今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する(2023年4/12日分)

維新VSオール与党 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 大阪府知事選、市長選等での「維新VS反維新連合」をそのように描き出す維新ですが「デマも甚だしい」ですね。
 むしろ「国政での維新」がわかりやすいですが「自民の補完勢力」がよくもいったもんです。とはいえそうしたデマを鵜呑みにする人間もいることが恐らく躍進の一因の訳でそう対抗していくかは今後の課題ではあります。

 本日から上京します。選挙後、制約がなくなるのでメディアに出演しようと思っていて、その準備活動のようなものです。

 「出演しようと思っていて準備活動」と言うのが興味深い。つまりは「選挙中」も松竹は「統一地方選での党躍進」のために運動する気はかけらもなく「メディアが選挙への影響を恐れるために接触してこないのはつらい」「選挙が終わったら積極的に活動したい」だったのでしょう。
 というか「4/23の選挙まで、あと残りわずか」とはいえ「4/23の選挙前」にこうしたことをよくも堂々と書けたもんです(この松竹記事は4/20掲載)。俺が「松竹の立場」なら「統一地方選より自分の宣伝がそんなに大事か」「それでも自称『除名撤回を求める党員』か、恥を知れ」等と党員、後援会員等、党の支持者に非難されるのが怖くてこんなことは書きません(呆)。ずいぶんな蛮勇です。それとも無神経と言うべきか。
 まさに「党を除名されて当然の反党分子」らしい「振る舞い」というべきでしょう。こういうのを「問うに落ちず、語るに落ちる」と言います。

 いまの維新の勢いはすごいと思いますが、別の視点で見ると、大阪の地域政党だと思われていた維新であっても、数年でこれだけの躍進ができるということです。参政党にしても、ごく数年で存在感を示せた。

 ここで「左派のれいわ」を上げない辺りが松竹らしい。
 これは「れいわ」が統一地方選前半戦で不振だからではなく、「ウヨの松竹」に取って持ち上げるべきは「右翼政党」なのでしょう。
 なお、「油断は禁物」ですが維新は「今でも関西(特に大阪)がメイン」ですし、参政党に至っては「共産を下回る支持率、議席」です。過小評価はできませんが、松竹のような過大評価も論外でしょう。

 共産党だって、ここまで後退したとはいえ、やり方次第ではかつての輝きを取り戻せるかもしれない。それを示していくことが、私の役割かもと思う日々です。私の立候補宣言は、このままでは共産党が打撃を受けて、私も傷ついたという最悪の結果なので、そこを挽回していくつもりです。

 松竹にとっては「そう宣伝せざるを得ない」のでしょうが「党内にも党外にもどう見ても大して支持者がいない」のに「どうすればそんなことができる」のか。特に党外でほとんど支持者がいないというのは痛いでしょう。
 ここまで「党外で支持者がいない」とは松竹も思ってなかったのではないか。
 俺から言わせれば「共産支持層の多くは松竹のような右翼的安保政策を支持するわけがない」し、一方で「与党支持層」「非共産の野党支持層(立民、社民、れいわ)」にとっても「松竹が魅力的」とは思えないので「当然の話」なのですが。
 松竹が除名後、自主的に離党しない(除名撤回を目指すと主張)のも「奴がどう強弁しようとも」、党外に支持者がほとんどおらず離党したら急速に忘れ去られる、終わると思ってるからでしょう。
 「当初はともかく」松竹も今や何処まで本心で「党勢拡大」など思ってるかどうか。自分の面子丸つぶれになるので「うかつに引き返せなくなった、うかつに軍撤退ができなくなったプーチン」と同じで「そのように強弁してるだけ」ではないか。
 なお、別記事でも書きましたが「統一地方選前半戦での共産党の後退」は松竹の除名とはほとんど関係ないと思います。というか今更そんなことを言うなら「統一地方選後」に反党行為をすべきだったのではないか(勿論衆院解散の時期によっては、反党行為が選挙戦を直撃しますが)。これでは「やはり統一地方選挙で党のイメージダウンを狙い打撃を与えることが目的か」と疑われても文句は言えないでしょう。
 それにしても「私も傷ついた」と言うのが興味深い。これは単に「除名された」ということではなく、「党内でも党外にも松竹支持者がほとんどいない」ということを「事実上認めている」といっていいでしょう。松竹のコメント欄も「特定の常連コメンター」以外はコメントがほとんどない惨状です。


5月5日、東京で高橋悠太さんと対談します | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

核兵器のない世界へ〜異色の対談
 核兵器禁止条約が発効し、締約国会議も開催されましたが、核のない世界を実現する道は、なかなか険しそうです。
そんな中、日本には何ができるでしょうか。

 「日本共産党への非難」を前面に打ち出していないことが興味深い。松竹も「ただの反党不満分子」と世間に見なされることに対し不満を感じ「志位執行部批判だけしているわけではない」「真面目に核廃絶などを考えてる」とアピールすることに決めたようです。それにしても「松竹ごときと対談したがる人間がいる」と言うことが驚きです。
 なお、今回は掲載拒否されず

それいけ雲呑麺
 「日本共産党への非難」を前面に打ち出していないことが興味深い。松竹も「ただの反党不満分子」と世間に見なされることに対し「真面目に核廃絶などを考えてる」とアピールすることに決めたようです。

として松竹記事にコメントが掲載されました。


避戦の安全保障論・了 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 敵の基地を攻撃しないかぎり日本の国土と国民を守れない場合、そのための能力を保有することは専守防衛の範囲に入る

 というのは松竹の勝手な決めつけにすぎません。争いのない事実では全くない。
 むしろ以下の指摘があります。

米と一体 先制攻撃に 憲法と「専守防衛」覆す/敵基地攻撃能力 志位委員長の追及2023.2.1
 志位氏は「専守防衛」に関する確立された政府見解である、1972年10月31日の衆院本会議での田中角栄*1首相(当時)の答弁を紹介し、見解をただしました。
 同答弁は専守防衛について、「もっぱらわが国土及びその周辺においての防御を行う」ことだと定義。「相手の基地を攻撃することなく」と述べ、「敵基地攻撃」を明確に否定しています。

敵基地攻撃能力の危険 志位委員長質問が明らかにしたもの(下)/憲法解釈と専守防衛を覆す2023.2.8
 志位氏は1972年10月31日の衆院本会議での田中角栄首相の答弁を紹介。ここでは、「専守防衛ないし専守防御とは、防衛上の必要からも相手の基地を攻撃することなく、もっぱらわが国土及びその周辺において防衛を行う」ことだと明確に述べています。志位氏は、「『専守防衛』と敵基地攻撃は両立しないことは、この答弁でも明らかだ」と追及しました。

 いずれにせよ共産党どころか、多くの左派、護憲派はそんな立場ではない(敵基地攻撃否定論)なので、こんなことを主張したら党勢拡大どころの話ではない。かえって党勢が衰退します。
 そしてこのように「党見解に反すること」を躊躇なく放言する松竹が「党規違反」で除名されるのは当然と言うべきでしょう。

*1:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相