「新型コロナウイルス」=「中国が開発の生物兵器」というデマを流す福島香織

福島香織*1リツイート
渡部篤*2
 福島香織氏の本*3陰謀論でない。ジャーナリストとしての鋭いものだ。ハーバードの権威、フランシス・ボイル*4生物兵器説では、新型コロナウイルスは一種の攻撃性生物兵器であり、武漢のレベル4実験室から漏れたものである。

 新型コロナ、生物兵器として開発されず=米国家情報長官室 | ロイター米、コロナ生物兵器説を否定 情報機関が調査結果公表 写真3枚 国際ニュース:AFPBB Newsなどでわかるように、勿論通説的見解は「新型コロナ・生物兵器否定説」です。これは何も「中国開発説」というアンチ中国が垂れ流す説だけでなく、最近「ロシア・プーチン政権サイド」から出てきたという「米軍開発説(例えば「ウクライナでコロナ実験」 ロシア主張、侵攻正当化か:時事ドットコム)」など他の説も含めてそうです。
 「生物兵器」と疑うまともな根拠は何もない。
 新型コロナを「中国開発の生物兵器」というデマを自著において垂れ流すまでに至った、しかもそれを「自らツイートで宣伝する福島」にはもはや言葉もありません。
 どうもこの陰謀説、保守派による「新型コロナは生物兵器」というトンデモを検証する(古谷経衡) - 個人 - Yahoo!ニュースによれば、昨今、福島が交友してる「河添恵子*5ら反中国右翼」が、河添『習近平が隠蔽したコロナの正体:それは生物兵器だった!?』(2020年、ワック文庫)などで垂れ流してるものでそれに福島も「嘘と知りながら」同調してるようです(まさか福島も本気ではないでしょう)。それにしてもまさか、古谷経衡が福島に向かって「福島は新型コロナについてデマを垂れ流すな」と批判する日が来るとは。
 「昔の福島」が「今の福島」を見たら「呆れ果てる」でしょう。昔の福島は「反中国右翼」ではあっても、さすがに「ここまでレベルの低いデマゴーグではなかった」からです。福島の古巣・産経ですらこんなデマは流してなかったと思います。
 福島の産経退社は「完全に失敗だった」といって良いでしょう。今も産経に在職していたとして福島はこんなデマの流布をしなかったのではないか。
 なお、反中国右翼でもさすがに「福島ほどには酷くない」黒井文太郎は新型コロナ「アメリカ起源説」「中国生物兵器説」は両方デマ。発信源は2つの有名陰謀論サイトだった | Business Insider Japan新型コロナ「中国生物兵器説」がこれほど拡散された理由。新興宗教「法輪功」など反中勢力が暗躍 | Business Insider Japan大手メディアも伝えた「コロナ・武漢研究所流出説」の深層 | FRIDAYデジタル生物兵器説を否定しています。

*1:2001年に産経新聞香港支局長、2002年に中国総局記者。2009年に産経新聞を早期退社。著書『中国のマスゴミ』(2011年、扶桑社新書)、『中国「反日デモ」の深層』(2012年、扶桑社新書)、『中国絶望工場の若者たち』(2013年、PHP研究所)、『中国複合汚染の正体』(2013年、扶桑社)、『現代中国悪女列伝』(2013年、文春新書)、『潜入ルポ・中国の女』(2013年、文春文庫)、『中国食品工場のブラックホール』(2014年、扶桑社新書)、『本当は日本が大好きな中国人』(2015年、朝日新書)、『赤い帝国・中国が滅びる日』(2016年、ベストセラーズ)、『「中国の悪夢」を習近平が準備する』(2017年、徳間書店)、『米中の危険なゲームが始まった』(2017年、ビジネス社)、『習近平王朝の危険な野望』(2018年、さくら舎)、『ウイグル人に何が起きているのか』(2019年、PHP新書)、『習近平の敗北』(2019年、ワニブックス)、『習近平文革2.0」の恐怖支配が始まった』(2021年、ビジネス社)、『ウイグル・香港を殺すもの:ジェノサイド国家中国』(2021年、ワニブックスPLUS新書) など

*2:会津若松市議(1982~1990年)、福島県議(1991~2005年)を経て衆院議員(自民:2005~2009年)。著書『草の根保守宣言』(2006年、展転社)(渡部篤 - Wikipedia参照)

*3:福島『コロナ大戦争でついに自滅する習近平』(2020年、徳間書店)のこと。むしろ「自滅している」のは今の福島でしょう。また「コロナで自滅した」というなら「再選に失敗したトランプ」「首相を辞任した菅義偉」の方がそれに該当します。

*4:ボイルは「国際法学者」であって「ウイルス研究者ではない」のでお話になりません。

*5:著書『中国人の世界乗っ取り計画』(2010年、産経新聞出版)、『中国崩壊カウントダウン』(2013年、明成社)、『覇権・監視国家:世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(2019年、ワック文庫)など