビオは結果を出せない状況に苛立っている。今年11月の中間選挙共和党が上院の多数を取れず、法案を出しても否決されるばかりの少数野党にとどまるなら、大統領選に打って出るだろう。2016年はルビオの上院改選期と重なり、フロリダ州は大統領選、議会選の同時立候補を認めないため、政界引退を懸けた戦いになる」と述べた。

 まあ、共和党にとってもルビオにとっても決して将来は明るくないわけです。
 なお、「ルビオがまだ43歳と若いこと」を考えれば「大統領選に打って出る」というリスキーなことはしないんじゃないですかね。共和党内にも有力ライバル(例:上院議員、下院議員、各州の知事など)がいるでしょうし、「大統領候補になること」は「上院議員に当選することよりずっと難事業でしょう」。「それくらいの覚悟だ」と宣伝してまずは今年の中間選挙での共和党勝利を目指す、その程度の話でしょう。

「リーダーの意志が明確でブレないことが敵対勢力への抑止力になる。その点、オバマ大統領は失格だが安倍晋三首相は合格」というのが多くの米保守派の意見だった。

 ばかばかしいですね。「米保守派=島田と同類の反中国タカ派」ですからね。そんなもんに「安倍は反中国で立派だがオバマは中国に迎合して駄目だ」と評価されたから何だって話です。むしろ「中国を異常なまでに敵視する安倍の態度」は明らかに国益を害してるのですが。

他国に対イラン制裁の維持強化を求めながら、レバノンのテロ組織ヒズボラが拘束する米人解放のため、イランに対し、ヒズボラへの影響力行使と引き替えに密かに武器輸出を行った件である。その売却益をニカラグアの反共勢力コントラに回した「コントラ」部分は理念的に正当化できても、「イラン」部分は理念的にも実際的にも誤りだったとするのが米保守派においても一般的総括である。

 いわゆるイラン・コントラゲートです。反体制武装勢力に武器供与するなんて内政干渉行為はおよそ政治的にも国際法的にも正当化出来ることじゃないでしょうが、平気で正当化する島田とその同類には心底呆れます。島田とその同類だと気にくわない国への武力干渉はOKで「中国官憲を攻撃する新疆ウイグル自治区イスラムテロリストへの武器供与」すら容認するんじゃないか(さすがにそんな事はどこの国もしないでしょうが)。
 それはともかく島田のようには正当化出来ないからレーガンは秘密裏にコントラ支援してたし、ばれたときは一大政治スキャンダルになったわけです。
 ま、それはともかく。「親イラン勢力ヒズボラに人質に取られた米国人」を取り戻すために「イランにお土産を渡した件」は島田にとって「拉致被害者を取り戻すために小泉が平壌宣言で国交正常化交渉での経済支援の意思を表明したり、安倍が今、制裁一部解除したりする」のとダブって見えるのでしょう。だからレーガンの「イランへのお土産」を非難すると。でも「何が何でも人質を取り戻す」となったら正直そういうお土産も必要でしょう。「人質などどうでもいい、イランなんか潰すしかないんだ」という立場に立たない限り。
 イラン・コントラゲートでの「レーガンのイランへの振る舞い」は「拉致被害者自衛隊救出論」がいかに馬鹿げてるかの証明でしょう。世界最強の軍事大国米国だって人質を取り戻すに当たって「イランに軍事攻撃」とか「レバノンに軍事介入してヒズボラを潰す」とかリスキーなことはしないわけです。それどころか逆にイランにお土産を渡したわけです。なら「拉致被害者救出」と言う目的で日本が北朝鮮にお土産を渡して何が悪いのか。俺は全然悪いとは思いません。まあ、「拉致被害者などどうでもいい、とにかく北朝鮮は潰すべき」という立場に立てば話は別ですが、「本音はともかく」建前では日本政府も救う会もそんな立場では勿論ありません。

この調書は最も重要な一次史料である。

 そんなことはありません。前も書きましたが誰もそんなことは思ってないから、こんな史料を宣伝したところで「慰安婦を性奴隷と認識できなかった当時の米軍に人権感覚がないだけだよ、慰安婦は性奴隷、戦争犯罪、女性の人権侵害だよ」で終わってしまうわけです。この史料は第一次安倍内閣当時から島田らが悪名高い「The facts」などで宣伝していた史料で何ら新史料ではありません。吉見義明氏、クマラスワミ氏など研究者、関係者は皆知ってる。一方で「慰安婦戦争犯罪」とする「スマラン事件BC級戦犯裁判記録」といったものもあるわけです。
 で第一次安倍内閣当時の島田らの宣伝は当時、見事に米国下院に無視されて「第一次安倍内閣時に」米国下院で慰安婦決議が可決されるわけです。さすがに「島田はバカとは言え」この程度の事を大学教授の島田が分からないほどバカとも思えませんので故意にデマを流してるのでしょう。
 ただ故意にデマを流す意味がわかりませんが。こんなデマは「慰安婦問題について相当無知な人」以外には全く通用しません。専門家(例:吉見義明氏)や国際社会(例:国連、米国政府)に通用しない、それどころか、国際社会の日本評価を落とすデマをわざわざ流す意味は何なのか。国内だけでも「デマを信じる愚者の楽園」になればいいのか。この国際化の時代、そんな事は到底無理だと思いますし「国内だけでもデマがマジョリティになれば気持ちがいい、国際社会の日本評価なんか関係ない」てある意味バカとしか言いようがない。


■韓国人に男の責務と恥を問う米国人 島田洋一福井県立大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/14178
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 島田の文章を信じれば、どうも島田の同類米国人が「慰安婦が性奴隷なら何故、韓国男性は戦時中に武器を持って日本軍と戦わなかったんだ」と無茶苦茶な事を言ってる模様です。おいおいですね。別に「日本・韓国関係」に限らず、そうそう植民地で武装闘争ががんがん起こってるかといったらそんなこともないでしょう。誰だって自分や家族の身の安全を考えたらそうそう武力闘争なんかできないでしょう。別に腰抜けとか卑怯とか言って罵倒する話でもない。日本だって戦後「不良米兵の性犯罪事件」で勇ましく日本人男性が不良米兵に立ち向かっていったかと言えばそんなこともないでしょう(まあ、韓国の場合、暴力的な連行ではなく詐欺的な連行が多かったので抵抗が起こりにくかったという面もあるでしょうが)。
 チベット焼身自殺が起こってるのもまあなんだかんだ言っても「武力闘争しても勝てそうにないから」でしょう。つまりは「チベット焼身自殺」は「文句があるなら武力闘争しろ」という島田の暴論への反論になる事例でしょう。「武力闘争しないなんてチベット人は腰抜けだ」とかそういう話じゃない。もちろん「武力闘争しないなんて、他人を傷つけないなんて平和主義で立派(一部チベットファンの詭弁)」という話でもないでしょう。
 でまあ、その「自殺」の気持ちはそれなりにわかる気がします。もちろん前から書いてるように自殺なんて支持する気ありませんし、自殺を助長してるダライ一味(チベット亡命政府)には怒りを覚えますけど。
 まあ、それはともかく。大体「性奴隷にした側」の島田が「文句があるんならそのとき韓国人みんなで抵抗しろよ、抵抗しなかったんだから性奴隷じゃないんだ」なんてどの面下げて言えるのか。
 ヤクザが暴力や脅しで不当な契約を結ばせたあげく、後で被害者が警察に通報したり、裁判に訴えたりしたら「なら何で契約したんだ」と言うくらい酷い暴論です。


■「慰安婦」国際中傷をはね返せ(国基研意見広告)
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240709/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 まあ、ばかばかしいですね。「国際中傷」も何もこの問題は「事実認識」は、「河野談話」「米国下院決議」「クマラスワミ報告書、マクドガル報告書」などで既に「慰安所設置=日本政府の実行した違法な犯罪行為」として決着のついてる話です。だからこそ安倍以外に「河野談話を撤回しよう」などと企てる首相はいなかったわけです。慰安婦問題で争いがあるとしたらもはや「後始末(慰安婦への経済支援、河野談話否定論への日本政府の公的批判*27など)が充分かどうか」と言う問題でしかない。
 今頃「慰安婦は違法じゃない」などと言い出すのは「カチンの森虐殺はなかった(ロシアのタカ派?)」「ホロコーストはなかった(ネオナチ)」などと言い出すのと似たり寄ったりの愚行です。「事実に反する」「道義的に不道徳(犯罪被害者・元慰安婦へのセカンドレイプ)」なのはもちろんですが、それ以前に「そんな主張を国際社会で通用させるのは現実的に無理」「日本の評判ががた落ち」です。
 そもそも「戦後日本は戦前の問題点を是正して平和国家になった」という建前ですから「戦前の非」を指摘されても本来問題ないはずなのですが、何故か安倍や島田の脳内において「戦前と戦後はつながっていてだからこそ戦前批判は一切できない」ようです。そういう態度では「日本右翼は戦前を反省してない」「日本右翼の心のふるさとは戦前日本か」などと見なされても文句は言えないでしょう。


■US Military’s Report on Korean Comfort Women (1944)ーthe most important document
http://island3.exblog.jp/23396117/
■米軍資料が証拠―性奴隷論への反駁(正論2014年10月号)
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240714/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 この話、「1944年当時の米軍は慰安婦の違法性を認識してなかったらしい」と言うだけの話です。
 これに対しては「認識できなかった米軍の人権感覚欠如が問題なのであって、慰安婦は性奴隷」というのが研究者の認識であり、国際社会の認識です。こんなもんいくら振り回したって何がどうなるもんでもない。
 大体この話、新発見の史料でも何でもない。既に悪名高い「The facts」で島田らウヨが「第一次安倍内閣時代」に宣伝済みですが、米国下院はガン無視して慰安婦決議を可決したわけです。
 また一方で「いわゆるスマラン事件が戦後BC級戦犯裁判で裁かれた」という話もあるわけですがそういう都合の悪い話は島田は反論するどころか無視してなかったことにしてしまうのだからふざけています。


■壊れたボクサー天木直人*28の「朝日」捏造報道
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240691/
 壊れたボクサーの名に値するのはむしろ「日本企業が全て中国から撤退すればいい」など非常識発言の多い島田の方でしょう。とはいえ「壊れたボクサー」呼ばわりされれば、島田はおそらく怒りだし「中国へ効果的なパンチを放ってる、何故それが分からない」「それとも分かった上で俺を誹謗してるのか」とでも強弁するわけですが。
 まあ、「言論の妥当性」てのは「ボクシングでの勝ち負け」と違って明確でないから、たとえるなら「ピアノコンクールや新体操の採点など」に似たところがあるから、そういう言い訳が可能なわけですが。
 なお島田の言う天木氏の「捏造報道*29」とは「門田隆将*30なるウヨライター」が「朝日の吉田調書報道は誤報*31、そして朝日の慰安婦報道も誤報*32河野談話は撤回されるべきだ*33」と言う暴論を吐いたことに対し、天木氏が「河野談話撤回論なんてとんでもない、門田の方こそデマゴーグだ」と批判したと言うだけの話です。まあ、まともな人間にとっては「その通り!」という話でしかありませんが、門田同様「河野談話否定論者のバカウヨ島田」は「門田が正しい、河野談話は撤回されるべきだ」といつもの暴論を吐くわけです。


安保理決議第1325号と慰安婦問題
http://island3.exblog.jp/23383315/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
島田が紹介する「橋下発言」は「日本以外にも慰安婦があった、だから日本は反省しなくていい」と言う醜い居直りです。そもそも本当に「日本以外にも慰安婦があった」かどうかは怪しいのですが、仮にそうだとしても「日本以外も反省すべきだ」という話でしょう。居直ってどうするのか。


櫻井よしこ慰安婦問題」コラムと日本の自傷行為
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240688/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
河野談話自傷行為だ」て正気じゃないですな。よしこや島田が言うように「河野談話撤回」なんかしたらその方がよほど自傷行為でしょう。以下は島田が紹介するよしこの与太文章です。

国益をかけて真実を主張する勇気もないこの無責任な弁明は、外務省と内閣府男女共同参画局の共同作業から生まれた*34と考えられる。

 まあ、「慰安婦は女性問題」ですから「女性問題担当セクション=内閣府男女共同参画局(以下、参画局)」が何らかの形で関わった可能性はあるでしょうがよしこは「そう考える根拠」を何一つ提示していませんし、平気で嘘八百吐くのがよしこなので本当かどうかは話半分に聞いておきます。
 まあ、参画局が関わったとして「性奴隷だとしても違法じゃない、日本は奴隷条約締結してないから」というのは酷すぎです。酷すぎですがよしこの主張は「そもそも性奴隷じゃない」ですからねえ。ある意味、政府弁明以下です。

先の公務員人事で、男女共同参画局長に、武川恵子氏*35が就任した。一見地味に見える局だが、国際社会に発信するメッセージの作成に極めて重要な役割を果たす部署なのである。武川局長と外務省*36の動きを、歴史の事実と日本の名誉に関わる問題として注視し続けなければならないゆえんである。

 よしこごときゴミに因縁つけられて武川女史には深く同情します。こういうのを「すまじきものは宮仕え」というんでしょうか?。いや違うか。なお「男女共同参画局」を所管する「男女共同参画行政担当大臣」にはこの間の改造で「ウヨでない」森まさこ氏にかわり「高市早苗*37総務相稲田朋美*38政務調査会長山谷えり子*39国家公安委員長、松島みどり*40法相の同類ウヨ」だという悪評の有村治子*41が就任しました。男女共同参画会議委員には「つくる会元副会長・高橋史朗」がいますし、よしこの主張とは別の意味で警戒する必要があるでしょう。

96年4月、国連人権委員会で採択されたクマラスワミ報告は河野*42談話を引用し、慰安婦を「日本軍の性奴隷制度」と断じ、これまた朝日が喧伝した吉田清治氏の体験談も多用している。

やれやれですね。既にネット上で指摘がありますがクマラスワミ報告は吉田証言に否定的な秦郁彦*43の証言も掲載しており吉田証言を信用してるわけではない、一つの意見として紹介したに過ぎません。
 河野談話に至っては吉田証言なんか触れてもいません。

朝鮮人の少女が抗議すると、「中隊長ヤマモト」が「剣で打て!」と命令し、「私たちの目の前で彼女を裸にし手足を縛り、釘の突き出た板の上に転がし、釘が彼女の血や肉片で覆われるまでやめなかった。最後に彼女の首を切り落とした」と、元慰安婦チョン・オクスン氏が証言している。
(中略)
古来、日本人はどんな罪人に対しても、朝鮮民族漢民族とは異なり、これ程野蛮な責め苦を与えたことはない。

俺には「元慰安婦チョン・オクスン氏の証言」が信用できるかどうかは無知なので何とも言えません。ただそれでも「日本人はそんな残酷なことしない」と言うよしこの主張が噴飯物であることは指摘できます。日本史上に「キリシタン弾圧」とか、この種の残虐行為はいくらでもあるでしょう。否定するのならもう少しまともな根拠をあげたらどうなんですかね。まあ、それができないバカがよしこなんでしょうけど。

07年に米下院が採択した対日非難決議にも河野談話が引用された。オランダ、カナダ、EUの非難決議も同様だった。そしていま、ワシントンの保守系シンクタンクヘリテージ財団の上級研究員でさえ、「日本軍による女性の強制連行は事実」と主張する。

要するにそれが国際的常識だということです。この状況は河野談話を撤回したところで変わるわけもなく、むしろ「日本はそこまで無反省な国に転落したか」とかえって逆効果になるだけです。


■米姉妹都市での慰安婦像設置と福井市長抗議書
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240703/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 さすが稲田を国会に送り出しただけのことはある福井とでも言うべきでしょうか。まあ我が埼玉も「荒船清十郎*44」「山口敏夫*45」「上田清司*46」とか「暴言や汚職等という問題をやらかした」とんでもない人が過去にいますのであまり他県の悪口は言えませんが。
 河野談話が日本の公式見解である以上、「河野談話に反しない慰安婦像」に抗議する、抗議できる理由は本来何もありません。まあ、本気か「稲田のようなウヨに媚びてる」のか知りませんがこの抗議で市長の運動も終わりでしょう。これ以上たぶん何もしないし、できない。
 こんな抗議、フラトン市の方は無視して慰安婦像を設置するでしょうし、そのときに「姉妹都市関係を解消する」ほど福井市長もバカではないでしょう。まあ、不幸にして福井市長がそういうバカだってフラトン市は「バカじゃねえの?」で終わりで「姉妹都市関係復活のために慰安婦像撤去」なんかしないでしょう。

特定の国や民族への差別を助長する表現は認めない

 ばかばかしい。この福井市長の理屈だと「広島の原爆ドーム」「舞鶴のシベリア抑留記念館」「米国のホロコースト記念館」も「特定の国(米国、ロシア、ドイツ)への差別を助長する」ことになるでしょうがこの福井市長もさすがにそんな事は言わないでしょう。展示内容が米国、ロシア、ドイツへの差別を扇動するようなよほど酷いものでない限りこれらは「それ自体は民族差別ではない」わけです。慰安婦銅像だって同じ事です。非難されてるのは「戦前の日本」であって「今の日本」ではありません。

市によると、同問題を巡り9日現在で計137件のメールや電話があったという。

この137件がどういう物か知りませんが、仮に全てが「島田洋一的な代物」だったとしても「たった137件」のわけです。もちろん「数が少ないから間違ってる」というわけではありませんが「福井市民が何ら問題視してないこと」「福井市民が何ら問題視してないことを差別だ何だと言うことは福井市長としておかしいのではないかと言う事」はいえるでしょう。


拉致問題の注意点(福井新聞インタビュー)
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240686/
 いくら島田が「福井県在住(福井県立大教授)」で「巣くう会副会長」だからってこんな奴にインタビューするなよと思いますね。

北朝鮮の今の狙いは。
島田
 北朝鮮としては安倍首相の訪朝を勝ち取りたい。金正恩第1書記が世界のトップと会えていない状況の中、アジアの大国である日本のトップが来ればステータスになり、宣伝に使えると踏んでいる。

 ばかばかしいですね。金正恩君が「世界のトップと会ってない」か知りません*47がそれはさておき。
 「安倍の訪朝」を仮に狙ってるとしてそれは「安倍に日朝交渉路線からの逃亡を許さない為のだめ押し」に決まってるでしょうが。「ステータス」なんて話じゃない。極端な話、「安倍が逃亡しない確証がある」なら訪朝しなくていいわけです。

遺骨問題で、日本のあるべき対応は。
島田
 北朝鮮はできれば拉致問題をうやむやにしたい。その上で、例えば日本人の遺骨1体200万円などと金銭的見返りを狙っている。

 おいおいですね。「1体200万」てのはどっから出てきた数字なのか。福井新聞も新聞を自称するなら「200万の根拠なんですか」て聞いてまともな回答が得られなかった*48ら、「金銭的見返り」云々は書くにしてもせめて金額は「信頼性がない」として削除するくらいのことができませんかね。


■ワシントンにて―「国際中傷ストーカー」に対する勝機
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240722/
 タイトルだけで勘の鋭い人はエントリ内容が分かるでしょう。そうです、島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。ばかばかしい。
 慰安婦問題で安倍を批判する韓国を「ストーカー」呼ばわりする島田ですが、「ストーカー」の名に値するのはむしろ「河野談話がでてからもう20年以上経つ」のに、そして「第一次安倍内閣で安倍が企てた河野談話抹殺計画が米国ブッシュ政権の駄目出しで挫折した」のに、未だに「河野談話抹殺を企む安倍」の方でしょう(同盟国米国を含む国際社会の批判で挫折しつつありますが)。正直、この安倍の異常さには絶句します。
 もちろん「勝機」なんてもんはありません。第一次安倍内閣時に「河野談話を堅持すべし」と安倍に駄目出ししたのは共和党ブッシュ大統領でした。今現在「河野談話を堅持すべし」と安倍に駄目出ししているのは民主党オバマ大統領です。つまり米国では「主要な政治勢力(共和、民主の二大政党)」は「河野談話支持の立場」のわけです。 
 「慰安婦問題で河野談話否定論者に勝機がある」なんて言うのは「原爆が投下されても、ソ連が参戦しても徹底抗戦を叫んだ当時の陸軍強硬派」みたいなもんで非常識この上ありません。

韓国政府や背後にいる中国共産党

 絶句ですね。「韓国の背後に中国共産党」てどういう理解をすればそういう考えになれるんでしょうか。単に「歴史認識問題で共闘して安倍批判してる」だけでしょうに。


■それなりに面白い韓国紙の稲田朋美政調会長人事」評
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240638/
 韓国紙「朝鮮日報」記事は「靖国参拝」「河野談話否定論者」「百人斬り訴訟の弁護士(つまり南京事件否定論者)」など単に「稲田についての事実」を指摘したうえで「極右だ」と評価をしてるだけの記事です。
 「稲田に対して全く知識のない人間」にとっては、勉強にはなりますが、別に大して面白くもない。島田の言うように「日本の新聞には見られない指摘だから面白い」だというなら、それは日本の新聞がおかしいだけの話です。まあ、俺も日本の新聞の稲田評価をいちいちチェックしていないので本当に「日本の新聞には見られない指摘」かどうかは知りませんが。産経や福井新聞(稲田の地元)にはないでしょうがさすがに他紙(朝日、読売、毎日、日経の全国紙、河北新報、東京、中日、西日本などのブロック紙、ローカル紙)にはあるんじゃないか。


■朝日を廃刊に追い込むことが真の優しさ
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240657/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。ばかばかしい。こんなことで朝日を廃刊に追い込めるわけがないし、仮に追い込んだところで「慰安婦は日本の戦争犯罪」という国際社会の評価は変わりません。
 そして「真の優しさ」云々と言うなら韓国や国際社会は「産経などの暴論『河野談話否定論』をたたきつぶすことが産経らへの真の優しさ」と思ってることでしょう。まあ、優しいも何も「河野談話否定論」なんてデマほざけば批判されるのは当然なんですけど。

「強くなければ生きていけない。優しくなれないなら生きている価値がない」。レイモンド・チャンドラーが作中人物フィリップ・マーロウに語らせた有名なセリフ*49だ。

 マーロウをもじれば「優しくないなら政治家をやる価値、資格がない」のであってだからこそ「慰安婦を誹謗して恥じない冷血漢の安倍」には政治家の価値、資格などありません。
 なお、ウィキペ「フィリップ・マーロウ」によれば矢作俊彦は「生きる資格、価値がない(清水俊二生島治郎らの翻訳)」は誤訳で「生きる意味が俺にとってない」がより適切な翻訳だとしてるようです。
 まあ、本当はどうだか知りませんが「資格、価値がない」だと「客観的なニュアンス」が強いのに対し「生きる意味が俺にとってない」だと「主観的なニュアンス」が強くなっていて微妙に意味が違っていることだけは確かです。

今後、憲法改正が日程に上ってくれば、朝日はあらゆる捏造技術を駆使して新憲法作りつぶし、安倍つぶしに邁進してくる。

 言ってることがすごいですね。何で慰安婦の話をしてたはずが「新憲法作り」なんて関係ない話になるのか。慰安婦を口実に朝日を叩きたいだけだと言う事がモロバレです。普通こう言う事は自分からは言わないと思うんですけどね。
 「あんたは慰安婦『吉田証言』誤報を口実に朝日を攻撃してるだけだろう、安倍批判メディアの朝日が目障りなだけだろう」といわれても「そうではない」と言い訳するのが普通の人でしょうに「その通りだ、何が悪い、安倍流改憲には朝日が邪魔なんだ」といっちゃう島田はまともじゃありません。
 しかも安倍流の極右改憲論について言えば自民党内にすら「河野洋平*50」など批判意見があるのに何が「朝日云々」なのか。
 なお、吉田証言誤報について面白いツィートとエントリが。

https://twitter.com/yuantianlaoshi/status/507905046378340352
・で、(注:産経は)いつ訂正・謝罪したんだっけ?→『人権考−心開くとき』(94年5月、産経新聞大阪本社人権問題取材班編、解放出版社刊行)の一節。「被害証言がなくとも、それで強制連行がなかったともいえない。吉田さんが、証言者として重要なかぎを握っていることは確かだ」この本で坂田記念ジャーナリズム賞を受賞。
・これのポイントは、朝日が吉田清治氏を紙面に載せた最後が1992年8月13日、産経が吉田証言を事実として取り上げたこの本を出版したのが1994年5月。朝日が吉田証言を取り上げなくなった2年後も産経は事実と認識。で、訂正も謝罪もしてない産経が朝日に「謝罪しろ」と凄んでるわけだ。

■産経愛読者倶楽部『産経新聞解放出版社から出した左翼本*51の中身(上)』http://d.hatena.ne.jp/sankeiaidokusya/20101118/p1

 いつもながら産経のデタラメさには心底呆れます。と同時にこうしたネタを発掘してくる「産経ウオッチャー」「慰安婦問題ウオッチャー」の発掘能力には頭が下がります。
 しかしこの事実を池上彰にぶつけたら奴はなんて言うんですかね。「産経大阪も勿論謝るべきだ」といえば論理は一貫していますがたぶんそんな事言わないでしょう。単に池上は「朝日を叩きたい安倍政権に媚びてるだけの権力の走狗」にすぎないからです。


■外務省に事を預けてはならない―政府の慰安婦問題「広報強化」
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240637/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 しかし「外務省に事を預けるな」って外交問題を外務省以外のどこに預けるのか。そして島田は「外務官僚が勝手なコトしてる」と強弁したいようですが、そんなことがあるわけがないし、仮にそうだとしても「外務省をコントロールすべき」首相と外相が無能、無責任であることが問題でしょう。そんな無能、無責任な外相、首相では「事を外務省以外に預けよう」と問題は変わりません。
 まあ、島田みたいな馬鹿な事「河野談話撤回」を安倍が言わないのは外務省のせいじゃなくて「それやったら米国、中国、韓国の批判で政権が持たない危険性が高い」ので「安倍がびびってる」だけなんですけどね。
 ただそれは安倍信者の島田には認められないから「外務省が悪い」となる。今後、この件で政治家を批判するとしても島田だと「菅*52官房長官が悪い」「岸田*53外相が悪い」「谷垣*54幹事長が悪い」「安倍氏を支える閣僚や党三役が悪い」などが関の山で絶対に「最高責任者の安倍総理が悪い」とは言わないでしょう。これが安倍以外の首相だったらたとえば島田が嫌ってる福田*55首相や菅*56首相なら平然と「首相が悪い」といってるでしょうけど。


池上彰氏の朝日慰安婦「検証」批判について
http://island3.exblog.jp/23317509/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。
 まあ池上について一言で言えば「くだらない男」ですね。まあ確かに「朝日の吉田証言の誤報」は問題です。でも「慰安婦は違法じゃない」という産経のデマの方がもっと問題です。大体朝日の誤報慰安婦問題について何か重大な誤謬をもたらしたわけでもない。
 産経のデマを批判せずに「朝日は問題だ」云々と池上がいうのは、「スーパーの万引きを批判して、銀行強盗を黙認したり」、「末端公務員の数万円単位の汚職を批判しながら、ロッキード事件リクルート事件レベルの大物政治家の収賄を黙認したり」するような変な行為です。
 まあ、それでも「河野談話は間違ってる」と公言しないだけ「島田よりはマシ」ではあるでしょうけどね。だからこそ島田も池上に文句を言うわけです。河野談話を否定しろと。ただ池上は「河野談話は間違ってる」とは言わない代わりに『産経や読売など河野談話否定派は間違ってる』と批判するわけでもありません。結果的には産経や読売などのデマ垂れ流しに荷担してるのも同然の卑劣な男、それが池上です。

日本人は軍を持つととんでもない残虐行為に走る、というイメージ

そんなイメージは「日本人で戦後世代」の俺は持っていませんが、被害国の方がそういうイメージを持っていたとしてもそれは仕方ないでしょう。被害者とはそういうモノです。


■【直言】幾重にも歪んだ外務省の「性奴隷」弁明
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240679/
 島田がまーた、こりもせずに慰安婦ネタです。「慰安婦ネタ・エントリの方が拉致ネタより多い巣くう会副会長」という奇妙な存在が島田です。島田曰く過去に外務省は国連で

 慰安婦制度が奴隷制度に該当すると仮定する場合であっても奴隷条約(1926年)の締約国でなかった日本*57に遵守義務違反は生じ得ない*58と主張する。さらには、仮に締約国だったとしても、同条約は「奴隷制度の完全な廃止を漸進的に及びできる限り速やかに実現する」ための「措置をとることを約束する」と努力義務を規定したものに過ぎず、「奴隷制度の存在が直ちに当該国の同条約違反を構成するものでもない」といった、呆れるような法匪的議論*59を展開してきた。

そうです。外務省がこんなとんでもない馬鹿な事を言ってるとは無知なので知りませんでした(それについて国連側がどう評価したかは島田の文を読む限りでは不明です。たぶん日本が国連に批判されたんだろうなと思いますが。韓国が批判したであろう事は間違いないでしょう)。
 で「それは慰安婦が性奴隷だと認めるのと事実上同じではないのか!」と憤激する島田です。まあ、おっしゃるとおりでしょうね。「慰安婦は性奴隷じゃない」と確信してるならわざわざ「慰安婦が奴隷だとしても日本は奴隷条約締約国じゃないから法令違反の問題は生じない」とか「締約してても奴隷条約は禁止規定ではなく努力義務規定に過ぎないから慰安婦が奴隷だとしても、奴隷が日本軍にいてもいい、奴隷を減らす方向で努力してればいい*60」とか言わなくてもいい余計な事言う必要もない。
 たとえば「あんたの建てた家は欠陥住宅だ」と客に訴えられた住宅メーカーは「欠陥なんかない」と自信があるなら「仮に欠陥があったとしても、この場合は契約上、法的責任はない」なんてことはいわないでしょう。欠陥がないことを証明すればいいだけです。
 「仮にあんたのいうように、ホニャララ(外務省の場合は性奴隷、小生のたとえ話では欠陥住宅)でも俺は悪くない」といった時点で「本当はホニャララってあんたも認めてるんじゃないの?」「結局どんな手段を使ってでも法的責任を逃れたいだけじゃないのか?、この卑怯者!」などと思われるのは当然の話です。
 でそうなるのは外務省が「慰安婦が性奴隷であることは否定できない」「慰安婦が現在の国際法では違法であることは否定できない」と思ってるからでしょう。皮肉なことに島田は「外務省*61慰安婦を事実上、性奴隷と認めてること」「認めた上で何とか法的責任だけは逃げようとしてること」を実にわかりやすくレクチャーしてくれるわけです。「メディアが右派にびびってるのでしょう」、こういうのを紹介した上で外務省を批判する左派的な議論には普通に生活しているのではテレビだの一般週刊誌だのではなかなか出くわしません(吉見義明氏など専門家の著書を読めば書いてあるのでしょうが)。
 一方右派はこういう事には何故か無関心で「右派が外務省批判する場合」もこの島田エントリのように「外務省が国連で何を言ったか」を取り上げて批評するなんてことはまずありません。
 冗談抜きでこの島田の文章は「外務省の立場についてのなかなか見事なレクチャー」だと思います。まあ、島田当人はそんなつもりは全くないでしょうけど。
 とにかく外務省は「慰安婦を性奴隷で現在は違法だと思ってる」から、「当時は違法ではなかったんだ」という言い訳しかできなかったと。
 島田とは別の意味でつまり「不道徳で現在の国際法では違法だけど当時は合法だった、なんて恥ずかしい言い訳するなよな」という意味では俺も外務省には怒りを覚えます。つまり、俺も外務省には「何バカ言ってるんだ?。アジア女性基金河野談話で一定の責任を取ったというならまだしもそんなん韓国に喧嘩売ってるのも同然だろ?」「つうか本当に当時は合法なの?。当時も違法じゃないの?」「仮にも外交官が、サラ金業者が『高利でも合法利息だ』と居直るようなまねして恥ずかしくない?」と腹立たしく思います。
 ただ言い訳するとしたら「現在は違法でも当時は違法でない」と言い訳するか、「アジア女性基金河野談話で謝罪した」と言い訳するかくらいしかない、到底「不道徳でない、奴隷でないとは言えない」という外務省の認識は「奴隷でないと言える」という島田の認識よりはまともだと思います。
 「外務省は何で性奴隷と事実上認めた」と憤激する島田ですが「性奴隷じゃないこと」をろくに説明できないんだから呆れます。

(注:慰安婦が仮に韓国の主張通り、奴隷制だとしても当時は奴隷制は違法じゃない、法的責任は生じないと外務省が国連の場でいうとは)日本は奴隷制に甘い、しかもここまで手の込んだ弁明を行う以上、やはり慰安婦は性奴隷だったのだろう、という心証を多くの人が得たことだろう。

 「慰安婦奴隷制でも当時は奴隷制は違法じゃない、とか外務省はバカ抜かすな!、国辱だよ」には全く島田に同感ですがそこでやるべき抗弁*62はせいぜい「河野談話アジア女性基金で責任を取った」であって島田のような「慰安婦は性奴隷じゃない」ではありません。

そして、この外務省の誤った抗弁の結果、世界中の国際法学徒が参照する権威あるオックスフォードの概説書に、自国による「奴隷化および性奴隷」の歴史をいまだに法技術論で正当化する国として日本が取り上げられる事態まで招来したわけである。

・俺の「下手なたとえ話」で言えば「欠陥住宅で客に民事訴訟を起こされた住宅メーカー」がしつこく「欠陥などないが、仮に欠陥住宅でも契約上、責任はない」といったら「本当は欠陥住宅じゃないの?」と客や世間に疑われても自業自得でしょう。外務省のやったこともそれと同じでしょう。
・まあ、俺も「この外務省の抗弁は誤ってる*63と思う」し「オックスフォードの概説書」に日本の言い訳が乗ったことは恥ずかしいと思います。その点では島田と同意見ですが島田の場合「そもそも性奴隷じゃないんだ」と明後日の方向に行くから困ります。


■浮薄のアントニオ猪木と硬骨のジョージ・フォアマン
http://www.iza.ne.jp/izablog/island2/3240676/
 猪木氏について一応説明しておけば元プロレスラーで参院議員(次世代の党)です。つい先日平壌レスリング大会を主催しました。
 フォアマンてのは1968年メキシコ五輪ボクシングヘビー級金メダリストで、元プロボクサー(ヘビー級チャンピオン)です。で小生知らなかったんですが、島田に寄れば猪木氏が1995年に平壌で格闘技大会やるときに「フォアマンに声かけたら」断られたそうです。猪木氏と言えば「モハメド・アリ*64」との異種格闘技戦(1976年)が有名ですが、フォアマンへのオファーもそんな乗りだったんでしょうか。
 で島田はフォアマンをべた褒めするわけですが注意しないといけないのはフォアマンが「米国のボクサーだ」ということです。
 米国と北朝鮮は対立関係にあるわけでそんなところにフォアマンが行ったら、プロモーターの反感買って「試合から干される危険性」が明らかにありますよね。「干されない」なんて確約を猪木氏が出来るわけもない。たとえ、いくら猪木氏から大金をもらっても干されたら割が合わないでしょう。まさか「干されても生活できるだけの金を猪木氏が保障できるか」といったらそれはちょっと無理でしょう。また「いくら金があっても」まだボクシングできるのに干されてる、てのは精神的にきついでしょう。「干されてもいい、俺は猪木のオファーを受けて平壌で試合をやる」というそこまでの思い入れをフォアマンが「平壌戦」に持てるかと言ったらまあ、持てなかったんでしょう。
 ライプツィヒの夏『元K-1プロデューサーの本を読んで、「どうもなあ」と思ったこと』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/1aba73afd34ebe88247859300f6b296d)が紹介する曙のようにフォアマンが「俺はこの猪木のオファーを断ったらボクシングのオファーは誰からも来ない」「今金に詰まってるから何でもいいから金が欲しい」とまで追い込まれた精神状態ならまた別でしょうがさすがにそんなことなかったんでしょうし。
 まあ、それ以前に「申請して米国のパスポートがおりたのか」て話もありますし。
 つまりは島田が褒めるような「アンチ北朝鮮ですばらしい、硬骨だ」なんてきれい事(?)では全くないんじゃないか。

 帰国したアントニオ猪木氏は、出発前、「拉致問題の次は経済交流だ。北朝鮮レアメタル希少金属)の宝庫で、日本にとってもプラスだ」などとあっけらかんと愚見を披露していた。

 猪木氏に全く同感ですね。つうか日本はレアメタル目当てにアパルトヘイト南アフリカとつきあった過去があるわけで「島田はかっこつけてんじゃねえよ。お前ら単にアンチ北朝鮮だろ」と思いますね。
 まあ、日本が掘らなければ中国が掘るだけでしょうし、掘ることによって日本企業が儲かることは国益でしょう。と同時にそうやって「深く北朝鮮経済に食い込むこと」によって「かえって北朝鮮へ様々な要求をしやすくなる」とか「情報が出てくる」とか言う事も期待できるわけです。要するに拉致解決にも役立つんじゃないかという事ですけど(もちろん、そうなるためには政府の外交的手腕が必要ですけど。レアアース掘れば自然に問題解決すると思うほど俺も楽天家ではない)。

米国の黒人選手数人が米国旗に拳を突き上げるパフォーマンスをした1968年オリンピックの際も、フォアマンは「俺はこの国を愛している」と優勝後にリングで国旗を手に取った。

 なお、ウィキペ「メキシコシティオリンピック」によれば

陸上競技男子200mの表彰式上、アメリカ合衆国の黒人選手トミー・スミス(金)とジョン・カーロス(銅)がブラックパワーの象徴である黒手袋を掲げた(いわゆるブラックパワー・サリュート)。IOCは、両者に対し(注:スポーツに政治を持ち込んだIOC憲章違反行為として)永久追放処分とした。

 また、ウィキペ「トミー・スミス」によれば

 両名に厳しい措置がとられたにもかかわらず、その後もメキシコシティオリンピックの表彰台ではアフリカ系アメリカ人による抗議のパフォーマンスが繰り広げられた。男子400mを独占したアメリカのリー・エバンス*65、ラリー・ジェームズ*66、ロン・フリーマン*67は黒いベレー帽をかぶり、トニー・スミスら同様に拳を掲げた。男子走幅跳の金メダリストボブ・ビーモンは黒いソックスを履き、同じく男子走幅跳(注:銅メダリスト)のラルフ・ボストン*68は素足で壇上に上がった。いずれも「黒」を強調することでブラックパワーを誇示するパフォーマンスである。

とのことです。
 そんなん人それぞれの考えだし、まあ言わなくても分かるでしょうがそういう「反体制的パフォーマンス」すると「フォアマンのプロボクサー転向」に響く可能性もあるわけです。島田の言うような「きれい事」(?)なのかははなはだ疑問でしょう。もちろん「きれい事でないからフォアマンは問題」と言いたいわけではなく「きれい事か怪しい話を島田はきれい事扱いするな」と俺は言いたいわけです。

*1:たぶん国共内戦で国民党が勝っていてもこの男は「中国は日中戦争で日本批判するな」と無茶苦茶言ってると思います。

*2:農水官僚出身。村山内閣農水政務次官森内閣農水副大臣、第1次安倍内閣農水相を歴任した農水族議員。

*3:というか金銭スキャンダルはともかく既に「在特会やネオナチとの不適切な交友」が高市総務相、山谷国家公安委員長について発覚していますが。

*4:まあ、メールで島田に連絡するような相手はインターネットも使えるでしょうし、その場合島田のブログやツイッターも確認するでしょう

*5:ただし「慰安婦は性奴隷」「河野談話を踏襲せよ」と言わないで安倍に「河野談話撤回」とか、無茶苦茶やられても米国が困るので「慰安婦は性奴隷」「河野談話を踏襲せよ」程度の事は言うわけです。

*6:と言っても女性閣僚は山谷えり子国家公安委員長のような「名誉男性」とでも言うべき安倍好みのウヨ揃いですが

*7:朝鮮日報の記事が具体的でないので本当に誹謗かどうか判断は避けます。ただし誹謗(事実無根の中傷)でないにせよ「セウォル号問題の責任を取って今すぐ朴クネは死ね」というのは事実なら問題がありすぎでしょう。いくらろくでもない政治家でも「死ね」というのは慎むべきでしょう。

*8:宮家邦彦氏のこと

*9:後で紹介しますがちなみに『中華「合衆国」という視点 米国との意外な類似性』です。

*10:一方島田は「民主国家か一党独裁か、それが一番大事なことだ!」と宮家氏を罵倒します。

*11:宮家氏のこと

*12:小生の知る限り安倍がこの件で中国批判したという事実はないです。あったら訂正し謝罪しますがまあ、あったら島田が大喜びで「さすが安倍さん!」と言うでしょうから、やはりないんでしょうね。

*13:もともとは中国華北部を意味するが「中原を支配する者=中国の支配者・天下人」という意識が生まれることによって「政治や文化の中心」と言う意味が現在ではある

*14:ニクソン、フォード政権で国務長官ニクソン政権時代にニクソン訪中とそれによる米中国交正常化を実現。

*15:ゴールドマン・サックス会長を経てクリントン政権財務長官。財務長官退任後もシティグループ会長などとして活躍

*16:既に北朝鮮は拉致なんかしていませんのでそう言う意味では脱してるわけです。

*17:横田めぐみさんの事

*18:もちろん隣国である中国の意向は気にするでしょうし、気にして何らおかしくないですが「中国の意向への配慮が全てだ」というのは詭弁でしょう。

*19:つうか隣国なのに中国を敵視する安倍は異常すぎです。

*20:と言うか日本だってそんな事態は迷惑なはずなのですがそうは思ってないらしい島田や鈴置氏には呆れます。

*21:橋本内閣運輸相、自民党幹事長(森総裁時代)など歴任

*22:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政務調査会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任。

*23:竹下、海部、宮沢、橋本、小渕、森、小泉、福田などと言った歴代自民党首相の名をどうして島田があげないのかわけがわかりませんが歴代首相と比べたって安倍は異常な極右です。

*24:そんな事をしたら尖閣を自国領と主張する中国や台湾との関係が悪くなってしまいます。米国がすべきでもなければできるわけでもないでしょう。なお尖閣領有権を主張しているのは中国だけでなく台湾もそうでそれは「島田らが親日派と持ち上げる李登輝台湾総統の時」ももちろんそうだったのですが、そのあたり「自称親台湾」「自称親李登輝」の島田ら日本ウヨはどう考えてるんでしょうか?

*25:尖閣発言でルビオをもちあげる島田ですがそのルビオでも島田の河野談話否定論はさすがに支持しないでしょう。

*26:カリフォルニア州知事を経て大統領

*27:談話否定論を批判するどころか首相自らが否定論というのだから弱ります。

*28:著書『さらば外務省!』(2003年、講談社)、『マンデラ南アフリカ』(2004年、展望社) など

*29:天木氏は誤報としており捏造とはしていませんが。そもそも「故意=捏造」なので「誤報」ならともかく「捏造」と言う言葉はお気楽に使っていい言葉ではありません

*30:著書『甲子園への遺言:伝説の打撃コーチ・高畠導宏の生涯』(2008年、講談社文庫)、『この命、義に捧ぐ:台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(2013年、角川文庫) など

*31:まあこれは朝日も認めた事実です

*32:吉田証言以外は誤報ではありません。

*33:河野談話は吉田証言を根拠にしていませんのでそんな理屈は成り立ちません

*34:最終的には政府(内閣)、与党(自公両党)の了承を得てるでしょうに「官僚が悪い」でごまかそうとする辺りがよしこらしいデタラメさです。

*35:局長ポストに女性をできるだけつけろ、特に女性問題関連ポストには、という安倍「shine!」政策の一環らしい。

*36:まあつまらないことですが「外務省」と書くなら「内閣府男女共同参画局」と組織名を書けばいい話ですが、武川女史を恫喝せずにはいられない動機でもよしこにはあるんでしょうか?

*37:第一次安倍内閣で沖縄・北方等担当相

*38:第二次安倍内閣で行革担当相

*39:第一次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、教育再生会議事務局長

*40:第1次安倍内閣外務大臣政務官福田内閣国交副大臣、第二次安倍内閣経産副大臣などを歴任

*41:小泉内閣で文科大臣政務官

*42:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長などを歴任。

*43:著書『『慰安婦と戦場の性』(1999年、新潮選書)など

*44:佐藤内閣運輸相、三木、福田内閣行政管理庁長官など歴任。運輸相時代、地元深谷駅を急行停車駅に無理矢理したため世論の批判で引責辞任。このとき「国鉄も大臣の言う事を一つぐらい聞いてもいい」「政治家が地元のために働くのは当然」と放言した。また1970年には「沖縄で火焔瓶を投げてる学生は社会党共産党の指示でやってる」と言う暴言が発覚し、社共の抗議などで衆院副議長を引責辞任(ウィキペ「荒船清十郎」参照)。

*45:中曽根内閣で労働相。詐欺、業務上横領、背任の容疑で1995年に逮捕起訴され政界を引退。2006年に懲役3年6ヶ月の実刑判決が確定。

*46:現知事。つくる会元副会長・高橋史朗を県教委委員長にした前科があるウヨ政治家。

*47:島田は平気でデタラメ言いますので話半分に聞いておきます

*48:記事に注記も何もないから「そもそも聞かなかった」か「聞いてもろくな回答がなかった」んでしょう。島田も福井新聞もお粗末な連中です。

*49:チャンドラー長編『プレイバック』(邦訳はハヤカワミステリ文庫、小学館文庫)に出てくる言葉。ウィキペ「プレイバック」を信じれば角川映画野性の証明」(1978年)でキャッチコピーに使われたことで日本では有名なセリフとなったが日本以外ではそれほど有名ではないらしい。

*50:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山・小渕・森内閣外相、衆院議長など歴任

*51:上で紹介したツイートが言及している『人権考−心開くとき』(94年5月、産経新聞大阪本社人権問題取材班編、解放出版社刊行)のこと。リンク先を見れば分かりますが「吉田証言誤報は産経もやってるじゃねえか」「朝日は誤ったけど産経は誤ってねえじゃねえか」という同じ内容の批判です。

*52:第一次安倍内閣総務相

*53:小泉内閣文科副大臣、第1次安倍・福田内閣沖縄・北方等担当相を歴任

*54:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政務調査会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相などを歴任

*55:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*56:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相を経て首相

*57:ウィキペ「奴隷制度廃止補足条約」を信じれば今も批准してないそうです。大丈夫なんでしょうか、日本は。つうかこの外務省の理屈だと今も「日本国内なら奴隷労働させても国際法的にはOK」なのか?。いやさすがに国際慣習法が成立しててそれに抵触するんだろうな。

*58:締約国じゃないから違法じゃないというのも酷い言い訳だと思います。大体この理屈だと慰安婦に限らず、当時の日本はいくら奴隷労働を労働者にさせても国際法上は、違法じゃないという恐ろしい結論になります。「あんたら、自分の言ってる事分かってるの?」と外務官僚を問い詰めたくなります。

*59:平たく言えば「詭弁、屁理屈」のこと

*60:「減らす努力なんかしてるのかよ?」という問題はひとまずおきます。

*61:勿論政権与党自民党もそうでしょうが

*62:まあ抗弁しないで韓国の要望を認めてもいいんですが。

*63:法的に誤ってる可能性、つまり「奴隷条約は禁止規定だ、外務省は間違ってる」「奴隷禁止は国際慣習法になっていた、外務省は間違ってる」などといった可能性も勿論ありますがそれは国際法素人の俺がどうこう言うことは避けます。俺が言いたいのは「法的な問題はともかく道義的、政治的に間違ってる」ということです。「法的に勝てれば韓国との関係が悪くなってもいい、国際的評価が落ちてもいい」なんて「過労死裁判に勝てればブラック企業と呼ばれてもいい(悪徳ブラック企業)」みたいなバカを一国の外交官にやられても困ります。

*64:1960年ローマ五輪ボクシングライトヘビー級金メダリスト。1974年のいわゆる「キンシャサの奇跡」でフォアマンを破ってヘビー級王座についている。

*65:男子400メートル金メダリスト、男子400メートル×4金メダリスト

*66:男子400メートル銀メダリスト、男子400メートル×4金メダリスト

*67:男子400メートル銅メダリスト、男子400メートル×4金メダリスト

*68:走り幅跳びで1960年ローマ五輪金メダル、1964年東京五輪銀メダル、1968年ローマ五輪銅メダル