今日の中国ニュース(2021年5月18日分)(ボーガス注:楊海英の馬鹿さに心底呆れる、ほか)

【追記】
 ここまで白を黒というレベルの嘘をついてどういうつもりなのか(苦笑)(日本に国籍をかえた楊海英静岡大学教授) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの拙記事をご紹介頂きました。
 いつも拙記事のご紹介ありがとうございます。
【追記終わり】
◆楊のツイート

楊海英
 ある日本兵南京事件について、「戦後の日本は中国人の言う事*1ばかり信じて私たちの言葉に耳を傾けてくれない」と。私が1980年代に中国で学んだ教科書にも南京事件に関する記述はなかった。

 南京事件否定論を公言して恥じないのだからこの男のクズぶりも半端ないですね。どこまで日本ウヨに媚びれば気が済むのか。そんなことが本気で内モンゴルのためになると思っているのか。
 岩波もこの男の本(楊『墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2018年、岩波現代文庫)など)をとっとと絶版にしたらどうなのか。
 何せ楊の発言は岩波が刊行している

笠原十九司南京事件』(1997年、岩波新書)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)

をデマ本だと誹謗してるのと同じ訳ですから。笠原氏に対して失礼だし、岩波書店は楊に対して怒りを感じないのか。

楊海英
 首相の親書まで書き換えてしまう勢力が跋扈する日本の政界
中国への安倍親書「書き換え」 外交で始まった側近政治:朝日新聞デジタル

 まるで安倍を無視して親中国派の二階幹事長等が好き勝手しているかのような印象操作に励む「今日もクズでバカの楊海英」ですが、そんな話では無いことは中国への安倍親書「書き換え」 外交で始まった側近政治:朝日新聞デジタルを読めば分かります。
 大体、李首相の北海道訪問に「異例の同行をし、李氏を大歓迎したのが安倍」なのに楊もよくこんなデマが飛ばせたもんです。

 一通の首相親書が、日中関係の軌道を大きく変えていった。2012年に首相の座に返り咲いた安倍晋三は当初「対中牽制」を強調したが、徐々に「競争」から「協力」へ軸足を移す。その転機となったのが「習近平(シーチンピン)国家主席に宛てた安倍首相親書の書き換えだった」。複数の政府関係者はそう証言する。
 親書は17年5月、中国とのパイプを重視する自民党二階俊博幹事長が中国が掲げるシルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する北京での国際会議に参加した際、安倍が習主席宛てに託したものだった。
 二階訪中には経済産業省出身で、首相側近の今井尚哉秘書官が同行。習と対面した二階は「ここで読んでください」と笑顔で親書を手渡したという。親書には、中国の一帯一路を評価する内容が記されていた。
 中国に渡った親書の内容を知った国家安全保障局長の谷内正太郎は愕然とした。自らまとめた原案から大幅に書き換えられていたからだ。安倍に面会を求め、詰め寄った。
 谷内らが手がけた親書原案は「日本は一帯一路に慎重に対応していく」方針で作成され、安倍、麻生太郎副総理、菅義偉官房長官らの了承も取り付けていた。だが、中国側に渡った親書は、その方針と正反対の内容となっていた。

 もちろん、言うまでも無く安倍が『アンチ中国の谷内(元外務次官がアンチ中国というのも信じがたいものがありますが)』を切って捨て、二階幹事長や今井補佐官ら『親中国派の立場』に立っただけの話です。楊が印象操作するような話では全くない。
 それにしても『首相の安倍』と『国家安全保障局長の谷内』では安倍の方が地位は上なのだから、『お前の作った案文は使わない』と言えば済むだけの話です。
 それがそうは言えず、『又聞きで安倍の裏切りを知った谷内』が『そんな話は聞いてない』と『上司のはずの』安倍に詰め寄るというのだから、安倍の小心者振りも半端ではないですね。
 そんな安倍が「プーチンや習主席」などといったたたき上げ相手に「まともな外交が出来るわけもない」でしょう。


中国をかばい続ける公明党の危険な片思い | 楊海英 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 日本の政権与党でもある公明党はどうしてかくも独裁政権である中国の悪行をかばい続けるのか。

 「公明党のパートナー」自民を批判しないで、「公明党ガー」と言う辺り、実に楊らしいデタラメ振りです。公明党が与党になる前から「田中*2内閣の日中国交正常化(まあ、その前段階として、田中首相の意向を受けた竹入公明党委員長訪中はありますが)」「海部*3内閣の対中国ODA再開」「宮沢*4内閣の天皇訪中」などがあるのに。


中国 感染急拡大の台湾にワクチン支援表明 蔡政権に揺さぶり | NHKニュース
 確かにそうした意味合いはあるのでしょうが「揺さぶり」とタイトルを付ける辺りが「反中国の自民党」べったりの「NHK」らしいくだらなさです。「揺さぶり」になるのは「コロナに対して蔡総統が無能だから」でしょうに。「蔡の無能さ」を少しは批判したらどうなのか。蔡がとっくの昔にワクチンを確保してればこんなことにはならないでしょうに。蔡が「ワクチン入手に失敗したこと」が明白だから、中国もこうした動きに出るわけです。
 蔡が「受け入れます」と言えば「蔡に恩に着せること」ができる。一方で「いらない」と言えば「蔡が早急に別途ワクチン入手をしない限り」、『反中国のために国民の命を犠牲にするのか』『ならばどこからワクチン入手するのか!』という批判が起こるでしょう。
 しかしこうなると「コロナ封じ込めの優等生」というレッテルも「島国であることを利用して、水際防疫に成功しただけ*5」で、しかもその「水際防疫」が「どこかから崩壊」した今、「日本同様のワクチン不足」で「台湾への過大評価だったことが露呈した」といっていいのではないか。

*1:そもそも南京事件は『東京裁判で裁かれており』当然ながら『中国の一方的な主張』などという話ではない。そもそも偕行社(陸軍将校の親睦団体)ですら虐殺の存在を認めていますし。

*2:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*3:福田、中曽根内閣文相などを経て首相

*4:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*5:島国の日本がそれに完全に失敗したことを考えれば勿論それはそれでスゴイのですが。