「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年6/7日分:荒木和博の巻)

◆ツイートに突っ込む

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 北朝鮮日本人拉致事件の啓発イベント中。参加者に「他人の為に頑張ってすごい」と言われて*1気が付いた。これまで被害者や被害者家族の為に活動しているという感覚が無かった

 気持ち悪くて吐き気がします。本気で「そんな感覚がない」なら「沈黙は金」、いつまでも黙ってるでしょう。こんなことをわざわざツイートすることで「そんな感覚がありまくり」の「自画自賛したくて仕方がないゲス」であることを暴露してるのには心底呆れます。


公務員でも仕事としてだけでなく思いを持って取り組んでいる人は何人もいます(R4.6.8): 荒木和博BLOG

 新潟県庁で拉致問題調整室長を務められた丸田浩さんの訃報をお聞きしました。(ボーガス注:定年退職後は救う会新潟理事を務めるなど、丸田さんは)仕事という範囲を超えて拉致問題に取り組んでこられました。そんな思いの方は全国にいるし、これからも増やしていかなければならないというお話しです。

 6分10秒の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます。実際、見る価値はありません(一応見ましたが)。
 タイトルと説明文だけで「俺たち救う会界隈に冷たいろくでもない公務員もいるが好意的な立派な公務員(例:丸田氏)もいる」というぼやきと恨み節であることは予想がつきます(実際その通りですが)。
 「むしろ逆だろ」ですね。「田中均氏」のような「救う会が敵視する公務員」の方がよほど「立派な公務員」ではないのか。
 「救う会がろくでもない組織であること」は言うまでもありません。しかしたとえどんなに立派な組織でも過ちは犯します。
 「ある組織の言いなりに動く公務員」なんてそういう意味でろくなもんじゃありません。そしてそんなことを歓ぶ団体や個人(荒木など)もろくなもんじゃありません。
 丸田氏については以下の記事を紹介しておきます。

元新潟県拉致問題調整室長・丸田浩さん死去 | 新潟日報デジタルプラス
 新潟県拉致問題調整室長を務め、拉致被害者らの救出に向け尽力した丸田浩さんが5日午前8時34分、がんのため新潟市の病院で死去した。69歳。葬儀は近親者で行う。一般焼香は8日午後5時〜6時、新潟市西区大野190のセレモニーホール内野口で。喪主は妻・富士子さん。
 県拉致問題調整室長、国際企画課長などを歴任。2013年に県庁を退職した後も、「救う会新潟」の理事などを務め、民間の立場で署名活動などに携わった。
 救う会新潟の高橋正会長(86)は「拉致被害者や特定失踪者を救うために公私の別なく真剣に取り組まれた。優しい方だった。本当に残念だ」と悼んだ。

 新潟日報しか記事がヒットしませんが、例えば「小泉訪朝直後の死」ならもっとマスコミも報じたのではないか。拉致の風化を改めて実感します。
 【1】救う会に本心から共感するような「ガチのウヨ」だったのか、【2】しがらみでやらざるを得なかったのか、いずれにせよ「救う会なんて右翼団体の理事なんかになるなよ(呆)」ですね。なるほど、荒木が礼賛するのもよく分かります。
 「今年死去で享年69歳」ということは「既に誕生日が来ていれば1953年生まれ、来ていなければ1952年生まれ」ですね。
 1952年 - Wikipedia1953年 - Wikipediaを見れば「1952年or1953年生まれ」の著名人(例:1953年生まれの習近平*2・中国国家主席岡田克也*3・立民党常任顧問など)が分かりますが、ほとんどの人間は存命(一部、病死や事故死、自殺がある)であり、丸田氏は「平均寿命80年時代」では早死にでしょう。
 さて荒木が動画の中で

【荒木が知人から聞いたというある自衛隊採用試験の話】
◆面接官
 何故自衛隊を志望したのですか?
◆受験者
 拉致問題に関心があったからです。
◆面接官
 (困惑した顔で)外交交渉なら外務省だし、犯罪捜査なら警察だし、自衛隊と拉致に何の関係があるのですか?

と言い出して「拉致被害者を救出する気はないのか」と自衛隊に悪口したのに呆れました。「特定失踪者デマ」荒木の話だし「受験者があまりにも非常識な発言」なので「荒木による完全な捏造話」の疑いも濃厚ですが、こんなんは明らかに「面接官が正しい」ですよねえ。
 拉致被害者の居場所も分からないのに「自衛隊で救出」なんてできない。いや百歩譲って「自衛隊で救出」が可能としても、採用前から「そんな重大任務に自分が当然に従事できる」なんて普通の人間は思わないから、こんな回答はしない。勿論これが事実として、試験は落ちたでしょうね。こんなとんちんかんな人間を採用しないでしょう。


しおかぜクラファン第二弾!あと3日!【調査会NEWS3613】(R4.6.7): 荒木和博BLOG

 新型コロナの感染爆発は、囚われた日本人の境遇を考えれば、のんびり構えてなどいられるはずはない状況です。

 というなら「ワクチン提供」など「コロナ限定での北朝鮮支援」を主張すべきでしょうに、そうではないのだから荒木ら「救う会右翼」のデタラメさには心底反吐が出ます。


在日の人権を最も侵害しているのは北朝鮮と総聯(R4.6.7): 荒木和博BLOG

 教育現場で拉致のことを言うと在日の子供がいじめに遭うとか言う人がいますが、誰が悪いのか、根本を考える必要があると思います

 5分32秒の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます。実際、見る価値はありません(一応見ましたが)。
 そんなことが拉致の解決と何の関係があるのか。何の関係もない。
 そもそも何のために「教育現場で拉致のことを言う」必要があるのか。そんなことをしても拉致が解決するわけでは全くない。拉致は「日朝外交交渉」でしか解決しない。
 大体ここで「もし教育現場で拉致のことを言うと、いじめが起こるなら私たちが批判する。体を張っていじめる人間に立ち向かう。在日の子どもは拉致の実行犯ではない」「私たちは在日の子どものいじめを助長するために教育現場で拉致を教えろと言ってるわけではない」「在日の子どもをいじめても何の意味もない」と荒木が言わず*4、「北朝鮮が悪い」とは何というゲスなのか。
 しかもこんなことを言う荒木らウヨが「慰安婦」「南京事件」など「日本の戦争犯罪」批判については「反日」「そんなことを学校で教えれば、日本の子どもの自尊心が失われる(あるいは「海外で慰安婦像(少女像)など造れば、日本人が海外の反日暴動で襲われる恐れがある」)」などと罵倒するのだから心底呆れます。
 荒木ら「歴史捏造主義ウヨ」の方こそ

 「慰安婦」「南京事件」など「日本の戦争犯罪」で荒木らウヨが批判されるのは誰が悪いのか、根本を考える必要があると思います

でしょう。
 もちろん「日本の戦争犯罪」をデマで否定しようとする荒木ら「歴史捏造主義ウヨ」が悪いのは言うまでもない。

*1:「特定失踪者デマ」など「デマ常習」の荒木らでは、本当にそんな発言があるのか分かったもんではありません。勿論あったとしても勘違いも甚だしいですが。「特定失踪者」なんてデマ飛ばして恥じない荒木ら「反北朝鮮右翼」は人権運動を口実に北朝鮮叩きをしてるだけです。

*2:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席。党中央宣伝部長、副首相(以上、文革での失脚以前)、広東省長、全国人民代表大会全人代)常務副委員長(以上、文革終了後)などを歴任した習仲勲の長男

*3:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表を歴任

*4:要するに「いじめられて構わない」と思ってるのでしょう。普通は「本音はともかく」建前では「いじめ否定」発言するでしょうに(呆)