今日も松竹伸幸に悪口する(2022年11/25日分)

共産党がパワハラを克服する道・下 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 今日も松竹伸幸に悪口する(2022年11/20日分) - bogus-simotukareのブログの続きですが、松竹も言ってることが本当にトンチンカンだな、というのが感想ですね。松竹のようなバカを評価したり支持したりする連中(松竹記事のコメント欄に登場する喜び組連中、幇間太鼓持ち連中)の気が知れません。
 「日本共産党の議員は党の専従職員ではなく、弁護士や医師など他に職を持つ人間の方が党から自由に物が言えるのではないか」(松竹)というのは仮に事実だとしても「日本共産党以外(一般民間企業、中央官庁や地方自治体、学校法人、社会福祉法人、宗教法人など)に話を広げた場合」は勿論「日本共産党限定」の話ですら「パワハラ防止」とは全く関係ない話です。まさか松竹も「一般サラリーマン」や「共産党専従職員」に「パワハラの被害を受けたくないなら弁護士や医師など資格を取得しろ」とは言わないでしょう。
 大体「弁護士や医師など他に職があれば自由に物が言える」という松竹の主張自体が事実に反するでしょう。
 弁護士資格を持つ国会議員は

Category:日本の弁護士 - Wikipedia参照
【自民】
高村正彦
 村山内閣経済企画庁長官、小渕内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相、福田内閣外相、自民党副総裁(第二次安倍総裁時代)など歴任
谷垣禎一
 小泉内閣国家公安委員長財務相福田内閣国交相自民党政調会長(福田総裁時代)、総裁、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長など歴任
公明党
神崎武法
 公明党政策審議会長、国対委員長、代表など歴任
北側一雄
 小泉内閣国交相公明党政調会長、幹事長など歴任
冬柴鉄三
 第一次安倍、福田内閣国交相公明党幹事長など歴任
山口那津男
 公明党参院国対委員長政調会長などを経て現在、代表
社会党
飛鳥田一雄
 横浜市長社会党委員長を歴任
社民党
照屋寛徳
 社民党国対委員長、副党首など歴任
福島瑞穂*1
 社民党幹事長、副党首などを経て党首
民主党(その後の民進党や国民民主党、立民党を含む)】
江田五月*2
 菅内閣法相、民主党参院議員会長、参院議長など歴任
枝野幸男*3
 鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立憲民主党代表を歴任
仙谷由人
 鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官など歴任

といますが彼らは常に自由に物が言えていたのか。とてもそうは言えないでしょう。
 というか、共産にも「仁比聡平氏*4」「山添拓氏(政策副委員長(常任幹部会委員兼務))」と言う弁護士資格を持つ国会議員が現在いるし、過去においても「諫山博氏*5」「林百郎氏」「橋本敦氏」「東中光雄*6」「松本善明*7」が弁護士資格を持つ国会議員としていたのですが彼らは自由に物が言えていたのか。といえば、今や共産党執行部に敵対的な松竹は「その通りです」というわけにもいかずしどろもどろではないか。というか「資格を持った人間」ばかりが政治家になっては「貧乏人の気持ちが分からないのではないか」とは思わないらしいところが酷い。それでも共産党員なのか?
 もはや松竹には共産党に在籍する資格はかけらもないと思います。
 というかこの松竹の物言いでは「弁護士や医師」に対するパワハラはないことになりますがもちろんそんなことはない。
 映画やドラマにもなった小説「白い巨塔」がわかりやすいですが「大学病院の幹部」と「一介の新人医師」では明らかに力の差があるし、当然パワハラはあり得ます。実際、「白い巨塔」ではそうした権力関係が悪用され、「財前教授*8医療過誤」を暴こうとした「里見*9助教授」は財前の報復によって、浪速大学を追放されます。
 弁護士だって「弁護士事務所経営者」と「一家の新人弁護士」では明らかに力の差があるし、当然パワハラはあり得ます。
 松竹はどれほどトンチンカンなのか。なお、以上は松竹記事に投稿しましたが、いつものように掲載拒否でしょう。松竹も呆れたバカ野郎です。

*1:著書『結婚と家族』(1992年、岩波新書)、『裁判の女性学』(1997年、有斐閣選書)、『迷走政権との闘い』(2011年、アスキー新書)など

*2:著書『国会議員』(1985年、講談社現代新書)など

*3:著書『「事業仕分け」の力』(2010年、集英社新書)、『枝野ビジョン』(2021年、文春新書)

*4:著書『秘密保護法はすぐ廃止へ!』(2014年、日本機関紙出版センター)

*5:1921~2004年。著書『駐在所爆破犯人は現職警官だった』(1978年、新日本出版社)、『消えた巡査部長』(1990年、昭和出版)、『警察を衝く』(1992年、新日本出版社)、『スパイ告発:裁かれた五つの権力犯罪』(2000年、光陽出版社)

*6:1924~2014年。著書『国会論戦・日本国憲法:政治改革、PKO、海外派兵』(1994年、清風堂書店)、『新ガイドライン日本国憲法』(2000年、清風堂書店)、『東中光雄という生き方:特攻隊から共産党代議士へ』(2010年、清風堂書店)

*7:1926~2019年。著書『妻ちひろの素顔』(2000年、講談社+α文庫)、『平和の鉱脈と日本共産党』(2005年、新日本出版社)、『謀略:再び歴史の舞台に登場する松川事件』(2012年、新日本出版社)、『軍国少年がなぜコミュニストになったのか』(2014年、かもがわ出版

*8:過去に佐藤慶(1967年のNET)、田宮二郎(1966年の大映映画、1978年のフジテレビ)、村上弘明(1990年のテレビ朝日)、唐沢寿明(2003年のフジテレビ)、岡田准一(2019年のテレビ朝日)が演じた。

*9:過去に根上淳(1967年のNET)、田村高広(1966年の大映映画)、山本学(1978年のフジテレビ)、平田満(1990年のテレビ朝日)、江口洋介(2003年のフジテレビ)、松山ケンイチ(2019年のテレビ朝日)が演じた。実際の山本学は里見のようなまともな人間ではなく安倍晋三を支持するようなクズですが。