今日の産経ニュースほか(2022年9/10~12分)(副題:玉城県知事再選を喜ぶ、ほか)

「旧統一教会問題も影響」沖縄知事選で勢いづく野党 - 産経ニュース
 『佐喜真など担がなければ』と思ってない辺りが酷い。「統一教会とズブズブの佐喜真」なんぞ担ぐから「統一教会批判」をされるのに全く何を言ってるのか。


沖縄知事に玉城氏再選 旧統一教会問題で自民に逆風 - 産経ニュース
 「玉城先行、佐喜真が追う展開」という選挙予測とはいえ、実際の結果が出るまでは不安でしたので、まずは県知事選勝利を素直に喜びたい。
 配信時間が「20時4分」と言うのが嬉しいですね。過去においては(自公側であれ、反自公側であれ)僅差の勝利で「もっと遅い時間」での発表だったところ、よほどの大差がついたのか。
 「佐喜真(元宜野湾市長)と統一協会の癒着」「下地*1立候補による保守票分裂」の影響は無論あるでしょう。
 ネット上で指摘があるようにそれがなくても、「佐喜真が公然と普天間移設支持を主張」「岸田政権が(玉城勝利の場合)補助金地方交付税カットの可能性を公言し露骨に恫喝」(過去においては自公はその点はどちらも曖昧にごまかしてきた)への「以前とは違って公然とそこまで沖縄を舐めるのか*2」という反発で玉城氏が勝利したのではないかと思いますが(正直、統一教会よりそちらの問題の方が大きいのではないか)。
 いずれにせよ、これで、岸田も「統一教会問題」についてさらに追い詰められることになったわけです。


沖縄知事選、大敗自民に「2つの誤算」 崩れた戦略、かすむ争点 - 産経ニュース
 自民党応援団産経ですら「大差」とぼやく選挙結果でした。「2つの誤算」とは「下地出馬による保守票分裂」「佐喜真(元宜野湾市長)と統一協会の癒着(山上の安倍暗殺を契機に急浮上)」ですが、別にこれらがなくても玉城勝利だったのではないか。

 大勝した玉城氏の側にも不安がある。経済再建に向けた財源の確保という〝宿題〟が、重くのしかかるからだ。

 こうした兵糧攻めで屈服させようとする岸田政権の行為は無法ですが、産経が批判しないのは言うまでもありません。同じ事を「民主党政権」が「自民党系の首長」にやれば批判してるでしょうに。


玉城知事派が県議会多数維持 補選で支援候補当選 - 産経ニュース
 ひとまずは県議補選での勝利を素直に喜びたい。


沖縄・宜野湾市長選、自公推薦の現職再選 知事選と〝ねじれ〟も - 産経ニュース
 勿論、宜野湾市長選でも勝利できれば「言うことはなかった」ので残念ではあります。


今そこにあるミサイル危機 「避難施設」案内表示の是非 - 産経ニュース
 北朝鮮のミサイル危機とでも言う気でしょうか。それとも中国、ロシアか。いずれにせよ馬鹿馬鹿しくて話になりません。


ジョージア大使が安倍氏国葬批判に「残念」 「来賓あるなら国民一丸で対応を」 - 産経ニュース
 本気で安倍国葬が正しいと思ってるわけではなく「自民党に媚びることでODAが欲しい」レベルの話でしょう。下劣すぎて俺のジョージア評価がダウンしました。


公明・山口氏、出馬表明へ 異例の8期目も難題山積 - 産経ニュース
 志位氏の長期政権(2000年から委員長)には悪口する連中が、山口の長期政権(2009年から代表)にはろくに批判しないのだから呆れます。それは「ただの反共(あるいは反野党)」ではないのか。
 それにしても(本気かどうかはともかく)「参院選での議席減」で「引責辞任論」ではなく「この苦境はベテランの山口でなければ」という続投理由は「後進を育ててない」と自白してるようなものではないのか。まあ、マジレスすると「ベテランの山口」云々は詭弁であり、実際は「創価学会自民党の受けが一番いい」のが山口という話ではないのか。


内閣支持続落41%、過去最低に並ぶ 不支持が逆転 朝日世論調査:朝日新聞デジタル
 アンチ岸田の俺的には「まだまだ高い」「早く30%台へ突入を、そして岸田辞任へ」ですが、下がってること自体は悪いことではない。「宏池会出身(池田首相、鈴木首相、宮沢首相など)」なので岸田が「第二次、第三次安倍内閣外相」とはいえ「安倍や菅に比べたらもう少しまともか」「一般にハト派、リベラル扱いされる池田、三木、宮沢元首相も、岸内閣や中曽根内閣の閣僚(池田は岸内閣蔵相、通産相、三木は岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、宮沢は中曽根内閣蔵相)だったし、池田に至っては岸からの禅譲だからな。岸田を色眼鏡で見ないようにしよう」と思っていたのですが「軍拡主張」「安倍国葬」「反共暴言の茂木黙認」「原発新増設主張」とか本当に酷いので。
 とはいえ最大野党代表が「ろくでもない泉」の上に、「自民党から出るであろうポスト岸田(派閥ボスの茂木幹事長など)」にまともそうなのがいない(池田、三木、宮沢のようなハト派、リベラル派が今の自民党に見当たらない)のが何ともかんともですが。


入国者数の上限撤廃へ 政府、10月にも 個人旅行解禁も - 産経ニュース
 果たしてそれでいいのかという危惧、懸念を感じます。


【九州正論懇話会】新保祐司氏詳報「日本を取り戻すため行動を」 - 産経ニュース

 戦争は民族として奴隷化し、国民として滅亡させるものだ。

 呆れて二の句が継げません。戦争目的とは今も昔も「多くの場合」そういうものではない。
 まあ「植民地化=民族奴隷化、国民滅亡」というなら「間違いではないかもしれない」ですが、その理屈なら日本の韓国支配も「民族奴隷化、国民滅亡」になります。そして昔はともかく今時「完全植民地化」なんて戦争はない。

 日本は13世紀の元寇でモンゴルの侵略を防ぎ、蹂躙されなかった。ヨーロッパもモンゴル帝国がウィーンの近くまで迫ったが、モンゴル皇帝の急死で軍が引いた。
 もし、このとき蹂躙されていたら、文明は徹底的に壊滅させられていただろう。

 いやそれはどうですかね。モンゴルが支配した中国大陸において中国文化が消滅したわけではない。

 海道東征を聴くことは日本文明を保持するための行動だ。
 年末になると、多くの日本人がベートーベンの交響曲第9番「合唱」、いわゆる「第九」の演奏会に行くが、海道東征は日本の建国の希望を感じさせる曲であり、年の初めに全国の主要都市で海道東征の演奏会が開かれ、日本人が心を新たにする風景がみられたら、「日本は復活した」といえると思う。

 「アホか」ですね。

*1:野田内閣郵政民営化担当相、国民新党国対委員長政調会長、幹事長、日本維新の会政調会長等を歴任

*2:正直、何でそういうハードランディング路線に行くのか訳が分かりません。