珍右翼・黒坂真に突っ込む(2021年5月24日分)

◆黒坂のツイート

黒坂真リツイート
 河合ようこ*1議員。今の日本共産党は同性愛を性的退廃とみなしていないのでしょうが、昔は異なっていた
◆河合ようこがリツイート
志位和夫
《「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」などの声も上がり、法案に反対する議員が大勢を占めたということです》
 差別を党是にするつもりか。
「いろんな副作用も」LGBT理解増進法案 自民部会で紛糾 了承見送り|TBS NEWS

 「黒坂はアホか」ですね。

日本共産党第28回大会/綱領一部改定案の討論についての志位委員長の結語2020.1.20
 全党討論のなかで出された一つの意見にこたえておきたいと思います。それは、1970年代、「赤旗」に掲載された論文などで、同性愛を性的退廃の一形態だと否定的にのべたことについて、きちんと間違いと認めてほしいというものです。これは当時の党の認識が反映したものにほかならないものだと思います。これらは間違いであったことを、この大会の意思として明確に表明しておきたいと思います。

ということで志位氏が党大会で「1970年代の党の同性愛認識には問題があった」と謝罪表明してるのだから「そんなことはお前に言われなくても河合氏も知ってる」「党員(河合氏)、後援会員と言った支持者は勿論、反共ウヨも含めて、ある程度共産党に知識のある奴なら皆知ってる」て話です。つうか「志位氏の謝罪表明」レベルにすら「(慰安婦問題などで)謝罪出来ずに居直り続ける男・黒坂」がよくもまあこんなことが言えたもんです。
 つうか、本気で黒坂が同性愛問題を真面目に考えてるのなら「共産党が謝罪した1970年代のこと」なんかより「杉田の生産性発言」「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」(発言者は不明だがいずれも自民党国会議員。例えばLGBTは「種の保存に背く」と自民会合で差別発言 ⇒ 撤回と謝罪を求める署名が3万筆以上も集まる(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース参照)」などを批判したらどうなのか。
 それどころか「自民党の同性愛差別暴言を志位氏や河合氏が批判」したら「日本共産党モー(とはいえ1970年代の話であり、志位氏が公式に謝罪)」といって自民をかばい出すのだから心底呆れますね。

黒坂真リツイート
 「憎しみを超えて」さんは私とこの方々に、何かの憎しみを抱いていらっしゃるのでしょうか
拉致問題 憎しみを超えて
「こんな男がいる大学に在籍していることが、僕は恥ずかしい」
嘉悦大学の学生は高橋洋一
福井県立大学の学生は島田洋一
大阪経済大学の学生は黒坂真
札幌医科大学の学生は高田純*2
言ってもいいんですよ。

 批判(非難)したら「憎しみを抱えてる」扱いする黒坂もいつもながら常識外れです。ならば「黒坂さんもあなたが非難している中国、北朝鮮、韓国、あるいは野党各党(特に日本共産党)などに憎しみを抱えてるのですか?*3」と聞きたくなります。そもそも「憎しみの有無」と「批判の正当性」は別問題ですがそれはさておき。「コロナはさざ波(笑)」発言で「参与辞任」に追い込まれた高橋、「夏目雅子は『西遊記』の中国ロケで被曝して白血病になった」デマ*4の高田などのキチガイと同列視されてることに「あんな奴らと一緒にするな!」の言葉が出ない辺り、黒坂も「語るに落ちています」ね。 

*1:京都市議(日本共産党

*2:著書『世界の放射線被曝地調査』(2002年、講談社ブルーバックス)、『環境思想を問う』(2003年、青木書店)、『核爆発災害』(2007年、中公新書)、『核の砂漠とシルクロード観光のリスク:NHKが放送しなかった楼蘭遺跡周辺の不都合な真実』(2009年、医療科学社)、『核と刀:核の昭和史と平成の闘い』(2010年、明成社)、『放射線から子どもの命を守る』(2011年、幻冬舎ルネッサンス新書)、『東京に弾道ミサイル!:核災害で生き残れる人、生き残れない人』(2012年、オークラNEXT新書)、『放射能原発、これだけ知れば怖くない!』(2012年、幸福の科学出版)、『誇りある日本文明:中韓が絶対に超えられない、先進と継続の理由!』(2017年、青林堂)、『脱原発中共の罠』(2021年、ハート出版)など

*3:まあ、マジで黒坂は憎しみを抱えてるように見えますが。

*4:高田純 (物理学者) - Wikipedia夏目雅子 - Wikipedia西遊記 (1978年のテレビドラマ) - Wikipedia も指摘しているが、『西遊記』での夏目の登場シーンは全て中国ロケでは無いため、明らかなデマ。当時、超売れっ子だった夏目は中国に行く時間的余裕が無かったため、中国ロケには参加せず、夏目の登場シーンは全て日本国内で撮影された。