鎌倉幕府による憲法の始まり | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
タイトルだけで吹き出しました。勿論「人権擁護」「三権分立」などの「近代的憲法」は鎌倉時代にはない。
一方で憲法という場合、「国家制度について定めた法律」という意味もありますがその場合、既に「大宝律令」などがある。
『鎌倉幕府における憲法』とやらが一体歴史的にどれほどの意味があるのか?
というのなら歴史学者の名前ぐらい挙げたらどうか。できれば「著書名も挙げるべき」でしょうが。また「松竹にとっての憲法の定義」も示したらどうか?
松竹のあほさには心底呆れます。「研究者のAさんがBという本に書いていた」とか最低限の根拠を出せという話です。いずれにせよ、「民法的な法律」がなかったら社会が回るわけがないので日本最初の民法と言ってもいい。なんてことはないでしょうね。十七条憲法や大宝律令の頃から「民法的な法律」は恐らくあったでしょう。
ちなみに
御成敗式目 - Wikipedia
民法162条の「20年占有」規定(取得時効)の源を御成敗式目に求める見解を佐藤進一*1は示している。ただし、民法典の起草委員の一人である梅謙次郎*2によれば、この規定はボアソナード起草の旧民法では30年となっていたものを、交通の便が開けたことにより遠くにある財産の把握が容易になったこと、取引が頻繁にされることにより権利の確定を早期に行う必要があることから20年に短縮したものと説明されており、日本の旧来の法を参考にしたとは述べていない。
とあるので、松竹の言う「明治期の民法」云々とは佐藤氏ですかね?
煽る政治、鎮める軍事 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
共産党の党首公選ばかり論じていると、読者が狭くなるかもしれないので、別の話題も書いておこう。台湾問題である。
吹き出しました。「台湾問題(正確には中台間の緊張関係ですが)」ねえ。結局この男がネタにするのはほとんどが「安保外交問題」のわけです。
「委員長選出が公選制なら出馬する意思がある」と抜かしながらこの男は「経済問題」「労働問題」「教育問題」「医療福祉問題」「環境問題」「ジェンダー問題」などを全く論じません。最近話題の統一協会問題についても全然触れない。この男が論じたがる「安保外交問題」と違って「興味関心」あるいは「論じる能力」の「どちらか、あるいは両方」がないのでしょう。当然読者が広がるわけもない。お粗末な男です。
今後は、台湾を囲んだ演習を常態化させる恐れがある
さすがに「常態化はしない」のではないか。今回の対応は「ペロシ訪台」への「対抗措置」だからです。毎度毎度演習していたら対抗措置としてのインパクトに欠ける。常態化するとしたら「ペロシ訪台」のような行為を米国が「常態化させるときだけ」でしょう。
革新懇ニュースに共産党党首公選論 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
公選論掲載といったところで、全国革新懇*3としての主張ではなく「池田香代子氏*4の個人的感想」にすぎませんがそれはさておき。
このブログの読者なら、「全国革新懇」はご存じだろう。社会党が1980年の公明党との合意で日米安保容認へと舵を切ったあと、共産党を中心にその課題などでの協力共同を進めるため1981年に結成された組織である。
「社公合意(共産党排除、社公民路線)」への対応という面がないとは言いません。
しかし「全国革新懇」は「1980年代に入って、それ以前に比べ、いわゆる無党派層が無視できない数になってきたこと」への「共産党的対応」と見るべきではないか。
「1980年代に土井たか子(1986~1991年まで社会党委員長)が市民運動との連携を模索した(勿論挫折したと言っていいでしょうが)」のも、「1990年代に自民党が小選挙区導入に動いた(無党派層が増え、強固な自民支持が減ってきたため、自民党に有利な小選挙区導入を画策)」のも「無党派層の増大への対応」と見るべきでしょう。
過大評価はしません。また「ブレーンの力も大きい」のでしょうが、1981年時点(この頃はまだ今ほど無党派層について注目されてなかった)で「無党派層対応」に手をつけた宮本顕治氏は「やはり偉大」と思いますね。