島田洋一
「保守派と言われながら性的少数者に優しい私」をアピールして「左にウイングを広げ」総理総裁の座を得る*1といった浅はかな発想は捨て、初心に還れ、左派が今さらあなたを支持することはなく保守派に嫌われるだけ*2と（ボーガス注：稲田を第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長、第三次安倍内閣防衛相に重用した）安倍首相がいくら説いても稲田朋美氏は聞く耳を持たなかった*3。
もはや自民党代議士である意味はない。議席を後進に譲ってLGBT弁護士として活動すべきだろう。
稲田への悪口雑言ですが拉致そっちのけで「反LGBT発言」にいそしむ島田の方こそ
でしょう。
島田洋一
消息通*4によれば、岸田首相はLGBTに関心がなく、党が割れる問題なのでタッチしたくない。
どこに辿り着くにせよ流されるままに、が基本スタンス。
結局、自民党保守派が、野党及び極左勢力と組んだ稲田朋美氏の暴走を止められるかどうかだ。
そもそも「党が割れる問題」ならば「無視できない数のLGBT法案支持者」が自民党内にいると言うことであり「稲田の暴走」と言える話ではないでしょう。
岸田の態度を「岸田はLGBT問題に積極的ではない→日和見」「我々には十分勝利（岸田が法案提出断念）の可能性がある」として「LGBT法反対派の戦意高揚を図ってる」のでしょうが島田のツイートは完全に論理矛盾しています。それにしても「極左勢力」とは具体的に誰のことなのか。「野党*5及び」ということは「極左勢力＝LGBT当事者団体」のことか。
というか、岸田が「法案検討」を指示したのは「萩生田政調会長（法案担当は勿論政調会長なので）」なのに何で「稲田云々」なのか。というか自民党保守派が、野党及び極左勢力と組んだ稲田朋美氏の暴走を止められるかどうかだというのは要するに萩生田（＝自民党保守派）への叱咤激励なのか。
島田洋一
米のトランスジェンダー水泳選手リア（元ウィリアム）・トーマス。男子時代は全米462位だったが女子に転向以来度々優勝。
ちなみに表彰台２位の選手（生来の女子）は東京五輪の銀メダリスト*6。
要するに、女子のトップアスリートでも中位の男子に勝てない。それが現実
「だから何だ」と言う話です。それが仮に問題だとしても島田等ウヨが強弁するような「トランスジェンダーの権利保護」が不要という話ではない。
そもそも「果たして問題なのか」とも言える。
自称「トランスジェンダー選手」が「勝つために虚偽申請してる」のではなく「本当にトランスジェンダーである」のなら「やむを得ない」と言う評価も一応可能でしょう。勿論「公平の観点」から「トランスジェンダー選手には大幅にハンデをつける」という方策もあり得ますが。
島田洋一
LGBT「理解増進」法というのも随分国民をバカにした名称だ。
自分たち国会議員はすでに理解しているが、愚かな一般人は理解できていないので勉強させるというわけか。
無茶苦茶な言いがかりで吹き出しました。
なお、LGBT当事者や支援者は
「理解増進ではなく差別禁止法を」 LGBTQ当事者団体が声明 | 毎日新聞2023.2.14
赤旗理解増進法でなく差別禁止法を/「ＬＧＢＴＱ＋緊急国会」が集会2023.2.16
「理解増進法では不十分」差別禁止条例に救われた性的少数者の訴え 実効性ある被害救済制度とは：東京新聞 TOKYO Web2023.2.18
ということで島田とは別の意味で「理解増進法」を批判しています。
*1:「大臣等を歴任して自民の大物になりたい」ならともかく果たして稲田が「首相になりたい」とまで「思い上がってる」かどうか？。
*2:「靖国参拝」「九条改憲、岸田軍拡支持」の稲田が「左派に好かれよう」とは思ってるわけもないし、そもそも自民党でも「リベラル派（今や自民において絶滅危惧種ですが）」ならLGBTの人権擁護には好意的でしょう。そもそもウヨ政党「国民民主や維新」ですら「LGBT法案賛成」なので島田には「はあ？」ですね。いずれにせよ世論調査に寄れば「LGBTに冷たい」よりも「温かい」方が「社民、共産と言った左派政党支持層は勿論」今や自民、国民民主、維新といったウヨ政党支持層ですら多数派のようです。
*3:島田は稲田を批判してるつもりのようですが、むしろ「菅、岸田首相時代は稲田（一応安倍派）は安倍に距離を置き始めたし、安倍もそれになすすべがなかった（さすがにその程度では安倍も稲田の安倍派からの追放などしない）」ということで「首相辞任後の安倍の政治力衰退」をさらしてるような気もします。
*4:存在するか怪しい、島田が捏造した架空人物の疑いすらある正体不明の「消息通」という辺りが失笑モノです。
*5:ここで島田が言う野党に「何が入ってるのか」も気になるところです。なお、俺の認識では左派の社民、共産は勿論、極右の維新ですら少なくとも建前上はLGBT法案に賛成しています。今や「本音はともかく」公然と反対する方が少ない。
