2/20は小林多喜二(1933年死去)の命日

 ということを澤藤統一郎の憲法日記 » 本日が多喜二の命日。多喜二を虐殺したのは、天皇・裕仁である。で知ったのでメモしておきます。

【参考:小林多喜二

小林多喜二と同時期に拷問で死亡 無名の活動家が生きた時代とは 11日に評伝刊行 | 毎日新聞2020.2.8
 戦時色が強まっていた1933(昭和8)年、作家・小林多喜二の拷問死の直前に、やはり特高警察に検挙され、(ボーガス注:多喜二同様に拷問によって)福岡県で死亡した社会運動家がいた。北海道出身の共産党員、西田信春(死亡時30歳)。散在していた資料を、がん闘病を押して収集した同郷の元高校教諭が亡くなる直前、初の本格的な評伝*1にまとめ、無名の活動家の生涯に光を当てた。専門家も高く評価する著書は西田の命日とされる2月11日に刊行される。

節曲げぬ生き方に学ぶ/紙議員が記念講演/東京で多喜二祭2021.2.21
 作家の小林多喜二特高警察に虐殺されて88年に当たる20日、「第33回 杉並・中野・渋谷多喜二祭」が東京・中野で開かれ200人以上が参加しました。

88回忌で小林多喜二をしのぶ 秋田・大館:朝日新聞デジタル2021.2.23
 戦前の特高警察に拷問を受けて死亡したプロレタリア作家小林多喜二(1903~33)をしのぶ多喜二祭が命日の20日、生誕の地碑がある秋田県大館市の下川沿駅前であった。地元の人たち約20人が「蟹工船」などで知られる多喜二の業績に思いをはせた。

週のはじめに考える ハナコ 君は悪くない:中日新聞Web2022.2.20
 この国では、権力者に不都合な情報を隠して、反対意見を厳しく弾圧し、異を唱える人を殺すことさえありました。今から八十九年前の一九三三年、東京・築地警察署で拷問されて亡くなった作家の小林多喜二もその犠牲者で、今日二月二十日がちょうど命日です。
 当時の日本は、そうした暴走を重ね、やがて壊滅的な敗戦を迎えます。

【参考:2/20】

2月20日 - Wikipedia
◆1935年
 シャーリー・テンプルが史上最年少(6歳)でアカデミー賞特別賞を受賞。
◆1968年
 金嬉老事件。2人を射殺、13人を人質に温泉旅館に籠城(2月24日に解決)。

*1:上杉朋史『西田信春:蘇る死』(2020年、学習の友社)のこと