激甚災害の指定「早く」 埼玉知事、政府に要望へ - 産経ニュース
埼玉知事が被災3市視察「応急措置急ぎたい」 - 産経ニュース
台風19号被害 特養、トイレ使えず/党県議団ら 被災者要望聞き取り/埼玉・川越
埼玉・川越の老人ホーム、浸水で一時120人孤立 :日本経済新聞
【台風19号】東松山市早俣の決壊堤防、国に「改修要望」の無念 - 産経ニュース
東京新聞:台風19号 市内の堤防決壊に東松山市長が衝撃 「経験したことがない恐ろしい事態」:埼玉(TOKYO Web)
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大野もとひろ@埼玉県知事
県内では今週末、まとまった降雨が見込まれています。これまでの大雨の影響で土砂災害の恐れがあります。河川や崖などには近づかないようにしてください。
市町村が発令する避難情報等に注意し、早めの行動をお願いします。
激甚災害の指定「早く」 埼玉知事、政府に要望へ - 産経ニュース
大野元裕知事は18日、さいたま市内で記者団の取材に応じ、台風19号の被害を受けて「(政府に)激甚災害の指定を可能な限り、早くお願いしたい」との考えを示した。大野知事は21日に被害が大きかった市町長らと首相官邸を訪問し、菅義偉官房長官に激甚災害の指定を緊急要望する。
菅官房長官への緊急要望には、川合善明川越市長や森田光一東松山市長、石川清*1坂戸市長、神尾高善県議会議長らが同行する。
埼玉知事が被災3市視察「応急措置急ぎたい」 - 産経ニュース
大野元裕知事は16日、台風19号で水害に遭った東松山、川越、坂戸3市の被災現場などを視察し、「未曽有の災害の爪痕を目の当たりにした。県として応急措置を急ぎたい」と述べた。
大野氏は、越辺川の氾濫で入居者ら約120人が一時孤立した特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」(川越市)も訪れた。渡辺圭司施設長らの案内で、清掃作業が進む様子を見ながら「2次被害がないようにしてください」などと声をかけた。都幾川の氾濫によって浸水被害に遭った商業施設「ピオニウォーク」(東松山市)などにも足を運んだ。
大野氏は視察後、記者団に対し、3市から職員派遣の要請があったことを明らかにした。復旧に向けて国や県などの連携の重要性を強調した上で「よりよい態勢を早急に作りたい」との考えも示した。
台風19号被害 特養、トイレ使えず/党県議団ら 被災者要望聞き取り/埼玉・川越
日本共産党埼玉県議団と同川越市議団は15日、台風19号で堤防が決壊した同市の越辺(おっぺ)川周辺の被害を調査しました。守屋裕子県議、川口知子、柿田有一両市議が参加しました。
浸水被害で入居者が一時孤立した特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」を訪問した守屋氏らは、施設側に「きょう、大野元裕*2知事に台風対策で福祉施設への支援も行うよう申し入れました。ぜひ要望を聞かせてほしい」と呼びかけました。
守屋氏は「市や県も、まだ被害の全体像をつかめていない状況です。ただちに被害の状況を把握し、対策を求めていきます」と話しています。
埼玉・川越の老人ホーム、浸水で一時120人孤立 :日本経済新聞
越辺川の堤防決壊により、埼玉県川越市も広い範囲で浸水した。約120人の入居者らがいる特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」は避難の手段を絶たれて孤立。職員の森健一さん(58)は周りを水に取り囲まれた事態を「信じられない光景にぼうぜんとした」と振り返る。
異変に気づいたのは13日午前1時半ごろ。床下から異音とともに水が噴き出してきた。就寝中だった入所者をすぐに起こし、職員らで2階に誘導。停電が起きて暗闇の中、不安なまま夜を過ごした。
朝になって周囲を確認すると、濁った水は1階部分がほぼ水没する高さに達していた。通報を受けた警察と消防が同日午前10時半ごろから救助にあたり、同日夕までに全員が近くの避難所に無事に移送された。
川越市では工場なども浸水し、1910年創業の「宮坂米菓」本社工場は肩の高さまで水につかった。社長の宮坂博文さん(74)は工場を見つめながら「まさか一晩でこんなことになるとは……」と立ち尽くした。
工場内にはせんべいなどの製品を焼く機械のほか、包装する機械が並び、水没で全て使えなくなれば被害額は億単位に及ぶという。「この一帯でここまでの水害は経験がない」と肩を落とした。
【台風19号】東松山市早俣の決壊堤防、国に「改修要望」の無念 - 産経ニュース
台風19号で決壊した東松山市早俣(はやまた)の都幾川堤防について、地元住民が「決壊の恐れがある」として、これまでに複数回、国土交通省に改修工事を要望していたことが17日、わかった。市も平成28年から改修を国に要望していた。家財道具の片付けに追われる被災住民からは「堤防を改修していたら、今回の決壊は防げたのではないか」と批判する声が相次いでいる。
「早俣」の地名は、15日の参院予算委員会でも飛び出した。立憲民主党の福山哲郎*3幹事長が、住民から都幾川堤防の改修要望が寄せられていたことを確認したところ、赤羽一嘉*4国交相は「技術的な課題や地元関係者との調整が必要で、すぐ工事に着手できない状況だった」と回答した。
この説明に、早俣の元区長、山嵜勇さん(73)は「国から協議の申し出は一度もなかった」と首をひねる。
今回の台風で山嵜さんの自宅は2階まで浸水し、壁板が大きくはがれ落ちた。避難所暮らしを送る山嵜さんは「想定外の天災かもしれないが、地元は何度も改修の要望をしていた。想定外の一言では納得できない思いがある」と語った。
また、早俣で農業を営む関根文男さん(69)は「今回の被災で若い人たちが住まなくなれば、早俣は消滅してしまう。とにかく台風に耐えられる堤防を作ってほしい」と訴えた。
地元からの堤防改修要望について、都幾川を管理する荒川上流河川事務所の担当者は「河川全体の状況を考慮した上で、優先順位を付けて工事を実施している。堤防の強化については、今後検討していきたい」と話した。森田光一*5・東松山市長は産経新聞の取材に対し、「国には今一度、堤防の状況を総点検し、ハード面での整備を進めてもらいたい」との認識を示した。
東京新聞:台風19号 市内の堤防決壊に東松山市長が衝撃 「経験したことがない恐ろしい事態」:埼玉(TOKYO Web)
浸水被害の大きかった東松山市は十八日、緊急記者会見を開き、市内の被害状況を明らかにした。都幾(とき)川、新江(しんえ)川、九十九(つくも)川などの小規模水路を含み、市内で一度に六カ所の堤防が決壊したことが甚大な被害をもたらしたことが分かった。森田光一市長は「堤防が(一カ所でも)決壊するとは、経験したことがない恐ろしい事態。正直に言って驚いた」と語った。
市によると、毛塚、早俣、田木地区を中心に十七日現在で、床上浸水は四百七棟に上り、さらに増える見通し。避難所四カ所には十八日現在、七十一人が避難中で、市営住宅二カ所で計二十一室で被災者が住めるように準備を進めている。
早俣地区などで多くの住民が孤立し、消防のボートで救助されたことについて、市は十二日午後八時二十分、同地区に全員避難の避難指示を発令し、自治会役員が各戸を回って呼び掛けたとしている。森田市長は「国や県への治水対策の要請はこれまでもしているが、整備はなかなか追いつかない。危険が迫っている状況で、いかに避難してもらうかが課題」と述べた。
国土交通省関東地方整備局は堤防決壊を受け、都幾川野本水位観測所(東松山市)の氾濫危険水位を従来の四・一メートルから二メートルに大幅に引き下げる暫定基準を公表。市は十九日の雨による増水に備え、早めに避難所四カ所を開設し、避難を呼び掛けることにした。
自宅が全半壊して長期間にわたり戻れない被災者については、市営の向台住宅、諏訪下住宅の空き部屋九戸分を利用できるようクリーニング作業などをして週明けから順次、入居できるようにする。
ということでわが埼玉でも被害がありました。勿論政府を批判するならば「なぜ東松山市早俣地区の都幾川堤防が改修されなかったのか」などある程度まともな議論をすべきであって「スーパー堤防ガー」「八ッ場ダムガー」などの寝言は有害でしかありません。
「八ツ場ダムで民主党批判はナンセンス」 立民幹事長が反発 - 産経ニュース
そもそも八ッ場ダムが今回の水害に対し有益だった、なんて言ってるのは「一部のダム推進派」にすぎず何ら客観的根拠のある話ではありません。
【正論】朝鮮半島と台湾危機は連動する 拓殖大学大学院客員教授、評論家・江崎道朗 - 産経ニュース
まあばかばかしいですね。
台湾危機だの朝鮮半島危機だのは「どこの国(中国、台湾、南北朝鮮)にとっても戦争を起こすリスクが大きすぎる」ので、起こりえないでしょうが、それはともかく。
前者は「台湾と中国」、後者は「南北朝鮮」と主要登場人物(?)が違うのに何がどう連動してるのか。まあ、そもそも国際政治学者でも何でもない「ただの極右活動家」にこんな文章を書かせること自体が馬鹿げていますが。
「無限にお遍路行って」 国民・玉木代表、菅元首相に不快感 - 産経ニュース
玉木って本当にバカですね。遍路をしている人間に「遍路を馬鹿にするな!」と言われても文句言えないし、菅氏の主張に何か問題があるなら「菅氏の主張にはこういう問題がある」と冷静に言えば済む話でこんな低レベルな悪口するなんて玉木と「国民民主党のレベル」が疑われる話です。
玉木が「マジギレすると常識を失う」のか、はたまたこうした放言が支持者に受けると思ってるのか知りませんがどっちにしろ政治家にあるまじき馬鹿さです。菅氏も呆れて玉木を無視するだけでしょうね。
台湾、即位の礼祝う 昭和天皇ゆかりの植物里帰りへ 途絶えている皇族訪台再開に期待(1/3ページ) - 産経ニュース
22日に行われる天皇陛下の即位の礼を祝うため、台湾政財界の知日派が、昭和天皇が皇太子時代に行った台湾行啓(ぎょうけい)の際に植えられた桜や竹、ガジュマルの苗木を日本に寄贈する計画を進めていることが分かった。受け入れる日本側では、安倍晋三首相の母親で書家としても知られる安倍洋子氏が名誉会長、外交評論家の加瀬英明氏が会長を務める。
安倍の依頼でしょうがそれを引き受けるとは安倍母もよほどのウヨなのでしょう。
しかし、22日に行われる即位の礼で、日本政府は約200の国や機関に招待状を送ったが、台湾は含まれていないという。反日政策を推進してきた中国の王岐山国家副主席や、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相も出席するが、日本皇室に最も好意を抱く台湾の政治家は立ち会えず、多くの日台関係者を落胆させている。
台湾での研究によれば、戦前、裕仁親王(当時)をはじめ日本の皇族27人が台湾を訪問された。しかし、その後、中国への配慮などから、日本の皇室関係者と台湾の交流は途絶えている。
今回の「桜里帰り」で日台の太い絆が再確認され、皇族の台湾訪問実現につながることを多くの台湾人が期待している。
安倍政権誕生前は「安倍なら中国に対抗して台湾を応援してくれる」と宣伝したのに、安倍にそれが裏切られ不満げな産経です。
少年事件で子供の命を奪われた遺族らでつくる「少年犯罪被害当事者の会」(武るり子代表、大阪市西淀川区)の21回目の追悼集会「WiLL~もう一つの子どもの日」が、大阪市西区の区民センターで開かれた。
武代表は「18歳、19歳の加害少年のほとんどは少年法を知っていて、『自分は守られている』と理解している。引き下げは抑止力になる」と主張。「私たちは、少年法が時代に合っていないために苦しめられた。今の時代にあった法に変えて必要なフォローをすべきだ」と話した。
「岡村勲のあすの会」同様、明らかに厳罰論万歳の会なので正直、「厳罰論に懐疑的、否定的*6な」俺的に共感も賛同も出来ません。
なお、こうした厳罰論への否定論、懐疑論については
主張/少年法の適用年齢/引き下げる理由は一つもない
少年法適用年齢下げ反対/与野党議員参加 弁護士、市民ら集会
を紹介しておきます。
このように「悪しき大衆迎合主義」と言う意味での「ポピュリズム」から距離を置いているところが俺的に「共産を支持する理由の一つ」です。日本では世間受けは多分厳罰論の方がいいですからね。しかしそういうポピュリズムは俺は大嫌いです。ということでしつこいですが俺の共産支持理由ははっきりいって「共産主義」云々ではない要素がほとんどです(このほかだと「モリカケ追及」「九条護憲、軍拡反対」「消費税増税反対」「安倍のホワイト国除外批判」など)。
それはともかく、武氏の厳罰論には賛同できない俺ですが、ただし
ということで「私たちは反対派の意見にも耳を傾けます」という「ただのアリバイ作り」にすぎなくても、そして仮に「会場から山崎氏に酷い野次がとんだ」としても*8批判派(山崎弁護士)を呼んで集会を開いたことは評価できます。
一方、「田中均氏や蓮池透氏、和田春樹氏など意見の異なる人を、たとえアリバイ作りに過ぎないとしても集会に呼ぶ」などということはもちろん(?)できず、そうした人間には悪口雑言、「自分らの賛同者(拉致議連所属のウヨ政治家など)」だけ集めて「頑張ろー、エイエイオー」だけやってる排他主義的な家族会には哀れさ、滑稽さを感じます。
まあ家族会の場合「田中氏を外務省退官に追い込む」「蓮池氏を不当除名」「拉致集会で拉致に関係ない改憲論を櫻井よしこ(なぜか毎回司会)やウヨ政治家が放言」ですから本当に呆れます。家族会ほど酷い団体もあまりないんじゃないか。
【追記】
コメント欄でご紹介のあったそこまで「闇サイト事件」というのは、遠慮しなければいけないものなのか(そうなのだろうが、そこに合理性や妥当性はないだろう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)を紹介しておきます。
*2:野田内閣防衛大臣政務官などを経て埼玉県知事。大野元美(おおの・もとよし)元川口市長(自民)の孫。
*3:鳩山内閣外務副大臣、菅内閣官房副長官、民主党政調会長(海江田代表時代)などを経て立憲民主党幹事長
*4:小泉内閣財務副大臣、第二次安倍内閣経産副大臣などを経て第四次安倍内閣国交相
*6:気持ち的にはもちろん「子どもに死なれた、それも犯罪で殺された(同級生の暴力による傷害致死のようです)」武氏のような方の気持ちは大変よく分かります。俺も武氏と同じ立場になったら「妻が暴漢に殺されるや死刑反対派から賛成派に変節し、反対派に『被害者遺族の気持ちを踏みにじってる』などと悪口雑言するまでに落ちぶれた岡村勲」のように「肉親、恋人等、愛するものの命を不当に奪われたこと」による感情論(恨み、怒りや憎しみ)から厳罰論に変節しないとは言い切れません(その点、「麻原以外の死刑は望まない、弟子たちも麻原の被害者だ」と語る松本サリン事件被害者の河野義行氏などは人間が出来ています。尊敬せずにはいられませんね)。ただしその「気持ちが客観的に正しいかどうか」はまた別の話です。話は冷静に議論しないといけない。
*7:山崎氏の反対意見をろくに報じず、武氏の厳罰論ばかり書いて厳罰論万歳の立場を露骨に示す産経です。いつもながら思うことですが、産経は何一つ「新聞」の名に値しません。「街宣右翼のチラシ」と同レベルと言っていいでしょう。
*8:その辺り記事では分かりませんが