「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年12/4分:巣くう会集会の巻)

拉致被害セミナーで救出策議論、安倍元首相「国民一体で要求を」 - 産経ニュース

 「国民が一体となって『拉致被害者を返せ』と強く要求し続けることが最も大事なことだ」と強調。

 安倍にまともな講演ができるとは最初から思っていませんが、「こんな中身のない精神論しか言うことがないのか!」「拉致の解決ができないことを国民のせいにする気か!」と心底呆れます。よくもまあ産経もこんなあほな記事が書けたもんです。そして拉致被害者家族会もよくもまあ安倍に怒り出さないもんです。


救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.12.03)12月10日(金)に拉致問題セミナー 安倍元総理が特別講演
 首相在任中に「拉致問題で成果を上げられなかった男」が拉致について講演とは何の冗談なのか。
 依頼する巣くう会、家族会も頭がおかしい。
 これが「首相在任中の拉致解決についての取り組みについて具体的説明*1をした上で、なぜ、首相在任中、拉致で成果が上がらなかったかについての安倍なりの反省」ならまだしも、どうせ「そんな反省は皆無」で、ただの自慢話と「北朝鮮崩壊するする詐欺」でしょう。
 本来なら「なぜ首相在任中、成果が上がらなかったのか!」と巣くう会や家族会が安倍を問い詰めるべき話です。
 それにしても「安倍元首相の特別講演」と銘打ちながら「たった30分」。この種の講演は「短くても1時間」、長い場合は「2時間」なんてこともあるでしょうに。「30分しか語ることがないんですか?」ですね。もし「安倍への質問時間(例えば5分)がこの30分に含まれている」のであれば実際の講演の時間は「30分より短くなる」。どうせ「多忙」云々と言い訳するのでしょうが。
 そして「先着80名」だそうです。
 まあ、安倍、巣くう会、家族会批判派の俺としては「大々的にやってほしいわけ」でもないですが、「大ホールを借りて100人以上」などではなく「会議室で80人」など「やってるふり」でしかないのではないか。巣くう会や家族会ですら「建前」とは違い、「迷走し、やる気や展望を失ってること」の証明ではないか。

 櫻井よしこさんをコーディネーター

 女性キャスターなら「国谷裕子」など「非右翼」もいるところ、「国家基本問題研究所理事長(プロ右翼活動家)」桜井とは心底呆れます。
 それにしても「12/3日付の告知記事」で

と き 令和3年12月10日(金)午後2時~4時半(開場1時半)
申込み 先着80名様(事前申し込み要、12月6日締め切り)

とはねえ。12/3の告知記事掲載後、たった1週間後に開催で、申し込み締め切りが、告知記事掲載後たった3日後です。
 「告知記事が遅すぎる」し「募集期間も短すぎる」。
 そもそも「先着順」で「定員も80名と少ない」のに「締め切り」を設定する必要があるのか。「当日まで申し込み可能ですが、定員に達すればその時点で締め切ります。締め切った時点でホームページなどで早急にお知らせします」でいいのではないか。
 いかに「80名」と定員が少ないとはいえ、この「告知記事の遅さ(開催のたった1週間前)」「募集期間の短さ(告知記事掲載後、たった3日)」は「本当に募集してるのか」と言う疑念を感じさせますね。
 実際には「既に救う会関係者などで80名が埋まってるところ」、広く募集しているように「偽装するためだけ」のインチキ告知ではないのか(応募者の中に救う会、家族会にとっての重要人物がいれば、参加を認めるが、基本的には応募しても参加できない)、と疑いたくなります(もし、この俺の邪推が正しいなら詐欺行為にもほどがありますが)。
 そもそも「告知記事がこんなに遅い」のが不自然です。
 まさか、この集会に参加する政治家連中(特別講演の安倍、来賓である古屋拉致国会議連会長、松田良昭・拉致地方議連会長など)だって「暇人」でもなければ、「救う会、家族会のご要望なら他の予定があっても当然キャンセルして、救う会、家族会集会への出席を最優先します」でもないでしょう。
 そして家族会や救う会もまさか「俺たちが要望したら他に予定があってもすぐに駆けつけろ、俺たち最優先で動け」で開催直前に依頼したわけでもないでしょう。

*1:もちろん機密情報まで語れとは言いません。あくまでも「日朝交渉などに支障の出ない範囲」です。