対中協力主導の「経産官邸官僚」退任 官邸外交に変化か - 産経ニュース
「外務省が対中国経済協力に消極的だが、経産省は積極的だった」という産経の主張自体
1)外務省がそこまで中国市場を軽視しているとは思えない、と言う意味でも
2)モリカケの一件で分かるように安倍や菅は「官僚を恫喝して自分のやりたいことをやらせる人間」であり「官僚に影響される類の人間」では無いという意味でも眉唾でしょう。
いずれにせよ、菅がどういう判断をしているのかよく分かりませんが「杉田*1官房副長官(元警察官僚)」「北村*2国家安全保障局長(元警察官僚)」のように留任させた輩もいる一方でなぜか
は退任したわけです。菅が「警察官僚好き」なのか?
退任した彼らが「戻った経産省」で今後も菅らの支援を受けるのか、はたまた菅らは「お前らとは縁切り、どうなろうが知らん」であり、経産省においては「首相補佐官時代」は大して評価もされない(別の経産官僚が菅のお気に入りになるなど)のかは今の時点では分かりません。
台湾で弔問外交が本格化 李氏の告別式前に蔡総統が米高官と晩餐会 - 産経ニュース
李が政界を引退してから長い年月が経つ上に「蔡英文=民進党」「李登輝=国民党」なのだから、弔問外交と言って蔡と会うのはおかしな話ですが、まあ「蔡と会うためのこじつけ」でしかないわけです。
「九一八事変」を銘記し、警鐘を鳴らし続ける--人民網日本語版--人民日報
「九一八事変」の日に、日本の罪を思う。 | ちきゅう座澤藤統一郎
ということで、1931年の今日は「9・18事変」、日本で言う「満州事変(柳条湖事件)」の起こった日ですが、それに気づいてる人は残念ながら多くは無いでしょう。
中国、食べ残しが御法度に 習氏の大号令にやりすぎの店:朝日新聞デジタル
日本でも「フードロス」は問題視されてるのに、中国が同じ事をやると「米中対立の危機感ガー(米国から食料輸出減の恐れ)」などと小バカにしたような記事を書くのだから日本マスゴミ(今回は朝日)の「中国への不当な偏見」には本当に呆れます。
【正論】李登輝氏の葬儀を前に考える 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫 - 産経ニュース
台湾は大陸との内戦状態におかれ、自由や民主主義などとは無縁の専制政治が敷かれた。
おいおいですね。その「専制政治の国(蒋介石政権)」と田中首相訪中(1972年)まで国交を結んでいたのは日本政府(岸、池田、佐藤の歴代自民党政権)では無かったのか。
蒋介石生前は「敵(毛沢東)の敵は味方」で国民党万歳だった産経ら日本ウヨ連中が、国民党が中国との宥和路線に動くや、今まで無視していた民進党を「反中国の同志」として持ち上げ、あげく「今の国民党」にとどまらず、蒋介石まで独裁者呼ばわりで悪口なのだからそのデタラメさには心底呆れます。
まあ、本多勝一氏などもこうした日本ウヨの蒋介石評価について「日本ウヨは場当たりでご都合主義だ」と散々コラムで皮肉っていましたが戦前は「蒋介石を相手にせず」と敵視し汪兆銘を担ぎ上げたのが日本ウヨですからねえ。それが毛沢東が「中国における日本ウヨの最大の敵」に「出世(?)」すると蒋介石を友達扱い。そして今はまた蒋介石に悪口雑言なのだからその蒋介石認識は「党利党略でしかない」。まあ、そんなのは蒋介石の側も十分承知はしていたでしょうが。
蔡英文は中華民国を否定して台湾独立を主張するラディカルな独立派ではない。そうではなく、中華民国はすでに独立国家であり、改めて独立を宣言する必要はないと考える「天然独」である。
というのはもちろん「今日はこれくらいにしといたる」という池乃めだかギャグ並みの屁理屈です。
台湾の国連加盟が認められず、「欧米、日本、韓国、ASEAN諸国」など、ほとんどの国が台湾と国交を結ばない現状でこんなことを言っても虚勢でしかありません。
独立宣言しないのは「あえてしない」のではなく「宣言した場合」の「中国の反応(軍事侵攻するかもしれないしそれは無くても経済制裁発動するかもしれない。さらにいわゆる「断交ドミノ」をしかけるかもしれない)」「外国の反応(外資や外国人観光客が戦乱を恐れて台湾から逃げ出さないか?)」などが怖くてできないだけです。
しかし「怖いからできない」では面子丸つぶれなので「あえてしない」と強弁してるにすぎません。