「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2020年12月2日分)

黒坂真リツイート
 吉岡正史さん。情けない、という呟きですがそれは中国共産党と長年、科学的社会主義の理論交流を積み重ねた不破さん*1にもいうべきです。
◆吉岡正史
 (ボーガス注:茂木外相は)情けない。
だらしない外相・茂木敏充に志位が喝!/政界地獄耳 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ
★外務省や党幹部は中国が怖いのか、親中国の党幹事長・二階俊博*2が怖いのか「大人の対応」と茂木*3をかばったが(中略)茂木のお粗末外交に自民党外交部会からも批判が出た。
 情けないのは茂木が「会談の中で(中国公船の)領海侵入やわが国の漁船への接近など個別事案も取り上げ、こうした行動を取らないよう強く申し入れた」と言い訳。加えて27日の参院本会議で「会見後に行われた議論でも日本の考えを改めて申し入れた」と王毅*4発言直後に言わなかったことはまるで外交儀礼上当然と言わんばかりだ。
★いないところでけしからんというだけなら、外相は誰でもできる。そこで自民党議員よりはっきりと立場を主張したのが共産党委員長・志位和夫。26日の会見で「大変見過ごせない事態があった」と切り出し「尖閣諸島周辺の緊張と事態の複雑化の最大の原因は日本が実効支配している領土に対し、力ずくで現状変更をしようとしている中国側にある。中国側の覇権主義的な行動がいちばんの問題だ*5」。茂木の対応にも「こうした発言に何らの反論もしなければ批判もしない」と指摘し「中国側の不当で一方的な主張だけが残る事態になる。これはだらしがない態度だ。極めてだらしがない」と喝破した。野党連立政権では志位外相を期待するか*6

 黒坂らしい話のすり替えで吹き出しました。
 ここで「茂木外相には何の問題も無い。批判者の方が間違ってる」と言えない辺り、まさに黒坂は「語るに落ちています」。おそらく今が民主党政権なら黒坂はためらいなく「軟弱外交」と悪口してるでしょう。
 そもそも
不破社会科学研究所所長と中国社会科学院一行が会談2019年9月25日

不破哲三『21世紀の世界と社会主義:日中理論会談で何を語ったか』(2006年、新日本出版社
不破哲三『激動の世界はどこに向かうか:日中理論会談の報告』(2009年、新日本出版社

などといった不破氏の過去の中国共産党との「科学的社会主義の理論交流」を悪口したところで「自民党のウヨ議員」などからも「茂木外相はだらしがない」という批判が出ているのだから、何の反論にもなっていません。茂木に批判的な日刊スポーツにしても共産党機関紙ではない。
 黒坂の主張を、どんなに奴に好意的に理解したところで、それはせいぜい「不破氏の中国共産党との過去の交流について一定の反省をした上でなければ、志位氏は茂木批判するのは片手落ちではないか」程度の話でしかない。茂木擁護には全くなりません。茂木擁護にならないツイートをしてどや顔とは呆れて二の句が継げませんね。
 リクルート疑惑での自民党批判(藤波*7官房長官に有罪判決。また刑事責任は追及されなかったものの疑惑の政治家として中曽根*8前首相、竹下*9首相、宮沢*10蔵相、安倍晋太郎*11幹事長、渡辺*12政調会長等の名前が浮上。自民党幹部が軒並み謹慎を強いられ、傍流の海部氏*13が首相に就任)に「社会党上田卓三衆院議員が疑惑の政治家として名が上がり、1993年の衆院選では落選。政界引退した」「公明党(池田克也衆院議員)から逮捕者が出た」「民社党塚本三郎委員長も疑惑の政治家として名が上がり委員長を引責辞任した」といって居直るくらい黒坂の態度は馬鹿げています。

*1:日本共産党書記局長、委員長、議長などを歴任。現在、党常任幹部会委員(党付属社会科学研究所長兼務)。最近の著書として『『資本論』のなかの未来社会論』(2019年、新日本出版社)、『『資本論』完成の道程を探る』、『マルクス弁証法観の進化を探る: 『資本論』と諸草稿から』(以上、2020年、新日本出版社)など

*2:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*3:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第三次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍内閣外相などを経て菅内閣外相

*4:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て国務委員(外交担当)兼外相(党中央委員兼務)

*5:以前も書きましたが「共産支持者の俺」ですがこうした志位発言には賛同できません。「野田内閣の尖閣国有化」など中国の面子を公然と潰す日本の対応の方がむしろ問題だと思います。

*6:もちろんこれはあくまでも「ジョーク&茂木への皮肉」ですが。

*7:大平内閣労働相、自民党国対委員長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣官房長官など歴任

*8:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*9:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*10:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*11:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)などを歴任

*12:福田内閣厚生相、大平内閣農水相、鈴木内閣蔵相、中曽根内閣通産相自民党政調会長(竹下総裁時代)、宮沢内閣副総理・外相など歴任

*13:自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田、中曽根内閣文相などを経て首相