「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年10/16日分:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート

荒木和博 on Twitter: "令和4年10月18日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第917号。お役所の中でも拉致問題に熱心な人は何人もいますが、組織となるとそうはいきません。自分がそこにいても組織の論理に従ってしまうのではないかと思います。だからこそ国民の声が必要です。 https://t.co/uaXpzf97ub @YouTube" / Twitter
拉致問題 役所の中からは変えにくい(R4.10.18) - YouTube

 5分51秒の動画です。「拉致解決に真摯に取り組んだ官僚」田中均氏を個人攻撃で外務省退職に追い込んだクズが良くもふざけたことが言えたもんです。そもそも荒木ら「拉致右翼」の主張は「俺たちの言う通りに動く官僚=いい官僚」というふざけた代物ですが。
 まともな人間なら荒木ら拉致右翼の言いなりに動くなど「恥ずかしくてできる物ではない」。今や拉致の風化で荒木らに媚びても出世するわけでもありませんし。

荒木和博 on Twitter: "令和4年10月17日月曜日「荒木和博のショートメッセージ」第912号。「あの議員さんならやってくれる」という期待はせず、「これを実現して欲しい」と押し込んでいくことが必要だという話です。 https://t.co/qpbMWO6lZC @YouTubeより" / Twitter
国会議員に拉致問題を任せるのではなく、何を実現するかが大事です(R4.10.17) - YouTube

 6分20秒の動画です。タイトルだけで読む気が失せます。
 第一に「国会議員とは是々非々の関係」なんてのは当たり前の話です。荒木のようにどや顔する話ではない。
 第二に荒木の場合「荒木ら特定失踪者問題調査会や予備役ブルーリボンの言いなり」が「いい政治家(例:松原仁)」ですが「荒木らの言いなり」など「拉致をネタに北朝鮮叩きしてるだけの、ただの極右」でしかないので「拉致被害者帰国」と言う意味ではむしろ何の役にも立ちません。
 第三に「訪朝した金丸氏(1990年9月*1の訪朝当時は特に党の役職には就いていなかったが、自民党総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣副総理等を歴任した大物政治家で、最大派閥・竹下派の最高幹部。1992年には自民党副総裁(宮沢総裁時代)に就任:第18富士山丸船長、機関長が帰国)、小泉氏(訪朝当時は首相:拉致被害者5人が帰国)」のような「与党の大物政治家」でもなければ、現実問題として「拉致のような外交問題」で成果など出ないでしょう。残念ながら「幹部政治家(党首、幹事長など)だが野党議員(特に最大野党ではない場合)」「与党議員だが無役のいわゆる陣笠(小物議員)」ではできることはおそらくない。

荒木和博 on Twitter: "予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」第106回。西村幸祐さんの後編です。ぜひご覧下さい。 https://t.co/1tBNdmBwPh @YouTubeより" / Twitter
レブラ君とあやしい仲間たち その106 - YouTube
 近著『九条という病*2』『日本人だけが知らなかった*3安倍晋三』の真実』*4をご紹介頂きつつ、拉致問題を通じても見えてくる大手メディアの歪んだ報道*5についてお話し頂きました。

 14分29秒の動画です。赤字部分など拉致と何の関係があるのか。未だに「憲法九条のせいで拉致が解決しない(小泉訪朝で拉致被害者が帰国してるのだからデマも甚だしい)」「安倍元首相は拉致被害者5人の帰国に貢献した」とデマを垂れ流す気なのか。
 荒木らのバカさには心底呆れます。

荒木和博 on Twitter: "令和4年10月16日日曜日「荒木和博のショートメッセージ」第915号。大昔のソウル市営地下鉄1号線の話ですが、ついでに今やおそらく誰もできない隠し芸も。 https://t.co/HqMb66xjUz @YouTubeより" / Twitter
私的鉄道雑談(半世紀近く前のソウル地下鉄 隠し芸も少し) - YouTube

 5分43秒の動画です。勿論拉致は全く関係ありません。

*1:当時は海部内閣。海部内閣には竹下派橋本龍太郎(後に首相)が蔵相として入閣するとともに、竹下派小沢一郎自民党幹事長に就任し、竹下派が強い影響力を保有

*2:この種の西村の「憲法への悪口本」として『日本人に「憲法」は要らない』(2016年、ベスト新書)があります

*3:タイトルからして「外国は安倍を評価してる」と言う与太でしょう。ググったところ、この種の「日本人だけが」云々は他にも黄文雄『日本人だけが知らない世界から絶賛される日本人』(2014年、徳間文庫)、 渡部昇一『決定版・日本人論:日本人だけがもつ「強み」とは何か?』(2016年、扶桑社新書)、 ケント・ギルバート、石平『日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか』(2017年、徳間書店)、ケント・ギルバート『日本人だけが知らない世界から尊敬される日本人』、『日本人だけが知らない本当は世界でいちばん人気の国・日本』(以上、2018年、SB新書)などがありウヨ連中の自画自賛には心底呆れます。

*4:いずれの著書も2022年、ワニブックスPLUS新書

*5:以前から西村は著書『マスコミ堕落論反日マスコミが常識知らずで図々しく、愚行を繰り返すのはなぜか』(2014年、青林堂)、『NHK亡国論』(2014年、ベストセラーズ)、『朝日新聞への論理的弔辞』(2020年、ワニブックス)、『報道しない自由』(2022年、ワニブックスPLUS新書)などでメディア報道を偏向呼ばわりしています。そもそも「メディアの偏向報道」など荒木らの言いがかりですが、仮に事実だとしてもそんなことが「拉致被害者帰国(荒木らの建前上の目的)」と何の関係があるのか?。「偏向報道のせいで拉致被害者が帰国できない」と強弁する気なのか?