今日の産経ニュース(7/30分)(追記・訂正あり)

■【稲田朋美防衛相辞任】林芳正*1元防衛相「安倍晋三首相にも重い任命責任
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300025-n1.html
 言ってることは正論ですが、林氏が「安部おろし的な考え」なのか、はたまた「任命責任を重く考えて改造人事ではお友達人事はやめてほしい」程度の話なのかかがわからないので評価が難しいですね。
 まあ後者であっても支持率が高い時の安倍なら逆切れするだけでしょうが今は

首相も「任命責任は私にある」と述べていた。

と口先だけでも言わざるを得ない安倍です。


横浜市長選は自公推薦の林文子氏が当選確実
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300022-n1.html
 まあ事前世論調査から予想はしていましたが残念ですね。ここで勝っておけば「都議選敗北」「仙台市長選敗北」に続く敗戦で安倍もかなり追い詰められたのでねえ*2。党内から石破ら反主流派による安部おろしが起こる可能性もあったでしょう。
 こうなると問題は野党共闘候補の伊藤氏が2位になれるかどうかですね。
 それにしてもこうなると「長島氏*3(元民主党代議士)の立候補」や「山尾氏(元民進党政調会長)の林市長応援」が実に不愉快で無念ですね。民進党はこうした「内部の造反」を抑えられなかったのか。
 まあそれでも野党共闘が成立したことは良かったと思いますが。


■【iRONNA発】安倍内閣の支持率低下 最大の「鬼門」は他ならぬ昭恵夫人だった 古谷経衡氏
http://www.sankei.com/premium/news/170730/prm1707300003-n1.html
 「そうだよね、昭恵の加計学園森友学園との関係が支持率下げてるよねえ、ただそれ昭恵個人じゃなくて安倍晋三本人も加計学園森友学園と関係あるんだけど」と思ったら大間違い。
 古谷が書いてるのはそういうことではありません。

 世論の「安倍離れ」で特に顕著なのが女性の支持急落。個別の政策ではなく、「人間的に信頼できない」との理由が最も大きいらしい。なぜ安倍首相は女性に嫌われるのか。

 そりゃ「森友・加計疑惑」などで露呈された安倍の人間性に問題があるからであって昭恵に責任転嫁するなんてとんでもない話です。大体例の「名誉校長」だって昭恵一人が勝手にやってるわけもないでしょう。
 なお「女性の支持率下落が大きい」のだとしても男性が支持してるかといったら「女性に比べて下げ幅が小さいだけ」で不支持が多いのだから「女性の支持率」云々なんて問題設定がそもそも間違っています。

 昭恵夫人自民党の政策とことごとく反対の立場の民間活動を推進。脱原発運動家でミュージシャンの三宅洋平氏とも対等に交友するその姿は、良い意味でも悪い意味でも世間を騒がせた。

 どう見ても「安倍の極右イメージを薄めるためのインチキ行為」でしょう。だからこそ安倍も容認していた。ガチで昭恵が脱原発なら「原発推進派」安倍も昭恵に対し黙ってはいないでしょうし、そもそも昭恵も安倍なんかと結婚しないでしょう。
 森友問題では「疑惑が表面化するまでは」夫婦二人で仲良く森友を応援していたわけですし。
 しかし三宅某つう男も「昭恵に加担する詐欺師(インチキ脱原発)」か「昭恵に丸め込まれる薄らバカ」か知りませんがお粗末です(脱原発派における影響力が乏しいらしいのだけは幸いですが)。
 いずれにせよ古谷のようなウヨは昭恵の行為に不満をためてきたわけです。

 驚愕(きょうがく)だったのが、昭恵夫人による「大麻解禁論」である。大麻特区として指定された鳥取県智頭町の許可大麻畑での昭恵夫人のスマイルは、多くの有権者にとって異様なものに映った。
 事実、同県の大麻特区で「大麻で町おこし」を掲げていた会社社長が逮捕されたことを契機に、大麻特区への期待も急速にしぼんだ。だが、昭恵夫人は、「大麻は日本古来の精神性と結びついている*4」などとトンデモ的大麻解禁論を繰り返す。

 いや、昭恵が大麻解禁論主張してるのは事実なんでしょうが、「昭恵を批判したら安倍が怖い」と思ってるのか、「昭恵の与太なんかまともに取り上げても仕方がない、安倍総理もそんな与太、いくら妻の主張でも取り上げるわけがない。大麻解禁なんかない」と思ってるのか、そんなんマスコミもろくに報じてませんしねえ(俺個人は別に報じてほしいわけではないですが)。そんなんが支持率低下に影響してるわけがない。少なくともメインの低下理由ではありえない。
 一方で森友・加計についていえば「昭恵個人が森友や加計と付き合ってただけです、安倍総理関係ありません」なんてことはないわけです。
 それで「国有地の不当廉売」「獣医学部新設認可」とかありえない。
 古谷のようなウヨはいい加減そうやって「森友・加計は支持率低下と関係ない」「森友・加計は昭恵夫人が付き合っていただけで安倍総理関係ない」「昭恵の罪を総理に責任転嫁するな」つう現実逃避もやめたらどうなんですかね。
 またこの古谷記事には島田洋一

これが産経に載ることの意味を官邸が厳しく受け止め、緩い対応を排してもらいたい。

とツイートし、昭恵に責任転嫁していますがふざけんのも大概にしろって話です。つうか昭恵は安倍の妻なのによくもまあそんなに簡単に切って捨てられるもんです。ウヨのよくいう「家族の絆」はどこに行ったんでしょうか?
 都合が悪い時は家族に責任転嫁してもいいつうのが本当のウヨの価値観のわけです。

 第1次安倍内閣が倒れて以降、急速に「自分探し」に躍起となり大学院にまで通った昭恵夫人。それでも飽き足らず、有機野菜を使った自身経営の小料理屋を開店するなど、良く言えば自由奔放、悪く言えば「意識高い系的奇行」を繰り返す夫人の墓穴の集大成が、森友学園問題である。

「はあ?」ですね。
 昭恵が小料理屋を開店*5しようと大学院行こうとケネディ大使と田植えしようと、何しようと「裏口入学」「(フグ肝のような)危険な食材の提供」など何か違法、不正、異常な行為がない限り、何の問題もない。まあ「素人が小料理屋開店なんてくだらない、首相夫人だからってだけで騒がれてるなんてばかばかしい」などという評価はありうるでしょうが、それは森友・加計疑惑のような不正や違法行為の批判とは話が別です。当然そういうこと(小料理屋開店など)は支持率にも大して影響しない。
 そもそも小料理屋開店などは奇行だろうとも、違法行為ではない。全然森友や加計と関係ないし、そもそもあれらの疑惑は「安倍晋三主犯、昭恵従犯」でしょう。「昭恵がすべて悪い」なんて通用しない話です。

27年末、加計学園の加計孝太郎氏と安倍首相らによる飲み会の様子を「クリスマスイブ 男たちの悪巧み(?)」と称して喜々としてフェイスブック(FB)に投稿。

 加計とのおつきあいなら萩生田官房副長官

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-22/2017062201_01_1.html
萩生田氏のブログには、13年5月に、安倍首相や加計理事長と一緒にバーベキューを楽しむ写真が掲載されています。

つうことで自慢していたんですが(後に削除)。まあ昭恵も萩生田も加計疑惑がばれると思ってない頃は無茶苦茶脇が甘かったわけです。加計との交友を隠そうともしていない。
 まあ昭恵FBの「男たちの悪巧み」つうのはもちろん冗談ですが、「本当に加計と安倍が悪巧みをしていた」ので冗談で済まなくなってしまったわけです。
 ただそんなFBは「加計問題が注目された主たる理由」ではもちろんない。無知な俺も今回初めてそういう昭恵のFBがあったことを知ったくらいですし。
 昭恵の冗談に「悪巧みってどういうことだ!」て本気になって怒るとか産経も古谷も非常識すぎます。

 稲田氏は国のクールジャパン戦略の基幹となる会議の議長を務めたが、本人のカルチャー全般に対する無知が世論からの失笑を買った。「ゴスロリ十二単(ひとえ)が起源」というトンデモ説を開陳し国際会議に出席。「娘から(それはゴスロリではない、と)指摘を受けた」として、衣装を変えて再登板した。

 十二単云々はたぶん「冗談が受けなかっただけ」なんでしょうし、そんなん日報隠ぺいと違って「大臣の責任問題」つう話でもない。つうか稲田の羽振りがいい時は持ち上げたり、持ち上げないまでも批判しないで黙認したりしていたくせに、今頃になって「水に落ちた犬」として何でもかんでも稲田をたたくなんて見苦しいだけです。稲田嫌いの俺ですら稲田に同情したくなる。

今年6月にはシンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、(ボーガス注:女性の)仏・豪防衛大臣と自らを「グッドルッキング(美しい容姿)」と発言し、国際的失笑を買う。

 なんで国際的失笑を買ったかわかってるんでしょうか?
 「政治家は女性の政治家であっても、モデルでも女優でもなく、当然、顔やスタイルで勝負するんじゃないのに変なことを言う人だ」ということで失笑になったわけです。
 産経の「美しすぎる女性市議*6」などが物笑いになってるのと話はたいして変わりません。
 そしてこの稲田発言について当初ウヨ連中はほとんど批判もしてなかったのに今頃非難です。


■まさに呉越同舟…共産・穀田恵二国対委員長が在職20年記念祝賀会 大島理森*7衆院議長、自民・二階俊博*8幹事長ら重鎮が続々参加
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300016-n1.html

 祝賀会には、大島氏を含む4人の衆院議長経験者*9川端達夫*10衆院副議長(民進出身)、自民党竹下亘*11国対委員長自由党小沢一郎*12代表ら与野党の国会議員39人が参加した。
 自民党国対委員長として在職1430日の最長記録を誇る大島氏は「この職は上からも下からも怒られる。20年間は『忍』の一字と思うが、穀田さんはいつも明るい顔で対処してくださった」と述べた。
 二階氏は「われわれは急いで結論に至り、すぐ採決にもっていきたいわけだが、穀田流はそんな簡単なものでない」と戦友のらつ腕ぶりをたたえた。
 民進党安住淳*13代表代行は、民主党国対委員長時代に衆院予算委員会を与党単独で開会し「穀田さんから『慣れない刃物を大振りすると大変なことになる』と怒られた」と振り返った。「国会には互いの顔を立てながら、国民に分かりやすい議論をしかける場を提供する段取りが必要で、『談合』とは違う。穀田さんには相当な深みと切れがある」とも持ち上げた。
 祝賀会では、衆院京都1区(中選挙区時代含む)で8回穀田氏と戦った自民党伊吹文明*14衆院議長も駆けつけ「戦ったというイメージがなく、一緒にやってきた『戦友』という感じが強い」と語った。

 ということでなかなか盛会だったようです。社民党議員の名前がないのが気になりますが出席しなかったわけでもないでしょう。
 なお、記事に名前が出ている出席者のうち、自民党の大島氏(小泉*15、第一次安倍*16、福田*17、麻生*18総裁時代)、二階氏(第一次安倍総裁時代)、竹下氏(現役)、民進党民主党)の川端氏(菅*19、岡田*20、海江田*21代表時代)、安住氏(菅、岡田代表時代)が国対委員長経験者です。
 しかし自民党の参加者にしてもまあ、手放しで万々歳でも当然ないでしょうが、「現首相・安倍だとこの程度の懐の深さもねえんだろうな」とは思います。
 まあ安倍の取り巻き右翼は「伊吹、大島、竹下、二階はこの森友・加計疑惑で(あるいは横浜市長選で)大事な時に穀田のパーティー出席とかなめてるのか!」と言い出しかねない連中ばかりですからねえ。つうか安倍自身が口に出すかはともかく「伊吹、大島、竹下、二階は俺をなめてるのか!」と思ってそうです。
 まあ彼らほどのベテラン議員だとそんなこと言われても「俺は自民党に貢献してる、お前ごときにそんなこと言われる筋合いない」で何とも思わないでしょうが。
 まあ共産のほうにも「この時期に自民党議員を出席させるとか党執行部も穀田も能天気だ!」と批判するごりごり(?)の支持者もいるんでしょうか?(追記:ググったら本当の支持者かどうか知りませんがhttp://matinofuruhonya.blog.fc2.com/blog-entry-2988.htmlで「穀田の野郎、許せない」など息巻いてる「自称共産党支持者」の方がいますね。他にもそういう穀田氏批判派の方はいるかもしれませんが、「共産支持者」の俺個人は別にそういう否定的な考えはせずこのパーティーを容認します)
 まあ「懐が深い」と肯定的に評価するか、「野合」と否定的に評価するか、「どう評価するかはともかく」とにもかくにもこういうパーティーを開いて自民党議員と共産党議員が交友(?)する程度には共産党自民党もお互いに社交してるわけです。産経当たりの反共駄文(共産党は暴力革命を捨ててないとか)なんて嘘八百だということはまともな人間ならわかってる話です。
 ちなみにこの件についての有田芳生氏ツイートも紹介しておきます。

有田芳生
 共産党穀田恵二さんの国対委員長20年のパーティー河野洋平さん*22野中広務さん*23二階俊博さんなど与野党議員も大きく出席、小沢一郎さんの民進党代表選についての見解も個人的に伺いました。

 このツイートを最初見たときは

 河野氏や野中氏は「現役議員ではない」のに名前を出したつうことは自民党幹部で現役で出席した人間が二階氏ぐらいしかいないってことなのか?

と思いましたが産経記事(http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300016-n1.html)によれば現役議員としては伊吹元衆院議長、大島衆院議長、竹下自民党国対委員長が参加しています。有田氏が伊吹氏、大島氏、竹下氏の名前を出さなかった理由に深い意味があるのか、それともないのかはわかりません。

有田芳生
 穀田さんを祝う会。共産党がこうしたパーティーを開くのは初めてのこと。大島理森衆院議長の発案だそうです。
(中略)
 小沢一郎さんが日本政治を変えるために民進党代表選をどう見ているかがわかったことは貴重です。もちろん(ボーガス注:小沢氏は)挨拶で語ったわけではありません。「もり*24」「かけ*25」「日報」は無縁の各党挨拶でした。

 まあ過大評価する気はありませんが大島氏という人間もそういう発案をする程度には「容共的」なんですかね。

有田芳生
 穀田恵二共産党国対委員長20年を祝するパーティ。最後の挨拶は田原総一朗さん。安倍首相に会ったこと、30分の予定が1時間半*26になり、「政治生命をかけての冒険」をアドバイスしたという。それは民進党共産党も喜ぶことだと語った。この「政治的冒険」とは何か。田原さんを直撃した(笑)。
「田原さん、冒険って、憲法をテーマにした解散・総選挙でしょ」。「全然関係ない」。「安倍さんができるかどうかわからない」と語っていた「冒険」を問うと即座にこう答えた。ためらいもなかった。それが本当かどうかは不明だ。他にあるとすれば岸田外相に禅譲して影響力を保持することだろう。

 田原氏の思わせぶりな物言いは非常に問題だと思いますね。まだ「ノーコメント」といったほうがよかったんじゃないか。「安倍の意を受けて、野党や自民党内反主流派(石破*27元幹事長など)にゆさぶりをかけている。田原は安倍の走狗だ」と批判的に思われても文句は言えないでしょう。
 それはともかく、まあ、「政治生命をかけての冒険」「野党も喜ぶだろう」というと「自民が議席を減らすであろう」解散・総選挙がまず思い浮かびますよねえ。
 「どうせ衆院総選挙はあるのだから民進党蓮舫*28代表辞任、後任代表未定で揺れていて、まだ小池*29党が国政進出を表明してない時期にやったほうがいい」と安倍が考える可能性はある。 
 田原氏を信用するならばそうではないそうですが。
 あとは有田氏が言うように安倍退陣か(安倍が退陣ですべてをあきらめるか、祖父・岸信介*30実弟佐藤栄作*31を使って政治力保持を画策したような真似をするかはともかく)。ただ安倍が退陣するとして「岸田外相に禅譲*32」はないんじゃないですかねえ。宏池会出身の彼は安倍ほどの極右ではないでしょうからねえ。安倍が禅譲したがるとしたら「実現できるかどうかはともかく」むしろ麻生副総理・財務相か菅*33官房長官当たりじゃないか。
 あと「解散総選挙」「退陣」以外に考えられる「政治的冒険」(「野党が喜ぶ」云々はひとまず無視します)としては
1)内閣改造での石破、野田聖子*34など安倍が敬遠してる人間の厚遇
2)サプライズ人事、あるいは「維新、都民ファを巻き込んだ」政界再編狙いとしての、小泉Jr、橋下や小池百合子内閣改造での登用(マジな話「小泉jr以外は」まずないと思いますが)
3)拉致問題での安倍訪朝(マジな話まずないと思いますが)
4)民進党との大連立(マジな話まずないと思いますが)
といったところでしょうか。

【追記】
■リテラ『田原総一朗が安倍首相に提案した「政治生命を賭けた冒険」は北朝鮮訪問、金正恩との首脳会談か?』
http://lite-ra.com/2017/07/post-3350.html
 まあ確かに「政治的冒険ではある」し野党も批判はしづらいでしょう。
 問題はこのリテラ記事の根拠は何なのか、つうことですね。
1)「リテラの勝手な想像」にすぎない、のなら苦笑するだけで終わりです。
ただしこれが
2)田原氏サイド、または安倍サイドからそう言う情報が流れた
3)救う会石破茂など、2)以外のルートから政治的思惑で流れた
となると話は少し別です。
 当然、2)や3)なら流した人間には何らかの思惑があるわけですから。
 とはいえ2)や3)でも実際に安倍が訪朝することはないでしょうし、今さら安倍が訪朝しなくても何もどうにもならないでしょう。救う会や家族会が「いつになったら訪朝するんだ!」と非難することはないでしょうし。
 まあこのリテラの予想が当たって安倍の電撃訪朝とかあると面白いですけど、まあないでしょう。
 安倍が電撃訪朝したらそれだけで「仮に成果がなくても」その勇気を褒めたいくらいです。
【追記終わり】

有田芳生
 この集まりには前原誠司さん*35も2日前までは出席して挨拶する予定でした。しかし代表選挙(ボーガス注:出馬表明記者会見)が決まったため急きょ欠席しました。

まあ産経が言うように

http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300030-n1.html
 前原氏は30日、京都市で記者団に、8月2日の両院議員総会後に出馬を判断する考えを示した。
(中略)
 前原氏は本来、同時刻に京都市で別の予定があった。共産党穀田恵二国対委員長の在職20周年記念パーティーで祝辞を述べるはずだった。しかし、蓮舫代表が辞任を表明した直後、欠席を伝えたのだ。
 前原氏には、次の代表選をにらみ共産党との連携色を薄める思惑があったとみられる。前原氏は共産党を「シロアリみたいなもの」と酷評*36したこともあり、民共共闘に否定的だ。

なんでしょうね。俺的には前原など到底評価できません。

http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300030-n1.html
 ただ、昨年4月の衆院北海道5区補選で共産党小池晃書記局長と選挙カーに同乗したこともあり、腰は定まらない

程度では前原なんか到底信用できない。「枝野の方がまだまし」ですね。

有田芳生さんがリツイート
川島智太郎*37 @tomotaro_japan
 共産党の穀田先生のパーティーに伊吹先生や野中先生など天敵と思われているはずの京都の自民党の関係者らが大勢いらっしゃっていた。
 長年の友人のようなスピーチを当たり前のようにおこなう。
 これが自民党の凄さであり怖さだ!
 どこの票であろうと持ち帰ろうとする執念。
 やはり恐ろしい政党や。

 ただそうした「恐ろしさ」は安倍自民では「野党との野合」として排除される傾向だったかと思いますけどね。一方でそうした自民党を受け入れる共産党も「これが共産党の凄さであり怖さだ」じゃないか。共産党教条主義でごりごりという話でもないわけです。


民進党府連 竹山氏推薦を党本部に申請 堺市長
http://www.sankei.com/west/news/170730/wst1707300037-n1.html
 既に自民大阪府連は「竹山氏推薦を党本部に申請」しています。共産もおそらく明確な支持はしない場合でも維新を利するのは避けて、候補者擁立を自粛し自主投票になるでしょう。
 そうなると「橋下徹*38本人」や「維新よりのテレビタレント(後述する清水健氏)」ならともかく、「維新の会の大阪府議、永藤英機氏」では相手にならないでしょう。「俺の願望込み」ですがおそらく竹山勝利でほぼ確定でしょうね。公明も前回選挙同様自主投票でしょうし。
 最初の選挙(2009年)は維新の支援で自公候補(現職市長)を破った竹山氏(当時、大阪府政策企画部長)ですが、1期目途中で「橋下らが竹山氏の反発を無視して大阪都構想を推進したこと」で維新と縁切り。
 再選を目指した選挙(2013年)では「西林克敏・大阪市議(維新:役職は当時、現在は大阪府議(維新))」を破り勝利したわけです(自民、民進、共産が竹山を支持(ただし、共産は候補者擁立自粛、自主投票という形)。公明が自主投票)。
 今回、維新は当初、「元読売テレビアナウンサー清水健氏」を擁立しようとしたもの、彼に断られ、永藤府議擁立では、維新も勝利はかなりあきらめてるんじゃないか。


■【加計学園問題】加戸守行前愛媛県知事「妨害の主役は獣医師会顧問の北村直人*39」(WEB編集チーム 三枝玄太郎
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300005-n1.html

 櫻井よしこ氏が毎週金曜日に配信しているインターネットニュース番組「言論テレビ 櫻LIVE」に加戸守行前愛媛県知事(82)が出演した。

 いくら「主流メディアに相手にされないから」てよしこ司会のウヨ番組に出演とかどんだけ常識がないんでしょうか。呆れて二の句が継げません。
 なお、常識人ならわかることですが「獣医師会の言動の是非」と「安倍政権が加計学園に不当な便宜供与をしたか」はまったく関係がないので、いくら加戸が「獣医師会の加計学園獣医学部新設反対は不当だ」といったところで安倍の無実の証明には全くなりません。
 そんなことがわからないほど加戸やよしこがバカとも思えませんので、故意に話のすり替えをしてるのでしょう。


■【加計学園問題】加戸守行前愛媛県知事NHKはTBS並みになってきた」「同じ質問を4回も…」意に沿わぬ回答は一切使わず 「一定の方向性持って報道している」(WEB編集チーム 三枝玄太郎
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300008-n1.html
 むしろ加戸やよしこ、産経のほうが「安倍擁護」という方向性が露骨ですがそれはさておき。

NHKはTBS並みになってきたなって思いましたね。
・朝日、毎日よりひどい

 元政治家という権力者・加戸が「NHKやTBS」「朝日新聞毎日新聞」といった特定のメディアに悪口雑言すること(しかもその悪口の方向性が安倍政権擁護)は「恫喝」と認識されても文句は言えないでしょうがそういう常識は加戸にもよしこにも産経にもないようです。

5月の憲法改正提案を機に安倍叩きが激しくなった。

 加計問題での安倍批判を「改憲論議」とこじつける言いがかりです。あんなひどい「違法行為の疑いも濃厚な」公私混同「加計優遇」を「護憲派の言いがかり」であるかのように主張するとはどれほどよしこと加戸は恥知らずなのか。むしろよしこらウヨは加計問題については「安倍総理が私利私欲で公私混同するから我々改憲派の立場が悪くなった。安倍を許せない」というべきじゃないのか。

籾井(勝人*40前会長)さんが辞めてから、NHKが変わりましたね。

・なお、現在の会長は上田良一・元三菱商事副社長です。
 NHK会長は「高野岩三郎氏(法政大学教授)」「野村秀雄氏(ジャーナリスト、熊本日日新聞社長)」、「阿部眞之助氏(ジャーナリスト、東京日日新聞*41主筆)」、「小野吉郎氏(郵政省事務次官)」やNHK生え抜き(例:島桂次)もありましたが、安倍政権が任命した「福地茂雄氏(元・アサヒビール相談役)」からは「福地氏→松本正之氏(元・JR東海副会長)→籾井→上田氏」とずっと財界人です(ウィキペ「NHK」参照)。
 なお、福地氏や松本氏はもちろんリベラルといえる人ではないですが、彼らですら生ぬるいとして安倍が送り込んだのがあの籾井だったわけです。籾井がいかにひどいかという話です。
・今、籾井が会長でもさすがに加計学園問題の報道の方向性は変わらないんじゃないかと思いますがそれはさておき。
 この加戸の発言は「籾井が会長なら現場に介入して安倍を擁護してくれたのに」と残念がってるとしか理解できない発言であり、およそ元県知事がしていい発言ではありません。報道の自由を何だと思ってるのか。


■【安倍政権考】官房長官の記者会見が荒れている! 東京新聞社会部の記者が繰り出す野党議員のような質問で
http://www.sankei.com/politics/news/170729/plt1707290004-n1.html
 旧ソ連東欧のような独裁国家ならまだしも、民主主義国家の記者会見で厳しい政府批判が出るのは当たり前です。そうした政府批判を敵視する辺り産経の異常さが歴然としています。
 それにしても「東京新聞社会部記者」云々という産経記事を見てると「何、他の新聞記者はなれ合いのくだらない、ぬるい質問しかしてないの?」と聞きたくなります。


朝日新聞記者ツイッターの「安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト大賞*42を発表…」 
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300004-n1.html
 俺的には大賞受賞者はやはり「産経の阿比留」ですが、皆さんはどうでしょうか。
 ちなみにリテラは「安倍との高級寿司店での会食が頻繁なことからスシローの異名をもつ田崎史郎*43・元時事通信解説委員長」「レイプもみ消しを安倍政権に依頼した疑惑がある山口敬之*44・元TBSワシントン支局長」を「大賞候補」としているそうです。


■【聞きたい。】日本人の公共心喪失…自分さえよければいいのか 宮澤佳廣さん 『靖国神社が消える日』
http://www.sankei.com/life/news/170730/lif1707300009-n1.html
 タイトルで吹き出しました。
 むしろ「あの戦争はアジア解放の聖戦」「南京事件慰安婦中韓の捏造」というデマに荷担する靖国の方が「南京事件否定などで自分のちんけなプライドさえよければいいのか。公共心喪失の靖国」でしょう。
 あるいは靖国シンパ議員である安倍にまるで公共心があるとは思えないこと(森友・加計疑惑)は宮澤氏ら靖国関係者的にはどう理解されるのか。

「このままいけば、靖国神社が消滅…靖国神社靖国神社でなくなるのではないか」と危惧する。

 宮澤氏ら靖国関係者にとっては靖国消滅(あるいは靖国の「普通の神社」化)はショックでしょうがそれ以外の人間にとってはどうでもいいことです。
 そして「自衛隊が海外で戦争する日」が幸いにしてこない限りは「靖国消滅(あるいは靖国の「普通の神社」化)」は充分あり得るかと思います。
 戦争がなければ自衛官がそんなにがんがん死ぬことはあり得ない*45し、自衛官が死ななければ「今後、靖国に死者が大量に合祀されることもなく」、であるなら靖国の存在意義も低いからです。「太平洋戦争、日中戦争の死者の遺族」は戦後70年たった今、今後どんどん死去していなくなっていく。
 そしてそうやって靖国が消滅する事は「日本が平和だと言う事」であり何ら悪い事ではない。大体靖国で追悼しなくても千鳥ヶ淵もあれば、個人個人の墓地もあるわけです。

そんな事態を回避するための大きなテーマが「国家護持」。

「いまだにそんなこと狙ってるのかよ。1970年代に自民党が議員法案出してぽしゃってるだろうが」と心底呆れます。1970年代に国家護持をあきらめた靖国の新たな目標が「天皇、首相参拝による事実上の国家護持化」ですがこれは失敗に終わっています。中曽根*46、小泉*47、安倍以外は参拝してないし、中曽根、安倍は海外の抗議もあって1回でやめています。天皇に至っては昭和天皇時代から今の天皇に至るまで1970年代以降の参拝がない。
 それはともかく1970年代の国家護持論争では
1)政教分離原則に反するから神社ではなくなる必要がある。呼び名も「靖国神社」ではなく単に「靖国」にし、神官や巫女もなくし、鳥居も撤去する、「神社本庁など他の神社との人的、金銭的つながりを完全に断絶する」などの必要がある。
2)国際的批判を避けるためにA級戦犯合祀取りやめは不可避
は共通認識になっていますがそれ靖国にできるのか。とてもできるとは思えません。
 それをしないで国家護持なんてすべきではないし、できるわけがない。まあ、いずれにせよ国家護持なんて「欧米、中国、韓国の政府」や「神道以外の宗教団体(仏教、キリスト教など)*48」が猛反発するでしょうからまず無理でしょう。

【追記】
毎日新聞靖国神社元幹部がA級戦犯合祀の在り方批判 著書発売へ』
https://mainichi.jp/articles/20170720/k00/00m/040/063000c

 靖国神社の元幹部が、極東国際軍事裁判東京裁判)で起訴され、絞首刑となった東条英機*49元首相らA級戦犯合祀(ごうし)の在り方を「論理の一貫性に欠ける」と批判する著書を近く発売することが19日、分かった。元幹部はA級戦犯分祀は否定するものの、これまで合祀を是認してきた神道原理主義的な立場からの異論は、合祀や分祀を巡り一層の議論を呼びそうだ。
 元幹部は6月まで靖国神社祢宜(ねぎ)で、総務部長などを歴任した国学院大講師の宮沢佳広氏。神社本庁勤務時には神道政治連盟事務局長を務め、著書で靖国神社の国家護持も主張している。
 宮沢氏は著書で、合祀した松平永芳*50宮司(当時)が「東京裁判史観の否定」を理由にしていることを挙げ「占領政策の置き土産と言っていい宗教法人法の手続きによって合祀し、それをもって東京裁判史観を否定しようという構図は、どう見ても論理の一貫性に欠ける*51」と述べている。
 また、合祀が神社内部だけで決定されたことも問題視。「極端な秘密主義は公共性を喪失させる」「靖国神社は、特定の信者によって組織される私的宗教団体とは本質的に異なる*52」と指摘した。「合祀された神霊を取り下げることはできない」として、A級戦犯分祀は明確に否定。分祀日本遺族会元会長の古賀誠*53自民党元幹事長が求めている。

 毎日と産経の視点の違いが興味深い。
 宮沢氏の主張のうち「国家護持希望」にスポットを当てるのが産経で、「周囲の反対を無視して当時の松平宮司A級戦犯合祀を強行したことはよろしくなかった」という点にスポットを当てるのが毎日です。
 とはいえ「合祀の取りやめや分祀」という結論にはなぜか、宮沢氏は至らないようですが。
 なお、分祀は「合祀してることには変わりない」「そもそもA級戦犯は戦死者じゃない」ので国内外の合祀反対派は納得しないでしょうね。あくまでも「取りやめ」でないとだめでしょう。少なくとも「A級戦犯合祀反対派の一人である俺」はそういう立場です。


■【日曜経済講座】「フィンテック後進国」日本 金融大変革時代に立ち向かえ 経済本部長 吉田憲司
http://www.sankei.com/premium/news/170730/prm1707300008-n1.html

 経済産業省の資料によると、2015年のキャッシュレス決済比率は中国55%、韓国54%、米国41%で、日本はわずか18%。
(中略)
 みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長は産経新聞の取材にこう語っている。
フィンテックの進化で、銀行の伝統的なビジネスモデルは脅かされている。今後はテクノロジーを取り込んだ金融機関が勝ち残る」
(中略)
 だが、世界で見ると、日本はまだまだ「フィンテック後進国」だ。アクセンチュアによると、16年のフィンテック企業への投資額は北米が約92億ドル、欧州が約24億ドル。アジア太平洋地域の伸びが著しく、前年比2倍以上の約112億ドルに達した。このうち中国・香港が約102億ドルを占め、日本は約1.5億ドルに過ぎない。

 つまりは中国、韓国や米国が「フィンテック先進国(キャッシュレス決済先進国)」のわけです。
 「ウヨの反中国意識」を利用し「日本のフィンテック先進国(キャッシュレス決済先進国)化」を目指すという思惑がこの記事にはあるでしょうが、実際、「その分野で中国が日本より進んでる」のは事実なんでしょう。
 経済記事だとこのようにまともな記事が結構ある産経です。


■【産経抄】7月30日
http://www.sankei.com/column/news/170730/clm1707300004-n1.html

「八田イズム」と呼ばれる過酷な鍛錬は、5個の金メダルをわが国にもたらしている。

 なお、ウィキペ「東京オリンピック」によればその5人は

・市口政光(レスリングレコローマンバンタム級
・花原勉(レスリングレコローマンフライ級)
・上武洋次郎*54レスリングフリースタイルバンタム級
渡辺長武レスリングフリースタイルフェザー級
・吉田義勝(レスリングフリースタイルフライ級)

です。他にもレスリングでは

銅メダル
堀内岩雄(レスリングフリースタイルライト級)

という成績でした。

退場は遅すぎた観もある。
自衛隊の政治的中立をわきまえぬ選挙での応援演説といい、「森友問題」で記憶に基づく発言を撤回*55した不手際といい、世論の鳴らす警笛に目を覚ます機会はいくらでもあったろう。

・八田の話から突然稲田の話なる辺り産経らしいこじつけですがそれはさておき。
・都議選での失言で稲田*56が激しく非難されるまでは、たとえば「森友問題での発言撤回」のときは稲田批判などろくにしてなかった新聞が豪快な掌返しです。
 つうか発言撤回なら安倍も最近「加計の獣医学部申請を知ったのがいつか」という重大な問題で信じられない発言撤回をしていますが。
・なお産経抄が触れてない稲田の不祥事(金銭不祥事、在特会など極右との交際)としては
赤旗
高市*57総務相・稲田自民党政調会長がネオナチ代表と写真
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-11/2014091101_04_1.html
■稲田防衛相 疑惑の白紙領収書*58、同じ筆跡 約520万円分
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-25/2016082501_03_1.html
■リテラ『最高裁稲田朋美防衛相とレイシスト在特会」との”蜜月”を認定! こんな大臣を放置していいのか』
http://lite-ra.com/2017/06/post-3213.html
があります。

稲田氏をかばい続けた首相のとがも一通りではない。

 「稲田問題限定での安倍批判」であり森友・加計疑惑など他の問題では安倍をかばう産経ですが、ここまでいうとは「都議選失言」で稲田のことを相当恨み憎んでいるのでしょう。
 ただ都議選敗戦の最大の理由は稲田失言より森友・加計疑惑でしょう。つまりは都議選敗戦での「最大の戦犯」は安倍の訳です。

参考
赤旗
■首相答弁 大破たん、加計申請「知ったのは1月20日」 従来答弁くつがえす、参院閉会中審査 小池書記局長が追及
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-26/2017072601_01_1.html

*1:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相を歴任

*2:もちろん安倍が苦しい状況に変わりはないですが。林氏の勝利は別に安倍のおかげではありませんので。

*3:鎌倉市議、逗子市長を経て民主党代議士

*4:大麻が「神社で使う麻縄の原料」を意味するならあながち嘘でもないと思います。これについては例えば、産経『「神事用の大麻、国産復活を」 伊勢麻振興協、三重県に栽培許可申請』(http://www.sankei.com/region/news/161129/rgn1611290009-n1.html)、『日本伝統の神具が中国産でいいの?…揺れる神事用「国産大麻」 三重県の栽培不許可が波紋』(http://www.sankei.com/west/news/170112/wst1701120049-n1.html)参照

*5:まあ夫の安倍が「親しまれる自民党イメージ」作りを狙ってこの小料理屋を宣伝していたのは確かです。

*6:これについては産経『“美人すぎる市議”藤川優里さん37歳がバレンタイン婚 相手は同年代の弁護士』(http://www.sankei.com/politics/news/170323/plt1703230079-n1.html)、『〝美しすぎる〟小林由佳市議ら2人に辞職勧告決議可決…でも「辞めません」 政活費問題で堺市議会』(http://www.sankei.com/west/news/170525/wst1705250039-n1.html)参照。

*7:村山内閣環境庁長官森内閣文相(科学技術庁長官兼務)、小泉内閣農水相自民党国対委員長(小泉、第一次安倍、福田、麻生総裁時代)、幹事長、副総裁(谷垣総裁時代)などを経て衆院議長

*8:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党国対委員長(第一次安倍総裁時代)、総務会長(福田、第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*9:大島氏以外の3人のうち伊吹文明氏、河野洋平氏は産経記事や有田氏ツイートで分かりましたがあと一人がわかりません。なお存命の衆院議長経験者としては綿貫民輔氏(元自民党幹事長)、横路孝弘氏(元北海道知事)がいます。

*10:鳩山、菅内閣文科相、野田内閣総務相民主党国対委員長(菅、岡田、海江田代表時代)など歴任

*11:竹下登元首相の弟。小泉内閣環境大臣政務官、福田、麻生内閣財務副大臣など歴任

*12:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党代表、民主党幹事長などを経て自由党代表

*13:民主党国対委員長(菅代表時代)、野田内閣財務相民進党国対委員長岡田代表時代)など歴任

*14:橋本内閣労働相、森内閣国家公安委員長、第一次安倍内閣文科相自民党幹事長(福田総裁時代)、福田内閣財務相衆院議長を歴任

*15:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*16:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*17:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*18:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相

*19:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相を経て首相。現在、民進党最高顧問

*20:鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行革担当相、民主党代表代行(海江田代表時代)を経て民主党代表。現在、民進党常任顧問。

*21:菅内閣経産相

*22:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*23:村山内閣自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)を歴任

*24:森友疑惑のこと

*25:加計疑惑のこと

*26:安倍ってそんなに田原が好きなんですかね。まあ、安部に好かれる田原も人間としてどうかと思いますが。

*27:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長、幹事長、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*28:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表を歴任

*29:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)などを経て都知事

*30:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相

*31:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*32:安倍に禅譲するだけの力があるかも問題ですが

*33:第一次安倍内閣総務相

*34:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣食品安全等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*35:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相など歴任

*36:酷評と言うより誹謗中傷ですね。

*37:衆院議員(2009〜2012年:民主党国民の生活が第一日本未来の党→)。現在、自由党事務総長

*38:大阪府知事大阪市長、おおさか維新の会代表を歴任

*39:小泉内閣で農水副大臣

*40:日本ユニシス元社長

*41:毎日新聞の前身

*42:勿論あくまでも冗談です。

*43:著書『安倍官邸の正体』(2014年、講談社現代新書)など

*44:著書『総理』(2016年、幻冬舎)、『暗闘』(2017年、幻冬舎

*45:勿論、訓練や災害救助活動での事故死はあり得ますがそんなに多くはないでしょう。

*46:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官を経て首相

*47:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*48:「右傾化する自民党に追従しまくる」創価学会も1970年代同様、靖国国家護持にはさすがに反対するんじゃないか。

*49:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣を経て首相

*50:福井藩主・松平慶永(春嶽)の孫。宮内大臣松平慶民の子

*51:何つうか、宮沢氏ってやっぱ非常識右翼なのかなと。「占領政策の置き土産と言っていい宗教法人法の手続きによって合祀し、それをもって東京裁判史観を否定しようという構図は、どう見ても論理の一貫性に欠ける」て「いや宗教法人法を占領政策の置き土産呼ばわりて(苦笑)。だったら宗教法人格を取得するなよ。免税特権欲しさに取得したんだろうけど(嘲笑)」「つうか松平の東京裁判史観否定それ自体は別にいいんかい!」ですよね。まあご本人の主観はともかく靖国からも靖国批判派からも無視される書籍で終わりそうですね。

*52:いやそれ戦前はそうでしょうが今の靖国は国教じゃないですからね。今の靖国は「私的宗教団体の一つ」にすぎないし、私的宗教団体だって「靖国幹部だけでA級戦犯合祀を決めたこと」は正当化できないでしょう。

*53:橋本内閣運輸相、自民党幹事長(森総裁時代)、選対委員長(福田、麻生総裁時代)など歴任

*54:メキシコ五輪でも金メダルを獲得

*55:これについては例えば、■赤旗『稲田防衛相が虚偽答弁、「森友」裁判で出廷記録判明 一転して撤回、謝罪』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-15/2017031501_01_1.html)参照

*56:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相を歴任

*57:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)を経て第三次安倍内閣総務相

*58:ただしこの白紙領収書疑惑は稲田だけではなく菅官房長官高市総務相についても指摘されています。