常岡浩介に悪口する(2023年1月27日分)

常岡浩介がリツイート
◆kazukazu88
 この「アメリカの戦争」はどういう事態を想定しているの?中国が台湾を武力侵攻して米国が介入する事態?この場合は「中国の戦争」だよな。中国には台湾を武力を行使して支配・併合する権利があるという前提?
◆山添拓*1
 #朝生 で。敵基地攻撃能力を集団的自衛権の行使で使えば、日本が攻撃されていないのに米軍と一体で攻撃し日本は反撃される。
 「日本を守る」どころかアメリカの戦争に巻き込む、と主張すると、自民党議員から「印象操作だ」との発言。敵基地攻撃能力を「反撃能力」と言い換えることこそ(ボーガス注:共産党など護憲派が容認する専守防衛も反撃能力なので)印象操作では。

 こういうのを「反共右翼の詭弁、言いがかり」と言います。日本が台湾有事に介入するとしたらそれは「台湾や中国の軍事同盟国」ではなく「台湾有事に軍事介入する米国」の「軍事同盟国」としての参戦であり、それを「米国の戦争に参加」と表現することは何ら不自然ではない。ましてや「中国の台湾侵攻」を容認してるわけでもない。しかしこんなツイートをする常岡と類友はやはり「台湾有事では在日米軍の軍事介入は当然」どころか、「自衛隊集団的自衛権行使として米軍と共同軍事介入していい(通説では勿論違憲行為)」と思ってるのか。いかに高世仁が「右寄り」とはいえ、ここまではさすがに主張してないので、高世が常岡から距離を置くのも当然でしょう。しかし商売右翼かガチ右翼か知りませんが、常岡も随分、右傾化したもんです。

常岡浩介がリツイート
木村正人*2
 意外にも「世論調査国民感情の評価がロシアの政治的意思決定の主要部分を占めている」と英シンクタンク王立防衛安全保障研究所(RUSI)のジャック・ワトリング上級研究員は指摘します。

 積極支持ではない消極的支持(諦め)であれ、「デマ扇動やメディア統制による詐欺的支持獲得(いわゆるポピュリズム)」であれ、国民の支持無しでは独裁は成り立たない(追記あり) - bogus-simotukareのブログでも書きましたが「意外どころか、むしろ当然」ではないか。

常岡浩介がリツイート
Eleni / エレニ
 左翼は最後まで鈴木邦男*3に騙されてたのか。

 具体性がないので「一体何のことだ?」ですね。また、産経、国家基本問題研究所など「南京事件河野談話否定」のデマ右翼に比べれば「戦前日本の非を認める」鈴木氏はずっとまともであり、「左派の一部」も彼に好意的だったでしょうが、そもそも左翼全てが「右翼」鈴木氏に肯定的だったわけでもないので、ここは「左翼」とやらについて「具体名を出すべき話」です。勿論、常岡や類友が「アンチ左翼=右翼」だからこうなるわけですが。

常岡浩介がリツイート
虎の巻
 何これ?国際体操連盟もか?ウクライナ人の気持ちも考えずに。ロシアの侵略戦争はまだ終わってないんだよ?なぜ条件付きの復帰を検討するのか?そんな段階にはない。まず停戦して賠償してからの話だよね。ロシアに誘拐された人も返してからだよ!
ロシア勢「復帰させる方針」 欧州で反対の声も―渡辺FIG会長:時事ドットコム

 俺個人は常岡や類友とは違い「経済制裁ならともかく、ドーピング疑惑が理由ならともかく、ウクライナ侵攻を理由としたスポーツ大会からのロシア選手排除はおかしい」と言う立場です。
 なぜなら
1)経済制裁ならプーチン政権へのダメージになり得るが、選手の出場拒否にそれほどの意味があるか疑問
2)(熱烈なプーチン支持者*4ならともかく)選手にはロシアのウクライナ侵攻について責任はないと思うから
です。
 ロシア国民だと言うだけで「出場拒否」と言う懲罰を与えていいのか。「それが嫌なら亡命するか、ロシア国籍を離脱しろ」と言うのも酷ではないか。小生だってそうですが「亡命や国籍離脱」というものはそう簡単にできるもんではないでしょう。
 したがって小生は「日本はサハリン2から撤退しろ*5」ならともかく「中立旗は血に染まる」 ゼレンスキー氏、IOC非難 - 産経ニュースIOCは反人道「助長」 ウクライナ高官が批判 - 産経ニュースといったゼレンスキー政権の「IOC非難」には全く反対です。

*1:参院議員。日本共産党政策副委員長

*2:産経新聞ロンドン支局長。著書『EU崩壊』(2013年、新潮新書)、『見えない世界戦争:「サイバー戦」最新報告』(2014年、新潮新書)など

*3:1943~2023年。右翼団体一水会」創設者、名誉顧問。著書『言論の不自由?!』(2000年、ちくま文庫)、『公安警察の手口』(2004年、ちくま新書)、『愛国者は信用できるか』(2006年、講談社現代新書)、『右翼は言論の敵か』(2009年、ちくま新書)、『愛国と米国』(2009年、平凡社新書)、『愛国と憂国売国』(2011年、集英社新書)、『〈愛国心〉に気をつけろ!』(2016年、岩波ブックレット)、『憲法が危ない!』(2017年、祥伝社新書)、『竹中労』(2018年、河出ブックス)など

*4:勿論「熱烈な支持者なら排除していい」とは思いませんが。

*5:こうした声が日本で大きくないことにはげんなりします。