「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2/12分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■村山と河野*1はなぜ憤死しないのか:隠居の手すさびとしての反日・反安倍
http://island3.exblog.jp/24622033/
・彼らは「反安倍」でしょうが別に「反日」ではない。元首相、元外相が反日の訳もない。
 そして彼らが反安倍なのは安倍が「村山談話河野談話を否定しようとするから」です。つまりは先に喧嘩を売ったのは安倍ですが島田的には「間違った談話を安倍さんが攻撃して何が悪い」なんでしょう。
・とはいえ「安倍が村山談話河野談話を否定したがってることはモロバレ」ですが、「国際社会(特に安倍が恐れてるのは米国)の駄目出し」で安倍が渋々ながら「談話踏襲を口にし」、それについて島田ら「安倍信者右翼」「アメリカポチ右翼」も何も安倍批判、米国批判が言えないというていたらくですが。
・しかし「村山や河野は憤死しないから大した怒りじゃない」て島田の珍理論には吹き出しました。つうことは憤死しないダライラマラビア・カーディルの中国批判も大したもんじゃないのか(苦笑)。
 憤死しない家族会の北朝鮮批判も大したもんじゃないのか(苦笑)。
 つうかその理屈だと村山政権や民主党政権が登場した時に何で島田や荒木、西岡力ら極右連中は憤死しなかったのか?。連中が死んでればもっと住みよい日本になったのに(毒)

70年談話、私見なら無意味=村山氏

 島田の立場なら村山氏とは「別の意味」「逆の意味」で安倍に対し「何故閣議決定にしない」、「村山談話閣議決定だ」、「村山談話より格落ちだと安倍談話がバカにされる」「私見じゃ無意味だ」と安倍批判しないとおかしいでしょうがもちろん安倍信者の島田はそんな事言いません。


憲法「学者」の言動が示した大学人事の歪み
http://island3.exblog.jp/24621255/
 ばかばかしくて突っ込む気すら失せます。もちろん「大学教授と世間一般の政治的傾向」は大して変わらないでしょうね。というか小林節慶應大教授にしても長谷部恭男・早大教授にしても保守派ですが。
 自民党の安保法案を支持する憲法学者などよほどの極右か、よほどの自民党御用学者かどっちかでしかない。
 いずれにせよこの島田のアホ駄文からは島田には「政治的見解が何でアレ、そこから離れて学問的見解を述べるのが学者」という考えが「建前としてすらないこと」がわかります。当然島田の主張は「右翼活動家としての主張」でしかなく学者としての主張では全くない。
 ほとんどの学者はまともであり、だからこそたとえば「共産党員学者の渡辺治*2一橋大学名誉教授*3」なども「自分の政治的傾向を認めた上で」、そこから離れて学問的発言をするよう心がけているわけです(実際にそれが実現できているかは勿論別の話ですが。もちろん「そうありたい」とまともな学者なら思うでしょうが「そうありたいと思えば」偏向しないで済むと言うほど話は単純ではない。「無意識の偏向」というのがありますから。まあ島田の場合、それ以前ですが)。
 あるいはまともな学者(例:沖縄県知事を務めた大田昌秀*4琉球大名誉教授)ならたとえば「仮に政治家になったとしても」その学問的業績は政治的傾向とは関係なく評価に値するわけです。


長島昭久氏は逆に枝野「煽情演説」を戒めよ
http://island3.exblog.jp/24615348/
 国基研サイトで現執行部と「支持母体の一つ・連合」に悪口雑言かました長島が「枝野幹事長」に叱責されて渋々執行部と連合幹部にわびを入れたという話です。
 まったく、長島も情けない男です。国基研サイトでそんなことすれば「執行部からの叱責」なんて十分予想できるわけです。にもかかわらず反論するどころか、「みっともなくわびを入れる」。だったら最初から書くなて話です。つうか執行部も長島なんか除名していいんじゃないか。

憲法解釈を都合よく変えてよいとなったら、次は徴兵制ですよ、みなさん」等々の枝野氏の演説こそ、党の評価を傷つける安っぽいプロパガンダ

 「島田も心にもないことを良く言う」ですよね。自民党にも産経文化人(勿論島田含む)にも「徴兵制は合憲」「外国がやってることが違憲のわけがない」「憲法18条の『苦役』に徴兵は該当しない」などと公言する人間は「枝野氏が指摘するように」ごろごろいるわけです。
 今の「集団的自衛権憲法解釈変更(安倍政権)」がOKなら「徴兵制合憲の解釈変更」だって論理的にはあって全然おかしくない。
 さすがに「小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相」など、閣僚になってからは「徴兵制合憲論を封印」しましたが、石破も閣僚になる前は「徴兵制合憲論」を公然と吐いていました(その結果、小泉内閣防衛庁長官就任時に共産党に「今でもその見解か」と突っ込まれる羽目になる)。「首相になるまでは河野談話否定論を公言していた」安倍もそうですけど、今の自民党幹部連中は呆れるほど脇が甘くて放言癖が酷いです。
 それはともかく、島田の立場なら「徴兵制が合憲で何が悪い」とでも言うべきでしょうが、「そういったら安保法制の成立上、まずい」と思うレベルの脳みそは島田にもあるようです。
 ただしあくまでも「汚い計算」でしかないので島田が「徴兵制合憲論に反対か」といったら全然そんな事ないわけです。


■「われわれはいつでも細野君の腹に引っ付く」(松野頼久*5維新代表)
http://island3.exblog.jp/24609329/
 「細野*6民主党政策調査会長と連携して自民党から政権を奪還したい*7」と語る維新党首・松野に悪口雑言の「アンチ民主党、アンチ細野」の島田です。島田としては「安倍に露骨に媚びてる橋下大阪市長(維新最高顧問)」らによって維新が「今後、自民党の別動部隊であり続けること」を望んでるのでしょう。
 また「松野が画策してるらしい細野新党」が誕生した時*8の政治的影響力が読めず、「細野ブームがおこったら困る」と思って松野を非難してるというのもあるでしょう。小生も「鳩山の子分面してたのに鳩山が落ち目になると橋下に媚び、橋下が落ち目になったと見るや細野に媚びる松野は嫌い」ですが、島田の場合ただの党利党略による松野批判ですから島田の松野批判は評価できません。松野が安倍に媚びれば島田は大喜びの訳です。
 まあ、先日の「派遣法問題での態度」でも「松野が何を言おうと」維新は既に完全に自民の補完勢力と化してると思いますが。

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150619
 維新は与党に反対するポーズを取りながら、しっかり法案可決に協力したわけだ。第二公明党といわれても仕方ない。

高世仁が言うとおりだと思います。
 そう言う意味で松野の主張がどこまで本気かははなはだ疑問です。
 それはともかく「鳩山に媚び、橋下に媚び、今は細野に媚びる松野が醜悪だ」と言う島田ですが「石原*9に媚び、今は安倍に媚びる橋下は醜悪」ではないのか。おそらく島田は「橋下の奴、落ち目になったら安倍さんに媚びてだせえな。昔は石原に媚びてたのにな」と松野同様、軽蔑しながらも「安倍応援団として利用価値があると考える限りは」橋下を称えていくのでしょう。
 もちろん利用価値がなくなればそのときは橋下に悪口雑言するでしょうが。
 しかし松野にせよ、橋下にせよ「イデオロギー的理由、信念と言うより」は党利党略で細野に媚びたり安倍に媚びたり*10してるんでしょうが党幹部がこう自分勝手、好き勝手なことやってるようでは「石原・橋下維新」が「次世代と維新」に分裂したように「橋下・松井維新(大阪維新)とそれ以外に別れる日」もそう遠くないのかも知れません。そうなって維新に消滅して欲しいという俺の願望込みですが。


■呆れた船田自民党憲法改正推進本部長の言動
http://island3.exblog.jp/24603675/
 「手柄は安倍のモノ」「失敗は安倍以外のもの(今回は船田に責任転嫁)」という安倍信者・島田らしい駄エントリです。船田を自民党憲法改正推進本部長に選んだのは総裁の安倍なんですけどね。
 とは言え島田だって自分の「無茶苦茶な安倍擁護のデタラメさ」はよく分かってるでしょうし、そもそも島田が「本心から安倍を支持してるかは極めて疑わしい」と思いますが。
 正直、安倍が「岸信介*11元首相の孫」「佐藤栄作*12元首相の親族」「安倍晋太郎*13元幹事長の息子」でなかったら島田らウヨがこれほどまでに安倍をべた褒めするか疑問でしょう。
 ちなみに「安倍と同じ首相の子ども、孫という世襲議員」でも「麻生太郎*14財務相吉田茂*15元首相の孫)」「福田康夫*16元首相(福田赳夫*17首相の息子)」では島田らウヨにとって安倍ほどの価値はないのでしょう。「岸や佐藤」と「吉田や福田」の違いが何なのか、よく分かりませんが(まあ麻生はともかく、福田氏の場合「安倍と同じ清和会出身」とはいえ、安倍ほどの極右じゃないというのも島田らウヨが評価しない理由ではあるでしょうが)。
 なお、島田の紹介する船田の発言では「特定秘密保護法審議で自民の参考人として呼んで(自民党的には)何の問題もなかったので長谷部教授には安心していた」という発言が興味深い。要するに長谷部教授とは決して「自民に批判的な人間ではない」わけです。そんな人間ですら到底支持できないような代物が今回の安保法案だと言う事です。


ハイドンピアノ曲リヒテル、小島芳子
http://island3.exblog.jp/24599382/
 島田が旧ソ連(現ロシア)のピアニスト・リヒテル(1915〜1997年)を評価してるのが意外です。リヒテルについて小生は無知ですが、ググった限りでは「ピアノ演奏以外には基本的に興味のない人」のようです。
 つまり「御用演奏家としてソ連体制を賛美しない」が、一方で「ソ連体制批判もしない」(もちろんソ連が「国家の誇り」としてリヒテルを体制宣伝に利用することに反対はしないわけですからきついことを言えば「消極的な形での体制擁護」と言えばいえるかもしれません)。
 島田だと「何故ソ連体制を非難しない」と罵倒するかと思ってましたが。
 島田が「リヒテル音楽に傾倒してる」からか。はたまたリヒテルヤマハピアノを愛好していたから、そこが「日本右翼」として嬉しいのか。


■「集団的自衛権はいらない」? 岡田民主党代表
http://island3.exblog.jp/24599674/
 島田が言ってることは「兄貴分のアメリカが攻撃されてるのに弟分の日本が何もしないわけにはいかん」というヤクザの論理です。
そこには
1)兄貴分に荷担して道徳的にいいのか
2)兄貴分に荷担することは国際法上、あるいは憲法上、合法なのか
3)兄貴分に荷担することは国益に資するのか
という冷静な分析は何もありません。「とにかく兄貴のために動くのが弟分の役目だ、そうすれば兄貴が引き立ててくれるはずだ、合法とか世間の評価とかそんなん関係ない」つうんだから突っ込む気すらなくします。ヤクザが「兄貴分のために尽くせば兄貴が俺を引き立ててくれる。ムショに行っても問題ない」と言うのと大して変わらない。そもそも論理的には「いつまでもアメリカを兄貴分にしていいのか(日米安保の是非)」て問題もあるんですけどね。


■国基研主催・第二回「寺田真理記念 日本研究賞受賞」エドワード・マークス愛媛大学准教授、 「レオニー・ギルモア:イサム・ノグチの母の生涯」(彩流社,2014年)
http://jinf.jp/japanaward
 「レオニーってどっかできいた覚えがあるな」と思ったら
■拙エントリ『今日のMSN産経ニュース(10/16分)(追記・訂正あり)』
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20101016/1287108029
ライプツィヒの夏『人間考えることはそんなに異ならないらしい』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/f858940c4e15e9719e9814b9a5cf2c24
でネタにした
■【物来順応】前警視総監・米村敏朗「レオニー」に思う拉致事件(魚拓)
http://megalodon.jp/2010-1017-1818-20/sankei.jp.msn.com/world/korea/101016/kor1010160519001-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
がレオニーをネタにしてました。約4年半前のことです。「イサム・ノグチの母」だそうですから、今回のマークス本は国基研選出でも第1回の

http://jinf.jp/japanaward/japanaward_1st
ケビン・ドークジョージタウン大学教授「大声で歌え 君が代を」(2009年、PHP研究所
・ブランドン・パーマー米コースタル・カロライナ大学准教授「日本の朝鮮統治を検証する:1910−1945」(共著, 2013年、草思社

とは違って割とまともなのかも知れません。ただ「まともな本」なら国基研の賞なんかむしろありがた迷惑じゃないか(苦笑)。
 当時は「機会があったら米村氏の見た映画を見てみたい」と書いた覚えがありますがサーセン、まだ見てないですね。なお一応映画のDVDがアマゾンで市販されてるようです。レンタルビデオ店で探すとか最悪、アマゾンで購入するとすれば一応見れるわけです(正直そこまでの熱意はないですが)。


北朝鮮が出す「遺骨」を受け取ってはならない
http://island3.exblog.jp/24596831/
 西岡や横田ママも同じ事言ってて既に「まだ遺骨も出てないのに気が早いな」「仮に遺骨が出たとして持ち帰って鑑定しないで何で捏造って分かるんだよ」「お前ら本物の遺骨が出ることを恐れてDNA鑑定したくないんじゃねえの?」と突っ込みましたが、改めて突っ込みます。
 さて島田が

今になって遺骨を出してくるとすれば、最近になって殺害したものと見なす他ない。

と言ってるのにはびっくりです。西岡は産経の取材に対して「捏造遺骨を出すとしたら生存拉致被害者の体液(唾液とか血液とか大小便とか?)を他人の遺骨に浸透させて出すだろう。さすがに殺さないと思う」と言ってるんですけどね(苦笑)
 西岡は巣くう会会長、島田は巣くう会副会長なのに

西岡:他人の遺骨を本人のモノと捏造。本人は生きてる
島田:本人の遺骨という意味では捏造ではないが、小泉訪朝後の死亡という意味で「死亡時期が捏造」。死亡は病死ではなく北朝鮮による暗殺

と、こんなに意見が違っていいんでしょうか。「この意見の違いは何ですか?」と聞かれたら西岡や島田はどう答えるのか。「西岡と島田の意見が細かい点で違うのは何ら問題はない、捏造という点では一致している」ではすまないでしょう。全然細かい違いじゃないですから。
 普通、意見のすりあわせをやると思うんですけどね。巣くう会は全くデタラメな団体です。前から分かってはいましたけど改めて呆れます。そしてこんな巣くう会に下駄の雪や金魚の糞のようについていく家族会にも心底呆れます。


長島昭久氏の「直言」―行動を期待する
http://island3.exblog.jp/24592743/
 長島の離党を期待するそうですが「除名されることはあり得ても」離党はしないでしょう。
 既に生活(小沢グループ)だの維新(橋下グループ)だの自民(!)だのにトンズラした連中もたくさんいるわけですが、長島はそのとき残ったわけですからね。
 その結果島田が「長島は腰抜けだ」と罵倒する日も近いのでしょう。それともここまで右翼的言動、反党的言動をすると言う事は自民にでも今からトンズラする気でしょうか。いずれにせよこんな馬鹿者は除名していいんじゃないか。


■内弁慶の民主党幹部―安保理で暴れてこい
http://island3.exblog.jp/24588098/
 「たとえ安倍政権の国会運営が独裁的でも、牛歩や『長時間演説』ならまだしも、審議阻止のために乱闘をやるのはいかがなものか」というならわかります(共産党など与党批判者からもそう言う民主党批判はあるようです)。「どうせ乱闘するなら安保理で中国相手に暴れてこい」て全く島田って男はいつもながら非常識な人間です。なお、島田はこれが「民主党政権の独裁的国会運営を理由に自民が乱闘」なら平然と擁護するでしょう。また、「安倍政権が安保理で暴れなくても」島田は何も批判しないわけです。島田とはそう言う「身びいきの酷い」男です。
 なお、小生も「乱闘は擁護しませんが」
1)乱闘の原因を民主党は自民の国会運営の独裁性を理由としており「いつでもどこでも何でも乱闘OK」としているわけではさすがにない
2)実際に自民の国会運営は独裁的だ
3)したがって自民の独裁性を批判しないのは当事者の主観が何でアレ片手オチであり、客観的には自民擁護でしかない
ことを指摘しておきます。当然小生は自民の「独裁的国会運営」も批判します。
 つうか内弁慶って言うなら無役の時はさんざん「河野談話なんか撤回する」「尖閣防衛のために自衛隊の出動が必要だ」「首相が靖国参拝して何が悪い」などとフカシたり、わざわざインドまでダライラマに会いに行ったりするのに、「首相になって欧米や中韓、あるいは政財官界から『あまり無茶苦茶な事すんな』と駄目出しが入るとへたれる」「一回だけやったけど国内外の批判(特に米国の批判)にびびって二度と自分では靖国参拝しない」「ダライが訪日しても絶対に会わない」安倍の方こそ「内弁慶」でしょう。もちろん国益が破壊されるので、「首相になっても無役時代のように暴れろ」とは言いませんが安倍の内弁慶ぶりには呆れます。


■パックネのワシントン・ポスト・インタビューについて
http://island3.exblog.jp/24582874/

 南シナ海における中国の侵略に関する質問には、予想通り、「事態が悪化しないよう望んでいる」と、習近平に睨まれないよう、立ち位置不明の発言でごまかしている。

 だって韓国は当事者じゃありませんからね。「中韓間の領土問題」ならともかく「中国、ベトナム、フィリピン間の領土問題」で「特定の国」を支持する動機は韓国にはないでしょう。
 「平和的解決を望む」などという当たり障りのない回答になるのは当然です。島田のように「当事者でもないのに」中国に悪口雑言する方がおかしい。
 確かにオバマや安倍は「中国を批判するかのような態度」を見せていますがあれは「そうやってフィリピンやベトナムに借りを作った方がいい」とかそれなりの国益判断があるわけです。その国益判断の是非はともかく「オバマや安倍に比べて朴クネはダメだ」とかそう言う話じゃありません。
 つうか立ち位置不明ていうなら「ポツダム宣言についてどう思うか」と志位共産党委員長に国会で聞かれてウヨ支持層にも憎まれたくないが、米国にも批判されたくがない故に、「よく分からない」と答えた安倍の方がよほど立ち位置不明というか無様なごまかしですよね。

 慰安婦問題については(中略)日韓の慰安婦問題協議で「かなりの進展があり、最終段階にある」と根拠不明の見通しを述べている。
 日本が他の政権なら、また何か愚かな譲歩でもしたのではと不安を覚えるところだが、安倍政権は大丈夫だろう。外務省幹部や船田元*18の類に事を任せない限りは…。

外務省幹部や船田元の類に事を任せない限りは

では、島田にとって全然「大丈夫じゃない」じゃないですか(苦笑)。
 結局島田は安倍を信用してないわけです。
 だからこういう言い方で「妥協したらどうなるか分かってるんだろうな」とやんわり(?)と警告する一方で「島田にとって許せない妥協が行われたとき」は「安倍さんは悪くない、悪いのは外務官僚だ、岸田外相だ」などと言い訳する準備をしているのでしょう。
 まあ、島田とは違った意味で朴発言は気になりますけどね。
 慰安婦やその支持者は「安倍相手に変な妥協をするんじゃないか」と朴発言に疑心暗鬼でしょう。
 一方、韓国与党「セヌリ党」関係者は「本当に進展があるのか、なかったら野党やマスコミから『口から出任せか、それとも進展がないのに進展があったと判断した政治ミスか?』『どっちにしろそんな朴女史に大統領の資格があるのか』『セウォル号やMERSに続く失態だ』と非難されてしまう」と気が気ではないでしょう。現時点では何とも評価のしようがないですが。

なお、慰安婦を「日本によって性奴隷を強いられたコリアン女性」とするなど、質問者の認識も通俗のレベルを越えていない。本来外務省がクレームを付けるべきだが、もちろんしないだろう。

 そりゃしないでしょう。もちろん外務省はそんな馬鹿な事は「安倍の命令があってもしたくない」でしょうが安倍だってそんな馬鹿な命令はするわけがない。ただ島田としては「安倍は慰安婦問題で河野談話撤回なんかしない」とわかっていても安倍信者である限りは「外務省が悪い、岸田外相が悪い、菅官房長官が悪い」などとして安倍以外に責任転嫁するしかないわけです。


■【直言】「座して死を待つ」が国会の総意か
http://island3.exblog.jp/24575527/
 前も突っ込みましたが先ず第一に「PAC3などで迎え撃つ」んだから「座して死を待つ」なんてことはありません。そもそも「日本(自衛隊)による反撃の恐怖」「国際社会からの経済制裁の恐怖」などを考えたら日本に本格的軍事攻撃をする国がそうあるとも思えませんが(正直島田らウヨだってそんな国があるとは思ってないでしょうが)。
 第二に「やられる前にやる、先制攻撃する」という島田の価値観では
1)相手にやる気がないのにやられると誤認識して開戦
2)相手がやる気がないのを熟知しながら、故意に「やられると思った」として開戦
ということでかえって危険な事態を招く可能性大*19です。つうか島田らウヨだとマジで「故意に開戦」しかねません。
 つうか島田の理屈だと「日本がやりそうだったから、やった」ということで「戦前の」米国が日本が「真珠湾攻撃する前に」先制攻撃をしかけても「政治的是非はともかく」、法的には無問題というとんでもないことになります。それを島田は支持するのか。


■兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるをみざるなり(孫子
http://island3.exblog.jp/24575806/
 島田の言ってる事は「小林節慶應大教授ら憲法学会の多数派が政府の安保法制について違憲説だろうと知るか、そんなのは無視する」と言う暴論です。それで済むのなら「学問的議論」なんかいらないし、今後は産経や島田も「外国人地方参政権違憲*20」などとは言わないで欲しいですね。たとえば「外国人地方参政権違憲か合憲かなんか関係ない、外国人の望むことをすれば外国人がたくさん日本に来て国益に資する*21」と言い返されたら島田には「論理的には言い返すことなどできない」わけです。「目的が正しければ、結果が良ければ、プロセスなど、法的手続きなどどうでもいい」というのはまともな法治国家じゃありません。大体何を持って「目的や結果が正しい」とするのか。単に島田の勝手な価値観に過ぎないわけです。
 大体「無茶苦茶なデタラメ解釈などしないで、集団的自衛権を行使できるようにする憲法改正を国民にとえばいいこと(小林節*22の批判)」じゃないですか。「国民がそれを否定したら」、それまでの話です。それが民主主義国家というものです。
 島田には反論する気も失せますが、首をかしげるのはそうした暴論の正当化に「兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるをみざるなり(孫子)」と言う言葉を持ち出すことですね。

戦には「まずくとも素早く」はあっても「うまくて長引く」はない。戦が長引いて国に利益があったためしはない、の意である。

と言う話と島田の暴論と何の関係があるのか。
 なお、島田の紹介する孫子の言葉「それ自体」は確かにその通りだと思います。「日中戦争」「ベトナム戦争」「ソ連のアフガン戦争」など長期化し泥沼化した戦争の多くは「かえって国益を傷つけた」わけです。「政治闘争」「外交戦(例:日朝交渉)」「人生という戦い」とか「比喩としての戦い」なら「長期戦」はありえても「武力戦争」は長期化すればするほど「人命と物質的利益が失われる」わけで一番いいのは「戦争しないこと」、次が「短期決戦」で「長期戦」は下策です。
 まあ、「攻めてこられた側(中国、ベトナム、アフガン)」が「短期決戦に持ち込めないので長期戦化、泥沼化を狙う」のならともかく「攻めた側(戦前日本、米国、旧ソ連)が長期戦化させてしまう」てのは愚策です。
 古典として残る思想家(?)はやはり偉大だと言う事でしょうか。


■中国の浦志強弁護士弾圧と阿古智子氏*23の重要論考
http://island3.exblog.jp/24573030/
 島田ら国基研連中が阿古氏を「国基研の勉強会」に講師として以前呼んだ*24から阿古氏を持ち上げてるだけで、「阿古氏の中国学者としての能力はさておき」島田の紹介する論考は「間違ったことはおそらく書いてないが、べた褒めするほどの論考でもない平凡な文章」です。重要論考なんてご大層な代物じゃない。
 要するに政治犯として獄中にある浦志強弁護士の釈放を訴えると言うだけの文章です。浦志強氏は割と有名な人で、「浦志強」でググると阿古氏の記事以外にも
日本テレビ『中国の人権派弁護士・浦志強氏、起訴される』
http://www.news24.jp/articles/2015/05/15/10275161.html
NPO法人ヒューマンライツナウ『【声明】「中国の人権派弁護士・浦志強氏に対する起訴に深い憂慮を表明し、起訴の取消を求める声明」を発表しました』
http://hrn.or.jp/activity/post-332/
アムネスティ・インターナショナル『中国:天安門事件から25年:弁護士・浦志強さんらの釈放を!』
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/china_201405.html
などといろいろと記事がヒットします(勿論俺が紹介したのはあくまでもその一部です。紹介したのは検索上位にヒットした物にすぎず特にそれ以上の深い意味はありません。あえて言えば「ウヨの反中国文章臭い、うさんくさい物」は排除しました)。率直に言って阿古氏の文章がそれらの「ヒットした他の文章と比べて優れてるか」と言えば俺が考えるにそんなこともない。まあ、「浦氏釈放を訴えていても」慰安婦問題で日本政府に批判的なヒューマンライツナウやアムネスティ*25を島田が評価しないことは間違いないでしょうが(毒)。
 とはいえ「講師によんだ阿古氏を身内扱いする島田のくだらない身びいき」はともかく阿古氏の文章は「別に間違ったことは書いてない」ので、「阿古氏の文章を紹介するだけ*26の、この島田エントリ」はいつもの島田の文章と違いそんなに突っ込むこともないですね。


■〈インタビュー〉朝日の慰安婦報道を検証する 月刊『致知
http://island3.exblog.jp/24571880/
 いつもの「慰安婦問題で日本が批判されるのは朝日のせいだ」と言うデマです。
 何というかばかばかしくて突っ込む気すら失せます。「河野談話」や「米国下院決議」、「クマラスワミ報告、マクドガル報告」のどこが「朝日のせい」なのか。


■ジグザグと慰安婦ラッシュ・リンボー*27の「言葉狩り」批判
http://island3.exblog.jp/24558384/
 島田の言いたいことがさっぱり分かりません。慰安婦問題では言葉狩りなどどこにもありません。「慰安婦を自由売春と呼ぶと非難される」のは「慰安婦が自由売春ではないから」です。強制管理売春だからこそ「性奴隷」と呼ばれることがあるわけです。
 まあ、慰安婦問題で「何とか狩り」というなら「言葉狩り」ではないですが、島田らウヨの「朝日新聞や植村元記者への誹謗中傷」の方がよほど「何とか狩り」と言う言葉に該当するでしょう。


中国共産党は日本よりもっと残忍、習近平*28は歴史を歪曲するな(天安門事件犠牲者の母)
http://island3.exblog.jp/24562618/
 天安門事件犠牲者の母(以下、「天安門事件の母」と呼ぶ)が言ってもいないことを「多分そう言うだろう(島田)」と島田は勝手に捏造するなと言う話です。「天安門事件の母」も島田のふざけた態度を知れば「習批判はもちろんするが、誰が手前ら日本ウヨの戦争犯罪の免罪なんかするか!。ふざけるな!(怒)」と激怒するんじゃないか。彼女にはペマギャルポの様に日本ウヨに媚びる動機もないでしょうしね(もちろん仮に彼女がペマ並みに日本ウヨに媚びたとして、それは「彼女が愚か」と言う話です。「だから日本の方が中国より罪が軽い」なんて話にはなりません)。
 つうか「天安門事件での中国批判」で「日本の侵略がどうこう」という必要はどこにもないわけです。島田のゲスな相殺論(日本の悪を中国の悪で相殺しよう)にはうんざりします。
 なおこの種の相殺論は何も中国限定ではなく「韓国はベトナム戦争で虐殺事件を起こした」だの「米国は原爆投下した」だの「ソ連満州で婦女暴行した」だの、うんざりするほどあります。そんな事を言ったところで戦前日本の犯罪が免罪されるわけでは全くないのですが。

 香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポストや、英BBCの中国版ウェブサイトによると、スペイン・メディアの記者が、「日本には第二次大戦の歴史を直視するように求めているが、中国政府はいつになったら六四事件(天安門事件)を直視できるのか」と質問。これに対して華春瑩報道官は、
「どうしてそんな理屈になるのか」
「日本は70年前に中国を侵略し、国際社会はこのことについて(注:東京裁判サンフランシスコ平和条約などで)大昔に結論を出している。2つの事柄は全く別物だ」などと反論し、事件の評価を見直す考えがないことを改めて強調した。

 個人的にはこのスペイン記者には心底呆れます。ここで「日本の戦争犯罪」を持ち出す必要性がどこにあるのか。「日本ウヨ擁護」と認識されても文句は言えないし、中国が怒る*29のは当たり前です。
 たとえばイスラエルに対して「あなた方はネオナチに歴史を直視しろと言うが、あなた方は自分らのパレスチナ人弾圧についていつ直視するのか」とは普通聞かないでしょう。
 あるいは韓国に対して「あなた方は日本に歴史を直視しろと言うが、あなた方は自分らのベトナム戦争での虐殺行為について(以下略)」とは聞かないでしょうよ。
 あるいは米国に対して「あなた方は日本に歴史を直視しろと言うが、あなた方は自分らの原爆投下について(以下略)」とは聞かないでしょうよ。
 そんなことをすれば「戦前日本擁護」「ネオナチ擁護」と見なされても仕方ない。もちろんこれは「イスラエル批判するな」「中国批判するな」「韓国批判するな」「米国批判するな」という話ではありません。常識的な批判をしろという話です。
 その意味で

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.recordchina.co.jp/a110668.html
「なぜそういうロジックになるのか。2つの事件の性質は完全に異なる」日本にも「大日本帝国第三帝国とは違う」「日本の植民地は欧米の植民地とは違う」と言っているひとたちがいるからお友達になればいいのでは?

なんつうid:Mukkeは端的に言って「チベット盲従から反中国こじらせたバカ」です。率直に言って「戦前日本の戦争犯罪と無理矢理リンクさせる」なんて馬鹿な事をすればこういう敵対的応答が中国から出るのは自然であって、むしろバカなのはスペインの記者でしょうよ。「中国側ががちで怒ってこういう応答になったのか」「スペイン記者のアホ質問にこれ幸いと怒った振りをしてるのか」はともかく。
 つうかチベットキチガイid:Mukkeの方こそ偉そうな事抜かす前に、いいかげん「オウム麻原から現金もらったダライラマの愚かさ」「『沖縄に米軍がないと中国が攻めてくる』など非常識発言が多いI濱の愚かさ」「日本ウヨに媚びるために河野談話否定論、南京事件否定論にすら賛同したペマ・ギャルポの愚かさ」を直視したら、どうなんですかね?。
 チベキチのid:Mukkeは身びいきでごまかさないでチベット陣営のバカ、屑共(ダライ、I濱、ペマ)をきっちり批判したらどうなのか。
 「アホで屑でチベットキチガイ」のid:Mukkeには何一つ期待してませんけど。
 どうせ誰かに「中国に歴史直視を要求するのも結構だけど、あんたら、チベット支援者はチベット陣営の不祥事も直視したらどうよ?」と言われたら

「なぜそういうロジックになるのか。2つの事件の性質は完全に異なる」

と言い出すのがご都合主義者のMukkeさんでしょうけど。つうかいつもそう言う主旨の事を言って逃げてましたよね(苦笑)。
 まあ、Mukkeのブクマに星つけたり、Mukkeブログに好意的コメつけたりする「お仲間連中」と無邪気にじゃれ合ってるのがMukkeにはお似合いでしょう(毒)。


拉致被害者救出作戦は自衛権の範囲内―外務省答弁(1991年)
http://island3.exblog.jp/24561527/
 1991年の小松一郎外務省条約局法規課長(後に安倍政権で内閣法制局長官)の国会答弁を島田の様に「自衛隊投入による北朝鮮拉致被害者救出作戦は自衛権の範囲内で合憲」と解釈できるかは非常に疑問だと思いますがそれはさておき。仮に小松答弁を島田の様に解釈できるとしても、「拉致被害者の居場所が分からない」んだから救出のしようがないでしょう。何度も言いますが「自衛隊投入による北朝鮮拉致被害者救出作戦」の最大の障害は「憲法九条」などではなく「拉致被害者の居場所が分からないこと」です。
 そもそも世界最強の軍事大国・米国ですら「米国民がスパイ容疑で北朝鮮に身柄拘束されたとき」は「カーター訪朝やクリントン訪朝」と言った外交で解決したのであり島田や荒木の様な自衛隊投入論は非常識の極みでしかありません。


■小野寺元防衛相と民主党の顔辻元清美の論戦
http://island3.exblog.jp/24558822/
 島田が「小野寺と辻元氏の論戦」に期待するのが意味不明です。当然ながら「閣僚でない小野寺」が論戦するとしたら、それは「NHK日曜討論」「フジテレビ報道2001」といった「テレビ等での討論会」でしかないわけです。もちろん「それが無意味だ」とは言いません。でも建前上、一番大事な論戦は国会での論戦であり、その場合の辻元氏の論戦相手は「安倍首相、菅官房長官、岸田外相、中谷防衛相」と言った面子の訳です。何で島田は閣僚でもない小野寺の「テレビ討論」に期待するのか。何故閣僚の国会論戦に期待しないのか。
 「国会論戦で閣僚は辻元氏に敗北してる(少なくともそのように世間的にみなされてる)」という自覚があるんでしょうか?


■安倍「日本は打撃力*30なし」答弁が通る異様空間
http://island3.exblog.jp/24548108/

NHKニュース
 共産党の穀田・国会対策委員長は、集団的自衛権の行使について「日本への直接の武力攻撃がないにもかかわらず、他国の領域に出て行って、敵基地を攻撃することまで可能なのか」とただしました。これに対し、安倍総理大臣は「ミサイルが攻撃してくる策源地を攻撃しなければ、国民を守れない、座して死を待つべきではないという論理が控えているが、個別的自衛権においても、その能力を持っていない。ましてや集団的自衛権において、打撃力を持っているアメリカが、打撃力を持っていない日本に、『自国の安全のために攻撃をしてくれ』とは想定しえないわけで、現実問題としてはありえない」と述べました。

 「攻撃能力を持ってないかどうか、米国が日本に要請しないかどうかはともかく*31」、共産党・穀田議員の

日本への直接の武力攻撃がないにもかかわらず、他国*32の領域に出て行って、敵基地を攻撃することまで可能なのか

と言う質問に安倍は「その能力が日本にそもそもないので不可能」「米国もそう言うことを日本に求めないと思う、米国単独で攻撃出来る能力があるから」と答えたわけです。
 安倍もさすがに「もちろん北朝鮮をいざとなったら攻撃したい」とは言えなかったんでしょう。首相でなくて無役だと「北朝鮮をいざとなったら自衛隊で攻撃するのは当然」とか好き勝手放言しそうですけど。何せ首相になったら訪日したダライラマに会わない癖に無役時代は「ダライラマにわざわざインドまで会いに行った男」が安倍です(毒)。
 ただし、法案が仮に成立*33したらこういう前言を反故にしかねないのが安倍ですので油断は禁物ですが、現時点でこういう言質が取れたことはいいことでしょう。
 なお、島田も安倍発言に不満げですが相手が安倍なので福田康夫氏や菅直人氏相手のようには安倍に向かって「敵基地を攻撃する打撃力がないなら早く作れよ!。お前首相になって何してたんだ、無能野郎」と罵倒しないところが滑稽です。

首相の発言は、野党勢力の無責任な攻撃から「集団的自衛」関連法案を守るために出たもので、政治的には理解できる

んだそうです(苦笑)。「日本への攻撃がなくても、敵基地を攻撃出来るんですか?」て穀田質問は当たり前の質問であって何ら「無責任な攻撃」ではないですが安倍をかばうために手段を選ばない島田です。何度も言いますが安倍以外なら確実に悪口雑言でしょうけど。
 島田の言う「法案を守る」とは「とりあえず法案を何としてでも成立させる(敵基地攻撃論については今回はあきらめて次回以降の課題)」あるいはもっと酷くて「とにかく成立させれば前言撤回して敵基地攻撃だ、嘘も方便だ」てことでしょう。
 とにかく産経も国家基本問題研究所も巣くう会も島田同様にこの発言で安倍批判なんかしないでしょう。


辻元清美ブログ『6月2日、「安倍晋三内閣総理大臣の不規則発言に関する質問主意書」を提出しました。』
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/5545/
 安倍の陳謝が「言い方が乱暴だった」という代物であったが為に「安倍首相はヤジを飛ばしたことそれ自体やヤジの内容には問題はないとお考えですか?。言い方だけの問題ですか?」と辻元氏が質問趣意書を提出したという話です。 安倍のことですから「とにかく陳謝しました。それでいいじゃないですか」という「回答になってない回答」を出す可能性大ですが、辻元氏のこうした突っ込みはいいことです。島田のような安倍信者は逆ギレするのでしょうが。
【追記】
 予想通り安倍の回答は「はぐらかしに終始するモノ」だったので
■『質問主意書を再度提出:安倍晋三内閣総理大臣の不規則発言に関する再質問主意書
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/5721/
になるわけです。


■島田のツイート(2015年6/1〜)

 馬鹿げた内容だが、韓国の政治家の標準を知るには役に立つ。
@時事ドットコム:歴史清算し、米中妥協の促進役を=宋旻淳*34・元韓国外相に聞く−日韓正常化50年
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062000178&g=pol

 馬鹿げてるどころか正論だと思いますが島田にとっては「歴史清算慰安婦問題などで日本はきちんと反省の意を表明すべき)」「米中安定のために日本は仲介役になるべき」「6カ国協議でも、(拉致ばかりにこだわって)日本は視野が狭いと思うことが多かった。国内政治に埋没し、拉致問題だけを優先するから拉致問題すら解決しない」なんて宋発言は容認できるもんではないでしょう。
 それはさておき。島田とか荒木とか西岡とかはバカですが連中の文章を見てると時々「へえ、そんなことがあったの?」と言うことが分かってそう言う意味では勉強になります。今回も「そんなインタビューがあったの?」と言う意味では勉強になります。

関係者が百地教授を推薦したのに、船田が「色が付きすぎている」と難色を示し(注:て長谷部教授にし)たと聞いた。

 相手は島田ですので本当かどうか知りません。そんな「百地推薦だの難色だの」なかったかもしれないし、仮に難色があったとしてもそれは船田ではないかも知れない。ただ本当に「右翼という色がついてる」百地や「百地の同類たち(西修八木秀次など)」を自公推薦で出して、合憲論言わせても物笑いの種にしかならないと思いますけどね。

いかにも、世論に迎合し、動かされるパックネらしい。
@時事ドットコム:韓国大統領、訪米延期=MERS感染100人超で対応
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015061000349&g=int

 やれやれです。確かに世論調査に寄れば訪米延期支持の方が多いようですが、「死者まで出ている、国民にパニックが広がっている、MERS感染を恐れる外国人観光客の宿泊キャンセルが相次いでいるMERS(中東呼吸器症候群)への対応のため訪米を延期すること」は「世論迎合」と非難されるようなことなのか。訪米延期を希望する国民は勿論、米国だってこんな事で「MERSなんか部下に任せて朴は予定通り訪米しろ、オバマ大統領をバカにするな」なんてことは思わないでしょう。
 つうかこんな事言ってる島田ですが
1)仮に朴氏が「MERS対応は重要だが韓米友好も重要だ、訪米も重要だ、国民にはもうしわけないが首相に全てを一任した上で私は予定通り訪米する」としたら
2)島田が「世論迎合しないで偉い」とほめるかといえば、まあ、「危機意識がない、責任感がない、MERS対応を部下に押しつけてまで訪米する意味があるのか、MERS対応から逃げるためにアメリカに行ったんじゃないか」と悪口雑言でしょうし
3)もしそうした朴氏の「予定通りの訪米」で「支持率が落ちたり」、あるいは「野党やマスコミどころか与党からも朴批判が噴出したら」、島田が「朴氏の訪米は間違ってない、韓米友好は重要だ、私は朴氏が嫌いだし政治家として評価もしてないが、不当な批判はおかしい」と朴擁護発言を言うかと言えば「ザマーミロ」と喜ぶんでしょうから島田とは全くあきれ果てたゲスです。

 立派な政治家だった中川昭一*35を「酒」であれだけ叩いた民主党だから、当然、自党のデマゴーグ後藤祐一を除名ないし議員辞職させねばならない。

 やれやれです。中川はただの「二世政治家のボンボン」「極右政治屋」に過ぎず立派じゃないですが、それはさておき。大臣としての公式記者会見、つまり仕事があると分かっていながら、仕事前に飲酒して酩酊状態で記者会見するなんて行為が許されるわけないでしょう。島田は酩酊状態で仕事をするのか。右翼集会や大学の講義で酩酊状態で登場するのか。
 さすがにしないでしょう。だから中川も渋々財務相を辞任したし、禁酒を宣言したし、にもかかわらず落選したわけです。そして病死する。部外者には病死の原因なんか分かりませんが、やはり落選などの心労が大きかったんじゃないか。
 それはともかく「繰り返しますが」中川の問題は飲酒それ自体ではなく、「仕事があると分かっていながら飲酒したこと」なんですが。「総裁選惨敗がショックで自殺した中川の父・一郎*36」といい親子とも精神的に強い人じゃないんでしょう。だから昭一は酒におぼれた。一郎の元秘書・鈴木宗男*37が昭一を見限って自ら議員に出馬したことも「絶対に鈴木にだけは負けたくない*38」と昭一にとってプレッシャーだったのかも知れません。一方の鈴木は「いわゆるムネオ疑惑」で自民党を離党に追い込まれながらも自殺なんかしないわけで中川昭一とはあまりにも精神力が違う様に思います。
 後藤氏の酔態がいいことだとは思いませんが「除名だの議員辞職だの」という程の話じゃないでしょう。もちろん島田だって「安保国会で後藤氏に政府批判質問をされたこと」への意趣返しをしようとしてるに過ぎないわけです。もちろん島田の様な輩が後藤氏に恨みを抱き何かあればつるし上げようとしてることはわかりきってるわけです(何もなくても言いがかりをつけようとするわけですから)。そう言う意味で後藤氏の脇の甘さは批判されてしかるべきでしょう。彼の立場を考えれば彼の愚行は民主党にも迷惑をかけるわけです。
 なお、デマゴーグ云々というのは言いがかりに過ぎません。彼による安倍の安保法制批判には何の問題もない。むしろ「河野談話否定論」なんぞかます島田のほうこそデマゴーグです。

この男に比べれば、中川昭一氏(注:の酒乱など)などマザーテレサのようなものだった。
■民主・後藤祐一氏に禁酒令 「釣り銭受け取る法的根拠は何か!」泥酔してタクシー運転手に難癖、警察沙汰に
http://www.sankei.com/politics/news/150604/plt1506040020-n1.html

 酔っぱらって醜態さらすのは誰でアレ下劣であり、後藤氏も下劣なら中川も立派に下劣です。
 俺にとって中川は政治的に評価できるところは何もない男だからどうでもいいですが、後藤氏についてはその質問を評価していたので残念です(もちろんウヨとして後藤質問を評価しない島田は質問についても悪口雑言)。
 あえて言えばむしろ
1)「酔っぱらって海外で記者会見、国内外の批判で麻生内閣財務相引責辞任、禁酒を宣言せざるを得ない羽目になるがその後の選挙で落選(これはもちろん明らかに事実)」
2)「小泉政権経産相時代に酔っぱらって最初の閣議に出席*39
「2008年(平成20年)11月、スペインのフアン・カルロス1世夫妻を迎えて開催された、天皇・皇后主催の宮中晩餐会における悪酔い騒動は、中川本人もそれを認めて反省しているというエピソード。同席していた妻の制止も聞かずに多量飲酒した中川は、野村一成*40東宮大夫(当時)に、「水問題について皇太子殿下もお詳しいと聞いたので是非お話しさせていただく機会がほしい」と絡み、中川の酩酊ぶりに呆れた野村に素っ気なく「無理です」と返されたことに激怒、「分かった、帰る!」と大声を出したという。また、野村に対し「宮内庁のばかやろう」と怒鳴って途中退席したとの報道もあった」
ウィキペディアの指摘だがこちらは本当かどうかは不明)
と言う中川の方がお粗末でしょう(あえて言えばですが)。少なくとも「後藤氏に限らず」、誰と比較したって「マザーテレサ」というほど中川の酒癖はいい訳ではない。

何を間の抜けたことをしているのか。
@与党参考人が安保法案「違憲」 “人選ミス”で異例の事態 野党「痛快」 憲法審査会
http://www.sankei.com/politics/news/150604/plt1506040018-n1.html

 自民党公明党、次世代の党*41の三党が参考人として呼んだ長谷部恭男*42早大教授が政府の安保法案を「違憲と評価した」と言う話です。
 ちなみに野党が呼んだ参考人(民主が呼んだ小林節*43・慶大教授、維新が呼んだ笹田栄司*44早大教授)も違憲論です。
 「あえて違憲論者の長谷川氏を呼んだのか」「何が理由か知らないが長谷部氏を合憲論者と誤認していたのか*45」と言うと「衆院法制局に参考人の人選を丸投げしていた、人選ミスだった(自民関係者)」というこの記事を読む限りそうではないようです。もちろん「自民に媚びて合憲論かます*46であろう百地章*47(日大)や西修*48駒澤大)、八木秀次*49(麗澤大)などを自民は参考人として呼べばよかった」て話でもないですが随分とお粗末な話です。
 なお、維新だと「合憲論者を呼んで自民に媚びるか」と思ってましたが意外にもそうではないようです。正直な話、「西や百地のような明らかな極右」でも探し出してきてわざわざ呼ばない限り、学者の誰を呼んだって違憲論しか出てきませんが。長谷部氏や笹田氏は「共産や社民ではなく」自民や維新が呼ぶ学者ですから、おそらく保守*50でしょうがそれだってあんな法案を合憲とは言えないわけです。
 なお、話がずれますが百地ゼミホームページとやらを見つけてたまげました。

http://2style.jp/momotizemi/
 ここでは、いままでに参加したみたままつりでの様子を紹介します!!

 別に百地が、靖国みたままつりに行こうと勝手ですが「ゼミの行事として、ゼミ生連れて毎年行く」「それを悪びれもせずにゼミサイトで平気で宣伝」てのは明らかにおかしいでしょう。ゼミ合宿*51とかと訳が違う。
 みたままつりなんて、憲法解釈とまるきり関係ねえし。
 日大のゼミは他にもあるわけで、わざわざ百地のゼミに入るような輩はウヨ*52でしょうがそれにしたって変な話です。

 日本には敵基地攻撃力がなく、国民は「座して死を待つ」状態にある(中略)、と首相が答弁し、与野党誰も咎めないというのが未だ異様な日本の政治空間。

 やれやれです。「ミサイルを撃ってきそうなら事前に敵国を攻撃する」なんて能力云々以前に違憲の疑い濃厚ですが。
 また安倍は「事前に攻撃はできないが攻撃されたら当然反撃する」「ミサイルに対してはPAC3がある」としてるんだから別に「座して死を待ってない」わけです。
 つうか「相手の攻撃意思」なんか正確に把握することは難しいんだから「向こうがやりそうならやられる前にこっちからやる」なんて態度なら
1)相手に攻撃意思がないのにあると見誤って自分から開戦
2)相手に攻撃意思がないのをよく分かってるのに「ある」と強弁して故意に自分から開戦
なんてことになりかねません。大体この理屈なら「アメリカが真珠湾攻撃以前に日本を攻撃してもいい」て事になるんですけどね、論理上は。

 辻元清美の不誠実な長広舌に対し、「早く北朝鮮に帰れよ」とでも言ったのなら、やや言葉が過ぎるが、「早く質問しろよ」に何の問題もない。

・「長広舌」と言うほどの長い演説ではないことは既に判明しています。
 島田が自ブログエントリ(http://island3.exblog.jp/24541514/)で引用する辻元氏のブログエントリにも

http://www.kiyomi.gr.jp/blog/5465/
※事務所注:ネット上には、「辻元が30分以上演説し、総理がいらだった」というデマ*53が流されています。
安倍総理が不規則発言を行ったのは、辻元が発言を始めてから3分50秒の時点です。

と書いてあります。「3分50秒」のどこが長広舌なのか?。結局、安倍が「辻元氏の厳しい質問にいらだって」1分1秒でも早く終わらせたいが故に「早く質問しろ」と逆ギレしたと言うだけの話に過ぎません。質問する場合にも「何故自分はこういう質問をするのか」という前振りをする必要があるんじゃないのか。辻元議員の場合は彼女サイドのした「質問・答弁文字起こし」(http://www.kiyomi.gr.jp/blog/5465/)でわかりますが、
1)安倍が「安保法制を成立させても今のところホルムズ湾の機雷掃海しかやる気ない*54。それなら自衛隊は攻撃されない、戦争に巻き込まれない、安全だ」と答弁したのに対し
2)本当に機雷掃海しかやる気がないとしても、機雷掃海なら戦争に巻き込まない、安全だなんて認識が間違ってる、停戦後の機雷掃海ならともかく、停戦前の機雷掃海は立派な戦闘行為だ、それが世界の常識だ。機雷をまいた国*55に機雷掃海活動中の自衛隊が攻撃される恐れがある。「機雷掃海以上のことはしない」なら相手国に攻撃されないなんて認識が甘すぎる、場合によっては日本の一般民間人もテロの対象になることもあり得るんじゃないか。明らかにこの法制は日本の安全をかえって害している。
 安倍総理は以前、別件だが大串博志*56議員(民主党)の質問に「ありえないことだというのは事実から目を背けるダチョウの論理」と国会で答弁しておられたが、総理、今あなたが言われてる事「機雷掃海は安全だ、自衛隊が攻撃されることなどあり得ない」こそがあなたの言われる「ダチョウの論理」そのものではないんですか云々
と演説してたら逆ギレした安倍が「早く質問しろ」です。まあ、「機雷掃海は危険じゃないかと改めて早く聞け、そうしたら俺が役所のレクチャーを元に何とかかんとかいってごまかすから(安倍)て話」でしょうが、これで「長広舌」呼ばわりされてはたまらないでしょう。
 ちなみに大串議員の質問についての安倍の「ダチョウの論理」とは

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001818620140528016.htm
大串議員
 総理は、二つの事例を記者会見のときに出されました。私、非常にミスリーディングだと思うのは、どこかで有事があって、そこから米艦、米国の船に日本人が乗せてもらって避難する、それに攻撃をされたときに守れないということ。あるいは、PKOのときに、日本人の方々がNGOでいらっしゃる、この日本人を守らなきゃいけない。日本人をあえて引き出されていらっしゃいました。
 しかし、これは何か取ってつけたように、急に日本人が出てきたような印象を私は受けますし、そういうふうに受け取られた方々は多いと思います。なぜなら、今までそういった議論はありませんでしたし、(注:安倍内閣の)安保法制懇の事例の中にも日本人がという形で書かれたところはございません。私はPKOの担当政務官をやっていまして、駆けつけ警護の話も随分議論しましたけれども、日本人のNGOの方がいらっしゃるから何とかしなきゃならぬという議論は、したことは実はないんです。

という大串議員の「私が知る限り、過去にそんな議論は政府でも、政府外でもほとんどされてない、それはこういうケースがほとんど起こりえない物と考えられてるからじゃないか」という質問への

 今、艦船*57が民間人を運ばないということを言った人がいますが、そんなことはありません。何らかの船に乗って逃げてくるのは当然*58のことでありまして、その中において何らかの事態があり得ないというのは、それは全く、いわば現実から目を背けているダチョウの論理に近いわけでありまして、起こってもらいたくない論理は目を背けるということであります。

という安倍の答弁です。はっきりいって話のすり替えです。安倍だと「すり替えと認識していない可能性」もありますが。
 「過去にそんな議論はほとんどないと思うが、本当にそんな現実性が高い可能性であるのか?(大串議員)」と聞かれて「絶対にないとは言い切れないはずだ(安倍)」というのは明らかなすり替えです。
・また辻元氏の演説が長ければ安倍がヤジを飛ばしていい訳でもありませんがそれはさておき。
 「早く北朝鮮に帰れよ」てどこの誰がそんな事を言うんですかね(呆れ)。

今日発売の月刊正論に安倍訪米論を書きました。ワシントン・タイムズは私の発言を引用しています。

 ワシントンタイムズというのは「ワシントンポスト」に名前が似てますが全くの別物で「統一協会系列の極右新聞」です。
 そんなワシントンタイムズに取り上げられることはなんの自慢にもならないのですが自慢する辺り島田はいつもながらまともじゃありません。


■安倍、辻元「早く質問しろよ」やりとり、真の問題点
http://island3.exblog.jp/24541514/
 ヤジについて言えば単に「安倍が下劣な男だ」と言う話でしかありません。
 安倍が辻元氏に対してまともに応答してたのなら「論戦とやらも成立する」でしょうし、その論戦についての評価もできますが、ヤジを飛ばす男と論戦が成立するわけもない。

 辻元氏の「質問」は(中略)「日本が機雷の掃海に行くということは、相手国から見れば敵国になるわけです。日本国内や日本人も敵国の国民になって、テロに狙われる可能性は増えると思いますよ。そして、自衛隊員が死亡したり被害が出るリスクも増えると思いますよ*59」といった何の新味もない「巻き込まれ論、一国平和主義」である。

 「新味があるとかないとか」関係ないでしょう。国会質問というのは別に「新味」が求められる場所ではない。大体新味云々というならウヨの主張の多く(例:「押しつけ憲法論」「南京事件否定論」)には何の新味もありません。そういえば「新味など関係ない」と言い出すのが島田でしょうが。
 問題は「リスクが高まるという辻元氏の認識は正しいのか」「正しいとしてそれでもこの安保法制は必要なのか」でしょうが「リスクは高まらない(もちろん高まるでしょうが)」とも「リスクは高まるが安保法制は必要だ」ともいえず、曖昧にごまかすんだから島田も実に哀れです。結局「リスクのことを下手に言うと反対世論が高まりそうだからごまかそう」と言う態度を安倍政権が取ってるが故に、島田もそれに調子を合わせてごまかすわけです。全く卑怯でせこい連中です。仮にも政治家、政治活動家を名乗るなら「死の危険性は増すが国益上やむを得ない」と正々堂々と語ればいいではないですか。

安倍首相は、「早く分裂しろよ、民主党は」と野次を飛ばすべきだった。

ヤジを飛ばすこと自体問題ですが、安保法制と関係ない嫌がらせヤジを飛ばしてどうするのか。

 民主党枝野幸男幹事長は、辻元氏擁護の立場から、「政治家、総理大臣以前に、人としていかがなのか」と首相を批判している。

 ヤジを飛ばす人間を非難するのは当たり前の話でしょう。別に質問者が辻元氏だから、枝野氏は安倍批判してるわけじゃないし、当然「辻元擁護」なんて変な話にはなりません。
 大体、「安倍は自分がヤジを飛ばされたときは烈火の如く怒ってる」のに自分は平気でヤジを飛ばすなんてそんな馬鹿な話はないでしょう。

辻元氏は、社民党政審会長だった2001年11月、(注:ネットインタビューで)北朝鮮による日本人拉致に関して、「北朝鮮には(戦後)補償を何もしていないのだから、そのことをセットにせず『九人、十人返せ』ばかり言ってもフェアじゃない」、「拉致問題というのは、これまでにも世界のいろいろなところで起きている」などと、北朝鮮側に寄り添う放言をしている。

 それ根拠のある話なんですかね?。ウヨ連中は平気でデマカセかましますので「ソース」を「明示しない限り」信用できるもんじゃありません。「2001年11月のネットインタビュー」なんて曖昧な話では確認のしようがありません*60。せめてその「ネットインタビュー」にリンクでも張ってくれればありがたいんですけどね。
 前後の文脈や、物の言い方にも寄りますので仮に辻元氏がそのような発言をしたとしてこれだけでは何とも評価できませんね。
 「北朝鮮ばかり批判して日本が自らの責任を取らないのはフェアじゃない」というのは俺もその通りだと思います。ただそれはもちろん「日本も自らの責任を取るべきだ」と言う話であって「北朝鮮拉致問題での対応を擁護している」わけではありません。
 大体「侵略や植民地支配をしたのは日本だけじゃない、欧米もやった」と言い「日本免罪を企むウヨの一人」島田がよくもまあ「拉致問題というのは、これまでにも世界のいろいろなところで起きている*61」発言を非難出来るもんだと思います。
 そしてそんなことと安倍の暴言と何の関係があるのか。「辻元は過去に暴言吐いたから自分が暴言を吐かれても我慢しろ」なんてそんな変な話はない。安倍のヤジと関係ない話を始める事によって「島田も内心では安倍のヤジを擁護できないと思ってること」はモロバレです。だったら無理して擁護しなきゃいいんですけどね。安倍も渋々とは言え謝罪してるわけですし。


■謝罪の必要なかった安倍首相の「早く質問しろよ」発言
http://island3.exblog.jp/24540947/
 ヤジを飛ばしたら謝罪するのは当然の話でしょう。実際、安倍も謝罪をせざるを得なかったわけです。まともな人間ならいくら安倍支持者でもヤジなんて愚行は擁護しませんが、島田はまともでないので「辻元が悪い」と言い出します。何が悪いのか。


米大統領選候補 ヒラリー*62はダメ、日本が注目すべきはルビオ*63だ(原稿版)
http://island3.exblog.jp/24537783/
 単に島田が「ネオコン共和党ルビオ」が大好きで、「民主党ヒラリー*64」が大嫌いと言うだけのくだらない話に過ぎません。当選可能性とか政治力とか、国民的人気とか全く関係ない。
 もちろん「米国政治素人」の小生ですが、政治家としてのいい悪い(見識や政治力などの是非)は別として共和党候補として有力視されてるのはルビオではなくて、以下の人じゃないかと思います(マスコミ報道による)。
ジェブ・ブッシュ
 元フロリダ州知事。父親*65及び兄*66が大統領経験者であることが「父や兄の人脈を活用できる」と言う意味で大きいのではないか。
 もちろん「元フロリダ州知事」ということで島田一押しのルビオ(フロリダ州上院議員)とは地盤がかぶるわけです。
マイク・ハッカビー
 元アーカンソー州知事。2008年大統領選挙では共和党予備選挙で最終的にはジョン・マケインアリゾナ州上院議員)に敗れたものの善戦。2016年大統領選挙への出馬が取りざたされている。
リック・サントラム
 元ペンシルベニア州上院議員。2012年大統領選挙では共和党予備選挙で最終的にはミット・ロムニー(元マサチューセッツ州知事)に敗れたものの善戦。2016年大統領選挙への出馬が取りざたされている。


 以上の面子は極右・島田にとっては「ルビオに比べたら穏健すぎて物足りない」んでしょう。ただ率直にいってあまりにも極右過ぎる人間はかえって大統領選では負ける可能性大だと思います。2008年大統領選でマケインが敗れた大きな理由は、「サラ・ペイリンアラスカ州知事」なんて極右を副大統領候補にしたから穏健保守派が離れたからだというのが通説的見解でしょう。

 なお、ランド・ポール*67は、孤立主義者として有名な父(ロン・ポールテキサス州下院議員。元大統領候補)の影響もあり、イラク戦は石油会社の利権のための戦い、と特にチェイニー*68副大統領(石油関連企業ハリバートン最高経営責任者だった)を名指しして批判した言動などが尾を引き、対外ハードライナー*69の間で忌避感が強い。

 我々日本人はブッシュの存在からつい「保守派=対外侵略派=ネオコン=島田の言う対外ハードライナー」と理解しがちですがロン・ポールのような「モンロー主義者(対外侵略消極派)」もいるわけです。まあ、ブッシュ批判が共和党において強いかといったらおそらくそうじゃないですからランド・ポールが大統領選で優位かといったら島田の言うように優位じゃないんでしょうけど。ま、島田の場合、当選可能性がどうこうじゃなくて、イラク戦争にポール父子が批判的な事が「イラク戦争擁護派」として許せないわけです。

 共和党エスタブリッシュメント(既存エリート層)が期待するジェブ・ブッシュフロリダ州知事(1953年生)は、2008年のジョン・マケイン、2012年のミット・ロムニー同様、草の根保守層が投票所へ行く情熱を持てないまま選挙戦が終わり、蓋を開けると負けていたという展開になることが危惧されている。

 この島田の文章からは
1)「共和党エスタブリッシュメント共和党主流)」が支持すると見られる「ジェブ・ブッシュ」が2016年共和党候補の本命であると島田が考えてること
2)2008年のジョン・マケイン、2012年のミット・ロムニー共和党主流による選出であることを島田が認めてること
が分かります。要するになんだかんだ言って共和党だって主流は穏健派であってルビオのような極右なんて選ばれる可能性は低いわけです。
 島田は「草の根保守(要するにネオコンのことですが)が支持する候補にしろ、ルビオにしろ」と言ってますがたぶんそうしたらかえって民主党に負けるでしょう。何も共和党は「ネオコン一色」ではないし、ましてや米国国民はなおさら「ネオコン一色」ではないわけです。
 2008年も、2012年も、「マケインやロムニーより右寄りの候補なら勝てた」なんてことはないでしょう。マケインが「ネオコン票も欲しい」と思ってネオコンのペイリンを副大統領候補にしたらかえって党内外から批判を浴びたわけです。「ペイリンを副大統領にするくらいなら棄権するorオバマに投票する」という共和党穏健派の反発を生み出してしまったというのが通説だと思います。

 (注:ルビオは)尖閣の領有権に関し、「私にとってこれは未解決の問題ではない。つまり、明らかに日本に属している」(To me, this is not an open issue. I mean, this clearly belongs to Japan.)と明言している。日本の施政権下にあるが最終的な領有権については立場を取らないとする米政府従来の立場を不十分としたものである。

 中国や台湾に配慮して「日本の実効支配は認めるが最終的な領有権についてはノーコメント」とする歴代政権と違い、「日本の領土だ」とルビオが明言する辺りが反中国・島田にとって魅力的なのでしょうが
1)ここまでアンチ中国だと穏健派がドンビキし大統領当選の可能性が低くなるし、
2)まずないと思いますが仮にルビオが当選したとしてもこうした反中国路線が本当にとれるかははなはだ疑問でしょう。「一フロリダ州上院議員」と「米国大統領」ではその重みが違います。


辻元清美*70長島昭久*71を「ごった煮で出されても議論しにくい」
http://island3.exblog.jp/24530483/

 社民党の凋落*72と運命を共にするはずだった辻元を民主党に迎え入れ、引き立てた前原誠司*73が「保守系」とされている

 改憲派の前原氏は明らかに保守派でしょう。もちろん彼と「護憲派」辻元氏との間に親密な関係があるとも思えない。
ウィキペ「辻元清美」によれば

・2009年に発足した鳩山由紀夫内閣において、国土交通副大臣に就任(なお、国交相前原誠司
・2011年11月に開催された事業仕分けで、前原誠司民主党政調会長(当時)から「仕分け人」に選ばれた(たとえば産経『「仕分け人」に仙谷*74、辻元両氏』(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111022/stt11102200180001-n1.htm)参照)

そうでこの辺りが島田が「前原が引き立てた」と判断する理由のようですが、この程度で「引き立てた」ていうんですかね。
 http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d22/pdf/ss1.pdfで仕分け人の名前が見れますが、辻元氏以外のメンバーが取り立てて左派とか護憲派とか言えるかといったらそんなことありませんし。

長島昭久氏は「党を割る覚悟はできている」とある著名な女性ジャーナリスト*75に述懐したと聞くが、いつ決断できるか。

 「当選回数も少なく大臣経験もない」「人気も知名度もない」長島にはそんな決断はできないでしょう(苦笑)。小沢一郎*76という「大臣経験者」「元民主党大幹部」すら「党を割って新党を結成しても」、結成した「国民の生活が第一未来の党→生活の党」は当初は「一定の議員数を保有していたものの」今や共産党よりも支持率、議員数が落ちる有様です。
 「みんなの党」「次世代の党」は崩壊し、「維新の党」も先行き不透明という状況で、長島が離党の決断ができるとも思えない。仮に長島が離党するとしても「前原氏のように岡田*77・枝野*78現執行部から距離を置く大物議員の政治グループの一員として離党」であって長島がリーダーになることはないでしょう。
 長島みたいな「安倍に近い極右*79」は民主党を出て、自民にでも入党してくれた方が俺のような人間にとってはありがたいんですが。


■日本の主流が忌避し共産党固執する虚構
http://island3.exblog.jp/24526581/
 日本共産党が「慰安婦を性奴隷と言ってる」「河野談話を、米国下院慰安婦決議を、国連慰安婦連報告書を、米国の慰安婦銅像を支持してる」「許せない」て勘弁して欲しいですね。
 河野談話も米国下院慰安婦決議も国連の慰安婦報告書も米国の慰安婦銅像も「共産党が旗振って実現したんじゃない」し別に「河野洋平官房長官」「米国下院議員マイク・ホンダ氏」「国連報告者クマラスワミ氏」「国連報告者マクドガル氏」「韓国大統領朴クネ氏」は日本共産党員でもないわけです。
 そう言う話で「慰安婦問題での共産党の態度が反日だ」と言ったところで何の意味もない。今時「共産党」を持ち出して反共主義で黙らせようということ自体時代錯誤ですが、この件(慰安婦問題)では「慰安婦=性奴隷」は「共産党どころか国際常識(例:国連報告書)、日本政府公式見解(河野談話)」なんだから全く話になりません。
 大体島田だって

例えばリチャード・アーミテージ*80にそうしたメッセージ*81が強く届いているとは思えない。

アーミテージ河野談話を支持してることを認めざるを得ないわけです。「届いていない」と言う辺り島田らしい強弁ですが。実際は「届いた上」で「河野談話否定なんて暴論を支持できるか」と切って捨てられてるわけです。大体届けたいんだったらアーミテージに会って話をすればいいだけの話です。会えないのならその程度の扱いを島田らがされてるってことですし、会ってくれても賛同されないならこれまたその程度の扱いを島田らがされてるって事です。。
 それはともかくアーミテージなんて共産党は全く関係ない米国共和党の保守政治家じゃないですか。
 大体建前では安倍も「河野談話を踏襲」してるんですが。

*1:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*2:最近の著書に『渡辺治政治学入門』(2012年、新日本出版社)、『安倍政権と日本政治の新段階:新自由主義・軍事大国化・改憲にどう対抗するか』(2013年、旬報社)、『安倍政権の改憲構造改革新戦略:2013参院選と国民的共同の課題』(2013年、旬報社)など

*3:別に渡辺氏でなくてもいいですが

*4:著書『沖縄・平和の礎』(1996年、岩波新書)、『沖縄の帝王・高等弁務官』(1996年、朝日文庫)、『醜い日本人:日本の沖縄意識』(2000年、岩波現代文庫)、『沖縄、基地なき島への道標』(2000年、集英社新書)など

*5:鳩山内閣官房副長官。維新の会国会議員団代表、維新の党代表代行、幹事長を経て、代表

*6:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)などを経て、現在、民主党政策調査会長

*7:岡田代表、枝野幹事長と連携して自民党から政権を奪還したい」ではない点が興味深いところです。松野は細野を「反岡田、反枝野、反主流派」と見なし細野グループ民主党離党&細野グループと維新による細野新党結成(代表・細野)でも画策してるんでしょうか。もちろん細野が離党するかどうか、離党したとして松野と組むかどうかは疑問ですし、岡田、枝野側もこうした松野の行為をただ黙ってみてはいないでしょうが。

*8:もちろん細野が松野と組んで新党を作る保障はどこにもないですが。

*9:都知事。元維新の会共同代表

*10:市長引退を表明しながら何らかの形で政界に残ろうとしてる辺り往生際の悪い橋下です。

*11:自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相

*12:岸信介の弟。吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*13:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政務調査会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*14:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を歴任。まあ麻生の要職歴任も安倍と同じで「吉田の孫だから」でしょうけど。

*15:幣原内閣外相を経て首相

*16:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*17:岸内閣農林相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官を経て首相

*18:長谷部教授の件を全て「船田の落ち度」にする気のようです。安倍批判ができなければそれしかないでしょうが島田も本気でそんな事は思ってないでしょう。

*19:なお島田の言う「座して死を待つ」とはまた意味が違いますが「日米交渉なんて挫折するに決まってる。米国の禁輸で、石油がじり貧になったら座して死を待つも同然だ」として対米開戦を煽ったのが戦前日本の軍部です。「座して死を待つな」と言う考えがいかに危険かということです。

*20:もちろん嘘八百で通説判例は合憲説です

*21:もちろん外国人地方参政権支持派はそんな暴論は吐きませんが。

*22:なお小林氏はそう言う改正を支持しているわけではなく「デタラメ解釈ではなく国民に信を問うのが民主主義だ」という当然の批判をしているに過ぎません。

*23:著書『貧者を喰らう国:中国格差社会からの警告』(2009年、新潮社)

*24:「国基研の勉強会にのこのこ行く」「そしてあの島田洋一にいい講師だったと絶賛される」阿古氏には「非常に疑問を感じますが」、島田の紹介する文章に限れば別に変な事も書いてないでしょう。

*25:例えば、ヒューマンライツナウ『【声明】従軍慰安婦歴史認識問題について国連人権理事会で発言しました』(http://hrn.or.jp/activity/topic/post-228/)、アムネスティアムネスティは「慰安婦」への正義を求める訴えを支持する』(http://www.amnesty.or.jp/news/2014/0618_4673.html)参照

*26:意外なことに「阿古氏の言うとおり浦氏の拘束は不当だと思う、早期釈放を求める」という「アムネスティなど島田以外も言うような内容」しか今回は書いてありません。

*27:リンボーという男は「米国の島田洋一」なので彼が騒いでるという「言葉狩り」が実在するかどうかは眉唾でしょう。

*28:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*29:ガチで怒ってるのか、怒ったふりかは知りませんが、どっちにしろこの件では怒らせるスペイン記者の方が非常識です。

*30:攻撃力、軍事力などと言わない当たりがせこいと思います。「打撃力て野球かよ!」と思ったのは俺だけじゃないと思います。

*31:俺は攻撃能力を持ってるんじゃないか、場合によっては米国は要請するんじゃないかと思いますが

*32:まあ、穀田氏の想定の一つは北朝鮮でしょうね(もちろん「北朝鮮限定」ではありませんが)。何せ日米のネオコン連中(例:島田)が北朝鮮への攻撃論を日頃から公言してますから。

*33:勿論成立しないことを希望していますが

*34:1998年に小渕恵三首相(当時)と金大中大統領(当時)が合意した日韓共同宣言に大統領外交通商秘書官として携わり、6カ国協議韓国首席代表、盧武鉉政権外相なども歴任

*35:小渕内閣農水相小泉内閣経産相麻生内閣財務相などを歴任

*36:福田内閣農水相、鈴木内閣科学技術庁長官を歴任

*37:橋本内閣北海道・沖縄開発庁長官、小渕内閣官房副長官衆院議院運営委員長、衆院外務委員長、新党大地代表などを歴任。

*38:とは言え、ムネオ疑惑発覚までは明らかに鈴木の方が昭一をリードしていました。

*39:ウィキペディアに寄れば「初閣議は任命後すぐの夜で、中川は大臣任命を予想してなかったため飲酒してた」そうですが、それでも「大臣任命の可能性が少しでもあるなら酒は控えるべきと違うのか」と俺は思いますね(中川は既に小渕内閣農水相として入閣している)。

*40:マレーシア大使、ドイツ大使、ロシア大使を歴任

*41:名実ともに野党の名に値しない次世代の態度です。そのうち平沼が自民に復党でもするのか?

*42:著書『憲法と平和を問いなおす』(2004年、ちくま新書)、『憲法とは何か』(2006年、岩波新書) など

*43:著書『白熱講義! 日本国憲法改正』(2013年、ベスト新書)、『白熱講義! 集団的自衛権』(2014年、ベスト新書)、『憲法改正の覚悟はあるか』(2015年、KKベストセラーズ)など

*44:著書『裁判制度』(1997年、信山社)、『司法の変容と憲法』(2008年、有斐閣)など

*45:もちろんそう言う誤認はお粗末ですが

*46:まあ既に世間的に百地、西、八木の扱いは学者と言うより右翼活動家ですから。

*47:日本会議常任理事・政策委員、「21世紀の憲法と日本」有識者懇談会事務局長、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」幹事長という右翼活動家。著書『憲法政教分離』(1991年、成文堂)、『靖国憲法』(2003年、成文堂)、『憲法の常識・常識の憲法』(2005年、文春新書)など。もちろんウヨの百地ですので彼の政教分離主張は「首相靖国参拝合憲」「愛媛玉串料訴訟判決で少数意見(合憲論)支持」など、そう言う右翼的代物です。

*48:著書『日本国憲法を考える』(1999年、文春新書)、『日本国憲法はこうして生まれた』(2000年、中公文庫)など

*49:つくる会元会長、日本教育再生機構理事長という右翼活動家。一応専門は憲法ではある。著書『明治憲法の思想:日本の国柄とは何か』(2002年、PHP新書)、『日本国憲法とは何か』 (2003年、PHP新書)、『憲法改正がなぜ必要か』(2013年、PHPパブリッシング)など

*50:もちろん小林氏は言うまでもなく保守です。

*51:もちろん百地もそう言う普通のイベントもやるようですが

*52:そういう学生が平成の今も、ゼミが成り立つレベルで複数いるてのが俺には信じられませんが。

*53:もちろんデマでなく「本当に30分以上演説した」のだとしてもヤジは許されるもんじゃありません。しかしすぐにばれる嘘を平気で流すとは「ネット上の安倍支持者」のレベルも随分と低いもんです。

*54:この主張自体事実ではないでしょうが、安倍が「がんがん自衛隊を出す」とは言えないところは注目ポイントでしょう。

*55:まあ想定されてるのはイランでしょうが

*56:鳩山、菅内閣財務大臣政務官、野田内閣復興大臣政務官を歴任。

*57:正確には米軍の艦船

*58:そりゃ逃げる場合に「船を使うことはあり得る」でしょう。問題は「それが米軍の艦船かどうか」なんですが

*59:正確には辻元氏は島田の紹介した指摘とは別の指摘もしています。それは「安倍総理はホルムズ湾の機雷掃海活動なら自衛隊は攻撃されないと言うがそんなことはない、戦闘行為と見なされて攻撃される可能性がある」という指摘です。島田がこの指摘を無視するのはやはり故意にネグってるんでしょうね。

*60:ググって見たのですが、「島田のようなネトウヨ」の「辻元氏への悪口雑言ブログ」ばかりヒットしてもともとのインタビュー掲載サイトが見あたらないので、どうしようもないです。現時点では「真偽不明」としか評価できません。

*61:これ自体は事実です。戦前日本の朝鮮人強制連行とか、朴チョンヒ政権の金大中事件とか。それを理由に北朝鮮を免罪したら問題ですけどね。辻元氏もさすがに免罪はしないでしょう。「北朝鮮の拉致だけをあげつらうことはおかしい」と言う話でしょう。それは「他の拉致も批判しよう」と言う話であって北朝鮮免罪じゃありません。

*62:オバマ政権で国務長官

*63:フロリダ州上院議員

*64:現時点ではヒラリーが民主党最有力候補(今のところ幸か不幸か彼女に対決できるだけの候補がいない)と言われるから非難してるだけで基本的に島田は民主党候補を評価する人間じゃありません。ヒラリーだから批判してる訳じゃない。

*65:レーガン政権副大統領を経て大統領

*66:テキサス州知事を経て大統領

*67:ケンタッキー州上院議員共和党

*68:フォード政権大統領首席補佐官、ブッシュ父政権国防長官を経てブッシュ子政権副大統領。

*69:直訳すれば強硬派、タカ派

*70:社民党政策審議会長、国会対策委員長鳩山内閣国交副大臣菅内閣首相補佐官(災害ボランティア担当)などを経て現在、民主党政策調査会長代理。

*71:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣を歴任

*72:「次世代の党」の凋落の方がよほど深刻なのですが?

*73:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政策調査会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相などを歴任

*74:鳩山内閣行政刷新担当相、国家戦略担当相、菅内閣官房長官など歴任

*75:櫻井よしこですかね?

*76:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党代表、自由党代表、民主党幹事長(鳩山代表時代)、「国民の生活が第一」代表などを経て、現在生活の党代表。

*77:民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相などを経て現在、民主党代表

*78:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相などを経て現在、民主党幹事長

*79:だからこそ島田が長島を評価するわけです

*80:レーガン政権国防次官補、ブッシュ子政権国務副長官を歴任

*81:島田らの河野談話否定論のこと