映画「めぐみへの誓い」上映運動について【調査会NEWS3475】(R3.7.30): 荒木和博BLOG
いわゆる社会派映画としては
◆冤罪・八海事件の再審無罪判決に貢献したとされる真昼の暗黒 (映画) - Wikipedia(1956年公開、監督・今井正、脚本・橋本忍)
キネマ旬報ベストテン第1位、監督賞、毎日映画コンクール監督賞、脚本賞、音楽賞、ブルーリボン賞作品賞、脚本賞、音楽賞を受賞し、1956年の映画賞を総なめにした。1959年にキネマ旬報社が発表した「日本映画60年を代表する最高作品ベストテン」では第9位にランクインされたほか、1999年に同社が発表した「映画人が選ぶオールタイムベスト100」でも第82位にランキングされている。
◆犯罪被害者給付金制度の成立に貢献したとされる衝動殺人 息子よ - Wikipedia(1979年公開、木下恵介監督)
主演の若山富三郎がはキネマ旬報賞、ブルーリボン賞、毎日映画コンクール、日本アカデミー賞などの主演男優賞を受賞
という「興行的にも成功し、芸術的にも高い評価。再審無罪判決を獲得(真昼の暗黒)、犯罪被害者給付金制度を実現(衝動殺人・息子よ)など、世論、社会を動かし、社会派的な目的も達成した成功例」もありますが、荒木らの映画の場合「興行的に明らかに失敗。芸術的にも低い評価。世論、社会に今のところ影響皆無で今後も影響が期待できない」のだから全くくだらない話です。
なお、「話が脱線しますが」全盛期は真昼の暗黒 (映画) - Wikipedia(1956年公開、今井正監督)の他にも
◆羅生門 (1950年の映画) - Wikipedia(1950年公開、黒澤明監督)
◆生きる (映画) - Wikipedia(1952年公開、黒澤明監督)
◆七人の侍 - Wikipedia(1954年公開、黒澤明監督)
◆蜘蛛巣城 - Wikipedia(1957年公開、黒澤明監督)
◆隠し砦の三悪人 - Wikipedia(1958年公開、黒澤明監督)
◆悪い奴ほどよく眠る - Wikipedia(1960年公開、黒澤明監督)
◆ゼロの焦点 - Wikipedia(1961年公開、松本清張原作、野村芳太郎監督)
◆切腹 (映画) - Wikipedia(1962年公開、小林正樹監督)
◆霧の旗 - Wikipedia(1965年公開、松本清張原作、山田洋次監督)
◆白い巨塔 (映画) - Wikipedia(1966年公開、山本薩夫監督)
◆砂の器 - Wikipedia(1974年公開、松本清張原作、野村芳太郎監督)
◆八つ墓村 (1977年の映画) - Wikipedia(1977年公開、松本清張原作、野村芳太郎監督)
など、数々のヒット作の脚本(共同脚本含む)に参加した橋本忍が幻の湖 - Wikipedia(1982年)という珍作品でそれまでのキャリアを台無しにするのは全く意味不明です。