今日の産経ニュース(11/12分)(追記・修正あり)

■【大相撲九州場所稀勢の里、合口いい玉鷲に黒星 暗雲漂う初日「切り替えてまた明日」
http://www.sankei.com/sports/news/171112/spo1711120026-n1.html

 立ち合いは互いに突っかけ合って、4度目でようやく成立。右から張って左を差したが、ふりほどかれる。左からいなして再度前進しても押し切れず、まわしは引けなかった。組み止められないまま、右のどわ、左押しで反撃され腰が浮く。なすすべなく後退し、土俵を割った。
 花道を引き揚げる途中、さがりをたたきつけるように右腕を振りかぶったが、何とかこらえた。八角理事長(元横綱北勝海)は「自分にふがいなかったのだろう」と心境を推し量る。

 まあ小生も「素人なのでよくわかりませんが」まあ全盛期つうか調子のいいときは危なげなく見ていられたのが、立ち会いがなかなか成立しない、まわしは取れない、張り手しても相手に張り手でかえされるで「なんか大丈夫なのか?。ああやっぱだめなのか?」つう取り口です。あっさり金星献上で終わった日馬富士*1と比べても「あんなにドタバタ動いても結局負けてしまうのか」感がなんともかんとも。いや調子いい時期ならああいうドタバタした動きはないんでしょうけど。
 その上、テレビカメラ回ってるのに敗戦後、本当にさがりとかいうのを床にたたき付けるんじゃないかつう雰囲気でしたからねえ。
 「え、何か手に持ちながら、手を上に振りかぶったの、何?。敗戦に気持ちが高ぶって、床に何かたたきつけたいような気持ちでああなってるの?。いやでもテレビカメラ回ってるし横綱だし、まさかね?」と首をかしげましたがやはりそういうことだったんですね。
 これが「けがで最近いいところなし、途中休場も含めて三場所連続休場」でなければ「ドンマイ、明日があるさ」ですむんですが、まあ親方など周りからすればすごい不安でしょう。
【追記その1】
■【大相撲九州場所稀勢の里初白星、日馬富士は2連敗 白鵬2連勝
http://www.sankei.com/sports/news/171113/spo1711130029-n1.html
 稀勢の里は2日目、勝利しましたが、日馬富士はまた敗北です。大丈夫なんですかね。
 一方、白鵬は危なげなく勝利。どう見ても今回も「優勝最有力候補=白鵬」ですね。白鵬以外があまりにもだらしないというべきでしょうか。
■【大相撲】日馬富士関がビール瓶*2貴ノ岩関を殴打 九州場所休場
http://www.sankei.com/sports/news/171114/spo1711140009-n1.html
 日馬富士には「勝ち負け」と別の「暴力事件」という暗雲が漂ってきました。素手で殴るというのでも十分問題でしょうがマスコミ報道が事実ならビール瓶で殴って頭蓋骨骨折ですからねえ。
 これは「朝青龍のような引退劇」は残念ながら避けられないんじゃないか。

【追記その2】
■【大相撲九州場所】平幕に5敗の横綱稀勢の里関が休場、4場所連続で務め果たせず
http://www.sankei.com/sports/news/171121/spo1711210004-n1.html
 結局「3勝5敗」と負けが先行、もはや勝ち越すことがほとんど無理な状況になり途中休場に追い込まれた稀勢の里です。
 無理に出場したが故に優勝したものの力士生命を縮め引退に追い込まれた「貴乃花への道」がほぼ確実になってきたようです。

*1:まあ、あれはあれで横綱として不甲斐ないんでしょうけど、あっさり負けたのでかえって精神的ダメージは稀勢の里より小さいかもしれません。

*2:ただしその後日馬富士は暴行は認めたもののビール瓶での殴打は否定しています。