今日の韓国・北朝鮮ニュース(2019年4/11分)

ツイッターいろいろ

野原燐がリツイート
・川添友幸
‏ 「自由朝鮮」臨時政府の樹立宣言を歓迎する

 「アンチ北朝鮮の右翼さんの言動」としては、予想の範囲内ですが苦笑せざるを得ません。「ダライラマ亡命政府」ほどの政治力もないでしょうに。そもそも「自由朝鮮」て「アンチ北朝鮮」「駐スペイン北朝鮮大使館襲撃事件について犯行声明出した」以外に「メンバーは誰か」「政治的方向性は何か」「どこに活動の拠点があるのか」などがどんなものか全く分からない謎団体だと思うんですが。よくもまあそんな代物を歓迎できるもんです。


懲戒請求された弁護士、712人提訴「悪質な嫌がらせ」:朝日新聞デジタル
 愚劣な「民族差別&弁護士業務妨害」に対してはこうしたペナルティがなされて当然です。


韓国の水産物の輸入規制、日本が逆転敗訴 WTO最終審 (写真=ロイター) :日本経済新聞
 自信満々に「韓国は間違ってる!」と訴えたのに「1審勝訴だが2審で逆転敗訴(WTOは二審制なので日本の敗訴が確定)」とは実に無様な話です。なお、竹島問題、徴用工問題、慰安婦問題だのはこの輸入規制の件以上に「日本が絶対に100パー正しい」とはとてもいえない話でしょう。ICJ提訴など下手に日本がしたらどんなことになることやら。
 いずれにせよ外交交渉で片をつけるべき話だったでしょう。「日本における行政裁判での行政側(行政が勝つことが多い)」ならまだしも、裁判にはこうした「勝てるか分からない」つうリスクがどうしてもあります。1)訴訟以外に事態の打開手段がなく、2)そして勝つ「絶対の自信」がない限り、「相手の起こした裁判を受けて立つ」のならまだしも、自分から裁判を起こすなど愚の骨頂です(まあ一般の民事訴訟ならともかく、こうした国家間紛争で裁判で勝てばいいかというと、この輸入規制の件はともかく一般論では「勝ったが、外交関係が悪化」つう危険性があるので単純に勝てるならば、訴えて勝てばいいとは言えませんが。たとえば南シナ海の領土紛争でもフィリピンは国際裁判で中国相手に勝訴判決を得たものの「勝訴判決をてこに中国との外交交渉を有利に進めた」とはいえ、外交関係に配慮し判決そのものを執行するようなことはありませんでした)。
 しかもこうして負けた後になって「確かに裁判では違法とは認められなかったが撤回してほしい」なんて交渉を日本が始めようとしても韓国が応じるか分からない。
 「散々、輸入規制は違法行為だと悪口したくせにふざけるな」「誰が交渉に応じるか」つうことになりかねない。しかも安倍政権の場合「慰安婦だー、徴用工だー、竹島だー」ですでに日韓関係をかなり悪化させています。
 「日本に屈服するな」つう韓国民の声で、仮に文政権が輸入規制の緩和や撤廃を考えていたとしても*1文在寅政権もこの敗訴判決直後はうかつに動けない→当面、輸入規制続行、つまり現状維持となる」可能性がおそらく高いでしょう(日本勝訴判決が出れば「WTO判決だから仕方ない」で動けたわけですが)。


震災8年 中台韓、長引く食品輸入規制 対日関係や内政も絡む - 産経ニュース
 ということでこうした輸入規制は中国、台湾もしています。ここからはこうした輸入規制の是非はともかく、これは「反日ではなく単純に安全面への配慮だ」ということがうかがえます。

*1:実際がどうかは分かりませんが。