今日の産経ニュース(2023年5/25、26日分)

容疑者の父親が中野市議を辞職 長野立てこもり - 産経ニュース
 「政治家」と言う立場では「やむを得ないか(有力支援者から退任すべきと言う話もあった?)」と思う反面、「会社員」でも今の日本では周囲の圧力で「辞表提出(会社が慰留し、結果的に辞職しないにせよ)」と言うことになるのだろうか?と複雑な気がします。基本的には「成人のしたこと」は子どもの行為でも「共犯関係」「共犯ではないが、明らかに警察に通報すべき事態なのに身びいきから黙認」等、「責任を問われても仕方がない事情」がある場合以外は親が非難される話ではないでしょう。今回は現時点での報道を見る限り「突発的事件」で親に何かができたとは思えません。


安倍氏しのぶ改憲集会 岸田首相も意欲表明 - 産経ニュース

 日本維新の会馬場伸幸代表、国民民主党玉木雄一郎代表が登壇

 予想通りですが「自民党の補完勢力」でしかない維新と国民民主です。


【阿比留瑠比の極言御免】LGBT 自民は維国案に乗ってみては - 産経ニュース
LGBT法案を維国提出 女性の権利侵害懸念に対応 - 産経ニュース
 「阿比留が褒める」とは維新、国民民主が「自民より酷いLGBT差別の極右政党」であることがよくわかります。


【正論モーニング】LGBT法成立で「女が消える」 芥川賞作家、笙野頼子氏が語る危険性 - 産経ニュース
 素人がデタラメなことを言ってる上にそれがLGBT差別という「最悪のパターン」です。それにしても「芥川賞受賞」と言う権威をこんな時に持ち出さないで欲しい。芥川賞と「LGBT問題」は関係ないし、「賞の主催者(文春)、歴代選考委員」、「他の歴代受賞者」に対して失礼です*1
 なお、ググったところ既に、笙野氏*2は『女肉男食:ジェンダーの怖い話』(2023年、鳥影社)というトンデモ本を出してるようですね。

◆『極楽・大祭・皇帝:笙野頼子初期作品集』、『海獣・呼ぶ植物・夢の死体:初期幻視小説集』、『猫道:単身転々小説集』(以上、講談社文芸文庫)
◆『居場所もなかった』『なにもしてない』、『幽界森娘異聞』(以上、講談社文庫)
◆『二百回忌』(新潮文庫
◆『タイムスリップ・コンビナート』(文春文庫)

と大手(講談社、新潮社、文藝春秋社)から著書を刊行してる笙野氏ですがさすがにトンデモ本は鳥影社という「格が落ちる出版社」しか出してくれなかったのでしょう。なお、小生は基本的に「いわゆる純文学には興味がなく」基本的に時代小説(池波正太郎など)とミステリ(松本清張など)しか読まないので、笙野小説は過去に読んだことがないし、今後も読まないでしょう。「今回の不祥事(産経でLGBT差別言動)」があるからなおさらです。


土師守さん「遺族への配慮 精査し検討」 最高裁の調査報告書公表でコメント - 産経ニュース
 あえて言えば「保存の必要があるかどうか(あれば保存、なければ廃棄)」が問題であり「被害者や遺族の感情論」はどうでもいい話でしょう。


マイナ保険証トラブル多発「健康保険証の廃止白紙に」 埼玉県保険医協会訴え - 産経ニュース
 全く同感なので紹介しておきます。


松井一郎氏「対応甘かったと反省」 パワハラ維新府議を8年前に注意 - 産経ニュース
松井一郎氏「詳細知っていれば除名した」 維新府議のハラスメント問題 - 産経ニュース
 ならば「今度こそ党から除名しろ」と言う話です。


維新、梅村氏を党員資格停止6カ月「指示従わず質疑」 - 産経ニュース
維新大阪府議団の笹川氏、離党へ 女性市議へのハラスメント問題受け - 産経ニュース
 どちらも「除名しない」点が「可能ならば、いずれ復権、復党させる気」が「見え透いています」が、さすがに維新も「全く処分しない」ことはできなかったわけです。
 なお、「セクハラ」はともかく梅村の場合は「代表質問」なので彼女一人の責任ではない。代表質問を事前にチェックしたのに黙認ならチェックした人間の責任も問われる。マスコミ報道では「音喜多政調会長」がチェックしたということなので「何故音喜多を処分しないのか」維新はまともに説明する必要がありますし、マスコミもそこを批判すべきです。


首相、長男の翔太郎秘書官に厳重注意 公邸内で記念撮影 - 産経ニュース
 秘書官更迭ならまだしも厳重注意など「軽すぎて話になりません」が解散前の「アリバイ作り」のつもりか?


養老乃瀧、不適切掲示を謝罪 女性トイレに「相手して」 - 産経ニュース

 掲示物には「おやじの相手をしてあげてください」「おやじに疲れたらまたこの空間に来てくださいね」などと記載

 軽い冗談のつもりでしょうが
「オヤジをセクハラ予備軍扱いするのか!、俺はセクハラなんかしない!、冗談ではない!(オヤジ)」
「オヤジのセクハラを容認するのか!、何でオヤジのセクハラに我慢しないといけないのか!、冗談では(以下略)(女性)」
「そもそも何でオヤジ(中高年の男性上司)と若手女性社員の『仕事帰りの飲み会』『職場の飲み会(忘年会など)』と言う設定で考えるのか?。女子会だって一人飲みだってある!」
と言う反発は当然出るでしょう。

*1:彼女は三島賞野間文芸新人賞も受賞していますがやはり世間的に一番有名なのは芥川賞なのでしょう。まあ、こんなことで賞の名前を出されてもむしろ迷惑ですが。

*2:1956年生まれ。1991年、『なにもしてない』(後に講談社文庫)で野間文芸新人賞講談社)を、1994年、『二百回忌』(後に新潮文庫)で三島由紀夫賞(新潮社)を、『タイムスリップ・コンビナート』(後に文春文庫)で芥川龍之介賞(文春)を受賞。大手出版社が主催する純文学新人賞として名のある上記三賞を受賞したことから「新人賞三冠王」と称された(笙野頼子 - Wikipedia参照)