黒井文太郎&常岡浩介に悪口する(2022年9月22日分)

黒井文太郎
 メディアからの取材で「(ボーガス注:ロシア軍が一部支配地域をウクライナに奪還されるなど)ロシア軍の劣勢でプーチンは交渉での落とし所を狙ってくるのでは?」とのご質問をいただき、「過去のプーチンのパターンからすると、むしろ強気な姿勢に出る可能性のほうが高い。妥協的な姿勢に転じることは考えにくいです*1」とお答えしました。「プーチンはムキになるかも」という不確定要素が現代の核抑止構造にどどーんと登場なう

 「はあ?」ですね。黒井が言うほど「プーチンが感情的で合理性に欠ける」かはともかく、「核抑止論は核保有国の政治家や国民が合理的に動くことを前提にしているが、そんな保障はない」なんてことはプーチンの大統領就任以前の「米ソ冷戦時代」から「核抑止力批判」として存在しました。今「新たに登場した問題」であるかのように言うとは(呆)。

常岡浩介
 (ボーガス注:ロシアの予備役)動員がウクライナ側にとって実際上どれくらい脅威になるのか、あるいはならないのかを知りたい。文字通りの機能はしないという大方の分析だが、今までより戦闘が困難になるのは間違いないのか?

 自称「ロシア」問題のジャーナリストとは思えない「情けないツイート」です。動員がウクライナ戦争にどんな影響を与えるのかはそれこそ「常岡が現地ウクライナの取材やロシア専門家(例:小泉悠)へのインタビューなど」を元に「自らの考えを述べるべきこと」でしょうに。常岡って今誰かに「ところで、常岡さんは今ライターとしてどんな仕事をしてるんですか?。昔やってた警察裏金(長崎放送時代)もチェチェン*2イスラム*3も何もやってないですよね」と聞かれたらどう答える気なのか?。「何もしてない無職です」と言うのか?

常岡浩介がリツイート
JSF
 今回のロシアの不審死はモスクワ航空研究所の元所長が階段から転落死。窓から落ちたり階段から転落したり次から次へと、開戦以降何人目だっけ。

 英国公安が「ロシア公安の犯行認定したリトビネンコ殺害」ならまだしもろくな根拠もないのに「ロシアの暗殺であるかのように印象操作」も大概にしたらどうか。「ロシアのウクライナ侵攻」批判にとっては「むしろ邪魔な行為」でしょう。そんなことをしなくても侵攻批判できるし【1】殺人だがロシア政府と無関係、【2】そもそも殺人ですらない(事故や自殺)と今後「ロシア批判派からも」評価される可能性は現時点では皆無ではないからです。その場合はかえってこういう人間は「信用されなくなる」。まあこの種の人間は【1】信用されなくても構わない、一部のコアな支持層さえ支持してくれればいい、【2】そもそも何も考えてないバカのどちらかなのでしょうが。

常岡浩介
 だって、(ボーガス注:マスコミに寄れば招待状を送ったという)ロシアやシリアやビルマ*4と違って、そこに利権はないから
- YouTube

 常岡には「何だかなあ(呆)」ですね。
 第一に安倍批判派の「はず」の常岡にとってチベット亡命政府(以下、チベット)にそんなに安倍国葬に出席して欲しいのか?。それは「一応、安倍批判派」常岡にとって「チベットが不道徳な立場に転落したこと」を意味しないのか?
 第二に英国だってエリザベス女王国葬の招待状などチベットに送ってないでしょう。それも常岡的には「英国にとってチベットに利権がないから」なのか。

黒井文太郎
 まだまだ激論の「降伏すべき」VS「抗戦すべき」論争。

 黒井には「おいおい」ですね。「主張の是非はともかく」、そして「停戦すべき」ならともかく「降伏すべき」なんて人間はほとんどいないでしょう。そして「停戦」は勿論「降伏ではない」。こんなことを言ってる時点で黒井が「抗戦派」寄りであることがモロバレです。

常岡浩介がリツイート
◆丸の内炒飯OL*5
「ゼレンシキーはなぜ首都から逃げなかったのか?」
「金玉がデカ過ぎてヘリに乗らなかったから」
というジョーク

 『ヘリに乗れなかった理由』が「背が高すぎて」「体重が重すぎて」「高所恐怖症(閉所恐怖症)だから」等ならともかく下品すぎて少しも面白くない。

*1:なお、「劣勢で降伏すると不利な条件での降伏になる、最低でも一回は反撃したい」として「劣勢でも昭和天皇が降伏を遅らせたこと」で分かるように「劣勢だから交渉する」とは限りません。

*2:常岡『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2008年、アスキー新書)

*3:常岡『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社

*4:「ロシアの女王国葬出席を拒否した英国」に同調してロシア出席を拒否するかと思いきや(さすがにプーチンの出席は認めない物の) https://www.jiji.com/jc/article?k=2022092200633&g=polだそうです。記事タイトルに「露」が入ってるのは「民主主義擁護を建前とする国葬なのに、英国は国葬出席を拒否したのに、露を招待していいのか」という時事による批判の表明でしょう。

*5:OLを自称していますが正体は「小泉悠のおふざけ」のようです。こういうのを面白いと思う人間が小泉のようです。俺にとっては少しも面白くありませんが(呆)