今日もkojitakenに悪口する(2023年1/29日分)

「×××ローテーション」の本当の発案者は誰か - kojitakenの日記
 「id:kojitakenはアホか?」というのが率直な感想です。
 まず第一にそんなことが部外者に正確に分かるとも思えない(公式には「山本太郎代表の発案」らしいですが)。
 kojitakenは池戸万作の主張「長谷川羽衣子*1、朴勝俊*2夫妻が発案者」を支持するようですが、それは単に「比例ローテーションの最初がドイツ緑の党*3」であり「長谷川*4、朴夫婦」がもともとは「日本緑の党」関係者で「ドイツ緑の党について詳しい」と言うことだけが根拠という「根拠薄弱な代物」です。実に馬鹿馬鹿しい。
 第二に「俺も含めて」多くの批判派はそうでしょうが「誰が発案者か」「何が本当の目的か(このように言うkojitakenはれいわの表向きの理由を嘘で『長谷川が議員になりたかっただけだ(そして長谷川が議員になったらローテーションを反故にするのではないか)』と決めつけてるわけですが)」など最初から問題にしていません。
 問題は「れいわが建前上、ローテーションの正当化理由として主張している話が適切な理由と言えるのか」であり、批判するにおいてはそれで十分でしょう。勿論批判派は「適切でない」と判断するわけですが。これは何もれいわローテーションに限らない。「建前の話」がまともかどうか議論すればいいのであって「建前は嘘で、隠れた本音がある」と決めつける必要は批判するにおいてはどこにもない。そもそもよほど堅い根拠が無い限り「建前は嘘」と決めつけることは無理でしょうし。
 そして、れいわ党内で「犯人(最初の発案者)捜し(そして党内で懲戒処分?)」ならともかく部外者にそんなことをする動機、必要はない(そもそも探すこと自体が党外の人間には無理でしょうが)。
 しかしそんなに長谷川・朴夫婦に力があるのなら、それこそ「れいわは山本の独裁ではない」でしょう(kojitakenは山本の独裁だと言っていたはずですが)。
 是非はともかく山本太郎代表は「元芸能人」であるが故に担がれた「神輿」にすぎずそれほどの実権は実はないのではないか。
 「長谷川・朴夫婦」がkojitakenの言うような「党内の大物」かどうかはともかく、「山本が政治素人」のため、

参議院選挙 れいわ新選組 比例代表候補者 - NHK
◆元民主党衆院議員「櫛渕万里」(れいわ新選組共同代表・政策審議会長代理、衆院議員)
◆元民主党参院議員「大島九州男」(参院選比例名簿3位:繰り上げ当選で参院議員、れいわ新選組参院国対委員長
◆元民主党衆院議員「辻恵」(参院選比例名簿5位)
◆元新宿区議「依田花蓮」(参院選比例名簿7位)
◆元立憲民主党衆院議員「高井崇志」(参院選比例名簿8位、れいわ新選組幹事長)

など、山本が呼び入れた政治活動経験者のうち「声の大きい人間*5」に山本が引きずられてるに過ぎないのではないか。
 まあ、そういう「危うい政党」を支持する気は俺には無いですが。
 なお、kojitakenは

「×××ローテーション」の本当の発案者は誰か - kojitakenの日記
 なんでこんなのに肩入れする「リベラル・左派」が後を絶たないのか、不思議でなりません。

としていますがその理由の一つは「櫛渕など元民主党議員をれいわ内部に取り込んだことで、立憲民主党や国民民主党に不満を感じるが、共産、社民は支持したくない野党支持層*6の支持をうまく獲得したこと*7」にあるのではないか。

*1:れいわ政治塾塾長。れいわの参院選比例名簿では「1位:天畠大輔(一般社団法人「わをん」代表理事。著書『〈弱さ〉を〈強み〉に:突然複数の障がいをもった僕ができること』(2021年、岩波新書):当選)」「2位:水道橋博士(当選したが病気辞職)」「3位:大島九州男(れいわ新選組参院国対委員長、元民主党参院議員:水道橋博士の辞任で繰り上げ当選、ローテーションがなければ約5年半の任期)」「4位:長谷川羽衣子」「5位:辻恵(元民主党衆院議員)」「6位:蓮池透(元拉致被害者家族会事務局長)」「7位:依田花蓮(元新宿区議)」で「4~7位」までがローテーションを実行すれば議席獲得

*2:関西学院大学教授。著書『環境税制改革の「二重の配当」』(2009年、晃洋書房)、『脱原発で地元経済は破綻しない』(2013年、高文研)など

*3:なお、ドイツ緑の党は「選挙前からローテーション方針を明らかにしていた」そうなので「水道橋博士の辞任後に突然ローテーションを言い出したれいわ」とは話が大きく違います。是非はともかく、ドイツ緑の党の「ローテーション」は、れいわと違い「選挙前にそんな話は聞いてない」という批判は成立しません。また、内部で「何でローテーションしないといけないのか。短期でローテーションでは政治経験が積めない」などの不満が所属議員やその支持者から出たそうで、今は「ドイツ緑の党」はローテーションは辞めたそうです。「ドイツ緑の党が内部不満からやめた制度をれいわがやっても同様に内部不満で挫折するだけではないか?。何故日本なら、れいわなら成功すると思えるのか?。それとも単に大島に5年半の任期を全うさせたくないだけなのか?」という批判(kojitaken、池戸万作などもそうした批判をしている)は出て当然でしょう。そもそも「最初のローテーション対象者・大島」が素直にローテーションするか、その後の三人(長谷川、辻、蓮池)が素直に(以下略)疑問でしょう。一人でもローテーションを拒否すればその時点で話は挫折します。ローテーション拒否者を「約束違反」を理由に党から除名したところで、現行制度では「議員資格喪失→れいわから繰り上げ当選」とはならず被除名者が無所属議員になるだけですし、ローテーションの非現実性が露呈されるだけでしょう。

*4:勿論発案者であろうと無かろうと、彼女がローテーションで利益を得る立場にいる以上、批判されるのは当然です。

*5:ローテーションなどという不利益な話を進んで大島が受け入れたとは考えがたいので、大島の影響力は「ローテーションで利益を得る長谷川、辻、蓮池、依田」に比べて小さいのでしょうが

*6:まあこういう層は極右の維新(旧民主党との関係性もない)は支持しないでしょう。

*7:勿論、共産支持の俺はそういう価値観には賛同しませんが