今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する(2023年3/27日分)(副題:改めて『松竹も完全に終わったな』と思う)(追記あり)

避戦の安全保障論・4 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 専守防衛というのは、国民の犠牲の上に成り立つ戦略なのである。これを「本土決戦」型と呼ぶ人がいて、さんざん敵国の領土をふみにじった末の第二次大戦末期の日本を想像させるので、適切なたとえではないが、内容は似たようなものである。専守防衛を選び、かつ敵基地攻撃はしないという道を選ぶ場合、多大な犠牲を甘受するだけの覚悟が必要なのだ。

 「産経新聞や荒木和博、島田洋一などのウヨ」と同レベルのデマ「『憲法九条の専守防衛』とは『沖縄戦のような焦土作戦』と同じ」をまさか松竹が放言するとは思いませんでした。俺の松竹理解もまだ甘かったようです。以前から松竹を批判してきたとはいえ、正直、俺は「松竹はもう少しまともか」と過大評価していました。
 実際には「焦土作戦となった沖縄戦」当時の「日本」が専守防衛では勿論なかったように「専守防衛」と「焦土作戦」とは全く関係ない。
 あるいはベルリン市街戦 - Wikipediaも「焦土作戦」でしょうが勿論ナチスドイツも専守防衛ではない。
 「相手の軍事力が自分の軍事力を大幅に上回れば」降伏しない限り焦土作戦になるし、一方、「自分の軍事力が相手の軍事力を大幅に上回れば」専守防衛でも焦土作戦にはなりません。
 そもそも何処の世界に「焦土作戦になっても専守防衛支持」なんて人間がいるのか。いるわけがないでしょう。「焦土作戦にならないと思ってるから」専守防衛支持のわけです。
 かつこの松竹の放言は「焦土作戦が嫌なら専守防衛など辞めて、岸田の敵基地攻撃論を承認すべきだ」という主張としか理解できないでしょう。「是非はひとまず置く*1」としても、これのどこが「党方針の枠内(松竹の強弁)」なのか?(党方針は勿論専守防衛支持、敵基地攻撃論反対)。「岸田の敵基地攻撃論・容認」の松竹はもはや離党して「岸田自民党に正式に入党」したらどうなのか。
 もはや松竹は「除名されて当然の右翼分子、デマ分子、反党裏切り分子」であることを日々露呈していると言っていいでしょう。
 松竹を評価する人間は「共産党に敵意や偏見といった否定的な感情があって、共産党批判者なら、その人物(今回は松竹)の主張をまともに分析せずに無条件で正しいと思い込む反共バカ」か「松竹と同レベルの右翼」かどっちかでしょう。どっちであれろくでもない。
 そしてこの「松竹の右翼放言」からはやはり「党首公選制」とは「右翼放言を理由に批判されてもごまかすためのデコイ(囮)」だったとみるべきでしょう。
 実際、松竹もマスコミ相手には「党首公選制」と「除名は不当」をアピールしており、「右翼的安保論」については適当にごまかしてるようですが(とはいえそのマスコミも最近では共産党・除名処分 松竹伸幸が語る真相「調査の時は納得してくれた様子でした」(1/3)〈週刊朝日〉 | AERA dot. (アエラドット)週刊朝日3/31号)、《米国では「ジェネレーション・レフト」という言葉も生まれている》斎藤幸平氏が日本共産党を除名された松竹伸幸氏にエール(文春オンライン) - Yahoo!ニュース*2(月刊文春3月号)など一部のメディアに限られてるようですが。「松竹に変な思い入れを持つメディア」を除き、ほとんどのメディアにとって松竹除名騒動は既に賞味期限が落ちてきたという事でしょう。)。
 いずれにせよ松竹のような右翼分子の安保主張を「採用する」など「ウヨの泉を代表にして左派、リベラル派の離反を招いた立民」のようなもんで、かえって「左派、リベラル派」は離反して、党勢が衰退する。勿論こんな奴を「党首(委員長)にする」等論外です。
 というか、ここまで酷いともはや共産党どころか、社民党や「立民党左派、リベラル派(例:菅直人氏、辻元清美氏)」といった「他の左派、リベラル派」も松竹を相手にしないでしょう。安保施策があまりにも右寄りすぎて、立候補したところで共産どころか社民(社民は一応党首公選)など他の左派政党ですら支持者はほとんどいないでしょう。
 「kojitaken」「紙屋研究所」「阿部治平」「広原盛明」「朝日新聞毎日新聞」「内田樹」など松竹をやたら持ち上げる連中にも「お前らもこんなふざけた認識なのか?」と問いただしたいですね。左翼や護憲派なら「共産党支持者ではなくても」松竹のこうしたデマ暴言を批判するのは当然です。それもしないで「松竹を持ち上げて」、自称護憲派軍縮派の「kojitaken」「紙屋研究所」「阿部治平」「広原盛明」「朝日新聞毎日新聞」「内田樹」らは何が「護憲、軍縮」なのか(呆)。
 とはいえ、さすがに彼らの多くも「松竹の右翼性」にはついていけず、松竹支持は辞め、ただし、今更松竹批判もできず「黙り」になるのではないか。彼らが志位執行部を今後批判する場合も「もはや松竹を持ち出さなくなる」のではないか。
 松竹の非常識な暴言には怒りを禁じ得ませんが、一方で今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する(2023年3/25日分)(副題:改めて『松竹も完全に終わったな』と思う)(追記あり) - bogus-simotukareのブログにも書きましたが、改めて『松竹も完全に終わったな』と思います。
 ここまで松竹が酷いと「奴の反党行為に呼応する党員、後援会員、支持者」もさすがに少ないのではないか。「不幸中の幸い」と言うべきか。
 なお、以上については松竹記事に投稿しましたがいつも通り「掲載拒否」でしょう。「自由な言論」が聞いて呆れます。
 さて松竹の「非常識な右翼記事」も酷いですが、コメント欄もそれに輪をかけて酷い。「松竹ですら」まともに見えてくるほどの「非常識右翼」です。あるいは松竹記事と関係ない党への悪口雑言。
 そして「こんな酷い右翼コメントを掲載許可」しながら、「俺の松竹批判コメント」は「ほとんど、いつも掲載拒否(ごく稀に掲載許可)」なのだから怒りを禁じ得ませんね。
 自分で引用していても「胸くそが悪くなってくる」のですがいくつか紹介しておきます。

kgtk6688
 反共だとか統一協会だとか言い出した時点で、その選挙区は負けが決定だと思います。

 おいおいですね。「松竹記事の趣旨と何一つ関係ない」党への悪口雑言です。実際に統一協会が反共攻撃を仕掛けてる以上それへの反撃は当然必要でしょう。
 一方でまさか「反共攻撃や統一協会」ばかりをアピールしてる選挙区があるわけもない。当然、「必要十分かはともかく」、それとは別途、「地域にそった政策アピール」などもしているわけで、こうした因縁は「党の統一協会批判」を歪曲し誹謗するものでしかない。よくも松竹もこんなコメントを掲載許可するもんです。


 仏印への駐留はフランス国との合意で行われており、先の大戦が東アジア*3地域の独立を早めた側面があった

 完全な侵略正当化ですね。合意と言っても当時のフランス政府は「いわゆるビシー政権(ナチスの傀儡)」です。
 また「仏印(現在のベトナム)」が独立したのは「日本が敗戦したから」ですし、日本敗戦後、すぐに独立できたわけではなく「宗主国フランスとの戦い」が続いたわけです。これはベトナムだけでなくインドネシア(オランダ領)なども宗主国との戦いが続いたわけですが。
 また仏印への進駐は「次はフィリピン侵略か」との疑念を米国に与え「対日経済制裁」を招くことになります。あげく外交交渉で「経済制裁解除→日米関係改善」ならまだしも逆に「対米戦争」に突入したわけです。
 というかそもそもこんな「戦前日本の侵略正当化」と松竹記事と何の関係があるのか。


 共産党や他の左翼が主張するような日本だけが悪である*4とする自虐史観的な主張には賛同できません。

 自虐史観などというウヨ発言をする人間が松竹支持を表明しても『反動右翼のあんたに支持されても迷惑だ、むしろ党執行部などから『松竹もここまで右翼転落した』と馬鹿にされる』『俺は自虐史観なんて立場ではない』などと反論一つしないのだから松竹のバカさには呆れます。というかそもそもこんな「戦前日本の侵略正当化」と松竹記事と何の関係があるのか。


 ニューズウィークによると、当初はウクライナではなく日本に侵攻する計画もあった

 呆れて二の句が継げませんね。どう見てもガセネタでしょう。そんな報道は他メディア(NHK朝日新聞など)でされてないし、プーチンの日頃の言動から見て、優先順位が「日本侵攻>ウクライナ侵攻」のわけがない。
 こういう気違いウヨばかりがコメントし、まともな人間が全くコメントしないことについて松竹には「何か思うこと」はないのか。恥ずかしいとは思わないのか。

パトラとソクラ
 核抑止を本気で考えると、日本維新の会が主張している核シェアリングを考えるしかないように思う。

 今の松竹を象徴するコメントと言っていいでしょう。結局、松竹が「自分の方針は党方針の枠内(明らかに虚言)」とどう強弁しようと「安保面での松竹支持者」とはこういう極右連中ばかりの訳です。「党方針の枠内」でどうして「維新支持」のコメント者が松竹支持を表明するのか?
 なお、松竹記事にはそもそもコメントが少ない上にそのコメント者は上に紹介したkgtk6688パトラとソクラなど特定の人間に限られています。しかもそのコメントが酷い代物ばかりなのだから「やれやれ」ですね。

【追記】
倉重篤郎のニュース最前線:岸田軍拡もう黙って見ていられない 河野洋平・元衆院議長、緊急直言! | 毎日新聞
 「もっと早く言って欲しかった」と思う気持ちはありますが、まあ言っただけマシではあります。
 しかし「元自民党総裁河野洋平氏と比べても明らかに「松竹の安保主張」は「右翼」でしょう。「除名された反党分子」とはいえ元共産党員が「リベラル派、ハト派とは言え、元自民党総裁」よりも「安保政策が右寄り」とはマジで脱力します。

*1:勿論俺は非の立場ですが

*2:松竹なんぞに同調する斎藤某氏には心底呆れます。

*3:仏印は東アジアではないので東南アジアの誤記。なお、当時の「東アジアの植民地」と言えば日本が支配した韓国と台湾です。

*4:勿論「共産党に限らず」、戦前日本の侵略や戦争犯罪南京事件731部隊バターン死の行進など)を批判する人間の多くは「米国の原爆投下」「ソ連のシベリア抑留」等を批判してるので「日本だけが悪」というのは完全にデマです。なお、そうした「戦前日本」批判派は勿論「必ずしも左翼」ではなく穏健保守もいます。