「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年6/17日:島田洋一の巻)

島田洋一
 LGBT利権法成立。
 多くの民間有志が反対の声を上げ、中堅若手に気骨を見せた議員はいたが、呼応して立ち上がる保守派の有力政治家はいなかった。
 色々計算があったのだろうが、「いつ勝負するのか。今だろう」との思いは禁じ得なかった。
 向こう傷を恐れぬ姿勢がなければ求心力は得られない。

 よほど実名で批判したくないのか「保守派の有力政治家」の名前を挙げない点が滑稽です。恐らく「下村・元政調会長」「高市経済安保担当相」「萩生田政調会長」辺りのことでしょうが。

島田洋一
 「LGBT法案については、元の自民・公明案のままなら私も賛成出来ないと考えていました」
 それならなぜ有志議員が苦しい戦いを戦っている時に声を上げなかったのか。
 「内閣の一員だから」なら岸田や木原誠二と変わらない。
 高市氏にはなお期待し、頑張ってもらいたいが今回の振る舞いは残念だった。
 自民党内で同志が戦っている時に堂々と発信し「(ボーガス注:大臣を)解任するならしてみろ」と岸田に迫る気概が欲しかった。
高市早苗*1
 いわゆるLGBT法案については、元の自民・公明案のままなら私も賛成出来ないと考えていました。維新・国民との修正協議により、民間団体の活動促進は削除され、全ての国民の安心の為に政府が指針を策定する規定が追加され、保守系識者から指摘されていた懸念点は一定程度、解消されたと判断しました。

 
 「一応非難してる」とはいえ、高市に対する態度が「稲田*2」に比べ随分とぬるいもんです。稲田相手には「稲田は政界から引退しろ」「自民は公認するな」とまで罵倒してましたからね。

島田洋一
 このウソのつき方は「俺は女も客もだませる」と自信を持つ「ピンサロ*3のフロアマネージャー」こと木原誠二*4だろう。
 選挙のシミュレーション結果が余りに悪かったので解散できなくなった、が明らかに真相。
官邸幹部 「解散に傾いたことは全くない」「今日決まった」 | 毎日新聞
 岸田文雄首相が今国会中の衆院解散を見送る意向を表明したことを巡り、官邸幹部は15日、記者団に「官邸内で解散に傾いたことは全くなかった。首相から解散なんてことは聞いたことがない*5」と述べた。

島田洋一
 岸田首相、支持率低下のショックか、(ボーガス注:NHKの動画では)ろれつが回っていない*6が、(ボーガス注:LGBT法案で?)保守層をここまで馬鹿にした以上、再浮上はない。
岸田首相 “今国会の会期内では衆議院を解散しない” | NHK

島田洋一
 自民党の調査で、支持率低下が予想以上だったため解散できなくなったという。自業自得だろう。

 LGBT法案がよほど気に食わないのか、他にも理由があるのか、随分と岸田を嫌ってる物だと吹き出しました。
 これが岸田以外の総裁(特に安倍)なら「いつ解散するかは首相の自由判断」として「(息子の醜聞等による支持率低下などで)解散できないのだろう、無様だ」等という悪口には、自民支持者としてムキになって怒っていたでしょうに。

*1:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て現在、岸田内閣経済安保担当相

*2:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相等を歴任

*3:ピンクサロンの略称(ピンクサロン - Wikipedia参照)

*4:第二次安倍内閣外務大臣政務官、第三次安倍内閣外務副大臣などを経て岸田内閣官房副長官(岸田派所属)

*5:「マスコミが虚偽報道した」または「一部の与党、政府関係者が何故かマスコミ相手にデマを流した」と事実上、言ってるような酷い話で見え透いたデマです。というかそもそも岸田や茂木幹事長自身が「不信任案が提出されれば当然解散もありうる」と発言したのによくもこんなことが言えたモンです。

*6:「ろれつが回ってない」と言うほど酷くはありませんが、緊張してるのか、岸田が「アーウー」の大平のような物言い(言葉を慎重に選ぼうとしエーなどが多い)なのは事実です。