「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年1/25日分:荒木和博の巻)(追記あり)

北朝鮮の罵詈雑言 まじめに受け取る必要はありません(R4.1.26): 荒木和博BLOG

 「人間のクズ*1」とか「殺人魔」とかいう言葉を北朝鮮のメディアはよく使いますが、こういうのはそのまま受け止めず、「こんにちは」とか訳して考えた方が良いという話です。

 6分25秒程度の動画です。むしろ荒木の

自衛隊特殊部隊で拉致被害者救出
◆特定失踪者・山本美保さんは北朝鮮にいる。彼女の遺体が山形県の海岸で発見されたという山梨県警の発表は捏造

の方が「まじめに受け取る必要はありません」ですが、それはともかく。
 こんなことの何が「拉致被害者救出」につながるのか。
 これが「罵詈雑言は適当に受け流して、日朝交渉に全力を挙げよう。交渉しか解決の道はない」つう「交渉論」を意味するならともかく、荒木は

池乃めだか - Wikipedia
【ギャグ】
◆発作を起こして苦しむふりをして、心配そうに近づいた女性を両足で挟み込む。
「かかりましたな?。飛騨(または木曽)の山中に篭ること十余年(富士の樹海に身を潜めること幾星霜、と言ったことも)、あみ出したるこの技、名づけてカニバサミ。もがけばもがくほど身体にくい込むわ!。どうや!。動けるもんなら動いてみぃ〜!」(しかし、女性は平気で立ち上がって、そのまま引きずっていく)。
◆喧嘩でボコボコにやられた後、「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」(この後、めだかをボコボコにしていたチンピラ達が全員一斉にズッコケる)

というギャグと同じで、口だけ勇ましいだけだ(北朝鮮の場合はギャグではないが)

と小馬鹿にするだけだから話になりません。


どこまでが「北朝鮮による拉致」なのか(R4.1.25): 荒木和博BLOG
 9分40秒程度の動画です。前も荒木が「似たり寄ったりのこと」をいい、俺もコメントした覚えがありますが。
 結論をまず言えば「話は政府認定拉致被害者に限定すべき」でしょう。勿論救う会は、日朝国交正常化妨害のために「どんどん範囲を広げよう」とするわけですが。
 「国内で40人以上も発見されており、明らかにデタラメな特定失踪者」は論外です。
 「当事者が拉致を否定している寺越武志さん」も拉致扱いしても「何のメリットもなく」、拉致扱いすべきではない。
 「外国人拉致被害者」も「特定失踪者である米国人男性スネドン君(小泉訪朝後に中国雲南省で失踪)は論外」ですが「曽我夫妻が目撃したルーマニア人女性」などがいますがこれも「日本が手を出すべき話ではない」。
 荒木ら救う会は「北朝鮮叩き」のために、時に「帰国事業での帰国者」を「『地上の楽園』といいことばかり言われて半ばだまされた」「自由に帰国できない」だので、拉致呼ばわりしますが、これも拉致扱いすべきではない。
 ただし「日本人妻の帰国(日本への里帰り)」についてはぜひ購入して読んでみたい(「ドキュメント 朝鮮で見た〈日本〉: 知られざる隣国との絆」)(こういう基本的なことをどうにかしてもらわないとどうしようもない) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘するように「彼女らの高齢化」を考えれば「早急に実現すべき」でしょう。
 それにしても「北朝鮮叩きのため」にあるときは「帰国事業」を拉致呼ばわりする一方で、「日本人妻の帰国(日本への里帰り)」については「政府認定拉致最優先」で「否定的な態度」をとる。
 荒木ら救う会の「デタラメぶり」「クズぶり」「外道ぶり」には反吐が出ます。そんな救う会と「ズブズブの家族会」にも心底呆れます。救う会といい、家族会といい、どれほど「日本人妻」に対して冷酷なのか。
 さて、この動画を見て驚いたのは荒木が「だまされて連れて行かれて、日本に帰れないという意味ではいわゆる日本人妻と横田めぐみさんらに違いは無いと思う」という趣旨のことを言い出したことです。
 「お前、それどこまで本気なんだよ。日本人妻に冷たい横田拓也・家族会代表や西岡・救う会会長の前でも同じ事が言えるんだろうな?」「『日本人妻帰国を実現すべきだ!』と主張する荒木さんのかっこいいところ見てみたい!。それ一気、一気(一気に家族会、救う会批判しろ)」と言いたくなりますが、こんなことを言い出す荒木は「救う会や家族会はどんだけ日本人妻に冷たいんだよ。それでよくもまあ拉致被害者帰国なんていえるな」などという俺のような批判を「結構気にしている」ようです。
 なお、帰国事業については新潟で、北朝鮮・拉致問題・北朝鮮への帰国(帰還)問題に関する映画の上映会がある(都合をつけて、行ってみようかと思う)(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)新潟へ遠征して、北朝鮮人権映画祭を観てきた(初日のみ)(海を渡る友情) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)も紹介しておきます。

【追記】
 「この記事の関連記事」として「はてなに紹介された」ので気づきましたが、荒木は以前もどこまでが拉致被害者なのか(R3.8.26): 荒木和博BLOGで全く同じようなことをいい、俺が「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年8/25日:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログでコメントしています。「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年8/25日:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログは、内容的には今回の記事とそれほど大きな違いは無いと思います。
 しかし「約5ヶ月前に話したこと」と「大同小異のこと」をまた話すのだからよほど話すネタが無いのでしょう。

*1:実際、荒木、島田、西岡と言った救う会の連中は「人間のくず」ですが。