バイデン新政権が抱える5大リスク 対中・コロナ・分断・日米・経済…「期待と不安」が交錯、「中国暴走」阻止できるか (2/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
米国政治に詳しい福井県立大学の島田洋一教授は「かつてのケネディ大統領やレーガン大統領の演説のように、記憶に残るフレーズがなく、これと言った特徴もなかった」と、バイデン氏の就任演説を評したうえで、続けた。
「バイデン氏は、議事堂襲撃事件をめぐり、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏がトランプ支持者をナチスにたとえて批判したメッセージをリツイートしていた。こうした姿勢では、国民の団結は難しいのではないか。」
島田が「米国政治に詳しい」とは初耳ですがそれはともかく。シュワルツェネッガーが「カリフォルニア州知事を務めた共和党穏健派」であることを考えれば話は逆でしょう。
共和党であってもシュワルツェネッガーのような穏健派はトランプ派を批判するし、そうした穏健派については「共和党であってもいたずらに敵視はしない」、問題は「上院襲撃など無法を行うトランプ派だ」というアピールが「バイデンのツイート」でありむしろ「国民の団結」を訴えた行為と言えるでしょう。
そもそも上院襲撃という違法行為すら実行するトランプ派と団結することなどできるわけもないでしょう。そして「トランプ派と団結しろ」とバイデンにぬかす島田が、日本国内では「いたずらに立民、共産など野党を敵視する」というのも無茶苦茶な話です。
◆島田のツイート
島田洋一
「女性初、黒人初のハリス米副大統領(56)が、圧倒的な存在感を放っている」(時事通信)。まだこのレベルの米民主党タイコ持ち記事が配信されるのか。恥ずかしい限りだ
安倍の太鼓持ちが良くもいったもんです(呆)。
島田洋一
嵐のようなトランプと落ち着いたペンスは歴史に残る名コンビだった。
最後の最後には副大統領ペンスが「上院襲撃扇動」でトランプを見限った、見すてたことを無視する島田も良い度胸です。
「蓮舫氏への悪口」が「カマラ氏への悪口になる」と思ってる辺り、島田の非常識さに呆れますね。
島田洋一
すでに黒人大統領が誕生し(オバマ)、女性の大統領候補も誕生している(ヒラリー*2)。初の黒人女性副大統領にニュース価値を見いだす感覚が信じがたい。
イヤイヤ普通に考えてニュースバリューはあるでしょう。「女性の大統領候補」は当選しない限り、所詮「候補に過ぎません」。
なお、島田のカマラ次期副大統領への悪口はどうでもいいとしてもちろん「黒人女性副大統領にニュースバリューがある」ということは「カマラ氏を有能な政治家と認めること」とはまた話が別です。カマラ氏に副大統領の資質があるのかどうかは今後明らかになるでしょうが、ぜひとも能力のあるところを示して欲しいところです。
島田洋一
議事堂乱入*3事件。「トランプに幾分*4の責任はあるが、国をさらに分裂させる弾劾手続きなど進めるべきではない」(ルビオ)。共和党上院議員のほとんどはこういう意見だろう
本来ならトランプなど「遅くともバイデンの勝利が決定した時点」でルビオ等、共和党政治家連中が「不正選挙論」などというデマを許さず、引きずり下ろすべき所、デマを放置したあげく、この期に及んでもろくに非難しないとは心底呆れます。共和党はいったん「消えて亡くなった方が良い」んじゃないか。もちろん未だにトランプをかばう島田にも呆れますが。
島田洋一
コロナ禍については週刊新潮が優れた記事や寄稿文を連発している。「医療崩壊」を理由にした経済締め付けが、知的誠実と勇気を欠く政府、「専門家」会議、医師会による人災であることがよく分かる
「緊急事態宣言は発令不要」「そもそも営業自粛も不要」「GOTOは今も続けていて良かった」「経済活動が大事だ」「医師会や尾身会長は間違っている」「コロナで死ぬのは高齢者と基礎疾患患者だけだ」の暴論・島田がこう言うと言うことは、精神衛生に悪そうなので読む気は無いですが「余程酷い記事」が週刊新潮には掲載されてるのでしょう。
よくもまあそんな雑誌が潰れないもんだとげんなりします。正直、週刊新潮や島田の路線で今もやっていたらコロナ感染がすさまじいことになって収拾が付かなくなり、菅も退陣を余儀なくされたでしょう。だからこそ菅も「GOTOも辞めたし緊急事態宣言も発令した」わけですが。
問題は「自粛するかしないか」よりも、1)自粛を要請してもろくに経済補償しないこと(従って自粛要請に応じない店も多いし、応じた結果、行き詰まる店も多い)、2)韓国、中国、台湾などと違い、PCR検査を全然しないので無症状感染者が韓国などと比べ全然把握できず「感染ルートの分からない感染が増えてること」であって島田のような暴論は論外です。