巣くう会集会以外にも色々と書いています。
■TBS『JNN世論調査、日韓合意での韓国側対応「理解できない」が85%』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3264213.html
安倍が「韓国が因縁つけてる」的な態度をとり、それについてマスコミ各社が「安倍にびびってる」のか、はたまた「安倍と同レベルの人権感覚しかない」のかはともかくろくに安倍批判しませんからね。
日本では未だにアジア(韓国に限らない)に対する差別意識は強いでしょうし、残念ながらこういう結果が出ることは予想の範囲内ではあります。問題はこうした世論調査結果について、マスコミが批判的態度で「韓国の主張は決して安倍政権が非難するような不当な態度ではない」と報じればいいですが、それも望み薄でしょう。日本人として心の底から悲しみやむなしさを感じます。
当然ながらこうしたふざけた態度が通用するのは日本国内でしかなく、海外では日本の評価は落ちていくわけです。
■安宿緑*1の「平壌でムーンウォーク」:チョソンクラスタ・カナダ代表? 金正恩氏の友人、マイケル・スパーヴァ氏とは
http://www.cyzo.com/2017/03/post_31931_entry.html
マイケル氏は現在、中国の吉林省延吉*2在住にして、北朝鮮専門コンサルティング会社「Paektu Cultural Exchange」(http://paektuculturalexchange.org/)を運営しています。生まれも育ちもカナダの彼、なぜにチョソンクラスタ・カナダ代表になってしまったのでしょうか?
「初めて訪朝したのは2001年5月だったんだけど、そこで朝鮮人のファンになったんだ。親切で勤勉で、すっかり魅了されてしまったんだよ」
マイケル氏は05年、カナダの国際機関を通じて、朝鮮コンピューターセンターに就職することに成功。半年間、念願の北朝鮮暮らしを満喫しました。その後、韓国にも6年住んだ後、11年に北京で北朝鮮観光会社を立ち上げ、13年にはさらに前出のコンサルティング会社を設立し、現在に至るというわけです。
事業内容は、教育、文化、スポーツ交流、観光、投資、貿易などの仲介とコンサルティング。北朝鮮の学生に対する海外奨学金サポートなども行っており、金日成総合大学の学生6人を延吉に留学させたこともあるそうです。
(中略)
「金正日の料理人」藤本健二氏*3とも親しく、4月には藤本氏が平壌で開いた日本料理店訪問ツアーを開催するとのこと。
このマイケル氏、世界が北朝鮮について知る上でのキーパーソンであることは間違いなさそうです。
ということで北朝鮮も「左うちわで万々歳ではない」とはいえ巣くう会が言うほどの窮地ではないでしょう。
なお、マイケル氏はもちろん「彼なりのポジショントーク」があるでしょうからそこに当然留意すべきでしょうが、巣くう会よりはよほど頼りになりうる存在ではないかと思います。
■安宿緑の「平壌でムーンウォーク」:緊迫する北朝鮮情勢を「結婚できない男女のパターン」からひもとく
http://www.cyzo.com/2017/05/post_32629_entry.html
女性に例えるとすれば、北朝鮮には「こういうふうに愛してくれないと嫌」という対外的な理想像が明確にあります。
・もっと尊重してほしい、すごいと言ってほしい
・きれいなところだけを見てほしい
・お金がない人は近寄らないで
こう書くと、めんどくさい婚活女そのものですね。さしずめ、核やミサイル開発は「自分磨き」といったところでしょうか……。
(中略)
一方、敵対国。
「核を放棄したら対話してやる」というのは相手の言い分や自主性を一切無視し、「君が仕事を辞めたら結婚してあげる」と一方的に要求するダメな婚活男のメンタルそのものです。
こうした条件付きの友愛を示してくる奴は「仕事を辞めてほしい」といって結婚後に経済DVしてくる男と同じで、北朝鮮にとっては信用ならないのです。北朝鮮はそれをわかっているからこそ、核開発、ミサイル開発で自衛するわけです。
おふざけ文ですが指摘自体は概ね妥当かと思います。お互いどこで妥協するかという問題はありますが。
安氏がいうように「恋愛(婚活)」「進学」「就職」では我々は一定の妥協をしているはずです。
「東大法学部に余裕で合格し、財務省キャリアに就職しました」なんて挫折のないエリートばかりでは世の中無いわけです。
■蓮池透氏のツイート
蓮池透がリツイート
・立川談四楼
北朝鮮が平昌五輪への参加を表明した。板門店での南北高官会議では双方が歩み寄り、韓国は南北合同入場を提案したという。これを以って雪融けとは思わないが、軍事境界線の緊張が緩和されるのは確かだろう。「制裁と圧力だ」と声高に言い続けた安倍さんは大慌てだろうなあ。国難の嘘がバレたのだから。
蓮池氏が南北融和を好ましいと思ってるらしいこと、安倍が「国難云々」といって衆院解散の口実の一つに北朝鮮問題を使いながら、こうした事態にまるで対応する気が無いことに安倍への不満や不信感を(以前から感じてるでしょうが)改めて感じてるらしいことが読み取れるかと思います。
蓮池透がリツイート
・立川談四楼
加計孝太郎理事長が現れた。(ボーガス注:加計学園が運営する倉敷芸術科学大大学院の院生である)スケート選手(ボーガス注:田中刑事を)を祝福する映像が出回っている。伝えるアナが「公の場に姿を見せるのは異例のこと」だって。そこに記者もディレクターもいただろうになぜ突撃しない。一言でも喋ったら大スクープだ。逃げる後姿でもいいから撮れよ。それとも質問しない条件で撮影許可を得たか。
この件についてはたとえば
https://mainichi.jp/articles/20171229/k00/00m/040/039000c
■毎日新聞『加計学園理事長、フィギュア田中選手の五輪壮行会に出席』
加計学園の加計孝太郎理事長は28日、岡山県倉敷市で開かれた平昌五輪の男子フィギュアスケート日本代表、田中刑事(けいじ)選手(23)の壮行会に出席し、「今年はさまざまなことがあったが、最後に大きなプレゼントをいただいた」とあいさつした。
加計学園の獣医学部新設が「総理のご意向」と記された文書の存在などで政治問題化して以降、加計理事長が公の場所で発言するのは初めてとみられる。
田中選手は、加計学園が運営する倉敷芸術科学大大学院の院生。
を紹介しておきます。談四楼氏や蓮池氏がいうように挨拶終了直後に突撃取材すべきでしょう。加計理事長は逃げ回ってるのだからこういうときに取材しないでどうするのか。
マスゴミは「田中選手の五輪壮行会を壊したくない」と言い訳するかもしれませんが、実際は安倍にびびってるだけでしょうし、加計理事長が「挨拶終了直後に突撃取材から逃走」したところで、壮行会が台無しになるとも思いません(そもそも逃げ回ってる加計理事長が悪いわけですし)。いずれにせよこういうリツイートをする蓮池氏の頃は完全に安倍から離れてるわけです。
■NHK『海上自衛隊が黄海で警戒監視 北朝鮮への制裁決議履行のため』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180113/k10011287881000.html
今が極右安倍政権であることを考えれば「北朝鮮を口実に自衛隊の活動領域を広げる算段ではないのか」と警戒せざるを得ません。
■日刊スポーツ『「純粋に家族を帰してほしい」拉致被害者家族が訴え』
https://www.nikkansports.com/general/news/201801130000501.html
田口さんの長男飯塚耕一郎さん(40)が、北朝鮮の核・ミサイル開発による緊張の高まりに触れ「軍事行動してほしいなんて一切思っていない。ただただ純粋に、家族を帰してほしい」と訴えた。
「北朝鮮への軍事行動を叫ぶ極右」である島田洋一巣くう会副会長らとつるむからこういう言い訳をする羽目になるわけです。巣くう会と縁切りすればいいのにできないんだから困りものです。
特定失踪者藤田進さん(失踪当時19)の弟隆司さん(59)は「残念なことに拉致被害者と呼ばれていない。拉致問題はほんの1パーセントしか解決していない」と語った。
特定失踪者なんか拉致の訳がない。呆れて二の句が継げません。
■時事通信『安倍首相「北朝鮮、欧州全体に脅威」=日リトアニア首脳会談』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011300383&g=prk
安倍晋三首相は13日、リトアニアのスクバルネリス首相と会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「今や(首都の)ビリニュスも射程に入る弾道ミサイルを発射するなど欧州全体にとって脅威だ」と述べ、危機感を共有するよう訴えた。
これに対し、スクバルネリス氏は「北朝鮮は緊張を高めるような行為を抑制すべきだ」と応じた。
例のICBMのターゲットは「米国」であって欧州ではないから脅威ではないでしょう。仮に米国への恫喝として「いざとなったら欧州だって攻撃できる!」発言を北朝鮮がするにしても「G7諸国(英仏独伊)」ならまだしもリトアニアなんか狙うわけがない。とはいえ、リトアニア首相も安倍のメンツは潰せず、とはいえ「リトアニアにとっても脅威だ」ともいえず「北朝鮮は緊張を高めるような行為を抑制すべきだ」という無難な回答になるわけです。
■時事通信『北朝鮮の核武装認めず=日バルト対話を創設−日エストニア首脳一致』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011200000&g=prk
■日経新聞『北朝鮮への圧力強化で一致 日ラトビア首脳会談』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25662700T10C18A1000000/
■北海道新聞『日リトアニア首脳会談 北朝鮮核阻止へ協力で一致』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/156750
日本側に北朝鮮の「拉致や核ミサイル問題」での協力を求められれば「実行できそうにないことを求められた」のならともかく「抽象的に協力を依頼されたに過ぎない」ならば「できる限りのことはします」とは相手国も言うでしょう。しかしそれが「北朝鮮と関係の深い」中国やロシアほどの意味があるかと言ったらないでしょう。
むしろ、いくらかでも意味があるのは「貿易の拡大などを討議するらしい日本バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)対話」とやらの設置の方でしょう。
■産経『安倍首相、平昌五輪の開会式欠席へ 慰安婦日韓合意めぐる韓国新方針で判断』
http://www.sankei.com/politics/news/180111/plt1801110005-n1.html
表向きは1月22日に召集予定の通常国会の日程があるためとする
さすがの安倍もそういう言い訳をするわけですが産経のこうした「韓国が反日だから出席しない」報道を容認するわけですから「安倍許すまじ」つう韓国世論の憤激は必至でしょう。全くバカな男であり、「支持理由が何であれ」こんなバカが支持されてるわけですから全くバカな国民です。
日韓通貨交換(スワップ)協定再開の協議に引き続き応じない
やれやれです。スワップ協定にそんなもん持ち出すべきじゃないでしょうに。問題は「スワップ協定がどんなものなら日本の国益になるかどうかつう話」でしょう。
■産経【主張】南北対話 「核」避けるなら無意味だ
http://www.sankei.com/column/news/180111/clm1801110002-n1.html
非核化を導かない対話に、価値を認めることはできない。
なんてのは産経の価値観に過ぎません。個人的には産経は「非核化」を目指してるわけではなく「北朝鮮が飲めないと産経が理解する条件(例えば非核化)をぶつけ、予想通り拒絶されれば、『もはや北朝鮮打倒しかない』と叫びたいだけ」だと思いますが。
俺個人は「今すぐ非核化が実現できる」とは思っていませんし、非核化するには最低限「米朝国交正常化と朝鮮戦争正式終戦」が必要だろうと思っています。
北朝鮮が「米国の侵攻を防ぐこと」を理由として核保有してることは明白でしょう。であるなら「侵攻する意図など無いこと」を示すために最低限必要なことは「米朝国交正常化と朝鮮戦争正式終戦」でしょう。
それが米国にできなければ「よほどの事情が無い限り」北朝鮮は核廃棄しないでしょう。
残念ながら米国が今すぐには「米朝国交正常化と朝鮮戦争正式終戦」をしそうにないので、核廃棄ではなく当面は「これ以上の核開発をさせないこと」位が現実的落としどころじゃないか(もちろんこれは俺の認識なので「朝鮮戦争正式終戦」だけでも北朝鮮は廃棄するかもしれませんし、逆に『国交正常化も正式終戦もなくていい、とにかく在韓米軍がいなくなればいい』と廃棄のための最低条件は『在韓米軍撤退』など、別のことかもしれませんが。どっちにしろそれなりのお土産によるバーター取引が必要でしょう)。
なお、「積極的に核保有を認める気は無い」ですが「核の先制使用をしないと北朝鮮に宣言させる」「これ以上の核開発をさせない」などの条件付きでなら「渋々核保有を認める」つう選択肢も十分あり得ると俺は思っています。
米韓分断云々という産経です。そういう面もあるのでしょうが、それよりは「米国の北朝鮮侵攻が無いということが保証される限り核保有はやめてもいい」「だって(同一民族だし)韓国の北朝鮮侵攻なんてないでしょう?」つうアピールとみるべきじゃないか。
文氏は年頭記者会見で早速、「条件が整えばいつでも南北首脳会談に応じる用意がある」と述べた。
「本気でやる気かどうか」はともかく「条件が整えば会談する用意はある」程度の発言ならトランプや安倍ですらしています。
■産経【産経抄】背信違約は彼等の持前にして 1月11日
http://www.sankei.com/column/news/180111/clm1801110003-n1.html
一部の福沢研究者は、「脱亜論」をアジアへの侵略主義の表れと批判する。
一部ではなく「渡辺のようなウヨを除く」ほとんどの福沢研究者がそうでしょう。
違いがあるとしたら「福沢は侵略主義者、差別主義者。今で言えば産経新聞のような存在であり評価する価値などない」として、安川寿之輔*4、雁屋哲『さようなら! 福沢諭吉:日本の「近代」と「戦後民主主義」の問い直し』(2016年、花伝社)のように全否定的評価するか、そこまでは否定的ではなく「脱亜論は評価できないが、ほかの部分は評価できる」として、丸山真男『「文明論之概略」を読む』(上中下、1986年、岩波新書)のような評価をするかという違いでしかありません。
■産経『米韓首脳が電話会談 南北対話中は「いかなる軍事行動もない」とトランプ氏』
http://www.sankei.com/world/news/180111/wor1801110004-n1.html
もちろん「対話中でも軍事行動があり得る」なんてバカなことは普通の人間は言いませんが、こうしたトランプの動きは大変いいことです。
■産経【外交安保取材】実力者勢揃いの少人数制 代理出席認めない「自民対北PT」の狙いは朝鮮総連にメス?
http://www.sankei.com/premium/news/180109/prm1801090004-n1.html
自民党「対北朝鮮総合対策検討PT」メンバー
座長=岸田文雄*5政調会長▽顧問=二階俊博*6幹事長、古屋圭司元拉致問題担当相▽座長代理=山谷えり子党拉致問題対策本部長▽副座長=浜田靖一*7元防衛相、萩生田光一*8幹事長代行、武見敬三*9参院政審会長▽事務局長=阿達雅志党外交部会長▽事務局長代理=若宮健嗣*10前防衛副大臣、塚田一郎党拉致問題対策本部事務局長、山田賢司党拉致問題対策本部事務局次長
予想の範囲内ですがメンバーが「古屋、山谷、萩生田と安倍のウヨ仲間ばかりであること」には改めてうんざりします。俺が名前を知らない人間もいますが、どうせ古屋らと同類のウヨ連中でしょう。
■毎日新聞『南北会談、拉致被害者、圧力強化維持求める』【内橋寿明】
https://mainichi.jp/articles/20180110/k00/00m/040/079000c
いつものことながら「拉致を解決したいのか、それとも北朝鮮に嫌がらせがしたいのか」と聞きたくなる意味不明な言動です。
「拉致被害者の救出を願う人たち」ではなく、せめて「巣くう会」とかけと言いたい。「北朝鮮への圧力に懐疑的な蓮池兄弟や俺」は内橋記者にとって「拉致被害者の救出を願う人たち」には入らないようです。
■産経【平昌五輪】アイスホッケー女子の南北合同チーム「IOCが検討中」 北朝鮮のIOC委員が発言
http://www.sankei.com/world/news/180113/wor1801130028-n1.html
現時点では「韓国の提案『合同チーム』を我が国も検討しているしIOCも検討している」というだけの話ですが是非実現してほしい。
■産経【南北会談】北朝鮮、平昌五輪参加正式表明
http://www.sankei.com/world/news/180109/wor1801090028-n1.html
もちろんこれで全てが解決したわけではないですが、ひとまず素直に喜びたい。産経や巣くう会は悔しがるのかもしれませんが。
■産経『「拉致解決に米の関心必要」 低い理解度、意識は北の核に集中 英語で事件紹介のボイントン*11米NY大教授』
http://www.sankei.com/world/news/180108/wor1801080020-n1.html
そりゃICBMならともかく米国人に関係の無い拉致なんか興味ないでしょう(お断りしておけばスネドン君拉致疑惑なんてのは巣くう会の与太です)。
それは仕方が無いことだし、小泉訪朝の成功を考えれば、「米国人の理解」など別に必要ない。日本政府、外務省が適切な外交をすればいいだけの話です。まあボイントン氏が「英語での情報発信」がやりたければ勝手にやればいいですが。
■産経【北朝鮮情勢】北部に新スキー場 制裁で(ボーガス注:北朝鮮へのリフト)輸出禁止、自国でリフト製造か
http://www.sankei.com/world/news/180108/wor1801080010-n1.html
むしろリフト輸入を認めてスキー場建設をアシストし「平和産業育成方向(この場合観光産業)」に北朝鮮を誘導すべきだと思います。リフトなんか制裁対象にして何か意味があるのか。
金大中、盧武鉉の太陽政策支持者としてそう思います。まあ、結果的には国内製造リフトで解決したから良かったようですが。
■朝鮮日報【コラム】「見て見ぬふり」も外交だ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/05/2018010501643.html
朝鮮通信使のユネスコ登録を日本側から働き掛けた仲尾宏*12博士によると、通信使の往来が始まったきっかけは「対馬藩による詐欺」だったそうだ。その詐欺とは対馬藩主が両国の国書を偽造した事件をいう。朝鮮との交易が途絶えた影響で崩壊直前にあった対馬藩は、藩主が将軍の名前で「侵略戦争を謝罪する」と書かれた手紙を送るため、将軍の朱印や書体、年号を偽造した国書を作成し朝鮮に送った。またこそ泥を捕まえて「王陵を破壊した犯人」として引き渡したりもした。
これに対して朝鮮は「過去の蛮行によって日本とは一つの天の下では生きていけないが、先に慰問の書を送り過ちを認めてきたので、その厚意に答える」という趣旨の返事を送った。対馬藩主はこの返事も途中で内容を確認し、対立を引き起こしかねない部分を書き換え「朝鮮が先に和解を求めてきた」とする文書を添えて送った。国交の再開はこのようにして始まった。
これによって両国はどちらもただだまされたのだろうか。当時の記録を見ると、朝鮮も日本も単純にだまされたわけではなかったことが分かる。朝鮮は最初からこの国書が偽造だったことを見破っていた。日本もこの問題で対馬藩主に対する裁判*13まで行った。しかしどちらも国書の問題点については言及せず実利を取った。その結果、朝鮮から日本に連れ去られた数千人が戻った。
そこから「安倍日本とうまくやっていくべきだ(北朝鮮と対抗するためにも)」とほざき、「日韓慰安婦合意の問題」に蓋をしようとする朝鮮日報には「元慰安婦を侮辱してる!」「お前らサード問題での中国非難と態度違いすぎる!」と心底呆れますがそれはさておき。
北朝鮮拉致問題でも「末端の暴走であり中央政府は関与していない(北朝鮮公式見解)」という「北朝鮮政府の主張の問題点については言及せず実利を取った。その結果、日本から北朝鮮に連れ去られた5人が戻った。」わけで、まさに『「見て見ぬふり」も外交』だったわけです。
参考
■柳川一件(ウィキペディア参照)
江戸時代初期に対馬藩主・宗義成と家老・柳川調興が日本と李氏朝鮮の間で交わされた国書の偽造を巡って対立した事件。
■事件の経緯
16世紀末、日本の豊臣政権による朝鮮出兵(文禄・慶長の役)が行われ、日朝関係が断絶した。戦後、日本で徳川家康による江戸幕府が成立すると、徳川氏は李氏朝鮮との国交正常化交渉を開始する。日本と朝鮮の中間に位置する対馬藩は地理的条件から経済を朝鮮との交易に依存していた背景もあり、朝鮮との国交回復のため、朝鮮出兵の際に連れて来られた捕虜の送還をはじめ日朝交渉を仲介した。
朝鮮側から朝鮮出兵の際に王陵を荒らした戦犯を差し出すように要求されたため、対馬藩は藩内の(朝鮮出兵とは全く無関係の)罪人の喉を水銀で潰して声を発せられなくした上で「朝鮮出兵の戦犯」として差し出した。このような対馬藩のなり振り構わぬ工作活動の結果、朝鮮側は(満州の女真族(後金。後の清)の勢力拡大で北方防備の必要もあったため)交渉に宥和的となった。1605年、朝鮮側が徳川政権から先に国書を送るように要求してきたのに対し、対馬藩は国書の偽造を行い朝鮮へ提出した。書式から偽書の疑いが生じたものの朝鮮は使節を派遣した。使節は江戸城で2代将軍・秀忠、駿府で大御所の家康と謁見した。対馬藩は使節の返書も改竄し、1617年、1624年と三次に渡る交渉でもそれぞれ国書の偽造、改竄を行い、1609年には貿易協定である己酉約条を締結させた。
対馬藩の家老であった柳川調興は主家(宗義成)から独立して旗本への昇格を狙っており、藩主である宗義成と対立した。そのため、対馬藩の国書改竄の事実を、幕府に対して訴え出た。
■大名・幕閣の動向
当時、戦国時代の下克上の風潮が残存していた。柳川は、家康の覚えも良く、幕閣有力者からの支持もあり、「幕府も日朝貿易の実権を直接握りたいであろう」との推測から、勝算があると考えていた。一方、仙台藩主・伊達政宗など、宗義成を支持する大名もおり、彼らは、下剋上が横行する戦国時代が完全に終ったことを印象付けるために、この事件を利用する方向で動いた。
■家光の判断
1635年(寛永12年)、3代将軍・家光の目の前で、宗義成、柳川調興の直接の口頭弁論が行われた。結果、幕府としては従前同様に日朝貿易は対馬藩に委ねたほうが得策と判断し、宗義成は無罪、柳川調興は津軽藩(弘前藩)に流罪とされた。また、以酊庵の庵主であった規伯玄方も国書改竄に関わったとして南部藩(盛岡藩)に流された。
宗義成は対朝鮮外交における権限を回復させたものの、対朝鮮外交に不可欠であった漢文知識に精通しており、かつ朝鮮側との人脈を有していた柳川調興や規伯玄方が持っていたノウハウを失った事で、対朝鮮外交は完全に停滞してしまった。そのため、義成は幕府に援助を求めた。そこで、幕府は京都五山の僧の中から漢文に通じた優秀者(五山碩学)を朝鮮修文職に任じて対馬の以酊庵に輪番制によって派遣して外交文書作成や使節の応接、貿易の監視などを扱わせた。その結果、日朝貿易は以前と同じく対馬藩に委ねられたものの、幕府の厳しい管理下に置かれた。
■柳川調興(ウィキペディア参照)
柳川氏は、宗氏家老として豊臣秀吉の九州征伐や、文禄・慶長の役での朝鮮との折衝にあたった。そのため、秀吉から宗氏へ1千石が柳川氏の知行地として与えられた。以降、柳川氏は対朝鮮外交の実務を担い、江戸幕府からも重視され、さらに1千石が加増され2千石が知行地となった。このような中で、調興は徳川家康、秀忠の小姓に任ぜられるなど、幕府直臣であるかのような待遇にあり、自身もその意を強くしていた。
その後、藩主・宗義成と対立し、旗本となることを画策する。所領2000石での旗本を目指す調興に対して、義成との対立は激化し、正室である義成の妹を離縁、寛永8年(1631年)には幕府に訴え出るも問題は解決せず、寛永10年(1633年)に対馬藩の国書改竄を幕府に直訴した(柳川一件)。
ところが寛永12年(1635年)、第3代将軍・徳川家光による裁定の結果、調興は敗訴し津軽藩(弘前藩)への流罪とされた。ただし、老中・土井利勝の配慮で、家臣7名の供を許され、弘前城南西に広大な屋敷を与えられた。一流の文化人として藩主津軽信政の賓客として遇され、以後半世紀近くを津軽の地で過ごした。
■参考文献
・田代和生*14『書き替えられた国書:徳川・朝鮮外交の舞台裏』(1983年、中公新書)
■浅井基文ブログ『金正恩「新年の辞」』
コメントなしで紹介しておきます。
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2018/975.html
1.南北関係前進に対する取り組み
(中略)
「北と南はこれ以上情勢を激化させてはならず、軍事的緊張を緩和し、平和的環境を作り出すために共同で努力」することを呼びかけ、「北と南が決心すれば十分朝鮮半島で戦争を防止し、緊張を緩和していくことができる」と強調しました。
(中略)
「新年の辞」は、韓国側による米韓合同軍事演習の中止を要求するだけです。しかし、「北と南の共同の努力」と言う以上、米韓合同軍事演習の中止に対する見合いとして、朝鮮が核ミサイル実験の中止(停止)に応じる用意があるという含意を込めていることは明らかです。
(中略)
以上から確認できることは、金正恩の南北改善に向けた意欲はホンモノであるということです。巷間まことしやかに解説されているのは、金正恩は韓国に対する融和姿勢を示すことによって米韓関係の離間を図ろうとしているという類いのものです。そういう意図が金正恩にないことはあり得ないでしょうが、金正恩の念頭の中心に座っているのは、建国70周年という意義ある年に南北関係に突破口を開くことであることは間違いありません。
(中略)
今後の事態の展開如何は、優れて文在寅政権の南北関係改善に対する決意がどれだけホンモノであるかにかかってくると思います。
2.経済建設
(中略)
本年の「新年の辞」では、5カ年戦略の3年目の「今年、経済部門全般において活性化の突破口を開く」とし、経済建設における中心的課題として「人民経済の自立性と主体性を強化」することが提起されました。経済に素人の私があれこれ言う立場にはありませんが、建国70周年の今年、大胆な経済改革政策を行う決意の表明であることは間違いないと思います。
3.労働党再建
私が6年間の「新年の辞」を読み比べて「発見」したのは、金正恩が当初から党組織の再建に強い意欲を持って取り組んでいたということでした。父親の金正日が「先軍政治」を掲げて、労働党自体の存在感がなくなってしまった状況を、金正恩としては、政権についてから一貫して、本来の姿に戻そうとしたのだと思います。
(中略)
2013年の「新年の辞」では、「党組織の戦闘的機能と役割をいっそう高めるべき」だとしています。2014年になると、「党を組織的、思想的に強化」すること、そして「党内に唯一的指導体系を確立」することとなり、党の団結を害する行為と要素は「徹底的に排撃」するとしています。その結果、2015年になると、「党の指導力と戦闘力を強化するうえで新たな里程標をもたらす」、「党の唯一的指導体系を確立する活動を絶えず深化」させるという表現に変わりました。以上から、2015年初の段階で党の再建と指導力の再確立が基本的に完成したとする金正恩の認識をうかがうことができるのです。その自信の表れが党問題を経済問題に先んじて取り上げたことにも反映されているのではないかと思われます。
■【正論2月号】朝鮮半島危機と関係していた!ロシアがこの隙に北方領土を軍事強化 小泉悠*15
http://www.sankei.com/premium/news/180106/prm1801060004-n1.html
て火事場泥棒みたいなタイトルですが本文にはそんなことは書いてないと思います。安倍が日露経済交流を打ち出してるので「安倍はロシアに甘い」となめられてるのではないか。
勢力圏というのはロシアが何でも差配できるような支配=従属関係のことではなく、ロシアの国境線外にありながら、一定の影響力を持つべきであるとロシアが考えているエリアのことだ。わかりやすい例はベラルーシやカザフスタンなど、ロシアと同盟関係にある国々だが、同盟には至らずとも一定の協力関係を築いていたり、積極的に他の大国の勢力圏に入らずにいるという消極的な形態の勢力圏も存在する。ロシアとは同盟しないが、ロシアが嫌がるNATO*16加盟にも踏み出さない、という国々(たとえばアゼルバイジャンやフィンランド*17、セルビアなど)がこれに当たる。
このような勢力圏の内部であれば、ロシアはソ連崩壊後の最も苦しい時期であっても積極的な介入を行ってきた。旧ソ連で発生した一連の武力紛争(モルドヴァでの沿ドニエストル紛争*18、グルジア*19の南オセチア紛争*20、タジキスタン内戦*21等)はもちろん、旧ユーゴスラヴィアでの紛争においてもロシアは硬軟の影響力を発揮してきた。
自称・ロシア通の常岡は「ロシアが好き勝手に世界中侵略してるみたいな与太」を飛ばしますがロシアもメリットがなければ(あるいは国力的に介入する余裕がなければ)介入はしません。
なお「ベラルーシやカザフスタン」とロシアの関係を同盟関係と呼ぶことの是非はともかくロシアとは以下の関係にあります(ウィキペディア「独立国家共同体」など参照)。
1)ベラルーシ、カザフスタンはロシアが盟主とされるCIS(独立国家共同体)のメンバー国
CISメンバー国は ロシア、ベラルーシ、カザフスタンのほかにはウズベキスタン、タジキスタン、キルギス、アゼルバイジャン、アルメニア、モルドバ、トルクメニスタンです。過去にはウクライナとジョージア(旧称:グルジア)もメンバー国でしたがロシアと対立し脱退しています。
2)ベラルーシ、カザフスタンはロシアが盟主とされるユーラシア連合のメンバー国
3)ベラルーシ、カザフスタンはロシアが盟主とされるユーラシア経済連合のメンバー国
ユーラシア経済連合のメンバー国はロシア、ベラルーシ、カザフスタンのほかにはアルメニア、キルギスです。
またベラルーシは加盟していませんがカザフスタンはロシアが参加している上海協力機構にも参加しています。上海協力機構のメンバー国はロシア、カザフスタンのほかには中国、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、インド、パキスタンです。
これに比べれば、1990年代から2000年代にかけてロシアが見せた北朝鮮への態度は如何にも低調であったと言える。冷戦期以来、北朝鮮は中ソいずれかの勢力圏に完全に入ることなく、両者の間でコウモリ外交を繰り広げてきた。そして、ソ連(ロシア)もまた、北朝鮮を積極的に自国の勢力圏内に取り込もうとはせずに現在に至っている。これはとどのつまり、ロシアにとっての北朝鮮の戦略的重要性がさほど高いものではなかったということであり、この点が中露の対北朝鮮関与における最大の相違であろう。
旧共産国と言うことでそれなりのつながりがあったかと思いきやロシアと北朝鮮の関係はそうでもないそうです。
ところが金正日政権末期の2011年から金正恩政権成立直後の2012年頃には、露朝の急接近が観察されるようになった。ロシア側から軍、情報機関、ガス企業などの実務者が頻繁に訪朝する一方、北朝鮮側からは金正日総書記(これが彼の最後の外国訪問となった)や金石油工業相が訪露し、軍事協力の再開(軍人のロシア留学等)、約110億ドルの対北朝鮮債務のうち約100億ドル分の帳消し(これはほぼ北朝鮮のGDPに相当する額である)、南北縦断パイプライン建設に向けた合同委員会の設置などが次々と合意された。
(中略)
2010年代後半に入ると、北朝鮮を巡る関係性には再び大きな動きが見られるようになった。ことに2014年のウクライナ危機後にはこれが顕著となり、金永南*22最高人民会議常任委員会委員長、崔竜海*23党中央委員会政治局常務委員といった大物政治家が続々とロシアを訪問し、前述した債務の9割帳消し実施にまでこぎつけた。
さらには参謀本部間の交流などによる軍事的危機回避協定、ロシアに逃れた脱北者の送還協定、両国間の取引をルーブル決済で行う協定などが次々と結ばれていった。
(中略)
さらに2017年に北朝鮮の核・ミサイル開発を巡って米朝間の軍事的緊張が高まると、ロシアは矢継ぎ早に行動を起こし始めた。
(中略)
4月には、民間企業が北朝鮮の貨客船「万景峰」号をウラジオストク航路に就航させることを認めたほか、北朝鮮に対するエネルギー供給も倍増させるようになった。また、北朝鮮は中国経由の光ファイバー回線でしかグローバル・インターネットに接続できていなかったが、2017年にはロシア国鉄系の通信会社が新たな回線を提供することとなり、中国にネット回線を遮断されても通信を維持できるようになった。
(中略)
ロシアの行動はこれに止まらない。7月に北朝鮮が初の大陸間弾道ミサイル(ICBM)である火星14号を発射した際には、ロシア外務省は奇妙な行動に出た。この際の火星14号の到達高度は2800km超であり、通常軌道で発射した場合の射程は6700〜8000km程度になるというのが周辺諸国の見立てであったが、ロシア軍の観測では到達高度は535kmに過ぎなかったと主張したのである。それが本当であれば、とてもICBMとは呼べない。火星14号は射程5500km以下の中距離弾道ミサイル(IRBM)だというのがロシア側の主張であり、これに基づいてロシア外務省は北朝鮮のミサイル発射を非難する国連安保理のプレス向け声明案を廃案にしてしまった。
もちろんロシアは安保理制裁決議に中国とともに賛成しています。とはいえこうしたロシアの態度は「北朝鮮転覆論に与する物ではないこと」は明白です。
ロシアは結局のところ、北朝鮮をどうしようと考えているのだろうか。
「素直に考えれば」中国同様に「北朝鮮崩壊は最低限避けたい」つうことでしょう。
と同時に「制裁で取引相手が減ってきた今」、うまくやれば北朝鮮で金儲けできるつう機会主義、便乗主義もあるかもしれません。
火星14号が発射された後の7月15日、プーチン*24大統領が中国の習近平*25国家主席とモスクワで会談し、北朝鮮が核・ミサイル開発を凍結する代わりに米韓も合同軍事演習を行わないという「ダブル・フリーズ」提案を行ったことはその代表例である。
ただ、ロシアや中国の調停はほとんど成果を生んでいない。
そりゃ露中の「調停の前提」は「米韓合同軍事演習中止」ですからね。米韓がそうしなければ仲介は成立しないのは当たり前です。
なお、「演習を中止しないと北朝鮮が交渉に応じないから中止しろ」つう露中の主張が「全くの嘘」だとは思いませんが「あの演習は本当は中国やロシアもターゲットにしている」と見ての「中止主張」て面もあるのではないかと思います。
米国が北朝鮮に対する軍事オプションを発動した場合、ロシアが軍事力で北朝鮮を守るというシナリオはまず考えられない。これは米国がシリアに対して巡航ミサイル攻撃を行った場合を見ても明らかである。いざ米国が力の行使を決意すると、ロシアは「ロシアの防空部隊はロシア軍基地を守るために存在するのであり、シリアの空はシリア人が守らなければならない」として傍観を決め込んだ。
どうなんですかね(ただし、そもそもロシアの介入がなくても米国が北朝鮮を軍事攻撃するとは思えませんが。北朝鮮の反撃だけでも相当の犠牲が危惧されるからです)。なお、シリア攻撃について言えばトランプの攻撃は限定的であり、「シリア・アサド政権転覆目的の全面攻撃」ではなかったからこそ「ロシアとしても傍観できた」という面があるでしょう。一方、トランプもシリア全面攻撃した場合の「アサドを支援するロシアやイランの出方が解らない」ので到底全面攻撃などできなかったのではないか。
そういう意味ではトランプのシリア限定攻撃とロシアの傍観は「お互い、全面攻撃などしない」という暗黙の了解の元での八百長みたいなもんだったとはいえるでしょう。
韓国防衛用の戦域MDシステムに過ぎないTHAADへの言いがかりは別として
いや本当にサードって防衛限定にとどまるのか、仮にそうだとしてサードが将来的に「中露もターゲットのミサイルシステムに移行しないのか」て話でしょう。
そういう意味では中露の主張「サード反対」は「それを口実に何かをするための言いがかり」ではなく本心と見るべきではないか。まあ、「正論」に寄稿するような人間だからこの御仁はウヨであり「ロシアの主張は言いがかり」と決めつけるような人間なんでしょうけど。
■日刊イオ『「埼玉やきとり物語」、1月28日に上演』
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/c3ca2eaee9f194c76c498ae3ca1e26b0
「東松山の焼鳥」といえば、カシラと呼ばれる豚の頬とこめかみを串に刺した名物。当時カシラ肉は、ホルモンと同様に食肉として使われていなかったものの、なんと、新鮮なカシラ肉を手に入れ、商売を始めた1世がいたのです。トウガラシ、ニンニクを使った「秘伝のタレ」を習いにくる日本人も広く受け入れ、働き続けた1世。
小生も埼玉県民、それも「東松山近辺」にすんでるので
トウガラシ、ニンニクを使った「秘伝のタレ」
つうのはよく知っています。正直、このタレを知ると「醤油だれだの塩だれだの」で焼きトン(やきとり)を食べる気がしなくなります。
確か「大松屋」が発祥の地という話だったと思います。
参考
http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/kanko/taberu/yakitori/1351670694082.html
■東松山名物やきとりのルーツを求めて(広報ひがしまつやま平成18年3月1日号より)
Q:
カシラ肉がやきとりに使われるようになったのはなぜですか。
A:
昭和30年代、カシラ肉はホルモンなどと同様にあまり食肉としては使われず、おもにハムやウインナーなどの加工肉食品の材料に使われていました。昔は、肉は高級品でしたので、なかなか食べられませんでしたが、近くには食肉センターがあり安価で新鮮なカシラ肉が手に入りました。この肉を朝鮮出身の方が屋台で焼いて出したのが始まりだと聞いています。
(中略)
みそだれ発祥のやきとり店として知られている大松屋の店主の黒瀬タツ子さん(材木町)にお話を伺いました。
(中略)
Q:
東松山やきとりに欠かすことのできないみそだれを使い始めたのはいつごろですか。
A:
寄居町でホルモン焼をしている当時から、現在のものとは違いますが、甘だれの上から辛いみそをホルモンにつけて食べていました。夫は韓国出身でしたので豚肉に辛いたれをつけて食べた味を思い出し、このようなたれを調合していたようです。
(中略)
当時のみそだれは今よりずっと緩くできていて、ポタポタとたれ落ちるようなものでした。昭和40年代になるとネクタイをしたサラリーマンも多くなり、よくこぼしているのを目にするようになりました。「お客さんがみそだれで服を汚しちゃいけない」と夫に言うと、夫は試行錯誤を重ね、現在の粘り気のあるみそだれに改良しました。
■人口1万人あたりのやきとり店が全国で一番
東松山市は、人口一万人当たりのやきとり店が約7.2店あり全国で一番です。ちなみに室蘭市は約6.4店、今治市は約4.7店です。(平成18年調べ)
■日本三大やきとり
東松山市のやきとりは北海道室蘭市、愛媛県今治市のやきとりと並んで「日本三大やきとり」と言われています。
■室蘭市やきとり
室蘭市のやきとりも東松山市同様、豚肉を使います。
https://dot.asahi.com/tenkijp/suppl/2016081000238.html?page=1
■アエラ『8月10日は「やきとりの日」! 定番メニューに秘められた波乱の歴史とは?』
実はニワトリの肉を使った「焼き鳥」が、一般に普及したのは1960年代以降と意外と最近のこと。
そして全国的に見れば、鶏以外の肉や臓物を使ったもの、味噌だれ、串にささず鉄板で焼く、など多種多様な「やきとり」が存在しています。
(中略)
1923(大正12)年の関東大震災も、東京周辺のやきとり事情に大きな影響を与えました。
すべてを失った人びとが、生活のために「すぐに商売ができるものを」と注目したのが、格安で仕入れられる牛や豚の臓物。
これらを串にさした「やきとり」店や「煮込み」店が数多く誕生しました。
1945(昭和20)年のいわゆる「戦後」にも、類似した事態が起こりました。
戦争の混乱で、配給や流通のシステムが崩壊。非公式なルートで仕入れた物資を商う「ヤミ市」が各地に生まれます。
やがて政府の規制が復活するも、牛や豚の臓物は対象外に。これらを使った飲食店が繁盛したのです。
各地の「ご当地やきとり」にも、「戦争を背景に、養鶏や養豚が奨励された」「炭鉱や工場で働く人びとが、安くて栄養のある食事を求めた」など、それぞれのストーリーがあります。興味がある方は、ぜひ調べてみてくださいね。
■ブロイラーの登場がなければ、「やきとり」の普及はなかった?
「やきとり」にとって大きな転機となったのが、1960年代のブロイラー(肉用鶏)の登場。
それまでの「タマゴを生まなくなった鶏を食べる」という概念が覆されました。
ブロイラーの登場のおかげで、高価だった鶏肉が安く仕入れられるように。
大衆的なやきとり店が、「鶏肉を使った」やきとりを出せるようになりました。
また、タマゴを生ませずに若い段階で出荷するブロイラーは、肉がやわらかくすぐに焼き上がるため「高温で、短時間で焼く」やきとりに適していたのです。
https://dot.asahi.com/dot/2015122500011.html?page=1
■アエラ『「やきとん」はなぜ「やきとり」と呼ばれるのか? ルーツは埼玉にあった!?』
全国やきとり7大都市のひとつであり「みそだれやきとり」で有名な埼玉県東松山市。この街で「やきとり」といえば、豚のカシラ肉を炭火でじっくり焼いたものを指す。東松山市ホームページによると、「戦後間もなく、それまであまり利用されていなかった豚のカシラ肉を何とか活用できないか、と考えだされたもの。そして、韓国出身の大松屋(やきとり屋)初代ご主人が、唐辛子入りのみそだれと焼いたかしら肉を合わせものが、広まった」とのこと。
http://www.io-web.net/2012/09/
■月刊イオ『埼玉県東松山市・大松屋:東松山名物「やきとり」の元祖 カシラ肉は味噌ダレで』
素材は豚だが、当初から「やきとり」と呼ばれている。黒瀬さんの夫・蠔相九さん(故人)が、カシラと呼ばれる豚の頬とこめかみを串に刺して売り始めたのは1956年のことだ。当時カシラ肉は、ホルモンなどと同様に食肉として使われていなかったが、蠔さんは近くの食肉センターから安価で新鮮なカシラ肉を手に入れ、商売を始めた。当時は一斗缶に豚の頭を詰め込んで、自転車で運んでいた。「自転車が倒れて缶から豚の頭が道に転がり、周りが目を丸くするなか、必死で拾ったという話も聞きました」と次女の政姫さんは笑う。慶尚北道から19歳で日本に「徴用」された蠔さん、トウガラシ、ニンニクを使った「秘伝のタレ」を学びに訪れる人を広く受け入れ、焼鳥組合も立ち上げるなど、リーダーとして地元の活性化に貢献した。今や東松山には50を超える焼鳥店があり、地元の名物となっている。
http://syupo.com/archives/24000
■東松山「大松屋」 創業60年、やきとりの辛味噌はここから始まった
日本各地には、室蘭やきとりや今治焼鳥など、街の歴史に裏付けられた郷土料理としての焼鳥があり、ここ東松山を含めて3大焼鳥と呼ばれています。
さらに、炭鉱から生まれた美唄焼鳥、人口あたりの焼鳥屋の軒数最多の久留米、長門、福島を含めて7大焼鳥というものもあります。東京生まれで、毎日のように中央線沿線のもつ焼き・焼鳥を食べて育ってきた筆者としては、東京が含まれていないのはいまだに納得していません(笑)
(中略)
日本で唯一、近隣の焼鳥店だけでつくるやきとり組合「東松山焼鳥組合」があるといえば驚きますか。とにかく焼鳥店が多く、居酒屋の二軒に一軒は串を焼いています。大げさじゃなくて。
その中でも、原点と言われている焼鳥屋が駅から少し離れた場所にある「大松屋」です。
(中略)
いまから60年前、戦後の混乱がまだ収まらない頃に朝鮮出身の初代がはじめた酒場です。
焼鳥といっても、鶏ではなく豚モツを使った串の専門店です。より正確に言うならば、やきとんの中でも「かしら」に重点を置いているというほうが正解です。
(中略)
東松山は養豚・食肉センターがあったことがきっかけとなったと言われています。
安価かつ安定して豚モツが仕入れられる、戦後の東京を食で支えた東松山ならではの物語です。
(中略)
辛味噌をヘラでべっとり塗って食べるのが東松山流。この味噌は今でこそ東京の東松山と関係のない焼鳥屋でも当たり前に見られるスタイルですが、実は東松山発祥。もっといえば、ここ大松屋の初代が考案した食べ方です。
生まれ故郷の味を思い浮かべながら、この肉肉しいモツをいかに食べやすくするかを考え、コチュジャンをヒントにしたそうです。当初は、韓国味噌と同じようにサラっとしていたのが、時代の変化とともに、食べているときに服へ飛び散らないよう粘度のあるものへと調整してきたと女将さん。
積極的に辛味噌を東松山の同業に広めたそうで、言うならば全国のやきとり辛味噌の母です。
http://www.koparis.com/~hatta/nippon/nippon08.htm
■東松山の焼きとりは韓国テイスト!
「川越にうまいカシラを食べに来ないか?」
川越在住の友人がそう誘ってくれた。
若松屋という地元で評判の店に案内してくれると言う。
カシラといえば豚の頭部の肉を串焼きにしたもの。
(中略)
注文の必要がなく、ストップというまでカシラが出続ける。
カシラは唐辛子とニンニクが入った特製の味噌ダレで食べる。
そして驚くべきことに、特製の味噌ダレはかなり韓国テイスト。
「韓国で焼肉を食べるときに使う、サムジャンによく似ているんだよね」と友人は言う。
(中略)
「ほんとだ。サムジャンによく似てる」
「でしょ。きっと川越と韓国には何かのつながりがあるんだよ」
川越在住で釜山通の友人は嬉しそうに言った。
「どんなつながりがあるのさ」
「うーん、それはわからないけど、きっと何かが」
(中略)
不思議がりながらも、その日は特に突き詰めず、カシラを食べるのに専念し、きっちりしっかりと酔っ払った。
これで終われば、不思議だねえというだけの話だが、試しにネットで検索してみたところ、実に意外な事実が判明した。
まず、カシラの本場は川越ではなく東松山だとのこと。
(中略)
事前調査でわかったのは主に以下の通りである。
1、東松山ではカシラのことを「焼きとり」と呼んでいる。
使っているのは豚肉だが、すでに料理名として定着しているらしい。東松山で焼きとりといえば豚のカシラをさすのが常識とのこと。
2、東松山駅を中心に約100軒の焼きとり店が存在する。
東武東上線の東松山駅周辺にもっとも多く、隣接する高坂駅、森林公園駅周辺にも専門店が並ぶ。
そのうち35の店は「東松山焼鳥店組合」にも加盟している。
3、元祖の店は昭和36年創業の大松屋
戦後まもなく大松屋の初代が開発したのが始まり。利用価値の低かったカシラ肉を美味しく食べるために独自のタレを開発。
ここの初代が韓国出身であり、故郷の味をアレンジして作ったところ人気を得た。
この店は現在も存在し、元祖の店として繁盛している。
なるほど。友人の直感は確かに当たっていた。
カシラのタレは、韓国の味に似ているのではなく、最初から韓国の味をベースにして作られたものだった。
(中略)
川越の若松屋も実は支店であり、本店は東松山にあるということがわかった。
(中略)
「あれ? もうお店おしまいですか?」
先客がぞろぞろと帰り始め、厨房内でも片付けを始めている。時計を見るとまだ7時半を過ぎたあたりだ。
「うん。ここは田舎だからね。遅くまでやっててもお客さんいないのよ」
店の看板によれば、大松屋の営業開始は4時15分。閉店は8時であり、営業時間は1日に3時間45分しかない。
その短い間にたくさんの客が訪れ、パッと飲んでパッと帰るのだ。
これだけの味で、たったこれだけの営業時間。
もったいないような気もするが、だからこそいいのかもしれない。
■焼き鳥(ウィキペディア参照)
豚肉・豚のもつなどを素材として同様に串に刺して調理したものを焼き鳥のメニューとして提供するなど、使用する材料の地域差が大きい(後述)。
■室蘭・函館などの道南地方(北海道)
道南地方の焼き鳥は豚肉を用い、室蘭やきとりは豚肉とタマネギを使用しからしをつけて食べる。
■寒河江市・西村山郡(山形県)
寒河江市および西村山郡のやきとり屋では豚肉を使用したものが一般的である。豚足の塩ゆでを提供する店も多い。
■東松山市(埼玉県)
東松山市の焼き鳥は、豚のかしら肉(頬やこめかみの肉)を用い唐辛子などをブレンドした味噌だれを塗って食べる。
■長門市(山口県)
長門市は「豚バラの焼き鳥」があり、鶏肉・豚肉・野菜を串焼きにして食べることが多い。一味・七味、ガーリックパウダーで食べるのが特徴。
■全国やきとり連絡協議会
焼き鳥チェーン店などが2006年1月1日に設立した任意団体。「全国やきとリンピック」の開催や、焼き鳥専門のフードテーマパークの開設などを行っており、現在は北海道室蘭市、北海道美唄市、福島県福島市、埼玉県東松山市、愛媛県今治市、山口県長門市、福岡県久留米市の7地域の焼き鳥店や地域おこし団体などが参加している。
■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告7
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6297.html
古森
軍事的手段に頼らないで、なんとか核兵器の問題が解決できればいいと思っている。これが共通の願いです。
しかし、今のアメリカでの議論というのは、軍事的手段は絶対に使ってはいけないという大前提をとると、そこで残されるのは、北朝鮮の核開発を容認するのか、認めるのかということになる。北朝鮮の核武装容認になってしまう。
現にオバマ政権で国家安全保障を担当していたスーザン・ライス*26という人たちは、「(ボーガス注:北朝鮮がこれ以上の核開発を中止するなら)もう容認してもいいし、容認するしかないじゃないか」という議論を出してきています。
戦争なんぞ起こしてどうやって拉致被害者を救う気なのか。
「北朝鮮の核武装容認は戦争を起こしてでも止める」と古森が言うのは彼の勝手です(俺は支持しませんが)。
しかし、それは少なくとも拉致被害者救出をテーマとする集会で言うべきことではないでしょう。
なぜなら「戦争など起こせば拉致被害者の居場所がわからない以上、彼らはほぼ確実に死ぬから」です。
趙甲済
私はソウルに住んでいますが、トランプ大統領が北朝鮮を爆撃して、北朝鮮が長距離砲でソウルを攻撃したとしても、大きな被害はでないと思います。
いや大きな被害は出るでしょう。だからこそ戦争回避論があるわけです(俺も戦争回避を支持する立場ですが)。
趙が
1)本気で被害が出ないと思ってるのか
2)被害が出ると思いながらでないと放言してるのか
放言だとして
A)絶対に米国は北朝鮮攻撃しないと思っての放言か
B)逆に北朝鮮攻撃してほしいからこその放言か
はともかく全く馬鹿げています。
■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告6
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6288.html
趙甲済
84年にはラングーンでテロ事件があって、韓国の内閣の大臣、副大臣クラスが17人も殺された。その時も報復しませんでした。87年には皆さんよくご承知の金賢姫による大韓航空機爆破事件が起きて115人が殺されましたが、報復をしませんでした。
・ウィキペディア「ラングーン事件」によればこのときの死亡者は
・徐錫俊(副首相、経済企画院長官)
・李範錫(外相)
・金東輝(商工相)
・徐相竽(動力資源相)
・咸秉春*27(大統領秘書室長)
・金在益(大統領府経済担当首席秘書官)
などです。
・おいおいです。なんでそんなに報復してほしいのか。なお、1984年も、1987年も保守の全斗煥政権ですが、それでも趙のような非常識極右ではない全斗煥には報復などしない常識があったわけです。
これは「米国の圧力や側近の反対で渋々諦めたらしい」とはいえ、青瓦台襲撃事件に対し、結局報復しなかった朴チョンヒも同じですが。いかに保守でも一定の常識があれば報復と言うバカなことはしません。
ググったところ、趙には『「首領様の戦士」金大中の正体』(2006年、洋泉社)なんて本があるようなのでまともな人間ではありません。
太陽政策や2000年の金大中・金正日会談は趙のような右翼には許せないのでしょうが、それにしても「首領様(金正日のこと)の戦士」呼ばわりは誹謗中傷であり、常軌を逸しています。
民主主義国家は、このような問題が起きた時、軍事力で解決することは大変難しいと言われます。
おいおいです。朴チョンヒや全斗煥は民主主義政権ではありませんが。
韓国の法学者宋相現(ソン・サンヒョン)という人は、北朝鮮の核問題だけでなく、拉致を含む人権問題を解決する一番早い道は、金正恩を国際刑事裁判所に告訴して逮捕状を出させることだ、と言っています。
馬鹿馬鹿しい。そんなことをして拉致や核問題がどう解決すると言うのか。
そもそもICC(国際刑事裁判所)が過大評価できないことは実際に逮捕状が出たスーダンのバシール大統領が未だに身柄拘束されないことで明白でしょう。
参考
http://www.sankei.com/world/news/160513/wor1605130022-n1.html
■産経『スーダン大統領が外遊 ICC逮捕状も拘束されず 欧米外交団は抗議し式典退席』
国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領は12日、東アフリカ・ウガンダの首都カンパラを訪問し、2月に再選されたムセベニ大統領の就任式に出席した。ウガンダはICC加盟国としてバシル氏を拘束しICCに引き渡す義務があるが、バシル氏は拘束されず、12日中に帰国した。ロイター通信が伝えた。
米国務省によると、欧米の外交団はバシル氏の出席に抗議するため、就任式を途中退席した。国務省のトルドー報道部長は「虐殺や戦争犯罪、人道に対する罪への責任を明確にしようとする努力をあざ笑っており、(退席は)適切だった」と語った。
ICCは2009年、スーダンのダルフール紛争を巡る戦争犯罪などの容疑で、現職の国家元首に対する初の逮捕状をバシル氏に発付した。
http://mainichi.jp/articles/20170309/k00/00e/030/195000c
■毎日新聞『南アフリカ、国際刑事裁判所からの脱退を撤回』
アフリカ3カ国が国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)からの脱退を通告していた問題で、南アフリカ政府は7日付文書で、グテレス*28国連事務総長に脱退を撤回すると通知した。同国高裁が先月、議会の承認なしの脱退は「違憲で無効」と判断したことを理由に挙げている。
南アフリカは2015年、ICCから逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領が入国した際に拘束せず批判を浴びたことを受け、昨年10月にICC脱退の手続きを取った。
同時期に西アフリカのガンビアも脱退を表明したが、新政権発足後に方針転換し、既に脱退の撤回を国連に伝えている。
ICCを巡っては、「アフリカの指導者を狙い撃ちにしている」との不満があり、他のアフリカ諸国にも脱退の動きが広がることが懸念されていた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112400856
■時事通信『スーダン大統領訪ロ:プーチン氏*29と会談』
スーダンのバシル大統領は23日、ロシア南部ソチでプーチン大統領と会談し、米国からスーダンを守ってくれるよう要請した。バシル氏は「米国の攻撃的振る舞いから国を防衛する必要に迫られている。国際社会におけるロシアの立場に常々感謝している」と伝えた。
バシル氏が訪ロするのは初めて。スーダン西部のダルフール紛争に絡む戦争犯罪容疑でバシル氏は国際刑事裁判所(ICC)から国際手配されているが、ロシアは昨年、ICCに加盟しないと発表している。
島田洋一
ヒットラーを攻撃してアウシュビッツを解放したのは悪かったという立場に立たない限り、北朝鮮に対する軍事力行使が悪いとは言い切れない。
ばかばかしい。ナチスドイツとの戦争は「ヒトラーが東欧侵略に乗り出したから」であって「アウシュビッツを解放するために英国やフランス、米国などから戦争を仕掛けた」わけではありません。
また拉致被害者の居場所がわからないのだから北朝鮮へ軍事行使などをしたらほぼ確実に拉致被害者が死亡します。良く家族会もこんな非常識極右とつきあい、「こうした非常識極右を批判した蓮池透氏」を敵視できるもんです。
■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6270.html
西岡力
北朝鮮の核開発が発覚したのは1986年に寧辺に5000キロワットの原子炉ができて稼働し始めた時です。冷戦が終わってから、「自分の国を守るために核開発を始めた」と北朝鮮の「労働新聞」が言っているから、日本の多くの専門家はその「労働新聞」をそのまま言って、自衛のためだと言ってきましたが、それは嘘です。
イヤ別に嘘ではないでしょう。
冷戦終了前から北朝鮮は一定の危機意識を感じていたでしょう(それは冷戦終了やソ連崩壊を予期していたという話ではありませんが)。
韓国は1980年代以降、経済成長を続けていくわけです。ゴルバチョフが1985年に書記長に就任してから、ソ連は対米宥和政策をとっていきます。
中国もトウ小平が改革開放のために、欧米諸国へ接近していく。こうした中、「中露は自分を見捨てないか」という恐怖感は当然あったでしょう。そしてその危機意識は冷戦終了後さらに強まったのでしょう。
「金丸訪朝による第18富士山丸乗組員の解放」に一言も触れない点がさすが西岡です。
94年の核危機の時、原子炉は止めましたが、その代り「核開発は凍結する」と言い(中略)見返りももらっていた。
見返りは、軽水炉というプルトニウムを造りにくい原子炉をただで作ってもらい、その費用は日本と韓国に請求書が来た。日本の村山政権は、10億ドル出すと約束し、実際5億ドル出してしまった。
私はそれを見て、本当に悔しかったです。
(中略)
なぜ日本の政府はお金を出す時に拉致被害者を返すことを条件にしなかったのかと思いました。
アメリカがアメリカの都合で核開発を止めるために合意をした。その時日本は、「分かった。その合意を尊重する。しかし5億ドル出すなら日本にも言い分がある」と言っていれば、少なくとも2002年に起きたこと(5人の帰国)があったかもしれない。
「おいおい、そういうバーター取引を否定してるのが巣くう会じゃないのか?」ですね。
5人の被害者が帰ってきた時も、(北朝鮮に)返そうという人たち*31もいた。そういう人たちがテレビに出てきて、北朝鮮情勢を解説しているので我慢ならないのですが、その時同じ怒りを共有していたのが安倍総理です。当時は副長官でほとんど権限がない人ですから、しかし我々と一緒に、「こんなやり方があるか」ということだったので、なんとか2002年は負けないですんだ。あの時終わりそうだったんです。
「ほとんど権限がない人」て(苦笑)。「小泉訪朝に安倍なんかノータッチだった」と事実上、認めている西岡です。
それはともかく、しかし別に「終わりはしない」でしょう。むしろ制裁などせず日朝交渉を続けることによって「拉致がもっと解決に進んだ」かもしれません。「進んだ」と断言はしませんが。
自民党の拉致対策本部で防衛省は、「アメリカによる北朝鮮の平定作戦が一定程度終わって、国連軍司令官などが軍政をしいた場合に、その司令官が政府の機能を代行するので、その場合に自衛隊を送ることは現行法規でも可能だ」と言っていました。
巣くう会や「極右政党と化した自民党」に防衛省がこびてるだけでしょう。現実問題米国は、「北朝鮮への軍事攻撃」なんてリスキーなことはできないでしょうし、そんなことを米国にされたら拉致被害者が死ぬだけの話です。そんな状況で自衛隊なんか送っても何もどうにもならない。
居場所がわからないのだから救出のしようが無いし、居場所がわからないのだから、最悪の場合「米軍の軍事攻撃に反発した北朝鮮による拉致被害者処刑」どころか「米軍の軍事攻撃による拉致被害者死亡」すらありえます。
■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6269.html
古森義久(ジャーナリスト、麗澤大学特別教授)
日本の場合は、例えば金正恩政権が崩壊したらどうなるのか、拉致されている人の運命はどうなってしまうのか、こういう研究は残念なことに日本ではなされず、アメリカで行われている。
研究する必要も無いでしょう。そうなったら「居場所がわからないのだから救出しようがなく死ぬだけだろう」という話です。
自衛隊が、拉致被害者が生命を奪われる危険に歴然として直面している時に、普通だったら救出に行きますよ。それが日本の場合は行かない。
拉致被害者の居場所もわからないのに行けるわけがないでしょう。大体ワームビア君事件の時も米国は「米軍で救出」ではなく外交交渉で救出したわけです。
日本の部隊が日本人たちを救う会ために動くんだということを考えて、準備をしなければいけない(拍手)。
「超法規」という言葉がありますよね。テロリストに脅されて、テロリストとして日本の刑務所で服役している人間をどんどん*32解放した「超法規」があるんです。正反対にあるような「超法規」があって、日本人の被害者をいざという時には救出する「超法規」も我々は考えているんだというような、そのくらいの発想はあって然るべきだと思います(拍手)。
もちろんここで古森が悪口する超法規は「佐藤*33内閣のよど号事件」あるいは「福田赳夫*34内閣のダッカ事件」での対応ですがそれはさておき。
拉致被害者を救出するのに外交交渉以外に現実的な策はないでしょう。そして佐藤内閣にしても福田赳夫内閣にしても好きで超法規的措置を執ったわけではない。
島田洋一
古森さんが最後に提起された問題について若干補足すると、北朝鮮が混乱自体に陥った場合に拉致被害者を自衛隊が救出に行けるかどうかということですが、政府の過去の国会答弁では、「国際法による問題なんだ」と。
「当該国がそこにいる外国人を保護する意志や能力がない場合、その国の軍隊が出て行って救出することは国際法上何ら問題はない」。「だけど日本は憲法がそれを禁じているから行けない」。
もちろん古森、島田らの言う「自衛隊による拉致被害者救出」の一番のネックは「憲法九条」ではありません。「拉致被害者の居場所がわからないこと」です。憲法九条などない米国とてワームビア君救出は外交交渉で行ったわけです。そしてワームビア君が不幸にして解放後、死亡しても「軍事報復だ!」なんてことにはならない。
■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6262.html
西岡
改めて登壇された各党代表の先生方を紹介します。自民党山谷えり子*35先生(拍手、以下略)、公明党竹内譲*36先生、立憲民主党長妻昭先生、希望の党松原仁先生、日本維新の会清水貴之先生
その他出席議員
自民党=江藤拓*37、遠藤利明*38、神山佐市、北村誠吾*39、木原誠二*40、木原稔*41、櫻田義孝*42、高木毅*43、長尾敬、古屋圭司*44、牧島かれん*45、牧原秀樹*46、三ツ林裕巳*47、簗和生*48、山田賢司、山田美樹*49、井上義行、衛藤晟一*50、北村経夫*51、滝波宏文、塚田一郎、中西哲、中野正志、舞立昇治、和田政宗
公明党=濱村進、谷合正明*52、三浦のぶひろ
維新の会*53=柿沢未途*54、笠浩史*55、渡辺周*56
無所属*57=松沢成文
加藤勝信・厚労相、衛藤晟一*58・首相補佐官、長妻昭・立憲民主党代表代行を除けば出席議員がおよそ「政府与党」や野党の幹部議員でないところが興味深い。
趙甲済(ジャーナリスト、韓国)
習近平*59・文在寅*60首脳会談の結果です。首脳会談の4つの合意事項の第1に、「韓国と中国は韓半島におけるどのような形での戦争にも反対する」と宣言することによって、事実上アメリカの対北軍事戦略に公然と反対した。
これは長期間東アジアの安全を保障した韓米同盟、広く言うと韓米日同盟を弱体化する意味がある合意だと思います。
おいおいです。ドイツのメルケル首相なども軍事的解決には反対してるのに言ってることが無茶苦茶です。
やれやれです。「中国、ロシア、北朝鮮の反対を押し切ってサード配備した」のに、どこが親北朝鮮、反米、親中国なのか。そして「河野談話を否定したがるような極右・安倍」を批判するのは当然であって別に反日ではありません。また経済大国・中国と敵対関係になるような国はどこにもないでしょう。あえて言えば最近無茶苦茶な安保戦略報告書を発表して、中国に悪口したトランプの米国でしょうか。
「ろうそく革命」勢力は韓国が身に着けてきた反共、自由、民主、法治を変更あるいは無視する傾向が強く
「反共」はまあいいとしてどのあたりが「自由、民主、法治を無視」なのか。
おいおいです。今の韓国が社会主義経済を目指してるとでも言うのか。
■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6257.html
長妻昭*61(立憲民主党代表代行、衆議院議員)
北朝鮮と国交がある国は世界で166か国もある。アジアでは日本と韓国以外、全部北朝鮮と国交がある
巣くう会の集会には「呼ばれないのか、呼ばれても出席拒否してる」のか知りませんが社民、共産の出席はないので「社民、共産と共闘関係にあり」、産経が過去に散々罵倒していた*62「枝野氏*63、菅氏*64、辻元氏*65」などがいる立憲民主党も出席しないのかなと思っていたので意外です。
どういうニュアンス、意味合いで長妻氏がこう言ってるのか解りませんが大事な指摘でしょう。つまり北朝鮮が産経や巣くう会が言うほどには孤立などしていないと言うことです。
松原仁 (希望の党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣、衆議院議員)
私はストックホルム合意は破棄すべきと一貫して主張してきました。
ばかばかしい。破棄して何かいいことがあるのか。
あらゆるロビイストや、あらゆる情報機関を、総理直属の組織を、総理の責任で使ってやっていくべきということを提言しました。
ロビイストが「田中均氏が小泉訪朝で使ったであろうロビイスト」のようなまともな代物ならいいですが、松原のことだから「巣くう会」でしょう。馬鹿馬鹿しい。
寺越昭二さん、寺越外雄さんの拉致認定をすべき
既に死亡した人間を拉致認定してどうするのか。しかも彼らを拉致認定することは北朝鮮の主張では「彼らと共に海難事故に遭っていたので我が国政府が救出した」という寺越武志氏を事実上拉致認定しているのも同然でしょう。武志氏も母親もそんなことは希望してないのに松原は何をバカなことを言っているのか。
清水貴之(日本維新の会拉致問題対策本部事務局長、参議院議員)
私は議員になってから実際に二度北朝鮮を訪問し、色々と話をしてきました。
例のアントニオ猪木氏*66の訪朝団ですが、こういう人間を維新が巣くう会の集会に送り出すことにも、それに対し「訪朝するなんてふざけてる」と罵倒がでないらしいことにも驚きです。
■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6251.html
西岡力(救う会会長)
ある地方議会の審議の中では、特に人権週間の中の審議で教育委員会の方が、政府が作った「めぐみ」のアニメのビデオを見せるといじめが起きるから小学校では見せていない、という答弁をされています。
■産経『拉致啓発アニメ「いじめ生みかねない」 行橋市教育長が不適切発言』
http://www.sankei.com/region/news/171215/rgn1712150067-n1.html
のことでしょう。
これについて俺は
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20171012/5064208022
不適切どころか全く適切な発言でしょう。生徒の中には韓国、朝鮮の子どももいる可能性があるわけです(もちろん韓国と北朝鮮は別ですがそうした区別が子どもにできるかは疑問です)。教育長氏は巣くう会の恫喝によって発言撤回に追い込まれたようですが実に残念です。
そもそも「拉致が解決するわけでもない」のに、学校でこんなアニメを流して何の意味があるのか。
これについて俺は
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20171012/5064208022
不適切どころか全く適切な発言でしょう。生徒の中には韓国、朝鮮の子どももいる可能性があるわけです(もちろん韓国と北朝鮮は別ですがそうした区別が子どもにできるかは疑問です)。教育長氏は巣くう会の恫喝によって発言撤回に追い込まれたようですが実に残念です。
そもそも「拉致が解決するわけでもない」のに、学校でこんなアニメを流して何の意味があるのか。
と書きましたがそうした考えは今も変わりません。
飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)
トランプ大統領は訪日の時、我々家族会にも会って、拉致の実態や今考えていることなどを、ひざを交えて話をして彼の理解を得て、今後にかなりの風となったように思います。
やれやれです。過去にブッシュ子やオバマが会ってくれたときも飯塚は似たようなこと言ってましたが、成果があったのか?
何もなかった。ただのリップサービスしかなかった。トランプだってブッシュ子やオバマと同じでしょう。しかもトランプの場合、「ロシアゲート」「差別的移民政策」「エルサレム首都扱い」などで多方面から批判を浴び、ブッシュ子やオバマと違い「政権1年目」の今の時点で支持率が低迷し、政権基盤が弱いのだからなおさら期待なんかできない。
その後、北朝鮮をテロ支援国家に再指定してくれた。いずれにしても、私たちが望んでいることが実現したということは、非常に歓迎します
テロ支援国家指定してくれて拉致解決にどう役立つんでしょうか?
蓮池透氏は
歓迎?逆効果では?
とツイートしていますが俺も同感です。
日朝交渉以外に拉致は解決しないだろうし、交渉の上ではこんなことは逆効果でしょう。なお、トランプは別に「拉致解決のため」に指定したわけではなく、あくまでも彼の考える「核ミサイル問題」の解決のために指定したに過ぎません。
*3:著書『金正日の料理人』(2008年、扶桑社文庫)、『核と女を愛した将軍様』(2009年、小学館文庫)、『北の後継者キム・ジョンウン』(2010年、中公新書ラクレ)など
*4:著書『福沢諭吉のアジア認識』(2000年、高文研)、『福沢諭吉の戦争論と天皇制論』(2006年、高文研)、『福沢諭吉の教育論と女性論』(2013年、高文研)、『福沢諭吉と丸山眞男(増補改訂版)』(2016年、高文研)など
*5:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相などを経て自民党政調会長
*6:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長
*8:福田、麻生内閣文科大臣政務官、第3次安倍第1次改造、第2次改造内閣官房副長官など歴任
*10:第2次安倍内閣防衛大臣政務官、第3次安倍第1次改造、第2次改造内閣防衛副大臣など歴任
*11:著書『「招待所」という名の収容所:北朝鮮による拉致の真実』(2017年、柏書房)
*14:著書『倭館:鎖国時代の日本人町』(2002年、文春新書)など
*15:著書『ロシア軍は生まれ変われるか』(2011年、東洋書店ユーラシア・ブックレット)、『軍事大国ロシア』(2016年、作品社)、『プーチンの国家戦略』(2016年、東京堂出版)
*16:現在の加盟国は外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nato/index.html)によれば、アイスランド,米国,イタリア,英国,オランダ,カナダ,デンマーク,ノルウェー,フランス,ベルギー,ポルトガル,ルクセンブルク,ギリシャ,トルコ,ドイツ,スペイン,チェコ,ハンガリー,ポーランド,エストニア,スロバキア,スロベニア,ブルガリア,ラトビア,リトアニア,ルーマニア,アルバニア,クロアチア,モンテネグロ
*18:1990年にモルドバからの独立を宣言した沿ドニエストル共和国(ロシア系住民が多いとされる。なおロシア以外の国はほとんどこの独立宣言を認めていない)とモルドバとの間の抗争。エリツィン、プーチン政権とも沿ドニエストル共和国を支援している。モルドバの支配は及んでおらず、事実上、沿ドニエストル共和国は独立状態にある。
*19:ジョージアではなくわざわざ「グルジア」と書くのは「グルジアという国名に思い入れがあるから」なのか、はたまた「(紛争は今も続いていますが)紛争開始時はグルジアだったから」なのか。
*20:1992年にジョージア(グルジア)からの独立を宣言した南オセチア共和国(ロシア系住民が多いとされる。なおロシア以外の国はほとんどこの独立宣言を認めていない)とジョージアとの間の抗争。エリツィン、プーチン政権とも南オセチア共和国を支援している。ジョージアの支配は及んでおらず、事実上、南オセチア共和国は独立状態にある。
*21:1992〜1997年に発生。ロシアは「タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、アルメニア」と共に政府軍を支援し、一方、「アフガニスタン、パキスタン、イラン」が反政府軍を支援した。
*22:党国際担当書記、外相など歴任
*23:現在、国務副委員長、党副委員長
*24:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領
*25:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席
*26:クリントン政権国務次官補(アフリカ担当)、オバマ政権国連大使、大統領補佐官(国家安全保障担当)など歴任
*27:朴正煕政権で外交安全保障担当大統領特別補佐官、駐米大使を歴任
*28:ポルトガル首相、国連難民高等弁務官などを経て国連事務総長
*29:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領
*30:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官、福田内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任
*31:田中均・アジア大洋州局長(当時)や福田官房長官(当時、後に首相)、和田春樹東大名誉教授などのことか?
*32:ダッカ事件で釈放されたのは「奥平純三、城崎勉、大道寺あや子、浴田由紀子、泉水博、仁平映」の6人にとどまるので「どんどん」という表現は適切ではないでしょう。なお、このうち、城崎、浴田、泉水は後に逮捕されています。
*33:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相
*34:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相
*35:第1次安倍内閣首相補佐官(教育再生担当)、第3次安倍内閣国家公安委員長
*36:第2次安倍内閣財務大臣政務官、第3次安倍内閣厚労副大臣を歴任
*40:第2次安倍内閣外務大臣政務官、第3次安倍第1次改造内閣外務副大臣を歴任
*41:第2次安倍内閣防衛大臣政務官、第4次安倍内閣財務副大臣を歴任
*43:第2次安倍内閣国交副大臣、第3次安倍第1次改造内閣復興相を歴任
*54:結いの党政調会長、維新の党幹事長、民進党役員室長(蓮舫代表時代)など歴任
*55:菅第1次、第2次改造内閣文科大臣政務官、野田第3次改造内閣文科副大臣、希望の党国会対策委員長などを歴任
*56:鳩山、菅内閣総務副大臣、野田内閣防衛副大臣などを歴任
*57:ただしウィキペディアや松沢の個人サイト(http://www.matsuzawa.com/)によれば「希望の党」。
*58:加藤厚労相はともかく衛藤を首相補佐官にするとは全く安倍は非常識です。
*59:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席
*60:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領
*61:鳩山、菅内閣厚労相、民主党代表代行(岡田代表時代)など歴任
*62:過去には立憲民主党代表・枝野氏に向かって、彼がJR総連から献金を受けてるだけで「枝野は革マルとつながりがある」と産経が誹謗したことさえありました。また辻元氏について言えば阿比留がデマ記事を書いて誹謗していますし、菅氏に対しては産経は「空き菅(あきかん)」呼ばわりしたこともあります。
*63:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表
*64:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相、民進党最高顧問などを経て現在、立憲民主党最高顧問
*65:社民党政審会長、国対委員長、鳩山内閣国交副大臣、菅内閣首相補佐官(災害ボランティア担当)、民主党役員室長、民進党幹事長代行などを経て立憲民主党国対委員長