常岡がリツイートしていたので気づきましたが、桜木武史*1のツイートです。
「はあ?」ですね。桜木ファンでないので、桜木がジャーナリストを辞めようが俺的にはどうでもいいですが、少なくともそれは「フォロワー数」で決めるべき事では無いでしょう。1)「1万フォロワーいかないと判断した上で辞めたい」のか、2)「1万フォロワー行くと判断した上で続けたい」のか、3)「自分で決断ができず他人に決断を丸投げしている(コイントスできめるようなもん)」のかはともかく、いずれにせよ桜木の精神状態がまずいことになってないか、危惧します。周囲のフォローが必要では無いか(追記:結果的には辞めることになったようです)。
常岡浩介がリツイート
石田昌隆
ウクライナを見捨てれば、日本も同じ運命になりうる。軍事研究者の小泉悠さんは警告する
ウクライナを見捨てれば、日本も同じ運命になりうる。軍事研究者の小泉悠さんは警告する【ウクライナ戦争】 | ハフポスト WORLD
ハフポストと小泉、常岡と石田には「おいおい」ですね。「見捨てる」とは具体的に何なのか。これが「サハリン2から日本企業はすぐに撤退すべきだ」ならともかく「軍事支援すべきだ」なら違憲行為の暴論です。なお早期停戦論は「ロシア寄り(停戦をロシアに有利に展開したい)としか見なせない鈴木宗男、橋下など」を除けば「長期戦化*2してる現状に心を痛めての話*3」で「ロシア寄り」ではないですし「どんな停戦条件でもとにかく停戦しろ」と言ってるわけでも無い(現実問題としてロシアの飲める条件にせざるを得ないとは言え、極端な話「ロシアが一方的に有利でウクライナが一方的に不利」なんて代物での停戦は「よほどのロシアシンパ」でない限りまともな人間は容認する気は無いでしょう。俺もそんな気はありません)。そもそも「停戦すれば、プーチンにいいようにやられ、当然にロシアに有利でウクライナに不利」と小泉らが決めつけ「停戦それ自体に全否定的」なのもいかがなものか。それこそ「停戦条件の内容による」でしょう。小泉の主張は「北朝鮮とバーター取引してもやらずぼったくりになるだけ」として「取引内容の如何に関係なく」バーター取引を全否定している家族会や救う会並の暴論でしょう。
大体、戦火の及ばない安全地帯の日本から、小泉らのように徹底抗戦を主張するのもどうかと思います。
また「見捨てたら日本も同じ運命」というのは、そもそも経済制裁に参加している以上、「サハリン2の問題を考慮しても」現時点において見捨ててるとは言えません*4が「はあ?」ですね。
「日本が対外侵攻を受けるかどうか」は「ウクライナがロシアに敗戦するかどうか」で単純に決まる話じゃ無いでしょうに。
まあ、現状の在日米軍と自衛隊の存在を考えれば「見捨てようが見捨てまいが*5」日本侵攻などまずあり得ないので小泉はデマも甚だしいですね。小泉は「右寄り」だとしても、もう少しまともな人間かと思っていたので心底呆れます。周囲から「若手のロシア通(特に軍事通)」と持ち上げられるうちに図に乗ってしまい、「非常識ウヨの本性がモロダシ」ということでしょうか。
小泉の主張「ウクライナを見捨てたら日本が」云々は「在日米軍、自衛隊の力を過小評価した」り「在日米軍撤退が簡単にあり得る*6」と評価したりという「著しく事実に反する前提」を置かない限りあり得ない話でしょう。つまり「しつこく繰り返しますが」デマも甚だしい。自衛隊の軍事力について言えば、あえて言えば「かけてる金(安倍政権時に既にかなりの軍拡を実施)」を考えれば自衛隊は「ロシアや米国の側(軍事大国)」であっておよそ「ウクライナの側(軍事小国)」ではない(もし大金をかけてるのに「ウクライナの側」だったらそれこそ「カネの使い方がおかしい」という別の問題が出てきますし、そこを小泉は批判する必要が出てきます)。
また「ロシアと地続きのウクライナ」と違い「地続きの国が無い日本」は侵攻は困難です。
まあ、結局、小泉という人は考えが右寄り、米国寄りなんでしょうね。「現時点では」口にはしないモノの「岸田の軍拡や改憲路線」にも肯定的なのかもしれない(そして将来的にはそうした右翼的見解を公言するのかもしれない)。
それにしても「また、ちくま新書(小泉『ウクライナ戦争』)かよ、本当に筑摩はろくでも無い、くだらない人間の本ばかり出すよな(呆)。筑摩は経営危機に陥ったあのときに倒産すればよかったのに」ですね。「デマ屋」楊海英(『内モンゴル紛争』、『モンゴル人の中国革命』)、篠田英朗*7(『ほんとうの憲法:戦後日本憲法学批判』)の本もちくま新書ですからね。俺の筑摩への印象は明らかに悪くなっています。
常岡浩介
来年の抱負は旅券奪回!(去年も同じでしたが orz)
1)自称ライターなのに仕事(著書刊行、雑誌記事執筆、テレビ、ラジオ出演、講演会、取材活動など)の抱負はねえのかよ?
2)旅券奪還とやらのために現状、何をして状況がどうなってるのか説明しないのか?
→行政訴訟をしていたと思うのですが、それがどうなってるのか何故常岡は説明しないのか?
3)旅券奪還ができたら何をしたいのか何故語らないのか?
→当初はイエメン取材したいとか言っていたと思うんですけどね
ですね。常岡が本気で奪還する気があるようには見えないし、「旅券が無いから海外取材に行けない→仕事ができないのは仕方が無い」で無職であることを居直ってるようにしか見えないのが何とも(呆)
常岡浩介
日本では、性犯罪者の大半は無罪放免となります。裁判官の知識が古すぎて、証拠の評価能力がないため。
吐き気や震えで女性1人が出廷できず 強制性交問われた男に無罪判決、残る7人の事件は有罪(京都新聞) - Yahoo!ニュース
勿論「新井浩文*8、内柴正人*9など起訴された性犯罪者の大半は処罰されます」。「和姦」と言う強弁を裁判所が容認して大半が無罪など明らかなデマです。裁判所への誹謗も甚だしい。
常岡が紹介する裁判も仮に「無罪部分」が不当だとしても*10完全無罪では無い(有罪部分もあるので処罰は当然受ける)。
常岡も何処まで劣化すれば気が済むのか。高世仁が常岡を見捨てるのも当然でしょう。
そもそも「具体的事例」を出して論理的に説明できない点(単にリンクを張るのは説明とは言わない)は常岡らしいアホさです。
北尾光司(元横綱双羽黒)も、おそらく発達障害があったのではないか(知能はすぐれていたらしいが) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)をもじれば「常岡浩介も、おそらく発達障害があったのではないか(知能も劣ってるようだが)」と疑いたくなります。少なくとも「ライター廃業」常岡が「今も活躍するライター」に比べ知能が劣ってることは間違いないでしょう。
*1:著書『【増補版】シリア 戦場からの声』(2018年、アルファベータブックス)、『シリアの戦争で、友だちが死んだ』(2021年、ポプラ社)
*2:ロシアのウクライナ全面侵攻が2月24日なので既に10ヶ月経過しています。これが「ロシア全面撤退」がすぐに見通せるなら徹底抗戦もありですがそうでない以上「一時停戦論」は不思議では無いでしょう。全土奪還は難しい?米国から停戦交渉を促す声 ウクライナは否定的:朝日新聞デジタルも報じていますが、ミリー米軍統合参謀本部議長からも「ロシア軍全面撤退が無くても、戦況によっては一時停戦に動いても良いのでは(俺の要約)」という意見は出ています。小泉はミリーも「見捨てた」「ロシア寄り」というのか。
*3:そもそも誰も「いついつまでに戦争が終わる」とは言えないでしょう。それは極端な話、今の泥沼の戦争が2024年や2025年になっても終わってないかもしれないと言うことであり、そこで「徹底抗戦」を躊躇なく言えることが「当然の正義」とは俺は思いません。
*4:というか、いい悪いは別として「米国の軍事支援」が一番大きいでしょうから、あえて言えば「米国が最大のキーマン」であって正直、日本や英仏独等が見捨てようが、米国が見捨てない限り、ウクライナは抗戦できるでしょうし、逆(米国が見捨てたらおそらく他国ではカバーしきれない)も言えるでしょう。「日本が見捨てたら」云々とはどう見ても「米国の過小評価」「日本の過大評価」でしかない。
*5:見捨てていいと言ってるわけではありません。そんな因果関係はどこにも無いという話です。
*6:安保反対派の俺的には「撤退が簡単に実行できれば嬉しい」ですが、長年、日米両国が続けてきたからには「日本政府(自民党)と米国」に何らかの利益があったわけで、それが簡単に廃棄されると考えるのはおよそ現実的では無い。というか、まさか、小泉とて日米安保が簡単に廃棄されるとか、自衛隊や在日米軍が弱い軍隊だとは思ってないでしょうに。
*7:『憲法学の病』(新潮新書)という題名自体が憲法学者への誹謗中傷という酷い本を出したバカ
*8:2019年2月1日に自宅でオイルマッサージを受けていた際、施術していた派遣マッサージ店の女性従業員へ暴行を働いたとして、警視庁に強制性交の容疑で逮捕された。これを受けて、所属事務所アノレは2月5日付で新井を解雇し、芸能界から事実上の引退となった。2020年11月17日、東京高裁で懲役5年とした1審判決を破棄し懲役4年の実刑判決。検察、弁護側双方が上告しなかったため二審判決が確定(新井浩文 - Wikipedia参照)
*9:アテネ、北京五輪柔道男子66kg級金メダル。2014年4月23日に最高裁で懲役5年の実刑判決が確定。2017年9月に仮釈放(内柴正人 - Wikipedia参照)
*10:不当かどうかはマスコミ報道だけではとても判断できませんが