「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年5/20日分:荒木和博の巻)

予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」(多田広輝さん): 荒木和博BLOG

 ゲストは俳優の多田広輝さん。映画・演劇の「めぐみへの誓い」で私の役をやらされている可哀想な人です。

1)「東條英機*1(ウヨ映画『プライド・運命の瞬間』(1998年))」「今村均*2(ウヨ映画『ムルデカ17805』(2001年)」を演じた津川雅彦のようなガチ右翼
2)所属事務所社長や後援会長、ファンクラブ会長など、しがらみのある面子がガチ右翼
3)売れてないので仕事が選べない
のどれであれ、こんなウヨ映画に出演とは哀れなもんだと思います。
 なお、映画「めぐみへの誓い」製作委員会でキャストがわかりますが「横田滋(元家族会代表、横田めぐみの父):原田大二郎」「金本印刷社長:小松政夫(皮肉にもこれが小松の遺作)」など一部を除けば

横田早紀江横田めぐみの母):石村とも子
横田めぐみ拉致被害者):坂上梨々愛(少女時代)、菜月(成人)
田口八重子拉致被害者飯塚繁雄・前家族会代表の妹、飯塚耕一郎・現家族会事務局長の母):安座間美優*3
金賢姫(大韓機爆破事件の実行犯):小林麗菜
西岡力(巣くう会会長):上杉陽一
福田康夫官房長官鈴木康仁
◆横田哲也(横田めぐみの弟):石村昌一
増元照明拉致被害者・増元るみ子の弟。元・家族会事務局長):早乙女バッハ
蓮池透拉致被害者蓮池薫の兄。元・家族会事務局長):黒川冬馬
◆有本明弘(拉致被害者有本恵子の父):鈴木富夫
◆有本嘉代子(拉致被害者有本恵子の母):いそなおこ
◆地村保(拉致被害者・地村保志の父):奈良正明

と「無名俳優ばかり」です。


北朝鮮は待っていても変わらない(R4.5.23): 荒木和博BLOG

 5月19日の衆院拉致特で参考人として出席した龍谷大の李相哲*4先生が北朝鮮の体質は変わらないと強調しておられました。全くその通りだと思います。

 6分11秒の動画です。
 「だから小泉訪朝のような外交を日本から仕掛けるべきだ」なら俺も異論はありません。
 荒木の場合「だから北朝鮮を政権転覆しよう」という放言なのだから話になりません。
 第一にそんなことが可能とは思えない。第二に「政権転覆」と「拉致被害者帰国」と何の関係があるのか。政権崩壊が「東ドイツのような平和的崩壊」ならともかく「イラクやアフガンのような内戦状態」では「拉致被害者帰国」など無理です。そして「平和的崩壊」をする保証はない。
 むしろ「拉致被害者帰国」のためには「家族会と救う会は待っていても変わらない→連中の言うことなど無視して、北朝鮮との外交交渉を進める、まずは平壌に常駐事務所設置」でしょうね。残念ながら今の日本政府にその覚悟がないようでげんなりしますが。
 それにしても「太陽政策否定」荒木がこの動画で金大中氏に悪口するのには呆れますね。米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が紹介する林東源(金大中政権で統一相、国家情報院長などを歴任した金の側近)の話を考えたら「金大中氏に感謝してしかるべき」でしょうに、どれほどクズなのか。
 なお、荒木が動画で「制裁解除反対」「国交正常化反対」を主張するのは「予想の範囲内」ですが、まさに「拉致解決を口実とした北朝鮮敵視」が「荒木ら救う会界隈(反北朝鮮右翼)」の本質であることがモロバレで「語るに落ちています」。


山本美保さんDNAデータ偽装事件: 荒木和博BLOG
 「疑惑」ならまだしも「事件」呼ばわりです。荒木もいつまでこんなモロバレのデマを垂れ流せば気が済むのか。
 そしていい加減、拉致被害者家族会は荒木と縁切りすべきだし、山梨県警甲府地検も、名誉毀損公務執行妨害で荒木を「逮捕起訴」してほしい。荒木も「俺が何をデマろうが刑事処罰はあり得ない、俺のバックには家族会がある」と舐めてるからこその誹謗でしょうから「一発ガツンと刑事処罰」すれば奴も泣きが入るでしょう。


総理は特定失踪者家族と面会を 家族懇談会・調査会幹事会開催【調査会NEWS3606】(R4.5.20): 荒木和博BLOG
 荒木がやたら「首相と特定失踪者家族の面会」にこだわることは「救う会からの荒木の排除が始まったのだろうか」と思わせます。
 この「特定失踪者問題調査会(荒木代表)」の要請行動には「家族会や救う会」は全くノータッチのようですし。
 そして荒木は衆院拉致特で参考人として意見陳述【調査会NEWS3607】(R4.5.21): 荒木和博BLOGにおいて同時期の救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2022.05.20)横田拓也代表、西岡力会長が衆議院拉致特で発言には「詳しい内容」にはまるで触れません(さすがに家族会代表・横田や救う会会長・西岡が出席して意見表明したこと「それ自体」には触れますが)。
 一方で

衆院拉致特で参考人として意見陳述【調査会NEWS3607】(R4.5.21): 荒木和博BLOG
特定失踪者問題調査会幹事長 村尾建兒
 昨日5月20日開催された衆議院拉致特別委員会参考人として意見陳述をして来ました。

ということで特定失踪者問題調査会については「詳しい内容」について触れています。

*1:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、陸軍航空総監、第二次、第三次近衛内閣陸軍大臣、首相など歴任。戦後、死刑判決。後に靖国に合祀

*2:参謀本部作戦課長、関東軍参謀副長、陸軍省兵務局長、第5師団長、第23軍司令官(中国広東省)、第16軍司令官(ジャワ島)、第8方面軍司令官(ニューブリテン島)など歴任

*3:2002年、セブンティーン誌主催『ミス・セブンティーン』に選出され2002年から同誌専属モデル。2006年、『non-no』専属モデル、2007年、『CanCam』専属モデル、2014年、『AneCan』専属モデル。2008年から2011年の3年間、日本テレビズームイン!!サタデー』にお天気キャスターとして出演(安座間美優 - Wikipedia参照)

*4:金正日金正恩の正体』(2011年、文春新書)、『金正日秘録:なぜ正恩体制は崩壊しないのか』(2018年、産経NF文庫)、『「反日親北」の韓国はや制裁対象!』(武藤正敏との共著、2019年、ワック文庫)、『北朝鮮がつくった韓国大統領・文在寅』(2020年、光人社NF文庫)、『反日種族のタブー:従軍慰安婦マネーの汚れた真実』(2020年、宝島社)、『なぜ日本は中国のカモなのか』(石平との共著、2021年、産経新聞出版)の著書がある荒木の類友右翼。しかし過去には李『満州における日本人経営新聞の歴史』(2000年、凱風社)、『朝鮮における日本人経営新聞の歴史 (1881~1945)』(2009年、角川学芸出版)という「まともそうなタイトルの著書」があった人間が随分と劣化したもんです。