安保報道「われわれは公平・公正と思っている」産経社長

 産経新聞の熊坂隆光社長は30日の定例会見で、安全保障関連法案をめぐる同社の一連の報道について、「安保法制の議論は国論を二分している。法案が通っても、まだ疑問に思っていたり、『説明が足りない』と思ったりしている人が多いのは間違いない。弊社(産経)の報道が『与党に偏っていた』というご指摘があることも存じ上げているが、われわれは公平・公正に報道していると思っている」と述べた。
 公平・公正な紙面作りのために心掛けていることについて、熊坂社長は「いろいろな記事を掲載しているが、それぞれのスタッフが議論を重ねている。賛成派も反対派もいる上で、どういう報道をすべきかを(編集陣が)考えてやっているものだと私は信じている」と強調した。
 新聞法は新聞社に対し、「政治的公平」や「意見が対立している問題について、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」ことを義務付けている。

元ネタ
■産経『安保報道「われわれは公平・公正と思っている」 TBS社長』
http://www.sankei.com/entertainments/news/150930/ent1509300007-n1.html