島田洋一
（ボーガス注：根本厚労相の頼りなさを見るに）在庫一掃内閣はやはりその程度の働きしかできない。特に（ボーガス注：いわゆるレーダー照射問題で島田らウヨが期待する様な嫌韓国路線はとらない）岩屋防衛相の頼りなさは、かつての（ボーガス注：第一次安倍内閣農水相だが、いわゆる事務所費疑惑で大臣を辞任した）赤城徳彦ばんそうこう大臣を思い出させる。第一次安倍政権はよい仕事をしながら、人事の失敗が致命傷となった。早く改造すべきだ。
■会見で「事務方に」連発の厚労相 省内には「審議乗り切れるか…」と不安の声も： 毎日新聞
根本匠厚生労働相は29日の閣議後の記者会見で、統計不正問題に関する質問に「事務方に聞いて」との回答を5回繰り返した。その事務方からは「そもそも内容が頭に入っていないのかもしれない」と危惧する声も漏れる。
島田って「俺の様な安倍批判派以上に」内心では安倍なんか評価してねえんじゃねえの？、小馬鹿にしてるんじゃねえの？と疑わせるツイートです。
さすがに「打倒安倍政権」ではなく「無能な根本厚労相（統計不祥事）と岩屋防衛相（島田にとっては我慢がならないレーダー照射問題対応）なんか大臣を首にして、内閣改造しろ」ですが、安倍には任命責任があるわけですからねえ（かつ今のところ、安倍は与野党の根本引責辞任論を拒否）。
つうか野党支持者ならともかく、島田の様な自称与党支持者で「いわゆる入閣待ち組を、派閥の推薦で大臣にしただけの在庫（入閣待ち組）一掃内閣」なんて普通言いませんよ。
つうか野党の要求に応じて根本の首切りなんかあの安倍はやる気ないでしょう。いつもの島田なら「根本大臣はやめなくていい、彼は悪くない、悪いのは役人だ」「根本批判なんかするな、野党を利する気か」と安倍や根本をかばってるんですけどねえ。
「ロシアの件」「レーダー照射の件（少なくとも島田が主張するほどの極右路線を現時点では安倍はとらず）」などで相当安倍にむかついてるのか。
【参考】
■朝日『「閉店セール内閣」 野党が改造後の顔ぶれ批判』
・第４次安倍改造内閣の顔ぶれに対し、野党各党は「在庫一掃」「閉店セール内閣」（中略）と批判を強めた。
・麻生派や二階派など総裁選で首相を支援した派閥から広く閣僚を選んだことについて、共産党の小池晃書記局長は「（ボーガス注：菅官房長官、麻生副総理・財務相など）見飽きた顔と（ボーガス注：初入閣という）見慣れない顔を集めたインパクトのない布陣。閉店セール内閣で（政権の）終わりの始まり（を示している）」と論評。政権に近い日本維新の会の片山虎之助共同代表も「政権の継続性や新鮮さ、色々なことを考えて相当な配慮を加えていると思うが、総裁選の論功行賞や滞貨一掃という感じが拭えない」と述べた。
【参考終わり】
島田洋一
当然の懸念の声だ。プーチンは領土を返さない、を前提に対露政策を構築すべき。一刻を争う拉致問題と違い、じっくり腰を据えて構わない。
◼︎「交渉いったん打ち切るべきだ」強硬論も…自民部会で領土交渉への懸念相次ぐ - 毎日新聞
「小泉訪朝から16年もたってるのに何が『一刻を争う』だよ、心にもないこと言ってるんじゃねえよ」ですがそれはさておき。
所詮安倍を徹底批判し、本当にロシア外交を転換させる「能力以前に覚悟すら」これらの自民議員連中や島田らウヨにはないでしょう。
結局、安倍はロシア外交をおそらく今のまま続け、島田らウヨも
安倍
「皆様のお考えは分かりました。私は皆様の気持ちを裏切ることはしません！。私のロシア外交を長い目で見て頂きたい！」
島田らウヨや自民議員
「首相もああいうとることやし、長い目で見守ろうやないか」
「わしら倒閣して、石破*1、石原伸晃*2や岸田*3の政権が作りたいわけと違うやろ」
で腰砕けになるのでしょうが、それでもこの程度の不平は口にするわけです。
まあ、それはともかく「安倍が今更方針転換しても」どうにもならないでしょう。「島の返還」はその可能性が最初から低いですがもはや「島の返還を期待するなら、ポスト安倍に期待するしかない」でしょうね。島田らウヨも内心はそうじゃないか。あるいは最初から本心ではそんなことはとっくに諦めてるのか。
