高世仁に突っ込む(2020年3/1日分)

新型ウイルス対策は台湾に学べ - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 安倍内閣が新型ウイルス対策で支持率を急落させている(共同調べで8.3ポイント下落)一方で、台湾の蔡英文総統の支持率が“爆上げ”しているという。
 24日に公表された台湾民意基金会の調査によると、支持率は68.5%。先月調査から11.8ポイントも上昇。特に高い評価を得ているのが防疫対策で、75.3%が「80点以上」と回答している。以下、アエラdot.のメルマガ記事より。https://dot.asahi.com/dot/2020022800078.html?page=1
 いったいどんな対策なのか。
1. (対応の早さ)日本では1月16日にはじめて国内の感染者発生が公表されたが、新型コロナウイルスを「指定感染症」として閣議決定したのは1月28日。台湾は感染者が一人も出ていない1月15日の時点で「法定感染症」に定めていた。

 台湾に限定する必要はどこにもありませんが、「コロナ予防に成果を上げてる」という外国の取り組みは大いに参考にしてしかるべきでしょう。しかし「台湾の方が法定感染症指定が早く、日本に比べ感染も広がっていない」のでは高世が言うように「安倍政権の人災」という面は否定できないでしょう。

 『日刊スポーツ』が異例の一面で話題になっているので、買って読んでみた。

 高世が一面の写真を貼り付けていますが、見出しは『コロコロ(ボーガス注:変わる)コロナ対策』『国民怒り沸騰、安倍政権ふざけるな』『丸投げ:休校措置の要請翌日、自治体任せ「柔軟に判断を」』『KY:休校費用質問に麻生財務相、「つまんないこと聞くねえ」』『開き直り:対策本部開かずに21日、(ボーガス注:安倍首相、)朋ちゃん*1誕生祝いに出席』とかなり手厳しい安倍批判です。

 イベント自粛を呼びかけた26日に、首相補佐官秋葉賢也*2衆院議員が地元の仙台市で出版パーティーを開催し、専門家会議が「集団感染が起きやすい」と指摘した立食形式で行った。

 高世が言うように政府自ら「立食形式でのパーティーは当面自粛してほしい」と記者会見してるのに、その結果、立食パーティーを取りやめた人間も当然いるのにこれです。
 どれほど危機感がないのか。

*1:自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相などを務めた稲田朋美のこと

*2:第一次安倍、福田内閣総務大臣政務官、第2次安倍内閣厚労副大臣など歴任