今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する他(2023年2/15日分)

日本共産党と党員松竹伸幸氏の「対決」をめぐる懸念 (メモ) - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
 赤字は俺の応答です。上手い応答が思いつかないものは触れませんでしたが、それは「触れなかった村野瀬氏のセルフメモ、問いかけ」が俺にとって無意味という話ではありません。

下書きのようなセルフメモ
いくつかのセルフメモ、もしくは問いかけです。ここにコメントする人にもよければ考えてもらいたい点です。すぐには答えが出せない問いも多く含まれています。セルフメモということで書いておきます。
松竹伸幸氏は日本共産党をどうしたいのだろうとあれこれ考えていますが、結論が出ません。日本共産党を壊したいのか、日本共産党を守りたいのか。それともほかの何かなのか。
→「党を破壊したい」のか、「立民・泉の指示、命令でも受けて党の方針を右傾化させたい」のか、「党を乗っ取りたい(その後、右傾化)」のかはともかく、志位執行部を異常に敵視してることだけは間違いないですね。除名されて当然の反党分子だと思います。
松竹伸幸氏はなぜ「シン・日本共産党」を自分の手で立ち上げないのか。
→離党して新党を作った政治家たち、例えば
【戦前】
◆床次竹二郎
 原*1、高橋*2内閣で内務相(立憲政友会)。その後、立憲政友会を離党し政友本党政友本党は後に憲政会と合同し立憲民政党。しかし床次はその後民政党を離党し立憲政友会に復党。犬養*3内閣(立憲政友会)で鉄道相。しかし、その後、岡田内閣を批判する政友会党執行部の了解無く、岡田*4内閣逓信相として入閣したため政友会から除名。なお、岡田内閣には床次以外では政党政治家としては、立憲政友会から内田信也*5鉄道相、山崎達之輔*6農林相、立憲民政党から町田忠治*7蔵相(226事件で暗殺された高橋蔵相の後任で商工相兼務) 、松田源治文相、川崎卓吉*8文相(文相在任中に病死した松田の後任)が入閣。
◆安達謙蔵
 濱口*9、第二次若槻*10内閣内務相(立憲民政党)。立憲民政党を離党し国民同盟
中野正剛
 安達の国民同盟を離党し東方会
【戦後】
西尾末広
 元社会党書記長。社会党・片山内閣で官房長官社会党を離党し民社党
◆平野力三
 社会党・片山内閣で農林相、社会党を離党し社会革新党 - Wikipedia
◆黒田寿男
 後に社会党に復党するが、社会党を離党し労働者農民党
江田三郎
 元社会党書記長。社会党を離党し社民連
河野洋平*11
 後に復党し、自民党総裁にもなるが、自民党を離党し新自由クラブ
羽田孜
 自民党において、中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相。自民党を離党し新生党党首
小沢一郎
 元自民党幹事長(海部総裁時代)。自民を離党して羽田と共に新生党&結局、最終的には民主党系の立憲民主党入りするが民主党を離党し「国民の生活が第一
武村正義*12
 自民党を離党し新党さきがけ
矢田部理
 社会党を離党し、新社会党。松竹風に言えばシン・社会党
渡辺喜美
 自民において第一次安倍、福田内閣行革相。自民党を離党しみんなの党
平沼赳夫
 自民において森内閣通産相小泉内閣経産相。後に復党するが自民党を離党し、たちあがれ日本
亀井静香
 自民において橋本内閣建設相、自民党政調会長(小渕、森総裁時代)。自民党を離党し国民新党
松井一郎
 自民党を離党し維新。退任予定(維新は別候補を擁立予定)だが、現・大阪市長
等と違い、自分にそんな能力がないことを自覚してるのでしょう。

松竹伸幸氏が党首になったら、自分への異論をどのように扱うのか。
→俺の「松竹記事」への批判コメントを掲載拒否して恥じないその態度から「独裁支配」を狙うことは間違いないでしょう。まあ、そもそも党首になれる器ではないですが。大体「溝手氏に刺客候補・河井杏里を送る」など強権支配の安倍晋三について『安倍さんが選挙で連戦連勝できたのは、まさに自己改革ができたからだ(岸田さんは困っていない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba参照)』と美化するような松竹にまともな民主主義理解があるとはとても思えません。それにしても松竹を擁護するkojitakenや朝日新聞毎日新聞などは「安倍さんが選挙で連戦連勝できたのは、まさに自己改革ができたからだ」などという松竹の主張に賛同するのか、まともに回答して欲しいもんです(そこまで酷い安倍美化はできず黙りでしょうが)。そもそも「選挙の勝ち負け」と「自己改革」とやらが単純直結してるわけでは無いことは言うまでもない。松竹の珍論では安倍に限らず「吉田、池田、佐藤、中曽根、小泉」と言った長期政権は「自己改革」ということになるのでしょうが、松竹ですらそんなことは言わないのではないか。というか、その松竹の珍論「選挙の勝敗で自己改革ができたかどうかが分かる」なら「消滅した新自由クラブ*13社民連*14新生党民社党日本新党*15新党さきがけみんなの党たちあがれ日本等(消滅した場合でも多くの場合、自民など既存政党に合流し、その中で『旧民社党グループ』などの形では残っていますが)」と違い「日本共産党がとにもかくにも今まで続いてきた(議席減なら勿論あるが、選挙において党消滅につながるほどの甚大な打撃は幸いにしてまだ無い)」のは「自己改革ができたから」ではないのか。そして「参院選で敗戦した泉」に対して松竹は党首辞任を求めるべきではないのか?
日本共産党内には変わるべきことはあると私自身は考えます。
→勿論こんなことは当たり前の話です。何処をどう変えるべきかはともかく、志位執行部だってそう考えてるでしょう。「完全無欠」で「無謬の存在」なんかどこにもない。


その決定にはとうてい納得できません | inti-solのブログ - 楽天ブログ
 むしろ「その松竹擁護には賛同できません」「その共産非難には賛同できません」ですね。
 松竹が「党内で話を持ち出す」のではなく、何故乱暴に党外に持ち出したことを無視するのか。

「結社の自由」に対する乱暴な攻撃――「朝日」社説に答える/政治部長 中祖寅一2023.2.9
 松竹氏が、善意から行動しているならば、なぜ規約をふまえルールに基づいて行動することをせずに、外から突然、攻撃を開始するという態度をとったのか。説明がつかないではありませんか。
 安保条約堅持・自衛隊合憲論を党の「基本政策にせよ」と主張するなど、「綱領と規約の根本」を否定する重大な内容を主張しながら、「規約と綱領の枠内」(会見)という偽りを振りまくことが、善意に党を考える姿勢といえるでしょうか。
 「朝日」社説は触れていませんが、松竹氏は、乱暴な党攻撃を書き連ねた本を1月に出版した鈴木元氏に対し、その内容を知りながら、出版を「督促」するなど、党攻撃のための分派活動を行っていました。これが善意の行動と言えるでしょうか。

という松竹が本気で「善意の批判者」と思ってるのか?
 共感する記事もある御仁ですが、今回は非常に失望しました。


「除名処分通知書」への一口反論・2 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 自らの右翼的安保主張を「党方針の枠内」「志位氏と大筋で変わらない」と強弁する松竹です。
 しかし、それならば何故党外に乱暴に持ち出したのか。本気で松竹がそう思うのならまずは志位氏に話があってしかるべきでしょう。
 しかし志位氏は

志位委員長の記者会見/松竹氏をめぐる問題についての一問一答2023.2.10
 善意の立場であるとしたならば、なぜ党の規約にのっとった正式のルートで一度も意見を述べることをしなかったのか。私は、中央委員会で仕事をしておりますが、私あての意見書も一度もありません。

として「そんな話を松竹からされたことは一度も無い」と言っていますし、松竹もその事実は認めるようです。
 これは「志位氏に提案しても受け入れられない」と松竹が自分でも自覚していたことを示すのではないか。
 さて、党外に松竹が乱暴に持ち出した理由ですが、

党攻撃とかく乱の宣言/――松竹伸幸氏の言動について/書記局次長 土井洋彦2023.2.8
 日米安保条約廃棄、自衛隊の段階的解消の方針など、党綱領と、綱領にもとづく党の安保・自衛隊政策に対して「野党共闘の障害になっている*16」「あまりにご都合主義」などと攻撃したこと。

志位委員長の記者会見/松竹氏をめぐる問題についての一問一答2023.2.10
 日米安保条約堅持、自衛隊合憲という党綱領に反する主張を公然と行うとともに、日米安保条約廃棄、自衛隊の段階的解消の方針――わが党綱領とそれに基づく党の政策的立場に対して、「野党共闘の障害になっている」「あまりにご都合主義」と言って攻撃したわけです。

等が指摘するように松竹が「野党共闘に支障ガー」を連呼することから俺は松竹が野党共闘勢力(立民、れいわ、市民連合など)に「野党共闘を進めるために志位は松竹の言う安保政策を受け入れろ」と志位執行部を恫喝させ、「松竹流安保施策を志位執行部に強要すること」が目的だったのではないか*17と疑っています。そんな恫喝が志位執行部に効いたかどうかはともかく、松竹は「野党共闘」という「錦の御旗」にはそれほどのパワーがあると思い込むと同時にその「錦の御旗」には志位執行部が「たやすく屈服する」と志位氏をなめていたのではないか。そんな「党員にあるまじき反党分子」松竹に志位氏が激怒するのも当然でしょう。
 むしろ「松竹氏」と呼んでるだけ、まだ「寛大」です。俺は「松竹のバカ」に敬称をつける気にはどうしてもなりません。
 まあ、「無責任な立場の俺(党外の一支持者)」と違い、志位氏の「責任ある立場」では「松竹」と呼び捨てにし悪口雑言するわけにもいかないでしょうが。
 「それはともかく」そう考えれば松竹が「安保政策以外論じたがらない」のも理解できます。いろいろなことを論じると「外部勢力」との間に意見対立が生じ「外部勢力に支持される可能性」が当然減るからです。
 もしこの俺の邪推が正しいなら松竹の行為は「党外の政治勢力を利用して党の方針をねじ曲げる」と言う「党員にあるまじき」とんでもない行為です(勿論、党内民主主義にも反する)。
 過去に除名された「ソ連派の志賀義雄 - Wikipedia」「中国派の安斎庫治 - Wikipedia福田正義 - Wikipedia」等の振る舞いと全く変わらない。
 あるいは「連立政権をやりたかったら社会党新党さきがけは消費税増税を飲め(新生党小沢一郎代表幹事ら)」という「国民福祉税騒動(むしろ社会党やさきがけが小沢らに反発したことで挫折、かえって社会党やさきがけが自民に接近し、その後、自社さ連立が誕生)」と松竹のやり口は何処が違うのか?。「典型的な反党行為」「除名されて当然」と言っていい。
 では「志賀らにとってのソ連(ご主人様)」「安斎、福田らにとっての中国(ご主人様)」に当たる「松竹にとっての党外勢力(ご主人様)」とは何なのか。
 いろいろ考えられるし「複数ある」かもしれませんがやはり大きいのは「立民の泉」ではないか。
 松竹は過去において下記の通り「泉に対してみっともないほど媚びています」。泉を批判したことなど恐らく一度も無い。
 「共産を離党して立民に入党しろよ、止めないから」と言いたくなる醜態です。

立憲の党首選挙には意味があった | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2021.11.30
 先日、立憲の地方議員と飲んでいて、その人は学生時代から泉健太さんと親しい関係にあったらしく、ボランティアでいろいろ協力して活動していたことを話しておられた。党首選挙で支持しているのは別の人だったようだが、泉さんの根っからの市民運動家としての側面を教えてもらって、新しい発見があった。

立憲の泉さんは野党共闘深化に不可欠 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2021.12.1
 泉さんの勝利をお祝いします。

オンライン定着を感じさせました | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2022.10.28
 今回、初めて参加された政治家がいました。立憲民主党泉健太代表でした。私は初めてお会いすることになるので、ご挨拶した上で、今後の自衛隊を活かす会の取り組みをご紹介。次回のイベントのテーマは、立憲と維新が共闘できるテーマになるので、少し関心を持たれたようでした。

 勿論泉に反党行為を唆されたわけではなく「泉のリップサービス(松竹さんには期待しているなど)」を真に受けた松竹が「志位執行部を非難すれば泉が支持してくれる」と勝手に思い込んだだけでしょうが。
 しかし皮肉にも泉は松竹の期待に応えてくれませんでした。
 志位執行部が松竹除名にすぐには動かなかったのも「松竹の妙に自信満々な態度」から「立民の泉」「れいわの山本」等外部勢力と組んでの反党行為ではないかと危惧していたからではないか。その場合、松竹との対決は「松竹個人との対決」に留まらず「泉立民」「山本れいわ」等の党外政治勢力との全面戦争になりかねないからです。勿論「いよいよとなれば」志位氏も全面戦争を覚悟し、躊躇しないでしょうが。
 だから当初は規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健ということで志位氏、小池氏といった大幹部が相手するのではなく、様子を見ていたところ「泉、山本」等と言った外部勢力が松竹に冷淡であり、松竹が「外部勢力が支持してくれるはず」と馬鹿げた勘違いをしてるらしいことに気づいて躊躇無く除名に動いたのでしょう。
 反党行為もそうですが、「馬鹿げた勘違い」も松竹が「政治家の器ではないこと」を示していると思います。
 なお、以上は松竹記事に投稿しましたがどうせ掲載拒否でしょう。「自由な言論(松竹)」が聞いて呆れます。

*1:第四次伊藤内閣逓信相、第一次西園寺、第二次西園寺、第一次山本内閣内務相等を経て首相

*2:日銀総裁、第一次山本、原、田中、犬養、斎藤、岡田内閣蔵相、首相など歴任

*3:第一次大隈内閣文相、第二次山本、加藤高明内閣逓信相等を経て首相

*4:田中、斎藤内閣海軍相などを経て首相

*5:内田汽船創業者。床次同様、党の了解を得ずに入閣したため政友会から除名された。その後、東条内閣農商相。戦後、吉田内閣農林相

*6:床次同様、党の了解を得ずに入閣したため政友会から除名された。その後も林内閣農林相(逓信相兼務)、東条内閣農林相を歴任

*7:1863~1946年。第一次若槻、濱口、第二次若槻内閣農林相、立憲民政党総務会長、総裁、岡田内閣蔵相(商工相兼務)など歴任。戦後、日本進歩党総裁に就任するがGHQによって公職追放され政界引退(進歩党の後継総裁には幣原喜重郎が就任)。

*8:岡田内閣文相、広田内閣商工相を歴任

*9:加藤高明、第一次若槻内閣蔵相、第一次若槻内閣内務相などを経て首相

*10:第三次桂、第二次大隈内閣蔵相、加藤高明内閣内務相などを経て首相

*11:中曽根内閣科技庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相など歴任

*12:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相など歴任

*13:自民党に大部分が復党

*14:江田五月代表は日本新党に、菅直人副代表は新党さきがけに参加

*15:いずれも新進党に参加し解散

*16:「お互い妥協するのではなく共産だけが妥協するのかよ?」「それでも共産党員か?、そんなに立民が好きなら共産を離党して立民に入党しろよ、止めないから」と心底、松竹には呆れます。まあ、「原発問題(原発推進・連合の影響もあって後ろ向きな立民、脱原発の共産)」「消費税問題(昨年総選挙の消費税公約否定/枝野氏発言は不誠実/小池氏批判の枝野など増税派がゴロゴロいる立民、増税反対の共産)」等を考えれば「安保問題で共産が右に寄れば共闘が進む」と言う松竹の物言いは明らかにデマですし。そもそも共産どころか社民、れいわとの共闘も泉立民は後ろ向きなのに松竹も良くもデマが飛ばせたもんです。「デマ屋は黙ってろ」「党員にあるまじきクズは黙って除名を受け入れろ」と言いたい。

*17:但し松竹が外部勢力と談合したという話ではない。もしそうなら、松竹に対して現在、外部勢力(立民、れいわ、市民連合など)が冷淡なことに説明がつきません。松竹が自己を過信し「俺が立ち上がれば外部勢力が支援してくれる」と思い上がっていたと言うことでしょう。「自分が客観的に見れないらしい松竹は政治家の器ではない」と改めて思います。【追記】当初はそう思っていたのですが、山口二郎市民連合幹部の一人)など一部の人間が『松竹さんが志位批判に立ち上がれば市民連合が支援する』などと松竹を煽った可能性はあると考えが少し変わっています。