「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2020年10月23日分)

黒坂真リツイート
 ちさか拓晃さん。日本共産党京都府委員会ジェンダー平等、人権委員会では、昔の日本共産党ハウスキーパー制度は議論されないのですか。
◆ちさか拓晃(日本共産党衆院京都2区予定候補、京都府委員会書記長)
 私、新しくつくられた京都府委員会ジェンダー平等・人権委員会の責任者になりました。
 皆さんと一緒に(ボーガス注:杉田暴言に)抗議の声をあげます!

 そんなもん今更議論して何の意味があるのかという話です。こういうくだらない因縁つけしか出来ないのだから黒坂も哀れな男です。
 そして、ちさか氏がコメントした「杉田暴言(性暴力がらみで『女性はいくらでもうそをつく』と暴言)」について黒坂が何もコメントできない辺りが今更ながら滑稽です。まあ、島田洋一のように「杉田発言に何の問題も無い」と公然と居直るよりは、黒坂の方がいくらかましな気はしますが。

黒坂真
 立憲民主党自民党公明党、維新と政党助成金を山分けしている、という山添拓議員の主張から、日本共産党が本音では立憲民主党を自公、維新と同様の集団と見ている事がわかります。

 もちろん山添氏は「自公や維新と立民には何ら違いは無い」なんてことは言ってないわけです。それだったら野党共闘などするわけも無い。そもそも「違う政党」なのだから、お互いに批判することはあっていい。いつもながら黒坂も言いがかりが甚だしいですね。立民関係者ですら「アホか、こいつ」「そこまでして野党共闘をぶち壊しにしたいか?」でしょう。

黒坂真
 日本共産党本部の皆さん。日本政府が少しでも新しいことをやると日本共産党は必ず、軍靴の音が聞こえる、軍国主義復活、ファッショだと宣伝。

 やれやれですね。その「新しいこと」とやらが「田中*1内閣の日中国交正常化」「宮沢*2内閣の河野談話」「小泉*3訪朝」「福田*4内閣の消費者庁設置」「民主党政権の高校無償化」のような「共産党も評価できること」ならそんなことは言わない。また、「評価できないこと」でも「軍国主義云々」と関係ない「郵政民営化小泉政権)」「消費税10%増税(安倍*5政権)」などならそんなことは言わないわけで、まあ言いがかりも甚だしいですね。
 大体、安倍政権や菅*6政権の「改憲主張」「靖国への玉串料奉納」「学術会議議員任命拒否」などをネタに「軍国主義復活」「ファッショ」と批判するツイートに対するリツイートがこれかよ(呆)、ですね。

黒坂真が吉岡正史をリツイート
 吉岡正史。満洲に行った方々は、日本に帰る時ソ連軍に攻撃されました。

◆吉岡正史がリツイート
きょうの潮流 2020年10月16日(金)
 1932年、中国東北部を侵略した日本は「満州」を建国。王道楽土や五族協和のスローガンのもと、27万もの人びとが国策として移民させられました。なかでも長野は3万3千人余を送り出し全国一に。しかし、そのうち帰国できたのは1万7千人余でした
▼土地を奪われた現地住民の抵抗のなかで慣れぬ生活を強いられる労苦の日々。あげくに置き去りにされ、襲撃や集団自決、餓死や性暴力と、その末路は悲惨を極めました
▼ふるさとの開拓団に焦点をあてながらこの問題をたどったのが、先日亡くなった井出孫六さん*7の『終わりなき旅』でした。

 意味が分からないですね。そんなことと「日本の満州国建国の是非」と何の関係があるのか。吉岡氏も彼がリツイートする赤旗記事も「ソ連軍や現地住民に満州移民が襲撃されて死んでも自業自得」と言ってるわけでも無いのに。いや仮に吉岡氏らが「自業自得」と言っていようがそれは「黒坂らウヨが正当化しようとする満州国建国の是非」とは何一つ関係が無い。

黒坂真
 すいません。吉岡正史さん、と「さん」を付けるのを忘れました。

 吹き出しました。「さん」を付けようが付けまいが、黒坂のツイートが毎回「曲解に基づく吉岡氏への言いがかり」と言う意味で無礼であることには変わりないのですがね。
 しかし、「完全に無視してるとは言え」吉岡氏が黒坂をツイッターブロックしないのも興味深い。俺なら「精神衛生に悪い」ので、とっくの昔にブロックしていますね。 
 そして吉岡氏に無視されても毎回毎回言いがかりをつけて、しつこく絡み、「左翼の方々との対話も大事と考えています」などという黒坂も全くキチガイですね。言いがかりは対話では無い。

*1:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*2:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*3:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*4:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*5:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*6:第一次安倍内閣総務相、第二~四次安倍内閣官房長官を経て首相

*7:1975年に画家・川上冬崖の謎の自殺を描いた『アトラス伝説』(後に1981年、文春文庫)で直木賞受賞。著書『小説 佐久間象山』(1987年、朝日文庫)、『抵抗の新聞人桐生悠々』(1991年、岩波新書)、『満蒙の権益と開拓団の悲劇』(1993年、岩波ブックレット)、『峠の廃道:秩父困民党紀行』(1995年、平凡社ライブラリー)、『石橋湛山と小国主義』(2000年、岩波ブックレット)、『終わりなき旅:「中国残留孤児」の歴史と現在』(2004年、岩波現代文庫)、『野口英世』(2004年、岩波ジュニア新書)、『中国残留邦人:置き去られた六十余年』(2008年、岩波新書)など。佐藤内閣郵政相、三木内閣官房長官などを務めた井出一太郎衆院議員の弟。