今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する(2023年2/28日分)

考える人のための「歴史総合」全6巻が発売に | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 松竹の記事には

◆全回に参加して、知的刺激に満ちた時間を過ごすことができました。
◆世界観、歴史観を探求するシリーズになっています。
◆「国民」とか「地域」とか「支配」とか、わたしたちがこの日本で生きていく上で直面するいろんなことを、どう考えればいいのかの素材を提供してくれます。

などという「抽象的な言葉しか出てこない」のだから読む気が失せることこの上ない。
 どこが「今までの歴史研究と違う、と松竹は思っているのか」無能な松竹には語ることができないようです。「全回参加した」と自慢したところで「松竹が学者の議論をまともに理解していたかどうか」甚だ疑わしい。まあ疑えば「そもそも参加してなかった(参加とは松竹の虚言)」可能性もありますが。
 俺が「著者の学者」なら「何だこのしょっぱい、内容に乏しい宣伝は」と呆れてるところです。
 なお、以上のコメントは松竹記事に投稿しましたがどうせ掲載拒否でしょう。「褒め言葉以外は掲載しないクズ」、それが松竹です。
 ちなみに著者と著書名は以下のようです。

【1】さまざまな歴史世界(渡辺信一郎*1
【2】さまざまな国家:一七世紀以前の世界(井上浩一*2
【3】「近世」としての「東アジア近代」(桃木至朗*3
【4】「近代」とは何か(井野瀬久美恵*4
【5】戦争と社会主義を考える(久保亨*5
【6】日本史の政治哲学(小路田泰直*6

ということで

邪馬台国ビザンツ帝国、秦や漢、ベトナムの王朝などを事例にして、それぞれの専門家が議論

というのはそれぞれ過去の業績(著書)から「邪馬台国=小路田(但し、彼は「邪馬台国」専門ではないので「邪馬台国の研究者」とは言いがたいように思いますが)」「ビザンツ(東ローマ)=井上」「秦や漢=渡辺」「ベトナム=桃木」「など=それ以外の2人(近現代英国の井野瀬、近現代中国の久保)」なのでしょう。「など」で軽く処理してることを素直に考えれば松竹は「近現代英国の井野瀬、近現代中国の久保」にはあまり興味が無いのでしょう。
 なお、歴史総合でググると以下の通りいろいろとヒットします。機会があったら何か読んでみようかという気もします。

◆冨田武*7『ものがたり戦後史:「歴史総合」入門講義』(2022年、ちくま新書)
歴史学研究会編『「歴史総合」をつむぐ:新しい歴史実践へのいざない』(2022年、東大出版会

岩波新書「シリーズ「歴史総合」を学ぶ」】
◆1巻
成田龍一*8編『世界史の考え方』(2022年、岩波新書)
◆2巻
成田龍一『歴史像を伝える: 「歴史叙述」と「歴史実践」』(2022年、岩波新書)

清水書院・歴史総合パートナーズ】
◆1巻
上田信*9『歴史を歴史家から取り戻せ!:史的な思考法』(2018年)
◆2巻
青木康*10『議会を歴史する』(2018年)
◆3巻
川村肇*11『読み書きは人の生き方をどう変えた?』(2018年)
◆4巻
飯島渉*12感染症と私たちの歴史・これから』(2018年)
◆5巻
坂田美奈子*13『先住民アイヌはどんな歴史を歩んできたか』(2018年)
◆6巻
胎中千鶴*14『あなたとともに知る台湾:近現代の歴史と社会』(2019年)
◆7巻
小川輝光『3・11後の水俣/MINAMATA』(2019年)
◆8巻
大澤広晃*15帝国主義を歴史する』(2019年)
◆9巻
渡部竜也 *16『Doing History:歴史で私たちは何ができるか?』(2019年)
◆10巻
中山大将*17『国境は誰のためにある?:境界地域サハリン・樺太』(2019年)
◆11巻
宮澤光*18世界遺産で考える5つの現在』(2020年)
◆12巻
安田敏朗*19『「国語」ってなんだろう』(2020年)
◆13巻
森村敏己*20『なぜ「啓蒙」を問い続けるのか』(2020年)
◆14巻
池田勇太*21『武士の時代はどのようにして終わったのか』(2021年)
◆15巻
坂本悠一『歴史からひもとく竹島/独島領有権問題:その解決への道のり』(2021年)
◆16巻
黒岩幸子*22北方領土のなにが問題?』


外国特派員協会のスピーチ(2023.2.27)英文 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 俺が英語が全然ダメなので「何もしません」が英語のできる人は「松竹の日本語スピーチ」と付き合わせたら、どうかと思います。 
 「日本語と英文が大きく内容がずれる上」に「誤訳」ではなく「何らの不正な思惑」から「故意にやってる」なんてことも「反党分子」松竹では「否定できないと思います」ので。
 それにしても

 私の知り合いで英語翻訳で最高峰にある方にお願いしましたので、英語の勉強にもなるはずです。

というのには吹き出しました。
 名前も挙げずに「英語翻訳で最高峰」もないもんです。どこまでも自画自賛が酷い松竹です。
 なお、明らかに相手にされていませんが、英語での発信なら「産経新聞」もやっています(「日本」を発信する英語サイト ジャパンフォワード本格始動 - 産経ニュース参照)。中身が酷ければ英語発信しようと勿論相手にはされないことを松竹には忠告しておきます。
 なお、以上を松竹記事に投稿しますがいつものように掲載拒否でしょう。

*1:京都府立大学名誉教授。著書『中国古代国家の思想構造』(1994年、校倉書房)、『天空の玉座:中国古代帝国の朝政と儀礼』(1996年、柏書房)、『中国古代の王権と天下秩序』(2003年、校倉書房)、『中國古代の財政と國家』(2010年、汲古書院)、『中國古代の楽制と国家:日本雅楽の源流』(2013年、文理閣)、『中華の成立:唐代まで』(2019年、岩波新書)など

*2:大阪市立大学名誉教授。著書『ビザンツ帝国』(1982年、岩波書店)、『生き残った帝国ビザンティン』(1990年、講談社現代新書→2008年、講談社学術文庫)、『ビザンツ皇妃列伝』(1996年、筑摩書房→2009年、白水Uブックス)、『ビザンツ:文明の継承と変容』(2009年、京都大学学術出版会)など

*3:大阪大学教授。著書『歴史世界としての東南アジア』(1996年、山川出版社世界史リブレット)、『中世大越国家の成立と変容』(2011年、大阪大学出版会)、『市民のための歴史学』(2022年、大阪大学出版会)など

*4:甲南大学教授。著書『女たちの大英帝国』(1998年、講談社現代新書)、『フーリガンと呼ばれた少年たち:子どもたちの大英帝国』(1999年、中公文庫)、『大英帝国という経験』(2017年、講談社学術文庫)など

*5:信州大学特任教授。著書『戦間期中国〈自立への模索〉:関税通貨政策と経済発展』(1999年、東京大学出版会)、『戦間期中国の綿業と企業経営』(2005年、汲古書院)、『シリーズ中国近現代史4:社会主義への挑戦 1945-1971』(2011年、岩波新書)、『日本で生まれた中国国歌:「義勇軍行進曲」の時代』(2019年、岩波書店)、『現代中国の原型の出現:国民党統治下の民衆統合と財政経済』、『20世紀中国経済史論』(以上、2020年、汲古書院)など

*6:奈良女子大学教授。著書『日本近代都市史研究序説』(1991年、柏書房)、『憲政の常道天皇の国の民主主義』(1995年、青木書店)、『日本史の思想:アジア主義と日本主義の相克』(1997年、柏書房)、『「邪馬台国」と日本人』(2001年、平凡社新書)、『国家の語り方:歴史学からの憲法解釈』(2006年、勁草書房)、『卑弥呼天皇制』(2014年、洋泉社歴史新書y)、『日本憲法史』(2016年、かもがわ出版)など

*7:成蹊大学名誉教授。著書『スターリニズムの統治構造:1930年代ソ連の政策決定と国民統合』(1996年、岩波書店)、『戦間期の日ソ関係:1917-1937』(2010年、岩波書店)、『シベリア抑留者たちの戦後:冷戦下の世論と運動 1945-56年』(2013年、人文書院)、『シベリア抑留』(2016年、中公新書)、『日本人記者の観た赤いロシア』(2017年、岩波現代全書)、『シベリア抑留者への鎮魂歌(レクイエム)』(2019年、人文書院)、『日ソ戦争』(2020年、みすず書房)、『抑留を生きる力:シベリア捕虜の内面世界』(2022年、朝日選書)など

*8:日本女子大学教授。著書『司馬遼太郎の幕末・明治』(2003年、朝日選書)、『大正デモクラシー』(2007年、岩波新書)、『増補・〈歴史〉はいかに語られるか:1930年代「国民の物語」批判』(2010年、ちくま学芸文庫)、『近現代日本史と歴史学』(2012年、中公新書)、『戦後史入門』(2015年、河出文庫)、『加藤周一を記憶する』(2015年、講談社現代新書)、『近現代日本史との対話【幕末・維新─戦前編】』、『近現代日本史との対話【戦中・戦後―現在編】』(以上、2019年、集英社新書)、『増補・「戦争経験」の戦後史』(2020年、岩波現代文庫)、『成田龍一歴史論集1:方法としての史学史』、『成田龍一歴史論集2:〈戦後知〉を歴史化する』、『成田龍一歴史論集3: 危機の時代の歴史学のために』(以上、2021年、岩波現代文庫)など

*9:立教大学教授。著書『伝統中国:〈盆地〉〈宗族〉にみる明清時代』(1995年、講談社選書メチエ)、『東ユーラシアの生態環境史』(2006年、山川出版社世界史リブレット)、『貨幣の条件:タカラガイの文明史』(2016年、筑摩選書)、『人口の中国史:先史時代から19世紀まで』(2020年、岩波新書)など

*10:立教大学特任教授。著書『議員が選挙区を選ぶ:18世紀イギリスの議会政治』(1997年、山川出版社

*11:獨協大学教授。著書『在村知識人の儒学』(1996年、思文閣出版

*12:青山学院大学教授。著書『ペストと近代中国』(2000年、研文出版)、『マラリアと帝国』(2005年、東京大学出版会)、『感染症の中国史』(2009年、中公新書)など

*13:帝京大学教授。著書『アイヌ口承文学の認識論(エピステモロジー)』(2011年、御茶の水書房

*14:目白大学教授。著書『植民地台湾を語るということ:八田與一の「物語」を読み解く』(2007年、風響社)、『葬儀の植民地社会史:帝国日本と台湾の〈近代〉』(2008年、風響社)

*15:法政大学准教授

*16:東京学芸大学准教授。著書『アメリカ社会科における価値学習の展開と構造』(2015年、風間書房)、『主権者教育論』(2019年、春風社)、『社会科授業づくりの理論と方法』(共著、2020年、明治図書出版)など

*17:釧路公立大学准教授。著書『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成』(2014年、京都大学学術出版会)、『サハリン残留日本人と戦後日本』(2019年、国際書院)

*18:NPO法人世界遺産アカデミー主任研究員。著書『世界遺産のひみつ』(2019年、イースト新書Q)、『人生を豊かにしたい人のための世界遺産』(2022年、マイナビ新書)

*19:一橋大学教授。著書『「言語」の構築:小倉進平と植民地朝鮮』(1999年、三元社)、『「国語」と「方言」のあいだ』(1999年、人文書院)、『国文学の時空:久松潜一と日本文化論』(2002年、三元社)、『日本語学は科学か:佐久間鼎とその時代』(2004年、三元社)、『「国語」の近代史』(2006年、中公新書)、『辞書の政治学』(2006年、平凡社)、『国語審議会』(2007年、講談社現代新書)、『金田一京助と日本語の近代』(2008年、平凡社新書)、『かれらの日本語:台湾「残留」日本語論』(2011年、人文書院)、『漢字廃止の思想史』(2016年、平凡社)、『「てにはドイツ語」という問題:近代日本の医学とことば』(2021年、三元社)など

*20:一橋大学教授。著書『名誉と快楽:エルヴェシウス功利主義』(1993年、法政大学出版局

*21:山口大学准教授。著書『福澤諭吉大隈重信:洋学書生の幕末維新』(2012年、山川出版社日本史リブレット)、『維新変革と儒教的理想主義』(2013年、山川出版社)。勿論プロゴルファーの池田勇太 - Wikipediaではなく同姓同名の別人。今日の産経ニュース(2023年2/7、8日分)(追記あり:同姓同名って結構いるもんだと改めて思う) - bogus-simotukareのブログ(この記事では福田和子 - Wikipedia)での感想「同姓同名って結構いるもんだ」を改めて感じます。

*22:岩手県立大学特命教授。著書『千島はだれのものか:先住民・日本人・ロシア人』(2013年、東洋書店ユーラシア・ブックレット