今日の産経ニュース(2020年1月26日分)

京都市長選、共産・れいわ連合に立民ピリピリ 国政の野党共闘に暗雲 - 産経ニュース
 野党共闘をどんな汚い手を使っても破壊したい産経らしいですが、前回の京都市長選でも旧民主の連中は「今回同様」自民系の現職に相乗りしてるし、それでも共産は当時、野党共闘をぶっ壊したりしてないので、「他の理由ならともかく」市長選を理由に野党共闘をぶっ壊したりはしないでしょう。まあ、いつもながら旧民主連中(枝野・立民、玉木・国民民主)の「地方政治と国政は別」の一言で自民と相乗りして恥じないふざけた態度には殺意や軽蔑、憎悪しか感じませんし、共産の「寛大な態度」には一共産支持者として改めて感銘を受けています。


拉致解決に思い寄せた編集者、増田敦子さん死去 「志継いでいく」と同僚編集者 - 産経ニュース
 「たかがマイナー出版社・草思社の無名な一編集者の死去をここまで特筆大書する」なんて産経らしいくだらない反北朝鮮記事でばかばかしくて吹きだした、腹筋が痛いというと横田奥さんなんかは俺のような人間を「北朝鮮シンパ」認定して激怒するんですかね。
 まあ俺からすれば、単に反北朝鮮を煽るようなアホ編集者・増田女史が死んで良かった、そもそも「こんな糞ウヨ・増田某は世の中に生まれてこなかった方が良かった」「もっと早く死ねば良かった」「草思社には早く倒産してほしい」つう感想ですが。いや俺はこの種の「人間として全く評価しない」「憎悪や軽蔑すらしている」気にくわない人間の死は「死んで良かった、万々歳(むしろもっと早く死んでほしかった)」「メシがうまくてご飯3杯軽く食べられる」「産経のくだらないお涙頂戴に大爆笑した」ということにためらいのない冷たい人間ですので。
 そもそも「拉致に思いをいたす」って、増田女史のように「反北朝鮮を煽ること」とは違うでしょうよ(そもそも彼女が在籍した草思社自体がレベルの低い歴史修正主義ウヨ出版社ですが。そして産経記事に寄れば増田女史も『韓国『反日主義』の起源』(松本厚治著、2019年、草思社)などという歴史修正主義嫌韓国ウヨ本を編集する「生きる価値のない人間のクズ」「腐れカス右翼」だったようです。つまり彼女の拉致関連本は救う会と同レベルの訳です。荒木和博『山本美保さん失踪事件の謎を追う』(2012年、草思社)なんてデマ本ももしかして彼女の編集だったんですかね?。どっちにしろ草思社がろくでもないデマ右翼出版社であること、彼女が人間のくずであることに変わりはありませんが)。
 いずれにせよ、むしろ

蓮池透*1『13歳からの拉致問題』(2013年、かもがわ出版
蓮池透拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(2015年、講談社
蓮池透『拉致と日本人』(共著、2017年、岩波書店
・和田春樹*2『安倍首相は拉致問題を解決できない』(2018年、青灯社)

などの担当編集者(岩波書店かもがわ出版講談社、青灯社)の方が本当の意味で「拉致に思いをいたしていた」のではないのか。まあ「反北朝鮮ウヨ」産経や救う会、家族会がそう評価しないことは確かですが。

*1:著書『私が愛した東京電力福島第一原発の保守管理者として』(2011年、かもがわ出版)、『13歳からの拉致問題』(2013年、かもがわ出版)、『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(2015年、講談社)、『拉致と日本人』(共著、2017年、岩波書店)、『告発:日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由』(2018年、ビジネス社)など

*2:東京大学名誉教授。著書『歴史としての社会主義』(1992年、岩波新書)、『金日成満州抗日戦争』(1992年、平凡社)、『歴史としての野坂参三』(1996年、平凡社)、『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(1998年、岩波書店)、『朝鮮戦争全史』(2002年、岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか:不審船・拉致疑惑・有事立法を考える』(2002年、彩流社)、『同時代批評(2002年9月〜2005年1月):日朝関係と拉致問題』(2005年、彩流社)、『テロルと改革:アレクサンドル二世暗殺前後』(2005年、山川出版社)、『ある戦後精神の形成:1938〜1965』(2006年、岩波書店)、『日露戦争 起源と開戦(上)(下)』(2010年、岩波書店)、『これだけは知っておきたい日本と朝鮮の一〇〇年史』(2010年、平凡社新書)、『北朝鮮現代史』(2012年、岩波新書)、『領土問題をどう解決するか』(2012年、平凡社新書)、『「平和国家」の誕生:戦後日本の原点と変容』(2015年、岩波書店)、『慰安婦問題の解決のために』(2015年、平凡社新書)、『アジア女性基金慰安婦問題:回想と検証』(2016年、明石書店)、『米朝戦争をふせぐ:平和国家日本の責任』(2017年、 青灯社)、『レーニン:二十世紀共産主義運動の父』(2017年、山川出版社世界史リブレット人)、『ロシア革命』、『スターリン批判・1953〜56年:一人の独裁者の死が、いかに20世紀世界を揺り動かしたか』(以上、2018年、作品社)、『安倍首相は拉致問題を解決できない』(2018年、青灯社)、『韓国併合110年後の真実:条約による併合という欺瞞』(2019年、岩波ブックレット)など