◆島田のツイート
島田洋一
持病の腰痛*1や風邪薬の影響で調子を崩す様を「酩酊会見」と連日叩かれ、落選に追い込まれた。
保守派が「高市*2一択」と言えば言うほど「高市さえつぶせば」となる。針小棒大に何を騒がれるか分からない。
来年以降、保守派の首相候補を複数「育てられる」かどうかが勝負になる。進歩派は茂木、林、河野と手駒を揃えてきている。「高市一択」では危うい。
明らかな中川昭一*3の飲酒酩酊を「風邪薬の影響(副反応)であって飲酒酩酊ではない」と未だに強弁するのだから恐れ入ります(もちろんマジで「風邪薬の影響」だとしてもそんな状況で記者会見すべきでないことには変わりありません)。しかも中川が現に批判され「麻生内閣財務相辞任」に追い込まれたときは黙りの癖に何を言ってるのか。
なお、中川には「2009年の酩酊会見」批判の後
中川昭一 - Wikipedia参照
◆G7における「朦朧会見」の直後、中川はバチカン美術館を約2時間観光したが、その際にも中川は美術品に触れる、柵を越えて警報を鳴らす、彫像・ラオコーン像の台座に座るなどの不適切な行動をとっていたことが報じられた。
◆第42回衆議院議員総選挙(2000年)での当選時、選挙事務所で酒に酔い、ふらふらとしながら万歳三唱している姿が放映された。また、だるまに目を入れる際には、墨の塗り過ぎから黒い涙のようにしてしまい、周囲を慌てさせた。
◆2004年の内閣改造時、経済産業大臣からの離任会見後に外部で飲酒していたが、再任されたことを知って慌てて官邸に戻った中川は、酔ったまま初閣議に臨んだ。
◆2005年夏、十勝管内本別町で行われた後援会パーティーに、中川は酩酊状態で登場した。呂律が回らないため、10分間を予定されていた挨拶は数分間で終了し、中川は同席していた地元の首長からたしなめられた。
◆2008年11月、スペインのフアン・カルロス1世夫妻を迎えて開催された、天皇・皇后主催の宮中晩餐会における悪酔い騒動は、中川本人もそれを認めて反省しているエピソードである。同席していた妻の制止を聞かずに多量飲酒した中川は、東宮大夫・野村一成*4に、「水問題について皇太子殿下もお詳しいと聞いたので是非お話しさせていただく機会がほしい」と絡み、素っ気なく「無理」と返されたことに激怒、「分かった、帰る!」と大声を出したという。また、「宮内庁のばかやろう」と怒鳴ったとの報道もあった。
と「飲酒による数々の問題行為」が過去にあったことが発覚。その結果
中川昭一 - Wikipedia参照
2009年8月の選挙に際し、北海道帯広市で行われた中川の総決起大会に招かれた政治評論家・三宅久之は、激励演説中に中川に対して禁酒宣言する様、指摘した。中川は、支援者に対して禁酒宣言をすることとなった。
という事態になります。
それにしても茂木幹事長や林外相、河野自民党広報本部長が「進歩派(島田の物言いではリベラル保守や左翼と同義)」ねえ。「極右でなければ進歩派(島田)」つうのだから心底呆れます。その理屈なら池田勇人*5首相や大平正芳*6首相なども進歩派でしょう(実際、島田はそういうのかもしれませんが)。
大体その理屈なら彼らを
◆茂木幹事長
自民党政調会長、選対委員長(第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第三次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍内閣外相
◆林外相
第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相
◆河野広報本部長
第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣防衛相、外相
として重用した安倍も「進歩派」なのか。この三人とも「安倍が重用したから今の地位にある」のですが、それを無視する「安倍信者」島田には心底呆れます。
それにしても「高市以外にも保守派(極右)の首相候補を育てなければ」ねえ。
◆下村・前政調会長
細田派所属。第一次安倍内閣官房副長官、第二次安倍内閣文科相、自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)
◆萩生田経産相
細田派所属。第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍内閣文科相
◆松野官房長官
細田派所属。第三次安倍内閣で文科相
ではだめなのか?、と聞きたくなります。
なお、「死人にあれこれ言うのは失礼に当たる」でしょうが「中川の父親・一郎*7も自殺している」「中川には強力なライバルとして鈴木宗男*8(父・一郎の元秘書)がいたこと」を考えれば中川も「父同様に実は精神的にはそれほど強くなく、酒に逃げる部分がかなりあった」のではないかと想像します。
*1:「腰痛の薬の副作用」ならまだしも「腰痛」であんな酩酊状態にはならんでしょう(呆)。
*2:第一次安倍内閣沖縄・北方担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣総務相等を経て、現在、自民党政調会長
*3:小渕内閣農水相、小泉内閣経産相、農水相、自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、麻生内閣財務相など歴任
*4:1940~2021年。外務省欧亜局長、マレーシア大使、ドイツ大使、ロシア大使、東宮大夫など歴任(野村一成 - Wikipedia参照)
*5:大蔵次官から政界入り。吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相
*6:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、蔵相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相