今日の産経ニュース(2021年3月14、15日分)

菅政権発足から半年、コロナ対応の評価は二分 支持率堅調も…ワクチンが命綱 - 産経ニュース

 菅義偉政権は16日、昨年9月の発足から半年を迎える。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、内閣支持率は51・4%と堅調

 日本人のアホさには「げんなり」ですね。「テレビ局が菅を恐れてか、ろくに報じない」とはいえ、総務省疑惑が発覚し、新型コロナも「一時よりは下げ止まりワクチン接種も始まった」とはいえ「欧米などに比べれば接種が大幅に遅れ」また「変異種ウイルスにどれだけワクチンが効くか分からない」「下げ止まったとはいえ東京の感染者はまだ高く、緊急事態宣言を解除するとリバウンドの恐れがある」というのに。

4月以降、ワクチンのスムーズな接種と、コロナ「第4波」の到来阻止が最重要課題となる中、衆院解散・総選挙のタイミングを本格的に探ることになる。

 新型コロナを舐めるにもほどがあるでしょう。我が埼玉の大野知事が「一都三県では感染者が減ったとはいえ、高止まりしている。21日に解除して良いのか疑問に思ってる。再度の延長もありうると思う。解除する場合でも『リバウンドがおこらないよう警戒を呼びかける』などの対応が必要だと思う」としているのとは偉い違いです。
 

総務省接待問題、首相の説明「納得できない」7割 政権与党に影、解散戦略にも影響 - 産経ニュース
 「総務省疑惑が解散戦略に影響」云々というタイトルには「唖然」ですね。コロナが終息もしてない(「21日に解除の見込み」という報道はあるものの、そもそも現時点では緊急事態宣言の解除もしてない)のにそんな事をすべきではないでしょう。どれほどコロナを舐めてるのか。


【政界徒然草】ゼロコロナの源流は非武装中立か 立憲民主が連想させる空想的平和主義 - 産経ニュース
 有料記事なので途中までしか読めませんが、タイトルだけで「読む価値はない」と言って良いでしょう。
 もちろん「立憲民主のコロナ対応」と非武装中立と何の関係もないし、立憲民主の立場は非武装中立ではないからです。


【緯度経度】フランスの紅衛兵たち 「イスラム左翼」の不寛容 三井美奈 - 産経ニュース
 有料記事なので途中までしか読めませんが、タイトル「紅衛兵」だけで「読む価値はない」と言って良いでしょう。他人に「紅衛兵」などというレッテルを貼る記事がまともなわけもない。


立憲民主、総務省接待問題で揺さぶりかけるも手詰まり感 政党支持率上がらず - 産経ニュース
 「揺さぶり」「支持率」とは、自民党応援団「産経」らしいあほ記事です。「政財官癒着」を追及しようなどという気持ちは全くないのには心底呆れます。この点は「同じウヨメディア」とはいえ、総務省接待問題を追及する文春とはまるで違います。
 「産経新聞の社員てクズしかいないんだろうな」と改めて思いますね。とはいえ、「疑惑追及に定評のある共産はともかく」、「世論受け、マスコミ受けばかりを重視する」立民や国民民主が「あまり世論受けしないかもしれない」となると、こうした問題をどれほど追及するかは怪しく、その点を見切られてるからこそ、産経もこうした記事を書くという面もありますが。


加藤官房長官、日テレのアイヌ差別表現「誠に遺憾」 - 産経ニュース
 「遺憾」とは「残念だ」と言う意味なので批判の言葉として適切とは言えません。「猛省を求めたい」など「より適切な批判の言葉はいくらでもある」でしょうが、「遺憾」がもはや口癖になってるのでしょう。それとも「自民党応援団」日テレを批判したくないという思いの表れか。


DJまる子と伊集院光が夢のコラボ 「ちびまる子ちゃん」1時間SP - 産経ニュース
 こういう目先の変わったことをやり出すというのは「まる子もマンネリ化してるのかな」という気がします。
 それにしても「伊集院」と言うのが面白い。
 伊集院は過去にはフジサンケイグループニッポン放送』で番組『伊集院光オールナイトニッポン』(1988~1990年)、『伊集院光Oh!デカナイト』(1991~1995年)をしたこともありますが、現在のメインの仕事は

TBSラジオ伊集院光とらじおと - Wikipedia(2016年~)
 毎週月曜 ~木曜の8:30~11:00放送

です。
 フジサンケイグループとしては「ニッポン放送の現役の看板MC(誰か知りませんが)」を使いたかったところでしょうが「まる子ファンに一番受けるのは伊集院」「まる子の世界に一番ぴったりはまるのは伊集院」という判断だったんでしょう(それが正しいかどうかはともかく)。